2018.04.16

【ボリビア】

■エボ、カラカスへ La Razónの記事
リマでの米州サミットの日程を終えたエボ・モラレス大統領は、その足でベネズエラのカラカスに向かった。サミット参加を阻まれた同国のニコラス・マドゥロ大統領との会談を行なっている。両者は盟友関係で、会談を通して両国の同盟関係を確認した。モラレス大統領は5月20日実施の選挙の成功に期待を示している。

■エボ、ニューヨークへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はカラカスに立ち寄った後、ニューヨークに向かう。この町で国連を舞台にしたインディヘナ(先住民)フォーラムが開催される。モラレス大統領はボリビア憲政史上初の、インディヘナ出身大統領で、このフォーラム初日、16日の行事に参加予定だという。その後帰国する見通しだ。

■ビジェナ氏「逆転可能」 Correo del Surの記事
オンブズマン機関の前委員長、ロランド・ビジェナ氏は「逆転可能だ」と断じた。エボ・モラレス大統領は憲法の多選規定に関わらず次期選挙への出馬を強行する姿勢だ。憲法法廷はこの裏づけとなる網疏(法の抜け穴)を妥当とする判断を示した。しかしビジェナ氏は、米州人権委員会の裁定次第で、逆転できる可能性があるとした。

■タブラダの戦いから2012年 Correo del Surの記事
タリハは、タブラダの戦いからの201周年を祝った。1817年4月15日、独立戦争の転機となるこの戦いが県内であったものだ。これを記念する式典には外遊中の大統領に代わりアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領やホセ・アルベルト・ゴンサレス上院議長、アドリアン・オリバ県知事、ロドリゴ・パス市長らが参列した。

■ベルメッホ川、2人不明 La Razónの記事
タリハ県とアルゼンチンの国境を流れるベルメッホ川で、2人が不明となっている。アルゼンチンへの違法越境を試みた4人が、この流れにのまれたものだ。現地警察によると1人は救助されたが1人が遺体で発見され、2人が今も不明となっている。目撃者によると、突然川が増水し、4人は一気に流されたという。

■ワヌニ、車輛に不審な点はなし El Díaの記事
オルーロ県ワヌニ鉱山やその周辺で使用されている車輛に、不審な点はなかったという。11日未明、鉱山内で爆発があり、8人が死亡し、16人が負傷した。この爆発は、鉱産物窃盗を狙う「フク」のグループの行為により起きたとみられるが、不審物輸送などの痕跡は今の時点で、見つかっていないという。

■ユンガス、緊張続く Correo del Surの記事
ラパス県ユンガス地方での緊張が続いている。同地域のコカ葉生産者の団体Adepcocaと政府側の対立が鮮明化し、同団体の4人が逮捕されたことでさらに緊張が高まっているものだ。同地方のラ・アスンタやラパス市内で散発的な衝突も起きている。コチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家は、現政権の支持母体の一つだ。

■麻疹予防接種運動始まる El Díaの記事
サンタクルスでは15日、麻疹(はしか)に対する予防接種の運動が始まった。市内の乳児やこどもに対し接種を行なうもので、保健局は1万7900本のワクチンを用意した。ベネズエラ経済難民を通じた麻疹感染が南米全体に広がりつつあり、アルゼンチンやペルーでも感染者が出ている。国内での今期の感染はないが、警戒が強められている。

■オルーロでもおたふくかぜ La Patríaの記事
オルーロでも、おたふくかぜの感染がじわりと広がっている。国内ではラパス市内の学校単位で、この感染症が局地的な広がりを見せたばかりだ。オルーロでは今月1日から14日までの2週間に、合わせて14件の感染例が報告されている。保健局は市内でも今後感染が広がるおそれがあるとして、警戒を強めている。

■強制労働のこどもを保護 Correo del Surの記事
チュキサカ県のモンテアグードで、労働を強要されていたこども3人が保護された。県側によるとこの3人は、22時から午前6時までの間、養鶏場での労働を強制されており、また雇用主からの肉体的な暴力も受けていた。いわゆる奴隷労働に相当するものとして、今後この雇用主に対し行政処分が下る見通しだ。


【ペルー】

■チンボテ、8人の遺体収容 El Comercioの記事
アンカッシュ県チンボテの沖合では、8人の遺体が回収、収容された。11日、漁船が貨物船に衝突する事故があり、この漁船が沈没したものだ。この漁船員らの行方の捜索が現場一帯で行なわれ、これまでに8人の遺体が見つかったという。現場はチンボテ港から5マイル沖で、海域の深さは40メートルだという。

