2018.04.26

【ボリビア】

■エボ、密輸対策副大臣設置 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、密輸対策の副大臣を新たに設置すると発表した。薬物や武器、現金だけでなくさまざまな物品の密輸が横行している。密輸グループが武装化し、オルーロ県のチリ国境では兵2人が殺害される事件も起きたばかりだ。モラレス大統領は政治的に取り組む必要があるとして、担当副大臣を置くことを明らかにした。

■ボリビア、チリの出方待ち El Díaの記事
ボリビアは、チリの出方を待っている。3月、ボリビアがチリに主権ある海岸線を求める問題で、ハーグの国際司法裁判所で弁論が行なわれた。この際両国は、この件について直接的な対話を行なう姿勢を示している。ボリビアはこの対話の機会を探っているが、同時にチリ側のアクションを待っているとフェルナンド・ワナクニ外相が指摘した。

■県境闘争、双方が不満 La Razónの記事
サンタクルス、チュキサカ県の間での県境闘争は、国による事実上の裁定にも関わらず、双方が不満を持っている。資源開発が期待されるインカワシの帰属について、両県が争っているものだ。議会がこの裁定案を可決したが、両県ともこの内容に不服を示し、法廷闘争に持ち込む可能性を示している。

■政府とCOB、再び対話へ Correo del Surの記事
政府と有力労働組合連合COBは、再び対話の席に着く。政府は毎年5月1日に、賃金引き上げ幅を示すが、今期は最低賃金は変えず、賃金平均3.5%の引き上げとなる見通しだ。しかしCOB側は、同連合側の要望が一切反映されていないとして不満を示していた。このため双方は、この件についてあらためて対話するという。

■ワヌニ、兵250人体制 El Deberの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山には、兵250人が派遣されている。今月11日未明、この鉱山内で爆発が発生し、10人が死亡し22人が負傷した。この背景に、「フク」と呼ばれる鉱産物の抜き取り、転売の犯罪があることが指摘されている。政府は警察官と兵の派遣を増やし、この緊急対応を実施しているものだ。

■風力発電に1億9300万ドル El Díaの記事
政府は、サンタクルス県に計画されている風力発電公園整備に、1億9300万ドルを投じる。同県ではワルネス、コトカ、カベサスにこの風力発電を行なう公園整備が計画されている。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、アルゼンチンへの輸出開始に向けた整備を進めている。この一環による電源開発に、積極的投資を行なうものだ。

■ベニ、封鎖続く El D&aicute;aの記事
ベニ県での道路封鎖は続いている。バリビアン郡内の交通事業者が、サンボルハ付近で道路を封鎖しているものだ。地域の道路網の整備、投資を国や県などに求めた動きだ。この封鎖のため、同県内とラパスを結ぶ陸路交通に、大きな支障が出ている。事業者らは、ユクモとランバエケを結ぶ区間の道路事情の悪さを、指摘している。

■中国、キヌア生産地視察 La Patríaの記事
中国の政府関係者がオルーロ県の、キヌア生産地を視察した。アカザ科のキヌアはアンデス原産の穀物で、栄養価の高さで知られる。中国政府が派遣した委員会メンバーらは、この生産地を訪れ、生産体制や安全性などを確認した。同国は国産キヌアの輸入の拡大の可能性を、探っているとみられる。

■サンタクルスでバス強盗 El Díaの記事
サンタクルス県で、バスが襲われる強盗事件があった。県都から35キロ、コトカを走行していたトランス・メノニータ社の便が強盗団に停車させられ、5人組が乗客らから金品を奪った。被害総額は3万ドルに達したとみられている。このバスはミラグロサから県都に向かう途中で、強盗団は4WDで逃走した。

■インフルエンザワクチン、5月から El Díaの記事
国内でのインフルエンザワクチンの投与は、5月からになる。保健省が明らかにしたものだ。三択る県ではAH1N1型の感染が増加し、保健局が流行するおそれがあると警告している。保健省によると、ワクチンの第一便が5月7~11日に国内に届く見通しだという。以後、保健関係者や高齢者、こどもなどへの投与が積極的に進められる。


【ペルー】

■商業施設に牛が突っ込む El Comercioの記事
クスコ県サンセバスティアンの商業施設に、牛が突っ込む事故が起きた。この雄牛は闘牛用に飼育されているもので、商店街を走り一軒の店に突っ込んだものだ。この事態で店内や周辺はパニック状態となり、牛に接触した合わせて8人が負傷している。警察官らが出動し、この牛はトラックに積まれ現場を去った。

■ウィルカラカイへのアクセス整う El Comercioの記事
クスコ県のビルカノタ川沿い、チャマナ近くにあるウィルカラカイ遺跡へのアクセス道が整ったという。文化省が明らかにしたものだ。この遺跡はマチュピチュ遺跡と同じインカ時代に形成されたもので、ケチュア語で「孫の遺跡」を意味する。この整備で、同遺跡を訪れる観光客の増加が期待されるという。

