2018.04.14

【ボリビア】

■サミット、エボにも批判 Correo del Surの記事
13日にリマで開幕した米州サミットでは、エボ・モラレス大統領に批判が集まるおそれがある。憲法の多選規定に関わらず、網疏(法の抜け穴)を通じて同大統領は、再選出馬に意欲を示す。しかし米州各国はこの出馬強行は民主主義や人権を脅かすと指摘している。各国から、厳しい意見、指摘がある可能性がある。

■リマ、反エボのデモ El Deberの記事
米州サミットが行なわれているリマでは、エボ・モラレス大統領の到着に合わせてデモが行なわれた。現地在住のボリビア国民らが中心となり、反エボを訴えたものだ。憲法の多選規定に関わらず、来年の大統領選に出馬を強行しようとしていることに「No」を訴えた。憲法改正を否決した国民投票の結果尊重を求めている。

■ペルーとの共同閣議、パンド県で開催へ La Razónの記事
ボリビア、ペルー間の共同閣議が9月に、パンド県で開催される。米州サミットの機会にエボ・モラレス大統領と同国のマルティン・ビスカラ大統領が40分にわたり会談した。両国で交互に開催されている共同閣議の実施に合意した。また両国間に新たな鉄道網を設けることでも、合意がなされている。

■コスタス「21Fを守れ」 La Razónの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、政府に対して「2月21日」(21F)の結果を守れと要求した。2016年のこの日、憲法改正を問う国民投票が行なわれ、反対多数で否決された。この投票は大統領の多選規定の改正を問うものだったが、この結果に関わらずモラレス大統領は、次期選挙への強行出馬の姿勢を示している。

■エボ、記者らを悼む La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、殺害された記者らを悼んだ。エクアドルのエル・コメルシオ紙の記者ら3人が、コロンビア国境で拉致されていた。レニン・モレノ大統領は13日、この3人が殺害されたことを発表している。モラレス大統領はツイッターを通じ3人の死を悼み、関与が濃厚なゲリラ組織を非難した。

■ワヌニ、ダイナマイトではない La Razónの記事
オルーロ県警は、ワヌニ鉱山内で起きた爆発の原因が、ダイナマイトではないと断じた。この爆発では8人が死亡し、12人が負傷している。原因や背景は不明ながら、県警は鉱山内にあるダイナマイトの影響ではないと結論づけた。この原因として、「フク」と呼ばれる窃盗の手口があることを、労働組合などが指摘している。

■ラパス-ベニ道、不通 El Díaの記事
ラパス県とベニ県を結ぶ道路が、不通となっている。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。雨による土砂災害などの影響で、コタパタとサンタバルバラを結ぶ区間3個所で、不通区間があるという。現在復旧を急いでいるが、今の時点で再開の見通しは立っていない。ユンガス地方は雨季が終わったばかりだ。

■ポオポ保全、継続を La Patríaの記事
オルーロ県では、ポオポ湖の保全計画を維持、尊重することを求める声が上がっている。国内第二の面積を誇るこの湖だが、異常渇水で干上がり、2015年12月には消滅が宣言される事態となった。今季の雨で水量が戻り、安堵が広がっているが、同様の事態が繰り返される可能性があるとして、保全計画の推進が行政に求められた。

■スクレで観光ガイド会議 Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレでは、国内の観光ガイドらによる会議が行なわれる。ユネスコ世界遺産に登録されるこの町やウユニ塩湖、ティティカカ湖を抱えるボリビアは、観光立国を目指している。観光ガイドの役割が高まる中、ガイドらが国内観光の問題点や改善点などを話し合う会議が、開催されるという。

■オルーロ国民劇場、来年までに整備へ La Patríaの記事
オルーロに、新たな国民劇場が建設される。県の文化局がこの計画をメディア発表した。オルーロ市内に整備されるもので、4890万ボリビアーノを投じて建設される。工期は720日間で、2019年末までに竣工予定だ。オルーロは「フォルクローレの都」として知られており、音楽文化などの発信拠点となる。


