2018.04.27

【ボリビア】

■エボ、メーデーはオルーロに La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は5月1日のメーデー、オルーロで行事に参加するという。毎年この日に政府は、賃金の引き上げ幅を示している。政府側の姿勢に有力労働組合連合COBが疑問を呈し、両者間での協議が行なわれ、一定の方向性が見えたという。この上で、モラレス大統領はCOBによるオルーロの行事に参加することを明らかにした。

■メサ政権以降について調査へ Correo del Surの記事
議会が設置した特別調査委は、カルロス・メサ政権以降について、調べを行なう。ブラジルの建設会社Odebrechtによる、汚職がラテンアメリカ各国で報告されている。国内の政界についての調査を行なう特別調査委が立ち上げられたが、2003年に発足したメサ政権以降について、調べを進めることで合意した。

■ロドリゲス氏、調査に全面協力 La Razónの記事
エドゥアルド・ロドリゲス前大統領は、議会特別調査委の調査に全面協力する意向を示した。ブラジルの建設会社Odebrechtによる汚職疑惑の調査が、行なわれるものだ。2005年6月から翌年1月まで暫定政権についた元最高裁長官の同氏は、この建設会社と国内政界との結びつきの解明が必要と指摘し、協力の意向を示したものだ。

■ハーグ裁定、ボリビアには「前進」 La Razónの記事
ハーグの国際司法裁判所による裁定は、ボリビアにとっては「前進」になるという。この件の大使を務める前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏が語ったものだ。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求め、この件をハーグに持ち込んでいる。この裁定により、ボリビアにとっては少なくとも一歩は前進すると同氏は語った。

■エボ「差異を認めて」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、南米諸国連合(Unasur)各国に「差異を認めて」呼びかけた。欧州連合型の統合を目指し南米12か国が加盟するこの機関だが、対米政策やイデオロギーの違いから、6か国が離脱、停止を考えていることが分かった。モラレス大統領は、こうした「差異」を認め、尊重し合うことが必要と断じた。

■レジェス、解職の可能性も El Díaの記事
コチャバンバのホセ・マリア・レジェス市長が、解職される可能性が出ている。議会側が、市議会議員の半数がこの解職、選挙実施を支持していることが明らかにしたものだ。レジェス市長は、市内の児童が使用するリュックの価格が不当につり上げられていた問題で調べを受け、在宅逮捕の状態となっている。

■ラミア事故の調査結果公開へ El Deberの記事
航空会社ラミアの旅客機墜落事故の調査結果をコロンビア政府は、27日に公表する。サンタクルスからメデジンに向かった便が同国山岳地域に2016年11月、墜落したものだ。71人が死亡したが、同国政府側は独自の調査を行なっていた。この事故では、ブラジルのフットボールチーム「シャペコエンセ」の選手や関係者の多くが犠牲になった。

■インフルエンザ死者、14人に El Deberの記事
サンタクルス県でのインフルエンザ感染による死者はさらに増えて、14人となった。県保健局が明らかにした数字だ。県内では現在、AH1N1型の感染拡大が続いている。保健局はこのワクチンの調達を急いでいるが、県内に届くのは5月7日以降とみられている。同局は県内に緊急事態を発令し、手洗いの励行などを行なっている。

■肺結核、注意が必要 Correo del Surの記事
ボリビアは今後さらに、肺結核への注意が必要だという。チュキサカ県の保健局が指摘したものだ。国内での結核感染は今も続いており、ラテンアメリカではハイチ、ペルーに次いで3番めに感染が多い状態だという。結核の脅威は世界的に再拡大しており、感染を防ぐための努力が今後も必要と同局は指摘した。

■おたふくかぜ、481件 La Patríaの記事
オルーロ県での今期のおたふくかぜ感染は、481件に拡大したという。県保健局が明らかにしたものだ。県都オルーロ市の学校などで、この感染症の集団感染が起きている。4月21日時点での感染数が481件と、流行と言っていい状況にあるという。国内ではおたふくかぜは、ラパス市内で同様の感染が起きたばかりだ。

■爆発容疑者に拷問か Correo del Surの記事
オルーロ県ワヌニ鉱山で起きた爆発で、容疑者として名前が挙がった男性が、拷問を受けたと告発された。11日未明に起きたこの爆発で10人が死亡し、22人が負傷している。検察は、負傷者のうちの1人を容疑者の一人としていた。この容疑が欠けられた男性が拷問を受けたと、同県の人権団体が報告したものだ。

■サンボルハで略奪か La Razónの記事
ベニ県のサンボルハで、略奪が発生したという。この地では、地域の道路の再舗装などの工事を求め、交通事業者らが道路封鎖などを続けている。このデモ隊が地域の行政施設を占拠しようとし、混乱が生じた。この混乱に乗じて、市内の店舗などで略奪事件が起きたことが報告されているものだ。


【ペルー】

■国境、ワクチン強化 Andinaの記事
保健省はエクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリ国境でワクチン投与の体制を強化する。ベネズエラ難民を通じた麻疹(はしか)の感染が国内でも確認されている。国境での水際阻止のため、各地に接種を行なうポストを設け、接種を実施するものだ。パンアメリカン保健機構によると14日までに、米州では442件の感染が確認されている。

