2018.04.10

【ボリビア】

■ペルー、エボの役割に期待 Correo del Surの記事
ペルー政府は、エボ・モラレス大統領が役割を果たすことに期待を示している。この13、14日にリマで米州サミットが開催される。しかしペルーを含む12か国の決定で、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は招待されない。同政権は反発しているが、盟友関係にあるモラレス大統領が説得、仲裁にあたることに期待を示した。

■エボとOdebrechtの関係、立証されず El Deberの記事
エボ・モラレス大統領とブラジルのOdebrechetとの間の関係は、立証されなかったという。与党MAS所属のフランクリン・フローレス下院議員が明らかにした。同社は南米各国で裏金工作をしていたが、モラレス大統領とも会談の約束をする電子メールの存在が明らかになっている。しかし同議員は、具体的関与は立証されなかったとした。

■チリに友好の考えはない El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、チリ政府にはボリビアとの友好関係の考えがない、とあらためて断じた。9日、セバスティアン・ピニェラ大統領が新たな移民政策の方針を示した。ベネズエラの経済難民への特別ビザ発給の姿勢の一方、同国に移民したボリビア国民について、扱いを厳格化する方針を示している。

■県境問題議論、再燃 La Razónの記事
県境の未確定部分をめぐる議論が、再燃している。インカワシの資源開発問題から、サンタクルス県とチュキサカ県の間でこの議論が沸騰している。同様の問題を抱えるラパス-オルーロ、オルーロ-コチャバンバ、オルーロ-ポトシ、パンド-ラパス県間での論争が、再び激化しつつあるものだ。

■COB、企業との交渉を否定 La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、民間企業との交渉は否定した。政府は毎年5月1日に、賃金の引き上げ幅などを発表している。これを前にCOBは、組合側の要望を政府側に伝える対話の場を持った。COBが求めた引き上げ幅について、中小零細企業などから不安の声が上がっているが、COB側は企業側との対話はしないと断じた。

■Adepcoca、流通市場模索か La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家の団体Adepcocaは、利ザヤの大きなコカ葉市場の創設、確保を目指しているという。アナリストらが指摘したものだ。同団体と政府側の対立が続くが、団体側は新市場の創設などを求めているという。コカインの原料になるコカ葉は、法令でその生産や流通が厳しく制限されている。

■サンタクルス、学校で爆発 El Deberの記事
サンタクルス市内の学校施設で、爆発があったという。この爆発音が轟いたことから校内の教職員と生徒だけでなく、周辺住民も驚いた。消防が出動する事態となったが、人的被害は出ていない。調べによると、校内施設の空調のメンテナンス作業中に、何らかの理由で爆発が起きたとみられるという。

■リュック問題、検察が捜査へ Correo del Surの記事
コチャバンバのリュック価格問題について、検察が調べを開始した。市内の児童らが通学時に使用する指定リュックについて、価格が法外に高く設定されていた問題だ。政府、経財相もこうした「ぼったくり」が経済的な問題を引き起こすと糾弾している。この背景などについて、検察が捜査を開始した。

■ラパス、電線地中化 La Razónの記事
ラパスでは、電線の地中化が図られる。市側が明らかにしたもので、市内中心部とソポカチ、サンミゲルの各地区の街路で、この事業を推進するという。中心街路では使用されていない過去の電線などが残され、まさに「混線」した状態の個所が多くあることが指摘されている。地中化事業で、すっきりとした街並みを目指す。

■ムルシアでモレナーダ La Patríaの記事
オルーロのダンスグループ「ラ・モレナーダ・セントラル」がスペイン南東部のムルシアで、ダンスを披露した。多くのラテンアメリカの移民が生活するこの町で、ボリビアのダンスを紹介するイベントが開催されたものだ。オルーロのカルナバルに毎年出場する同チームが、これに参加しダンスを踊ったという。


【ペルー】

■ビスカラ「過重価格は払わない」 Gestionの記事
前大統領辞任により3月21日に就任したマルティン・ビスカラ大統領は、公共工事に関して「過重な価格は支払わない」と断じた。国の公共事業について、価格の適正さへの疑問が国内で噴出している。汚職問題で辞任に追い込まれた前政権の轍を踏まないためにも、適正な価格での契約に弔意を払う姿勢を示した。

■ATSAが新路線 El Comercioの記事
航空会社ATSAが新路線を展開する。小型機を使用したチャーター便を展開する同社だが、旅客定期便を拡充する。新たにリマとチャチャポヤスを結ぶ路線を近く開設し、さらにウカヤリ県のアタラヤやティンゴ・マリア線を5月に、ナスカ線を6月に、そしてラ・リベルタ県のピアスへの路線を8月に開設するという。

