2018.04.05

【ボリビア】

■政府、CIDHに反発 Correo del Surの記事
政府は、米州人権委員会(CIDH)に反発を示した。2009年4月、ラパス市内のラス・アメリカスホテルで行なわれたテロ事件捜査について、CIDHは人権上の大きな問題があったと指摘したものだ。これにエボ・モラレス大統領は反発し、過剰なテロリスト擁護にあたるとツイッターを通じて批判した。

■10日に新10ボリビアーノ札発行 La Razónの記事
この10日に、新しい10ボリビアーノ札が発行されるという。中央銀行は現行の紙幣のデザイン変更の方針を示し、第一弾として10ボリビアーノ札が近く発行されると発表していた。新紙幣のデザインは明らかになっていないが、インディヘナ(先住民)の英雄の肖像が使用されているという。10日にエボ・モラレス大統領が発表する。

■司法、ゴニ判決を評価 La Razónの記事
司法は、米国の司法が元大統領のゴニこと、ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサーダ被告に対し下した判決内容などを、精査し評価している。在任中の2003年10月、国内でガス戦争が生じて50人以上が死亡した。この件についての裁判がフロリダ州で行なわれていたが、司法はこの裁判内容の精査を行ない、国内司法との整合性があるか確認しているという。

■コカ葉農家との対立が先鋭化 La Razónの記事
政府と、ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家の団体との間の対立が、先鋭化している。先週、ラパス内ではAdepcocaによるデモ隊と警官隊との間で、激しい衝突が起きたばかりだ。ユンガス地方で与党MASの施設に火が放たれるなど、団体側も対応を激化させている。カルロス・ロメロ大臣は、同団体がラジカルすぎると批判した。

■小型機事故、男性が死亡 El Díaの記事
サンタクルスのトレス・クルセスで小型機が墜落する事故が起きた。この小型機は単発機で、飛行中に何らかの理由でエンジンが不調となり、この事故に至ったとみられるという。この事故で、機体を操縦していた29歳の男性が、死亡している。事故調が事故が起きた原因などについて、詳しく調べている。

■サンタクルス-チュキサカ県境闘争 Correo del Surの記事
サンタクルス県とチュキサカ県の間の県境をめぐる闘争で、政府に対し解決を要望する陳情が行なわれた。国内の9つの県の間にはそれぞれ、県境の未確定区間があり、争いも起きている。近年ではオルーロ県とポトシ県の間の紛争が生じたばかりだ。サンタクルス県側が、この事態の早期解決を求め、陳情を行なった。

■国民の飲酒、69% El Deberの記事
ボリビア国民の69%は、アルコール飲料を消費しているという。ウィルフレド・チャベス市民安全副相が明らかにした数字だ。同省はとくに若年層の過度の飲酒を問題視しているが、一方で国民全体でのアルコール消費の削減を図りたい姿勢も示している。発表されたデータによると、飲酒習慣がある国民は19歳で酒を飲み始めているという。

■ナンバープレート密売摘発 El Díaの記事
車のナンバープレートを盗むなどし、インターネットを通じて販売していた密売組織が摘発された。身柄を拘束されたのは15歳から17歳の若者らで、偽造ナンバーを400ボリビアーノ、盗難ナンバーを900ボリビアーノで販売していた。販売されたこれらのナンバープレートは、密輸車輛などに使用されていたとみられる。

■密売取締り、武器保持へ La Razónの記事
陸路国境で密輸を取り締まる兵らは、武器を保持するようになるという。オルーロ県のチリ国境で兵2人が、武装した密輸グループに銃で撃たれ死亡する事件が起きたばかりだ。現在、この取り締まりにあたる兵らは丸腰だが、新たに一定範囲での武器の保持が認められるようになるという。

■チリへのボリビア移民、11万人 La Razónの記事
昨年、11万1011人のボリビア国民が、チリに移民したという。チリの移民局が移民の実態についての数字を明らかにしたものだ。同国に移民したボリビア国民の数は2014年には3万6036人で、この3年で3倍以上に増えたことになる。よりよい生活や仕事などを求め、国外に移民するボリビア国民は、今も多い。