■ビバ・エア・ペルー、7か国へ Gestionの記事
昨年5月に市場参入したLCC、ビバ・エア・ペルーは7か国への国際線展開を予定している。航空当局から認可を受けたものだ。コロンビア、ボリビア、エクアドル、アルゼンチン、ベネズエラ、パナマへの路線運航が可能となった。まずボゴタやキトへの路線の就航が、濃厚となっている状態だという。


【チリ】

■LATAM、ストに法的措置も La Terceraの記事
LATAM航空は、ストライキを続ける労働組合に対し、法的措置をとる可能性を示した。この10日から、賃上げなどを求めストライキが続いている。経営側はこの事態で同社が多額の損失を得、さらに利用者からの評判を下げているなどして、組合側の責任を求め法的措置をとる可能性を示した。組合側は順法闘争であるとしている。

■カウカウ橋、120日以内に竣工 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州バルディビアのカウカウ川で建設が続くカウカウ橋は、120日以内に竣工するという。公共事業省が明らかにしたものだ。テハ島とラス・アニマスを結ぶこの橋は、開閉式のもので、2014年1月に着工されていた。しかし設計ミスなどから完成が大幅に遅れる状況となっていた。


【アルゼンチン】

■マクリ、ピニェラを迎える La Veradadの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ブエノスアイレスのカサ・ロサーダ(大統領府)で、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領を迎えた。3月11日に就任した同大統領が、今期初めてアルゼンチンを訪れたものだ。両大統領とも、南米の政治バランスや経済の上で両国関係が重要と認識しており、両者の会談は和やかに進んだ。

■スブテのスト、26日も継続 TNの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)のストライキは、26日も続いた。各路線の労働組合は賃上げなどを求め、この16日から時限ストや集改札ストを続けている。この日はリネアEで朝の時間帯、2時間にわたり運転を見合わせた。労働省の斡旋にも関わらず、労使間の交渉は暗礁に乗り上げた状態となっている。

■1ドル、20.83ペソに Télamの記事
通貨ペソは26日の為替市場で、大きく下がった。対米ドルではこの日、28センターボ下落し、20.83ペソとなった。この前日には中央銀行が、ペソ下落を抑止するため大規模な介入を行なったが、この日にはドル上昇圧力がさらに強まったという。ドルは過去初めてとなる、21ペソ台をうかがう展開となっている。

■モロン住民、再度申立て Infocieloの記事
ブエノスアイレス、モロンの住民らが司法に再度の申し立てを行なった。地域にあるエル・パロマール空港の旅客運用が開始されたが、住民らは騒音増加などを理由に反対を続けている。司法が便制限を撤廃したことに異議を唱え、再度制限を実施するよう申し立てを行なったものだ。同空港はLCCのフライボンディが拠点としている。

■ZARA、ロサリオに17年ぶり出店 Rosario Nuestroの記事
スペインのアパレル大手、ZARAがロサリオに、17年ぶりに戻ってきた。同社の新店舗が、市内の商業施設アルト・ロサリオにオープンしたものだ。同社はかつてロサリオにも店舗を持っていたが、2001年に閉店していた。新店舗は2400平方メートルで、商業施設側も人気の高いブランドの再進出に期待を示している。

■ARを差別で告発 Info Fueguinaの記事
国内に住む夫婦が、アルゼンチン航空を告発した。この家族はバイア・ブランカへの便を利用しようとしたが、ダウン症の12歳の娘に対し、同社が差別的扱いをしたという。同社はこの娘の便の利用を、理由もなく拒んだというものだった。夫婦は、この扱いが明確な障碍者差別であるとして、告発に踏み切った。


【エクアドル】

■動物毒殺で4年求刑 El Universoの記事
アンティサナ国立公園内で、野生動物を殺したとして2人に、4年が求刑された。環境省が明らかにしたものだ。接着剤の毒性から、野生のシカの死骸がこの8日に、発見されていたものだ。この犯行に及んだ2人が拘束されており、4年の刑とともに、3750ドル分の罰金支払いが求められる見通しだという。

■アルゼンチン男性、殺害される El Universoの記事
国内南部のロハで、アルゼンチン男性が殺害される事件が起きた。22日、死亡したのはロベルト・ドミンゲスさん(37)で、宿泊先で腹部を刃物で刺されたことが原因だった。警察はこの犯行に及んだ容疑で、アイルランド国籍の者から事情を聴いている。ドミンゲスさんは職を求めて、エクアドルに来ていた。


【コロンビア】

■ベネズエラとの違法国境、37ルート Caracol Radioの記事
国内とベネズエラとを結ぶ違法国境ルート37個所が、摘発されたという。経済失政による生活困窮で、国内に逃れるベネズエラ経済難民が激増した。さらに、食料などの物資の輸送に、これらの違法ルートが使用されているとみられる。コロンビア政府は国境地域に配備する兵を増強し、対応にあたっている。