【ペルー】

■ボリビアとの間に鉄道建設 El Comercioの記事
ペルー、ボリビア両国は国境をまたぐ鉄道の建設に合意した。リマ開催の米州サミットの機会に、マルティン・ビスカラ大統領とボリビアのエボ・モラレス大統領が会談した。この場で、両国中部を貫く国際鉄道の構築に合意した。両国間では国内南部のイロとラパスを結ぶ道路、鉄道の整備も合意されていた。

■リマ、ベネズエラ人らのデモ El Comercioの記事
リマのベネズエラ大使館前で、多くの同国民らがデモを行なった。米州サミットが市内で開催されているが、ニコラス・マドゥロ大統領は欠席し、反政府勢力の面々がこの地に集結している。これを受け、経済難民としてペルーに来たベネズエラ国民らが、経済失政や物資不足に対する抗議のデモを行なったものだ。


【チリ】

■LATAMスト、継続中 El Economistaの記事
LATAM航空のストライキは、継続している。国内最大手の同社の労働組合は、待遇改善などを求めた動きでこの10日午前0時から、ストに入っている。労働省斡旋のもと、労使交渉が行なわれたが合意には至らなかった。13日もストライキが続いており、多くの便に欠航や遅れが生じるなど、影響が広がっている。

■ピットブルに襲われ若者死亡 BioBio Chileの記事
アリカで、ピットブル2頭に襲われた若者が、死亡した。この男性は飼い犬らに今月4日、突然襲われたという。以後、市内の病院で手当てを受けていたが、多臓器不全で死亡が確認された。襲ったのは出産したばかりの雌犬で、子犬の危険を感じて攻撃に出た可能性がある。ピットブルは獰猛な性質で知られ、人を襲う事故が絶えない。


【アルゼンチン】

■航空利用、国際線が多い Clarín.comの記事
アルゼンチンでは航空便利用は、国際線のほうがメジャーだ。この3月の航空利用は国内線が16%増えて120万人となったが、一方で国際線は13%増の261万人だった。国内ではLCCの参入が相次ぐなど、長距離交通の体系が大きく変化しつつあるが、航空便の利用の中心はあくまで、国際線である状況だ。

■サルタ空港、15日から閉鎖 La Gacetaの記事
サルタのマルティン・ミゲル・デ・グエメス空港はこの15日から、全面閉鎖となる。滑走路補修などの工事のための措置で、閉鎖は21日間、5月5日までの予定だ。この期間中のアルゼンチン航空、アンデス航空の便はフフイの空港に一時移管され、シャトルバスが運行される。LATAM航空やアマスソナス航空は一時運休となる。

■イグアス空港も閉鎖へ Noticias del 6の記事
ミシオネス州のプエルト・イグアス空港も15日午前0時から、閉鎖となる。サルタ空港と同様に滑走路補修などが行なわれるための措置だ。閉鎖されるのは5月15日までの一か月間で、この間の航空便についてはブラジルのフォス・ド・イグアス空港に一時移管される。シャトルバス利用で国際線の扱いにはならない。

■ラ・プラタ空港、インフラ整備の必要性 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のラ・プラタの空港について、インフラ整備の必要性が生じている。政府はポラール航空のLCCとしての国内参入を承認した。同社はこの空港を拠点化する方針を示しているが、インフラ整備の不足が指摘されている。同じくLCCのフライボンディが拠点化したエル・パロマール空港で整備が行なわれたばかりだ。

■エセイサ、ベネズエラ人逮捕 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、ベネズエラ人の男が逮捕された。企業経営者と名乗るこの男は、入国する際に、未申告の9万ユーロの現金を保持していたという。調べによるとこの男は昨年11月以降、米国とパナマでも、未申告の多額現金保持で、摘発を受けていた。現金輸送を業として行なっていた可能性がある。

■米国産豚肉、輸入再開へ Télamの記事
政府は、米国産豚肉の輸入の再開方針を決めた。同国産の豚肉は、衛生上の理由から20年前から、輸入ができなくなっていた。ドナルド・トランプ政権から、豚肉の市場開放の求めがあり、政府がこれに応える形で解禁を決めたという。米国が鉄鋼、アルミニウムに新たに関税を課したが、アルゼンチン産は除外されている。