【ペルー】

■クスコ、ジップライン事故 Correo Perúの記事
クスコ、マラスのアトラクションで事故があり、2人が死亡した。張られたワイヤーロープをプーリーという滑車で滑り降りるジップラインで、ワイヤーの問題から乗っていた2人が投げ出されたものだ。死亡したのはリマ出身の29歳の観光客女性と、23歳のガイド男性だ。このジップラインはバジェ・サグラド(聖なる谷)の人気スポットとなっていた。

■ビバ・エア・ペルー、苦戦中 El Comercioの記事
国内初のLCC、ビバ・エア・ペルーが市場で苦戦しているという。同社は昨年5月に参入し、1年間の利用者目標を70万人としていたが、実際には45万人にとどまっているという。ライアンエア傘下の同社はビバ・コロンビアの成功モデルを採用したが、今の時点ではまだ苦戦中だ。同社は開業一周年を控え、新たなプロモーションを実施する。

■女生徒20万人にワクチン El Comercioの記事
国内ではこの11日から、9歳から13歳の女生徒20万人に、ワクチン投与が行なわれる。このワクチンは、ヒトパピロマウイルスに対するものだ。性交渉を通じて感染するこのウイルスにより、とくに女性は子宮頸癌のリスクが高まることが指摘される。性交渉を行なう前の女性に対する接種を、世界保健機関(WHO)が推奨している。

■ウミガメ、プラスチック死か Perú21の記事
ウミガメが、マイクロプラスチックにより死んだとみられる。タクナ県の海岸で、野生のウミガメ一頭が死んでいるのが発見された。専門家が調べたところ、マイクロプラスチックを摂取したことが死因とみられるという。細かなプラスチックの破片による海の汚染で、多くの海洋生物が危機に瀕していることが指摘されている。


【チリ】

■移民、60万人 La Terceraの記事
チリ国内に移民した外国人の数は、60万人にのぼるという。政府側が試算した数字を明らかにしたものだ。国内にはカリブ海のハイチから多くの移民が到来し、さらに昨年以降はベネズエラの経済難民の流入が続く。入管から滞在許可を得た移民は、今も増え続けている状態にあるという。

■大雨で橋に影響 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスで、大雨により橋が影響を受けている。1日に開通したばかりのエウセビオ・リリョ橋だが、大雨の影響で橋を支える法面の一部が崩落する事態が生じたものだ。今の時点で橋の通行には支障はないが、緊急の補修が必要な状態となっているという。


【アルゼンチン】

■ロシア船が撤収 ADNの記事
不明潜水艦捜索にあたっていたロシアの船が、撤収する。昨年11月15日、チュブ州沖で海軍のARAサンフアンが消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。ロシアの船が捜索に当初から参加していたが、数日内に撤収することをロシア政府が明らかにした。44人の乗組員家族は政府に、捜索継続を求めている。

■エセイサ、霧の影響 TNの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は、霧の影響を受けた。4日朝の時間帯、同空港一帯は濃い霧に覆われ、視界が300メートルを切った。このため同空港の滑走路は一時閉鎖され、到着便の多くはウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港に迂回した。この状態はおよそ1時間にわたり続いたという。

■スブテ、6日夜にスト Clarínの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)とプレメトロは、6日20時30分からストを行なうという。職員らの労働組合はこの日、朝からのストを計画していたが、同日に教職員らのストライキが予定されていることから、この実施時間帯をずらした。賃金待遇改善などの要求のため、20時30分から終電にかけ運休するという。

■国外航空会社、費用引下げへ Cronistaの記事
外国航空会社が国内空港に便を運航する際に必要な費用が、およそ3%引き下げられる。預かり荷物を扱う独占企業インテルカルゴが、徴収額を引き下げたものだ。マウリシオ・マクリ政権下で、国内航空事業に対する過度の保護政策が見直され、公正な競争を促進するための措置だ。2016年末以降、この費用は10%削減されている。

■AR、利用12%増 Infocieloの記事
アルゼンチン航空のこのセマナサンタ(聖週間)期間中の利用者は、前年同期に比して12%増えたという。同社が明らかにしたものだ。今季の利用総数は16万4276人で、14万7131人だった昨年同期から1万5千人以上増えた。旅行の繁忙期であるこの期間、プエルト・イグアスやバリロチェ、サルタなどの路線が好調だった。