■偽造医薬品への注意 Caracol Radioの記事
保健省は国内に、偽造医薬品に対する注意を呼びかけた。エクアドルやベネズエラで製造されたとみられる、偽造医薬品が国内で相次いで見つかっているという。これらの偽造医薬品は効能がないだけでなく、安全性に疑問がある場合もある。当局側の把握だけで、これまでに1500キロ相当が摘発されているという。

■地雷被害者、95%減 Caracol Radioの記事
対人地雷の被害にあう人はこの10年で、95%減ったという。政府側が明らかにしたものだ。10年前には年間1256人が被害にあったが、昨年には56人まで減った。左翼ゲリラ組織との内戦が長期化したたため、国内各地で地雷が敷設されたが、FARCとの歴史的合意を受け、この除去が進められているところだ。


【ベネズエラ】

■国連に自由選挙をアピール Razónの記事
ホルヘ・アレアサ外相は国連に対し、5月20日に行なわれる予定の選挙が「自由公正なもの」であることをアピールした。政府は大統領選、議会選をこの日に行なう方針だが、ラテンアメリカや欧米各国などは民主選挙ではないとして、この結果を受け入れないとの姿勢を示している。アレアサ外相はこれに反駁し、自由公正であると訴えた。

■レデスマ氏「自由公正選挙はありえない」 La Patrillaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ベネズエラでは「自由公正選挙はありえない」と断じた。政府弾圧を受け、スペインに事実上の亡命を果たした同氏は、欧米やラテンアメリカ各国でニコラス・マドゥロ政権批判を続けている。同氏は、国民を飢えと危険にさらしている同政権に、公正選挙があるわけがないと断じた。

■マドゥロの選挙違反を告発 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ現大統領以外の陣営が、同陣営の選挙違反を告発した。5月20日の大統領選で同大統領は再選を目指している。この選挙運動がスタートしているが、マドゥロ大統領側は公共放送を選挙運動に悪用していると各陣営が指摘したものだ。運動そのものに、公平性が欠かれていると断じている。

■パナマ、移民機関と意見交換 La Esterellaの記事
パナマのイサベル・デ・サンマロ副外相が、世界移民機関のマルセロ・ピサニ理事長と会談した。現在、生活困窮から国外に逃れるベネズエラ経済難民の扱いが、ラテンアメリカ各国で問題となっている。パナマにも難民が押し寄せており、この対応などについて、両者間で意見交換がなされたという。

■学校に通うこどもが減少 El Paísの記事
国内の学校に通う、こどもの数が大きく減少しているという。就学年齢の児童、生徒は学校に通わなければならないが、現在の社会状況がこれを阻害している。ハイパーインフレの発生による生活困窮などを受け、児童生徒も自身や家族の生活を守ることを優先せざるを得ないためだ。経済失政は、教育システムをも危機に追いやっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、死者63人か Uni Radioの記事
ニカラグアの社会闘争による死者が、63人に達したと報告された。ダニエル・オルテガ政権が進める社会保障改革で増税、年金額削減となることから市民の怒りに火がついた。この9日にわたり、首都マナグアなど各地で激しいデモが繰り広げられている。人権団体は一連の動きで63人が死亡し、19人が不明になっていると報告した。

■泥沼化の原因はオルテガか La Prensaの記事
ニカラグアで、社会闘争が泥沼化している原因はダニエル・オルテガ政権と与党サンディニスタ党の強権的態度だという。社会保障改革に反対するデモを市民団体が平和的行なおうとした際、政権と与党は軍や警察を通じて激しい弾圧を加えようとした。この態度に市民側の怒りが燃え上がり、現在の膠着状態を生んだと指摘された。

■ホンジュラスで山林火災 Tele Surの記事
ホンジュラスで大規模な山林火災が起きている。首都テグシガルパの東25キロ、ラ・モンタニータの山林で起きているもので、この消火活動を行なっていた消防士2人が火にまかれ、死亡した。このほか消防士3人も負傷している。死亡した消防士に対し、同国大統領は深い哀悼の意を表するコメントを出した。

■マリファナ、供給不足 El Paísの記事
ウルグアイでは、薬局店頭で販売されるマリファナ(大麻草)が、供給不足に陥っているという。同国は世界に先駆け、マリファナの合法化を進めている。昨年7月からは、登録薬局店頭での販売も開始された。しかし販売予想を上回る需要のため、供給が追いつかず、ストックが涸渇してしまう事態が繰り返されているという。

■パラグアイ、女性議員減る Prensa Latinaの記事
パラグアイの上院議会では、女性議員の数が減った。同国ではこの22日に大統領選、議会選の投票が行われ、開票が進んで大勢が判明した。とくに上院議会45議席に占める女性議員の割合は18%と、大幅な低下を見たという。今回の選挙では与党コロラド党が過半数を割り込んだが、大統領選では同党候補が当選している。

■中達也氏、パナマへ Día al Díの記事
日本の空手家、中達也氏がパナマで、指導を行なうという。日本空手協会総本部の師範で七段の同氏は5月3日から6日まで、パナマシティで空手のセミナーを行なう。パナマの空手選手の技術向上などを図るものだ。2020年の東京五輪では、空手が正式種目に採用される予定で、このセミナーには国外からも参加者がある予定だ。



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