2018.04.15

【ボリビア】

■エボ、空爆を非難 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は米国による、シリア空爆を非難した。ドナルド・トランプ政権は、シリア政府が化学兵器を使用したとして英国、フランスとともにこの空爆を実施したことを発表している。モラレス大統領は米州サミット参加中のリマから、ツイッターを通じてこの空爆を批判し、イラク侵攻と同じだと断じた。

■ピニェラ、言及せず La Razónの記事
リマで開催された米州サミットの場で、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は一切、言及しなかった。エボ・モラレス大統領は、先のハーグの国際司法裁判所のやり取りを踏まえ、海岸線問題解決に向けた対話の必要性を繰り返した。しかしピニェラ大統領はこの件については一切触れず、モラレス大統領の問いかけに反応しなかった。

■アルゼンチンにGLP輸出へ La Razónの記事
ボリビアは新たに、アルゼンチンに液化天然ガス(GLP)を輸出する。ボリビア石油公社(YPFB)とアルゼンチンのアマリージャ・ガス社との間で合意がなされたものだ。国内から3000トンのGLPが同国に供給される。サンタクルス県の工場で生産されるGLPはパラグアイに供給され、ペルーやウルグアイにも輸出されている。

■負傷者の一人、爆発に関与か El Deberの記事
オルーロ県ワヌニの鉱山内で起きた爆発について、負傷者の一人が関与していた可能性が高まったという。11日未明に起きたこの事件で、合わせて8人が死亡し、16人が負傷した。捜査を続けているオルーロ県警は、負傷者の一人が爆発そのものに関係したとの見方を強めている。この事件の背後に「フク」と呼ばれる窃盗があったとの指摘がある。

■爆発被害者に社会保障 Correo del Surの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山での爆発で死亡した者の家族や負傷者らは、新たに社会保障を受けられるという。政府側は、鉱山公社(Comibol)側からの要望を受け入れ、この措置を決めたものだ。この爆発で負傷した者らは今も手当てを受けており、この医療費なども保険の適用となる。この爆発では合わせて24人が死傷した。

■テレフェリコ死、自殺か El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)白線の駅で、60代男性が死亡した件について、警察は自殺を図ったとの見方を強めている。プラサ・ビジャロエル駅で立ち入り禁止エリアにこの男性が侵入し、近づいたゴンドラに頭を強打して死亡したものだ。事故とみられていたが、男性の行動などから自殺企図の可能性が高まったという。

■グアキで多重衝突 Correo del Surの記事
ラパス県のティティカカ湖畔、グアキで多重衝突事故が起きた。現場となったのはラパスと、ペルー国境のデサグアデーロを結ぶ道路だ。12日20時30分頃、一台のトラックがほかの車輛に次々と衝突したという。この事故で1人が死亡し、6人が負傷している。現場はグアキの検問所のすぐ近くだという。

■ピライ川、4人救出 El Deberの記事
サンタクルス県のピライ川で、4人が救出された。13日、突然の激しい雨でこの川が著しく増水した。この影響で、中州にいた家族連れが孤立したものだ。警察や救助隊が出動し、この日の夜までに4人全員を救助したという。この中には10歳のこどもも含まれており、救助された際には4人はずぶ濡れの状態だったという。

■動物の保護施設オープン El Díaの記事
サンタクルスでは、犬などの動物を保護する施設がオープンした。ペルシー・フェルナンデス市長参列のもと竣工式典が行なわれ、直ちに運用が始まったものだ。この施設は、虐待や不適切な飼育をされている犬などを保護し、一時収容するものだ。40の檻があり、適用された犬などの里親探しも行なわれる。

■オルーロ、ぼったくり認定 El D&aicute;aの記事
オルーロの検察は、ぼったくりを認定した。市内の児童が使用するリュックの価格が、不当につり上げられているとの告発があったものだ。検察はこの実態を調べ、価格つり上げを認定したものだ。今後オルーロ市などに対する捜査も行なわれる。コチャバンバで同様の事態が生じ、オルーロにも疑惑が飛び火していた。


【ペルー】

■LGBTの62.7%、差別を経験 Perú21の記事
国内の性的マイノリティの、実に62.7%は差別や暴力を経験しているという。国内のLGBT団体が明らかにした数字だ。国内ではカトリックの社会的影響力が強く、同性愛などの性的マイノリティに対する保守的な考えが根強い。憲法上ではこうした差別は禁止されているものの、多くのLGBTが被害にあっているという。

■水痘感染が増加 Perú21の記事
国内では、水痘(水ぼうそう)の感染が、増加しているという。保健省が明らかにしたもので、今年に入りすでに国内では、3028件の感染が確認されている。この数は、前年同期比でおよそ1000件多い状態だ。保健省は、とくに学校を通じて集団感染が起きやすい感染症だとして、症状に早く気づくことが大事と指摘する。