■イキートスで大きな火災 Perú21の記事
ロレト県都イキートスで、大きな火災が起きた。ベレンの住宅地で起きた火災は、瞬く間に燃え広がった。この火災により被害を受けた住宅は数十棟に上るという。消防が消火活動を行なったが、水が不足し十分に機能しなかった。しかしそれでも、人的被害は奇跡的に免れたという。

■アレキパ、ワクチン1万3千本 Correo Perúの記事
アレキパに、麻疹(はしか)のワクチン1万3千本が到着した。今年に入り国内では、2000年以来18年ぶりとなる、麻疹感染者が確認された。ベネズエラの経済難民の到来で、難民を通じたこの感染症の広がりが懸念されている。県保健局は感染拡大を防ぐため、1~5歳の乳幼児へのワクチン投与を徹底する方針で、ワクチンを調達したものだ。


【チリ】

■LATAMスト、長期化の可能性 BioBio Chileの記事
LATAM航空のストライキは、長期化する可能性がある。同社の労働組合は10日午前0時から、ストライキに突入する。参加するのは940人の組合員で、決行となれば同社便への影響は必至だ。国内線、国際線のすべてが停止する可能性を指摘する声もある。このストは無期限で、労使間交渉が進まなければ長期化するおそれがある。

■スカイ、価格つり上げか La Terceraの記事
国内2位のスカイ航空が、価格をつり上げているとの告発がある。最大手のLATAM航空が10日午前0時からストライキに突入するが、競合路線の便の運賃を同社がつり上げているという。同社の国内便を利用しようとした議員が、告発しているものだ。大手流通傘下の同社は国内初の、LCCとして営業している。


【アルゼンチン】

■ポラール航空に認可 La Nacionの記事
政府は、LCCとして国内旅客航空事業に参入するポラール航空を認可した。同社はブエノスアイレスとサルタやバリロチェなどを結ぶ路線の展開を、予定している。国内ではこの1月に新規参入としては初めてのLCCとなるフライボンディが運航開始したが、体制面の不備などで批判が多い中、新たな企業への認可が下りた。

■政府、ロボットを調達か Infobaeの記事
政府は不明潜水艦捜索のため、専用のロボットを調達する可能性を示した。昨年11月15日、海軍のARAサンフアンがチュブ州沖で消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。ロシアでかつて使用されたロボットを参考に、水深1000メートルに耐えられる新たなロボットを調達する考えが浮上しているという。

■BsAs、デング21件 Télamの記事
ブエノスアイレスでの今期のデング感染事例は、21件となったという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではとくに夏の間、起きやすい。この1月1日以降の市内での感染例は21件で、このうちの多くは、ほかの地域から感染を持ち込んだケースとみられる。この蚊は黄熱病やジカ熱も媒介する。

■シェールガスに2億ドル投資 Télamの記事
シェールガスの資源開発に、2億ドルが新たに投じられる。ネウケン州の資源地域バカ・ムエルタに近い、エル・トラピアルでこの開発の可能性が浮上しているものだ。米国のオイル会社シェブロンが、この開発に向けこの巨額投資を行なうことを明らかにした。同社は近隣の町に、拠点をすでに設けているという。

■プンタ・モゴテスのクジラ、死す Télamの記事
マル・デル・プラタ近郊のプンタ・モゴテスの海岸に打ちあがったクジラは、結局死んだという。体長8メートルの若い雄のクジラが浅瀬に打ちあがり、身動きがとれなくなっていた。ボランティアらが海に帰そうと努力を続けていたが、このクジラは結局この場で死んだ。座礁した減否などは分かっていない。

■アスファルト需要が過去最高 Télamの記事
この3月、国内でのアスファルト需要が、月別では最高となったという。道路舗装に欠かせないこの素材のこの月の消費量は6万2073トンで、やはり多い水準だった1月の4万9630トン、2月の5万2936トンをも上回った。マウリシオ・マクリ政権は、必要なインフラ整備投資を積極的に進めている。


【エクアドル】

■サルマ、病院再開を求める El Comercioの記事
エル・オーロ県のサルマでは、病院の再開が求められている。市内のウンベルト・モリナ・アウストゥディリョ病院は昨年11月に閉鎖された。地震をきっかけに、過去の違法鉱山採掘による大規模地盤沈下が起きたためだ。しかしこの病院閉鎖で、多くの市民が医療を受けられず困っているという。