■LATAM、ジャマイカ直行便 El Comercioの記事
LATAMペルーは、新たにジャマイカへの直行便を開設する。同社が明らかにしたもので、リマとモンテゴ・ベイを結ぶ路線を、設けるという。モンテゴ・ベイは観光需要が高く、同社は年間6万人が利用すると期待を示した。現在、国内とジャマイカを結ぶ直行便はなく、コパ航空などの乗り継ぎが一般的だ。

■ベネズエラ難民、9割は専門職 El Comercioの記事
ペルーに流入しているベネズエラの経済難民の実に9割は、手に職を持っているという。移民局は、生活困窮などでペルーに移り住んだ同国の難民が20万人に達したと発表している。この難民のうち、家計を支える働き手の9割はエンジニアなど、専門職を持つ人々が占めているという。職を得やすい人々が、ベネズエラから流出している実態だ。


【チリ】

■パスクア島、オイル流出 BioBio Chileの記事
パスクア(イースター)島で、オイル流出事故が起きた。この島のアンガ・ロアの海岸で、船が座礁事故を起こした。この事故により、この船から50リットルの燃油が海に流出したという。現在この油の回収作業が行なわれているが、ラパ・ヌイのコミュニティ側はこの事故に、重大な懸念を表明している。

■ガス漏れで児童らが避難 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州プンタ・アレーナスの学校でガス漏れがあり、児童らが避難する騒ぎとなった。ポルベニルのエルナンド・デ・マガジャネス学校の施設内でガスが漏れた。爆発する懸念があることから児童らが安全な場所に避難した。出動した消防が対応にあたり、大事には至らなかったという。


【アルゼンチン】

■スブテのスト、続く Página12の記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)のストライキは、25日も続いた。各路線の労働組合はこの16日から賃上げなどの要求からストライキに突入している。時限ストや集改札ストを続けているが、この日はリネアDが、朝の時間帯に集改札ストを実施した。労使間の交渉は暗礁に乗り上げた状態で、労働省が新たな斡旋を試みている。

■LCCが癌を生む Republikの記事
LCCが国民に癌を生んでいる、との指摘がなされた。政府は航空市場の開放を進め、LCCの参入が進んでいる。この2月9日から、ブエノスアイレスのモロンにあるエル・パロマール空港での旅客運用が開始された。しかし新たな旅客便就航で、近隣では騒音などの公害があることが指摘される。一部の活動家が、事態を放置すれば国民が癌を発症すると断じた。

■不明の経営者を捜索 El Periódicoの記事
コルドバで会社経営者の60歳の男性が不明となり、捜索が続いている。ラウル・エヒディオ・ロッソさんは19日に友人とコンタクトを取った後、消息が不明だ。携帯電話の電源は消された状態となっている。通報を受けた警察は40人体制で、警察犬や無人航空機(ドローン)も使用し、捜索を続けている。

■中国船、港湾で事故 Télamの記事
中国の貨物船が、国内の港湾で事故を起こした。ロサリオの北27キロにある、ヘネラル・サンマルティン港の埠頭に接岸しようとした際、この貨物船が激突したという。この衝撃で乗組員一人が水の中に転落したが、救助された。この貨物船は、国内産のトウモロコシや大豆油を輸送しようとしていた。

■中央銀、為替に介入 Télamの記事
中央銀行は25日、為替市場への介入オペレーションを行なった。ドル高圧力が強まったことから、通貨ペソの維持のため、10億ドルを市場に投じたという。この結果、この日の取引では1ドルは20.53ペソの水準を維持している。ペソはドルに対して緩やかな下落を続けている状態にある。

■3月の食品輸入は減少 Télamの記事
この3月の食品輸入は、減少に転じたという。食品工業団体Copalが明らかにしたものだ。この3月の食品、飲料品の輸入量は、前年同月比で13.9%のマイナスだった。食品輸入は2月までの19か月間、連続で前年同期を上回っていた。一方、食品価格の上昇で、輸入額についてはこの月、増加となっている。


【エクアドル】

■TAME、財政健全化へ El Comercioの記事
公営航空会社TAMEは、今後18か月間で財政健全化を目指す。同社のエディソン・ガルソン会長が明らかにしたものだ。政府からの負債額が6127万ドルに達しているが、1年半をかけてこの削減を図り、健全化させるという。航空の競争激化やオープンスカイなどで、同社の経営環境の悪化が指摘されていた。

■エレベーターつき歩道橋 El Universoの記事
グアヤキルに隣接するサンボロンドンで、国内では初めてとなるエレベーターつき歩道橋が完成した。サンボロンドン通りを渡るこの歩道橋だが、高齢者や妊婦なども利用しやすいよう、エレベーターが整備されている。また自転車も利用できるよう設計され、歩道橋部分にはシクロビア(自転車道)も整備された。