■カウチャリ発電公園、着工 Télamの記事
フフイ州カウチャリの太陽光発電公園の建設が、いよいよ始まった。標高4千メートルのこの地のおよそ700ヘクタールの敷地に、発電用パネルが設置されるものだ。この建設を請け負ったのは中国、上海の企業だ。マウリシオ・マクリ政権は、再生可能エネルギーの開発を急いでいる。


【エクアドル】

■また爆発、4人逮捕 El Comercioの記事
エスメラルダス県のコロンビア国境で4日朝、また爆発があった。キニンデの橋近くで起きたもので、警察はこの爆発に関わった容疑で、4人を逮捕している。同地域では今年に入り、テロとみられる爆発事件が相次いでいる状態だ。今回の爆発では負傷者や、施設建物などへの被害報告はない。

■ラ・マナ、小川が氾濫 El Universoの記事
コトパクシ県のラ・マナで4日朝、小川が氾濫した。局地的な大雨が降り、この水が小川に一気に流れ込んだことから氾濫を招いたものだ。氾濫地点のすぐ近くの住宅1棟が被害を受けたが、人的被害は免れている。また氾濫場所近くの学校施設は影響を受けず、無事だったという。


【コロンビア】

■37地域、地雷フリー Carracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は4日、国内の37行政地域が新たに「地雷フリー」となったと宣言した。国内では長年にわたる内戦状態から、対人地雷の敷設が各地にあった。停戦合意を受けこうした地雷の除去作業が進められている。今回、地雷フリーが宣言された37地域は、15県にまたがる。

■ボゴタ、大雨被害 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、大雨による被害が報告されている。3日夜から4日早朝にかけて激し雨が降ったものだ。この影響で42番街では倒木が相次ぎ、26歳の女性と17歳の少年が負傷した。またこの雨のためテウサキリョとガレリアスでは、停電も発生した。13番街や68番街では、街路の浸水も報告されている。


【ベネズエラ】

■CIDH、真相究明求める Efecto Cocuyoの記事
米州人権委員会(CIDH)はベネズエラ政府に対し、カラボボ州で起きた事件の真相究明を求めた。先週、バレンシア警察の拘置所で事件があり、拘置中だった者ら68人が死亡した。当局側は当時職務にあたっていた警察官5人を逮捕したが、CIDHはこの事態が「人権上の危機」にあるとして、政府側に徹底した究明を求めた。

■マクロン氏、選挙認めない El Nacionalの記事
フランスのエマヌエル・マクロン大統領は、ベネズエラ政府が5月20日に実施を予定している選挙について、「認めない」と断じた。同大統領はこの選挙に公正性、民主性が欠如しているとして、フランス政府としてこの結果を受け入れないと断じた。同大統領はスペインに亡命した前カラカス市長、アントニオ・レデスマ氏とも面会した。

■アマクロ・デルタ、麻疹流行 Efecto Cocuyoの記事
オリノコ川の河口地域にあたるアマクロ・デルタが、麻疹(はしか)流行の震源地になりつつある。保健省によると同地域のトゥクピタ、ペデルナレスの両行政地域だけで、すでに12人が麻疹で死亡しているという。地域全体で感染が疑われる事例は160件にのぼる。ベネズエラ経済難民を通じた、麻疹の南米全体への蔓延が懸念されている。

■タマゴ1パック、最低賃金を上回る El Nacionalの記事
国内ではタマゴ1パックの価格が、最低賃金を上回ったという。スリア州で報告された事例だ。経済失政による物資不足とインフレの進行により、多くの国民が生活困窮に追い込まれている。政府側は随時最低賃金を引き上げているが、さらなる物価上昇が起きる悪循環に陥っている状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルラ氏についての審議続く El Paísの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏についての審議が、最高裁で始まった。同氏については汚職やマネーロンダリングの容疑で起訴され、下級審で有罪判決が出されている。最高裁は同氏の収監を含めた判断のため、審議を続けている。同氏は今年10月の大統領選出馬を準備している。

■ウルグアイ、UAEともビザ免除 El Paísの記事
ウルグアイ政府は、アラブ首長国連邦(UAE)との間で、ビザ免除を合意した。アリエル・アルトゥロ・ベルガミノ副外相がアブダビを訪れ、合意にこぎつけたものだ。観光やビジネスなどでの短期滞在の場合、ビザを取得することなく相互に入国できるようになる。ウルグアイは先週、モンゴルとも同様の合意を果たしている。