■ウカヤリ、M4.8の地震 El Comercioの記事
ウカヤリ県で14日14時26分頃、地震が起きた。地質鉱山機構によると、震源は県都プカルパの北52キロで、震源の規模はマグニチュード4.8、震源の深さは147キロだ。震源が深かったため地表の揺れは小さく、この地震による人や建物への被害報告はない。ペルーは世界有数の、地震国の一つだ。


【チリ】

■パスクア島、デング4件 La Terceraの記事
パスクア(イースター)島で、デング4件の発生が確認された。第5(バルパライソ)州保健局が明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、年間を通じてこの島で感染リスクがある。有効なワクチンなどは存在しないため、蚊に刺されないことが最大の予防策で、同局は薬剤散布などを進めるという。

■LATAM、LCC設立検討 El Comercioの記事
LATAM航空は、LCC子会社の設立を検討し始めた。欧米やアジアに遅れているが、南米でもLCCの翼が広がり続けている。チリでもスカイ航空やジェット・スマートの浸透があり、最大手のLATAMも子会社を通じ、LCCに参入するべきとの意見がある。この是非について、経営内での検討が続いているという。

■チロエ島、対規模沈降 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島で、土壌の大規模沈降が起きている。この事態が起きているのはダルカウエで、その範囲は広がり続けており、地域の道路まで20メートルに迫っているという。この沈降は川沿いの地域で起きているもので、浸食が原因とみられる。自然現象であるため、防ぐことは難しいとみられる。


【アルゼンチン】

■ARAサンフアン年金計画 Télamの記事
議会では潜水艦ARAサンフアンの乗組員44人の家族に対する、特別年金を支給する計画の審議が始まった。昨年11月15日、チュブ州沖でこの潜水艦は消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。この家族らへの補償、救済のため、特別年金制度を設ける計画が進み、下院議会で議論が始まった。

■エル・パロマール、14便に Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の便は一日14便に増えた。LCCのフライボンディが同空港を拠点化したが、地域住民の反対を受け司法は、便数を一日3便以内とする判断をした。しかし司法と交通省はこの制限撤廃を発表し、フライボンディは同空港からの便を大きく増やしている。

■スブテ、16日からスト La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)とプロメトロは、16日からストを行なうことを通告した。労働組合は賃上げなどを運営側に要求しているが、労使交渉がまとまらなかったという。組合側はこの日から4日間にわたり、各路線でストを行なう方針を示した。スト決行となれば、市内交通に大きな影響が生じる。

■ビーグル水道、古船救済 Télamの記事
ティエラ・デル・フエゴ州は、ビーグル水道に長年放置されている古船を救済する。この「セント・クリストファー号」は64年間、この海に放置されている。老朽化で沈む可能性が指摘されているが、この船は地域の野鳥の繁殖に資していると判断され、州側が沈没阻止のための措置を施すことを明らかにした。

■建設業、12%の伸び Télamの記事
国内の建設業は2017年、12%という高い伸びを示したとみられる。アルゼンチン建設業議会が明らかにした数字だ。国内ではマウリシオ・マクリ政権の経済政策を受け、経済の好転が起きている。この経済拡大を牽引しているのが建設業で、この年はとくに高い伸びを示した。とくに建設資材の需要の伸びが大きいという。

■サンティアゴ、スタジアム新設 El Litoralの記事
サンティアゴ・デル・エステーロに、新しいフットボール競技場が新設されるという。フットボール連盟が明らかにしたものだ。アルゼンチンはウルグアイ、パラグアイとともに2030年ワールドカップ誘致を明らかにし、3か国の12個所に会場を設ける。このうちの一つがサンティアゴで、スタジアムの具体的計画が進められているものだ。


【エクアドル】

■国内、4日間の喪 El Comercioの記事
レニン・モレノ政権は、4日間の喪を過ごすことを宣言した。キトのエル・コメルシオ紙の記者ら3人が拉致される事件があったが、政府側はこの3人が殺害されたことを13日に発表した。これを受け、国全体が喪に服すことを宣言したものだ。3人は、コロンビアを拠点とするゲリラ組織により連れ去られたとみられる。

■コロンビアと共同戦線 El Universoの記事
エクアドル、コロンビア両国の軍は、共同戦線を張る。エクアドルの国境地域で、記者3人が拉致され、その後殺害されたことが発表された。この犯行に、コロンビアのゲリラ組織が関与しているとみられ、両国はこの対応を共同で進めることを明らかにした。この組織による両国での爆破テロも相次いでいた。


【コロンビア】

■サントス、シリア空爆を支持 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、米国、英国、フランスによるシリア空爆を支持した。3か国は、シリア政府が化学兵器を使用したと断じ、拠点などに対する空爆を実施した。サントス大統領は化学兵器使用が事実である限り、空爆は必要とする見方を示した。米国のマイク・ペンス副大統領はこの支持表明に謝意を示している。