【コロンビア】

■OECD、2週間内に判断か Caracol Radioの記事
コロンビアの経済開発協力機構(OECD)加盟が、2週間以内に判断される見通しだという。コロンビアは同機関への加盟を目指しており、同機構側もこの審査を行なっているところだ。マウリシオ・カルデナス財務相は、実現に楽観的な姿勢を示している。現在OECDに加盟する南米の国は、チリだけとなっている。

■ポパヤンで麻疹を確認 El Tiempoの記事
国内南部のポパヤンで、麻疹(はしか)の感染者が確認された。国内での麻疹発生は長い間確認されていなかったが、国内に流入したベネズエラからの経済難民の発症例が相次いでいる。感染が確認されたのは24歳の男性で、ベネズエラからの持ち込みだという。各地で感染が起きているが、カウカ県内での感染例は初めてだ。

■報道の自由、評価低い Caracol Radioの記事
コロンビアの報道の自由に対する評価は、低いという。国境なき記者団が、世界180か国の報道自由度についてのランキングを示した。この結果コロンビアは130位となっている。コロンビアについては、武装ゲリラ組織との歴史的和平合意のプロセスが進展していないことなどが指摘されている。ランクトップはノルウェー、最下位は北朝鮮だった。

■労働組合、雇用に危機感 Caracol Radioの記事
国内の労働組合の連合は、雇用に対する危機感を示した。経済失政による生活困窮から、ベネズエラからは多くの経済難民が国内に押し寄せている。この影響で、コロンビア国内各地の失業率が悪化したり、雇用に占める非正規の割合が高まったりすることが懸念されると指摘したものだ。政府は流入難民が100万人を超えたとしている。


【ベネズエラ】

■パナマ間の航空便、途絶える Gestionの記事
国内とパナマを結ぶ航空便が、完全に途絶えた。4月初め、パナマが発動した制裁に対抗しベネズエラ政府はパナマとの経済関係を90日停止した。この影響でパナマのコパ航空が運休となり、対抗措置としてベネズエラの航空会社の乗り入れが禁じられた。これらの措置により、両国間を結ぶ空の便はすべてなくなった。

■都市交通の困難、続く Descifradoの記事
カラカスを含む国内の町では、都市交通の困難さが続いている。経済失政による物資不足などの影響で、都市交通に使用されるバス車輛の涸渇などが招じ、本来別の目的に使用されるべき車輛が、その代わりを務めるなどしている。とくに車輛の潤滑油の不足が深刻で、今使用できる車輛も今後、次々と使用できなくなるおそれがある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、死者は34人に El Paísの記事
ニカラグアでの死者は、34人に膨らんだ。同国では先週末以降、ダニエル・オルテガ政権が進める社会保障改革に反対する、社会闘争が激化している。首都マナグアなどで激しいデモがあり、警官隊との衝突が報告され、また店舗が襲われる略奪が横行していることも伝えられている。活動家団体は、死傷者はさらに増える可能性があるとした。

■警察官にも死傷者 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアの警察官の間にも、死傷者が出ている。増税や年金支給額削減を含む社会保障改革政策に反対する社会闘争が、同国では激化している。デモ隊との対峙が続く警察だが、これまでに警察官2人が死亡し、121人が負傷したという。デモ隊の暴徒化や多発する略奪の対策に、警察も追われている状況だ。

■オルテガ、孤立感 El Paísの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ政権が、孤立感を深めている。同政権が進める社会保障改革が、国民の怒りに火をつけた。首都マナグアで22日に行なわれたデモでは、参加者らが公然と、オルテガ大統領の辞任を求めるシュプレヒコールを行なった。こうした事態を招いたことを受け、国際社会からも同政権への批判が相次ぐ。

■パラグアイ、不正投票告発 ABC Colorの記事
パラグアイの野党は、不正投票を告発した。この22日に行なわれた大統領選で、与党コロラド党のマリオ・アブド・ベニテス候補が僅差で当選した。敗れた野党候補のエフライン・アレグレ氏が、この投票に不正があったと会見で発表し、法的措置をとる方針を示した。票の数え直しなども求めるという。

■ルラ氏、再考を求める El Paísの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は、労働党に対して再考を求めた。同氏は最高裁での判断で判決が確定し、収監されたばかりだ。しかし今年10月に行なわれる予定の大統領選で、今もなお労働党の候補となっている。ルラ氏は態勢立て直しのためにも、早期に新たな候補を立てる必要があるとした。

■ワクチン、増強求める La Discusionの記事
世界保健機関(WHO)は、ブラジルに対して黄熱病ワクチン調達体制の増強を求めた。この夏、同国内では人口の多いミナス・ジェライス州、サンパウロ州、リオデジャネイロ州などでこの感染症が広がり、この10年で感染者がもっとも多い状態となった。再発を防ぐためにも、ワクチンの体制を整えることが必要とした。