■アンダワイラス、薬物摘発 Correo Perúの記事
アプリマック県最大の都市アンダワイラスで、薬物が摘発された。アヤクチョから県都アバンカイに向かっていた小型トラックの中から、コカイン33キロが見つかったという。検問所で摘発されたもので、53歳と36歳、18歳のいずれも男3人が逮捕されている。薬物の仲介目的で輸送していたとみられる。


【チリ】

■LATAM、スト延長 Pulsoの記事
LATAM航空のストライキは、やはり長期化しそうだ。同社の労働組合は10日午前0時からストに突入し、経営に対し賃金や待遇の改善を求めている。労働省斡旋のもとで労使交渉が行なわれたが不調となり、ストは今も継続している。LATAM航空は、ストの影響緩和のためのチケット変更を、この21日分まで延長した。

■オソルノ火山に警戒情報 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノ火山に対し、警戒情報が出された。地質鉱山局によると、この火山の活動にともなうとみられる軽微な地震が観測されたという。今の時点で大規模な噴火活動に入る可能性は低いが、周辺に注意情報が出されたものだ。国内では第8(ビオビオ)州のチジャン火山に、上から2番めのオレンジ色警報が出されたばかりだ。


【アルゼンチン】

■アグアド大臣、議会で説明へ El Periódicoの記事
オスカル・アグアド国防相が、議会で説明を行なう。昨年11月15日、海軍の潜水艦ARAサンフアンがチュブ州沖で消息を絶ち、今もまだ行方の手がかりすら見つかっていない。この際の対応のまずさなどを44人の乗組員家族が指摘し、同大臣の辞任を求めている。この件について、同大臣が説明を行ない、理解を求めるという。

■スブテ、16日からスト Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は、16日からストライキに入る。各路線とプレメトロでは時間ごとにストを展開し、一部では改札を開放する集改札ストも実施する。賃金などの改善を求めた動きで、労働省が斡旋のため動いている。ストはこの週にかけ、続く可能性があり、市内交通への影響は必至だ。

■エル・パロマール、制限解除 Perfilの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の旅客便制限は、解除となった。同空港は2月9日から旅客便運用が開始されたが、騒音などへの批判から差し止めが求められ、司法は一日3便に限定する措置をとった。しかしこれが解除されるもので、同空港を拠点とするフライボンディは、一気に便を一日14便まで増やす。

■イグアス空港、閉鎖期間へ Misiones Cuatroの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアス空港は15日、閉鎖された。滑走路補修工事などのため、5月15日にかけて全面閉鎖となったものだ。この期間中のアルゼンチン航空、アウストラル航空、LATAMアルゼンチン、アンデス航空の便はブラジルのフォス・ド・イグアス空港に臨時移管される。同空港では大規模拡張計画がスタートしている。

■サルタ空港も閉鎖 La Gacetaの記事
サルタのマルティン・ミゲル・デ・グエメス空港も15日、閉鎖となった。イグアス空港と同様に、滑走路の再舗装工事などが行なわれるための措置だ。閉鎖期間は5月5日までで、この期間中のアルゼンチン航空、LATAMアルゼンチン、アンデス航空の便はフフイ空港に移管され、アマスソナス航空はこの期間中は運休する。

■ポラール、24都市に展開へ Noticias y Protagonistasの記事
政府から国内参入の認可を受けたLCC、ポラール航空は国内外24都市への展開を計画している。同社は1993年設立の貨物航空会社で、国内でも実績を積んできた。国内市場開放を受け、旅客参入の方針を示していたものだ。ブエノスアイレスを拠点に国内各地や、サンパウロやリマなど近隣国への路線展開を予定している。

■タバコ価格、また値上げ Télamの記事
国内ではまたタバコの価格が16日から、値上げされる。20本入りマールボロは現行の58ペソから60ペソに、フィリップ・モリスは55ペソから57ペソへの値上げだ。この値上げは国内で進行するインフレの影響によるものだが、値上げはこの1月にも行なわれたばかりで、価格の上昇が続いている状態だ。
■オーストラリア留学が増加 La Nacionの記事
近年、留学先にオーストラリアを選ぶ学生が増えているという。アルゼンチンを含むラテンアメリカからは、北米や欧州に留学する学生が多い。しかし近年、オーストラリアの大学や教育機関に留学する動きが広がっている。同国も科学分野の研究実績が高く、また留学生の受け入れに積極的であることが背景にあるという。