【コロンビア】

■カタールとエミレーツが関心 El Tiempoの記事
カタール航空とエミレーツ航空が、国内への乗り入れに関心を示しているという。民間航空局のフアン・カルロス・サラサール局長が明らかにしたものだ。両社を含む5つの外国航空会社が、国内就航に関心を示している状況だという。中東と国内を結ぶ路線は今はなく、実現すれば観光、ビジネス両面での効果が高いと期待される。

■シウダー・ボリバールで試運転 Caracol Radioの記事
メデジン近郊のシウダー・ボリバールで、都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)の試運転が始まる。テレフェリコは市内のメトロ(電車)とともに市民の重要な交通機関となっている。国際的なスタンダードでは50時間の試運転が一般的だが、運営側は400時間行ない、安全についての徹底をはかる方針だ。


【ベネズエラ】

■国内、選挙どころではない Caracol Radioの記事
国内は、選挙どころではないという状況にある。ニコラス・マドゥロ政権は5月20日に大統領選、議会選を前倒し実施する方針だ。しかし経済失政による生活困窮で、多くの国民にとって今は選挙運動や投票に神経を向ける状況にはないという。物資不足やハイパーインフレで、多くの国民が経済難民として国外に流出している。

■パナマ、さらなる制裁を検討 El Nuevo Heraldの記事
パナマは、ベネズエラに対しさらなる制裁を行なうことを検討している。パナマは民主主義が脅かされているとして、ニコラス・マドゥロ大統領を含む政府関係者55人の入国禁止などの措置をとった。マドゥロ政権はこれに対抗し6日、パナマとの経済関係の90日停止を発表し、コパ航空が運航を停止した。パナマは、経済面でのさらなる制裁発動を検討している。

■オルテガ氏への捜査を求める Carqcol Radioの記事
捜査当局はコロンビアに対し、前検察長官のルイサ・オルテガ氏への捜査を求めた。同氏はニコラス・マドゥロ政権に対する追及姿勢を続け、制憲議会により一方的に解任された。弾圧を受けるおそれがあるためコロンビアに亡命を果たしている。しかし捜査当局はこの際、違法に武器などを持っていたと主張している。

■チリ、難民ビザを発給へ Efecto Cocuyoの記事
チリ政府はベネズエラの経済難民に対し、特別ビザを発給する。セバスティアン・ピニェラ大統領が9日、明らかにしたものだ。生活困窮から国外に逃れる難民が続出しているが、チリは一時居住を認める特別ビザの発給を始めるという。ピニェラ大統領はこのビザについて「民主主義の責任のもとのビザ」と説明した。

■アルーバ、キュラソー線は再開 América Economíaの記事
国内とカリブ海のアルーバ島、キュラソー島、ボネール島を結ぶ航空便は、再開された。当局側は税関や移民などの問題から、これらの島々と国内を結ぶ航空便の運航を一時停止していた。しかしこれを解除し、運航できる状況となったものだ。パナマとの経済関係停止で、コパ航空が停止となり、国外とを結ぶ航空便の不足を補うための措置とみられる。

■パーキンソン病患者のデモ Vistazoの記事
難病であるパーキンソン病の患者や家族、支援者らがカラカスでデモ行進を行なった。国内では経済失政により医薬品の不足、涸渇が起きている。この病を抱える人に必要な医薬品の入手が難しくなり、多くの患者が困難な状況に直面しているとデモ隊は訴えた。血友病患者やHIV感染者なども現在、難しい時間を過ごしている。

■こどもへの予防接種運動開始へ El Carabobeñoの記事
保健省はこどもなどへの予防接種運動を開始する。生後6か月から15歳までのこどもたちに対し、麻疹(はしか)と風疹の混合ワクチンの接種を全国で行なう。同省はこのワクチンを413万本用意した。国内ではアマクロデルタで麻疹が広がり、経済難民を通じ南米全体にこの感染をもたらしていることが指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■3か国、誘致に向け合意 Washington Postの記事
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの3か国は、2030年ワールドカップ誘致に向け、一定の合意に達した。この大会について、3か国共催実現を目指すという。3か国はこの試合会場となる12都市について合意し、具体的なプラン作りを進める。実現すればウルグアイでは100年ぶり、パラグアイでは初の開催だ。

■カラスコ空港、薬物摘発 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港で、薬物を保持していた男が摘発された。当局側が摘発したのはブラジル国籍の男で、荷物の中に10.8キロの薬物を隠し持っていたという。この男はスペインから到着し、ポルト・アレグレへ乗り継ごうとしていた。警察がこの男の背後について、調べを進めている。