■ベネズエラの6万3千人が登録 Caracol Radioの記事
国内では6万3千人のベネズエラ国民が、登録を済ませたという。経済失政による生活困窮から、国内に大量のベネズエラ経済難民が押し寄せている。政府はこの難民の実態把握のため、センソ(国勢調査)を前の週から行なっており、国内600個所で登録を開始した。移民局によると、国内に入った難民は60万人を超えているとみられる。

■麻疹、さらに3件 El Colombianoの記事
国内での麻疹(はしか)は、さらに3件確認されたという。保健省が明らかにしたものだ。ベネズエラから流入する経済難民を通じ、この感染症が国内に持ち込まれている。新たにスクレ県で感染が疑われた事例3件について、感染が確認されたという。国内ではこの事態を受け、ワクチン投与が乳幼児を中心に行なわれている。

■雨被害、12人死亡 Caracol Radioの記事
国内では今季の雨被害で、合わせて12人が死亡している。国内の広い範囲は、現在は雨季の走りの時季だ。しかしすでに各地で、大雨による川の氾濫や土砂災害などの被害が報告されている。政府側のまとめによると土砂災害や雷による死者が12人で、これまでに1067世帯が雨による被害を受けている。


【ベネズエラ】

■選挙結果ボイコット表明相次ぐ Excélsiorの記事
リマで開催された米州サミットでは、5月20日に実施予定のベネズエラの選挙の結果をボイコットする表明が相次いだ。この選挙には自由公正性がなく、民主性が否定されるとしてアルゼンチンやチリ、コロンビアの首脳が結果を受け入れない表明をした。一方ボリビアは、この結果を尊重すると表している。

■ベネズエラをめぐる新冷戦 La Vanguardiaの記事
ラテンアメリカは、ベネズエラをめぐる「新冷戦」の構図がはっきり見えた。リマで開催された米州サミットにおいて、米国と歩調を合わせる対ベネズエラ強硬派と、ロシアなどと歩調を合わせるベネズエラ擁護派に参加国がはっきりと分かれる状態となったものだ。新たな米ロ対立が、この地域にも翳を落としつつある。

■マドゥロ「サミットは失敗」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、リマで開催された米州サミットは「失敗」と断じた。国内メディアを通じて語ったもので、2日間の日程で行なわれたこのサミットについて「何の価値もない」と断じている。リマ・グループ12か国はマドゥロ大統領への招待状を出さず、マドゥロ大統領側も参加をボイコットした

■反政府派、サミットで存在感 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領が参加を見合わせた米州サミットの周辺では、反政府派が存在感を示した。スペインに事実上の亡命を果たした前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、各国首脳などとの会談を精力的に行い、ベネズエラへの制裁強化などを呼びかけた。また野党議員らも同様の動きを見せた。

■米国、難民対策に1600万ドル La Opiniónの記事
米国政府は、ベネズエラ経済難民対策に1600万ドルを拠出することを明らかにした。米州サミットの場で、ドナルド・トランプ大統領に代わり参加したマイク・ペンス副大統領が明らかにしたものだ。経済失政による生活困窮から、国外に逃れる難民が増加し、コロンビアやブラジルなどを中心に対応が喫緊の課題となっている。

■テメル、国境閉鎖は否定 Sputnikの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、ベネズエラの国境封鎖については否定した。国内には大量のベネズエラ難民が押し寄せ、国境に位置するロライマ州ボン・ビスタでは、市民の社会生活にも影響が広がっている。国内ではこの国境を封鎖すべきという強硬論が目立つが、同大統領はこの閉鎖については否定した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、ATM強盗 El Paísの記事
ウルグアイではまた、爆破によるATM強盗事件が起きた。モンテビデオの9月20日通りとパルマール通りの角の、スーパー「ディスコ」に設置されている店外銀行自動機が爆破され、中の現金が奪われたものだ。最新機材はこうした事件時、現金にインクが付着し使用できなくなるが、この機械は古く、この機能はなかったという。

■ニカラグア、大量マリファナ El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでは、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。同国警察が明らかにしたものだ。この13日、マナグア郊外の住宅内に、7つの袋に入れられたマリファナがあるのが発見された。その量は実に477キロにものぼる。コカインなどの薬物とともにマリファナも、国際的な密輸の対象となっており、北米などに送られるところだったとみられる。

■エルサルバドル、中絶反対 El Universoの記事
エルサルバドルの医大生らが、中絶合法化への反対を訴えた。医科大学の学生グループが、首都サンサルバドル市内で反対を訴えるデモ行進を行なったものだ。カトリックの社会的影響力の強さから、国内では法で中絶が全面禁止されている。議会はこれを見直す審議を続けているが、合法化に根強い反対もある。

■ベリーズ、薬物機か Breaking Belize Newsの記事
ベリーズでは、薬物輸送に使用されているとみられる小型機が、また発見された。警察が明らかにしたもので、国内南部の海岸に不時着している小型機が見つかったものだ。目撃者によるとこの機体は着陸場所を探すように旋回した後、この地に降りたという。機体に乗っていた者らは現場から逃走している。



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