【エクアドル】

■政府、遺骸の行方を特定できず El Comercioの記事
政府側は、記者ら3人の遺骸の行方について、まだ特定していないという。エスメラルダス県のコロンビア国境で、エル・コメルシオ紙の記者らが拉致された。この13日、レニン・モレノ大統領はこの3人が殺害されたと発表し、国内は4日間の喪に入っている。この犯行には、コロンビアのゲリラ組織の関与が指摘されている。

■エスメラルダス地震から2年 El Universoの記事
エスメラルダス県で起きた大地震から、16日で2年となる。マナビ県との県境付近で2016年のこの日、マグニチュード7.8の大地震が発生し、マナビ県都ポルトビエホなど複数の都市が壊滅状態となった。この地震では合わせて671人が死亡し、全半壊した住宅の数は3万2351戸、被災者総数は6274人だった。


【コロンビア】

■カルタヘナ、物売りの台頭 Caracol Radioの記事
観光都市カルタヘナの中心部では、店舗を持たない物売りたちが台頭しつつあるという。店舗を持たない露天商などは場所代を払わず、また多くは納税もしていない。このため既存店舗からの不満の声があり、警察が摘発に動いている。最近は、ベネズエラから流入した難民が、こうした物売りにあたるケースが増えているという。


【ベネズエラ】

■選挙支持、ボリビアのみ El Universoの記事
5月20日に投票が予定されている選挙の結果受け入れを表明したのは、ボリビアだけだった。ニコラス・マドゥロ大統領欠席の上で、リマでは米州サミットが開催された。この場で選挙結果支持を表明したのはボリビアのエボ・モラレス大統領だけだった。キューバやニカラグアは、首脳の惨禍が見送られている。

■レデスマ氏「人道上の危機だ」 El Comercioの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ベネズエラについて「人道上の危機にある」と強調した。同氏はリマで開催された米州サミットの場で、精力的な活動を見せた。政府弾圧を受け、スペインに事実上の亡命を果たした同氏は、ニコラス・マドゥロ政権に対する国際包囲網の構築を提唱している。

■国民の7割、保険なし El Nacionalの記事
国民の実に7割は、健康保険の適用を受けられていない。国内の医師らの団体が指摘したものだ。経済失政による物資不足の影響で、国内の医療の水準がきわめて悪化していることが伝えられている。薬剤不足に加え、衛生面の悪化で多くの患者らが命を落としている状態だ。これだけでなく、保健医療システムそのものの欠陥があると団体は指摘する。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、1千万人に接種 Debateの記事
ブラジルでは国民1千万人に対する、黄熱病の予防接種運動が始まる。国内では今シーズン、人口の多いサンパウロ州やリオデジャネイロ州などでこの感染症が広がり、この10年で感染者、死者がもっとも多い状態となった。予防接種は一生の間に一度受ければよく、保健省は国を挙げてこの接種運動に注力する。

■ブラジル、ドローンブーム El Paísの記事
ブラジルでは無人航空機(ドローン)のブームが続いているという。国内ではドローンを保有する個人、法人は登録を受ける必要がある。この登録数が7か月前の1万3256件から、現在は3万3675件と、実に154%もの伸びを示した。国内でのドローン販売市場も大きく拡大しており、新たな経済活性化の起爆剤となる可能性がある。

■パラグアイ、大量薬物 El Díaの記事
パラグアイの首都アスンシオンとその近郊では、この72時間で大量の薬物が摘発されている。警察によると薬物カルテルの摘発などで、合わせて220キロのマリファナ(大麻草)、合成麻薬MDMA(エクスタシー)2万5千錠、さらにコカイン精製の薬物などが押収された。現在薬物カルテルの動きは、南米では国境を越えた問題となっている。

■バルバドス、観光振興 El Díaの記事
カリブ海の島国バルバドスは、観光振興を図ろうとしている。美しい海岸線を持つ同国は、観光立国を目指しているが、外国からの観光客数を現在の20万人から、60万人に増やしたい考えだ。観光インフラ整備だけでなく、航空定期便の誘致に国を挙げて取り組んでいる。コパ航空がこの島への路線を持つ。