【エクアドル】

■記者ら、殺害されたと断じる El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は13日12時40分、会見を開き、拉致されたエル・コメルシオ紙の記者らが、殺害されたと発表した。この記者らは、エスメラルダス県のコロンビア国境地域で取材中、ゲリラに連れ去られたことが伝えられていた。コロンビア側から提供された情報などから、殺害されたことが確実となったという。

■キト観光、3月は好調 El Comercioの記事
キトの観光はこの3月、好調だったという。この月の末には、観光の繁忙期であるセマナサンタ(聖週間)があり、国内外から多くの観光客がこの町を訪れている。ユネスコ世界遺産に登録される旧市街の、とくに小規模なホテルの稼働率が高いなど、キトの観光界にとっては好ましい成績だっという。


【コロンビア】

■インフルエンザ、流行兆しなし Caracol Radioの記事
国内では今の時点で、インフルエンザ流行の兆しはないという。エルキン・オソリオ保健相が明らかにしたものだ。エクアドルなど近隣国で、インフルエンザの流行が起きている。国内でも感染が散見され、今年に入り10人が死亡しているが、流行状態とは言えないと同大臣は断じた。今季、国内ではAH1N1型が多い。


【ベネズエラ】

■米州サミット、反マドゥロ集結 El Paísの記事
リマで13日に開幕した米州サミットには、ニコラス・マドゥロ政権に対する勢力が結集している。弾圧を逃れスペインに亡命した前カラカス市長、アントニオ・レデスマ氏や、野党などがこぞって参加しているものだ。ペルーを含むリマ・グループはこのサミットにマドゥロ大統領を招待していない。

■レデスマ氏、ペンス氏と面会 TVN2の記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、米国のマイク・ペンス副大統領と面会した。リマで行なわれている米州サミットで実現したものだ。レデスマ氏はマドゥロ政権からの弾圧を逃れスペインに亡命し、政権批判を展開している。ドナルド・トランプ大統領の来秘はキャンセルとなったが、ペンス氏との面会の場が設けられた。

■IATA、航空便運航継続求める El Universalの記事
国際航空運送協会(IATA)はベネズエラ、パナマ政府に航空便の運航継続を求めた。経済制裁と経済関係停止の応酬により、両国間を結ぶ航空便がストップする事態となった。双方の空港でも多くの混乱が生じていることが指摘される。IATAは自由航行が原則で、政治の力で航空の自由が侵されることは避けるべきと断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラスもエルサレムへ Sputnikの記事
ホンジュラス議会は、在イスラエル大使館を今のテルアビブから、エルサレムに移すことを承認した。米国のドナルド・トランプ大統領が、同国の大使館をエルサレムに移転すると発表してから、グアテマラが追随することを明らかにしている。親米政権のホンジュラスが、さらにこれに追随することとなった。

■ラウル、サミット欠席 Caracol Radioの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、ペルーのリマで13、14日に行なわれる米州サミットを欠席する。同国外務省が明らかにしたものだ。この19日に退任が決まっている同議長は、このサミットが最後の外交日程になるとみられていた。代わりに、ミゲル・ディアス-カナル副議長が参加するという。

■黄熱病死者、331人に El Heraldo de Saltilloの記事
ブラジルでの黄熱病感染による死者数は、331人となった。同国保健省が明らかにした数字だ。昨年7月以降の今シーズン、同国で感染が疑われた事例総数は5052件で、感染ではないとされた件数は2806件、感染確定は1127件、結論が出ていないのは1119件だ。今期は、この10年でもっとも感染が多い状態だ。

■ウルグアイ、電力百年 El Paísの記事
ウルグアイでは、家庭などへの送電が開始されて、百年となったという。1967年に設立され、現体制を築いているウルグアイ電力社は、これを記念してモンテビデオ市内に新たなショールームを設けた。2500平方メートルのこの店舗では電力についての展示のほか、今後国内でも進展が図られるとみられるLEDなどが紹介される。