2018.04.30

【ボリビア】

■ルイス・ガルシア・メサ氏死去 La Razónの記事
国内最後の軍事独裁政権を率いた、ルイス・ガルシア・メサ氏が死去した。家族が明らかにしたもので、健康面の悪化などから89年の生涯を閉じたという。同氏は1980年7月17日のクーデターで政権の座を奪ったが、さまざまな人権問題や汚職などでで有罪判決を受け、23年の刑に服していた。

■圧政被害者らは複雑 Correo del Surの記事
軍事独裁政権を率いたルイス・ガルシア・メサ氏の死去に、圧政の犠牲者やその家族は、複雑な思いを抱える。1980年から翌年にかけてのこの体制で、多くの国民がさまざまな弾圧を受けた。元゛大統領で歴史研究家のカルロス・メサ氏は「ボリビアの負の歴史を今後も直視する必要がある」とのツイートを出している。

■ペルーとの3事業を推進 La Razónの記事
ボリビア、ペルー両国は3つの事業を共同で進める。エボ・モラレス大統領とペルーのマルティン・ビスカラ大統領が国境のデサグアデーロで会談し、合意したものだ。ペルー南部のイロ港と国内を結ぶルートの整備、コビッハとサンロレンソを結ぶ道路整備、そして両国間の通信網の充実を図る事業だ。

■ティティカカ浄化プラント稼働 La Razónの記事
ペルー国境のティティカカ湖の水質浄化プラントが28日、稼働し始めた。鉱山廃水の流入などで汚染が報告されているこの湖の、水質を保つため新たに設けられたプラントだ。デサグアデーロで、エボ・モラレス大統領とペルーのマルティン・ビスカラ大統領立会いのもと、竣工と稼働を祝う式典が行なわれた。

■リュック事件、担当者が国外脱出 El Díaの記事
コチャバンバの「リュック事件」の入札担当役職者が、国外に脱出したという。ディアゴ・ヒメネス副大臣が明らかにしたものだ。児童が使用するリュックの価格が不当につり上げられ、汚職容疑でルイス・マリア・レジェス市長が在宅逮捕となっているものだ。入札を担当していた市の役職者が、国外逃亡をすでに果たしているという。

■オルーロ爆発、解明を求める El Díaの記事
オルーロ市でこの2月に起きた爆発事件の被害者やその家族が、政府側に対し事態の徹底解明を求めた。カルナバルが行なわれた10日の夜に起きたこの爆発では、12人が死亡し、多くの負傷者が出た。テロの可能性があるものの、オルーロ県警は未だに結論を出していない。エボ・モラレス政権に対し、国際機関の活用などを求める要望が出された。

■ポトシ、教会の天井落下 El Díaの記事
ポトシの古い教会の天井が、落下する事態が生じた。27日夕方、サン・アグスティン寺院の天井が、轟音と共に崩れた。人的被害は免れたが、現場は無残な状態となっている。古い町並みがユネスコ世界遺産に登録されているこの町だが、この寺院も登録の対象となっており、保全の方法などに対する疑問の声が上がっている。

■議会議員、刑務所を視察へ La Patríaの記事
議会議員らが、オルーロの受刑施設を視察する。国内の刑務所はすべてが、定員オーバーの状態が慢性化している。この事態について、国連の人権機関も問題点を指摘している。これを受け議会は、オルーロの刑務所を視察し、実態把握とともに事態打開の方策を探る。刑務所内での感染症の広がりも、問題となっている。

■酔っ払い運転、5台に衝突 El Díaの記事
サンタクルスで酔っ払い運転の車輛が、ほかの車輛5台に衝突した。この事故が起きたのは、市内の第4環状線とパラグア通りの交差点近くだ。30歳の男が車を駐車しようとした際、5台に次々に衝突したという。警察が駆けつけ調べたところ、基準をはるかに上回るアルコールが検出された。この男は拘束されている。

■200人がカポラルを踊る Correo del Surの記事
ラパスではおよそ200人が、フォルクローレダンス「カポラル」を披露した。かつて奴隷労働者としてアフリカから来たアフロ系の文化と、アンデスの文化が融合した「トゥンディキ」を近代化したメジャーダンスが、カポラルだ。ボリビアの音楽文化の発信のため、大人数でカポラルを踊るイベントが開催されたものだ。


【ペルー】

■メトロ2駅、一時休止 Gestionの記事
リマのメトロ(電車)1号線の2つの駅は、運用が一時休止となる。この措置がとられるのはターミナルのビジャ・エルサルバドル駅と、工業公園駅だ。運営する市側によると、両駅ではインフラ整備の新たな工事が行なわれるため、土日の一定時間に限り運用が停止となるという。この状態はしばらく続く予定だ。

■ティスカニ火山、噴火の兆し Correo Perúの記事
モケグア市から60キロにあるティスカニ火山について、噴火の兆しがあるという。地質鉱山機構が明らかにしたものだ。この火山活動によるとみられる火山性微動が相次いで観測されており、今後噴火に至る可能性がある。この火山は標高5408メートルで、最後の噴火からすでに400年が経過していると推定されている。


【チリ】

■LATAM、正常化へ El Comercioの記事
LATAM航空の運航は、正常化に向かうという。同社の労働組合はこの10日から、ストライキに入っていた。多くの便が欠航となったり、遅れたりする事態が続いていたが、組合員の一部が業務に戻ることに合意し、5月3日に完全平常化する見通しとなった。一方、労使間の主張の溝は埋まっていない。

■ニュブレ、26日ぶり生還 BioBio Chileの記事
第16(ニュブレ)州で不明になっていた男女が、26日ぶりに生還した。28日21時30分頃、捜索隊が不明となっていた17歳の女性と21歳の男性を発見し、保護した。二人は同州の山岳地域を山歩き中に迷い、キャンプを張って生き長らえていたという。二人には疲れは見えるものの、健康状態に大きな問題はない。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス、悪天候に La Nacionの記事
ブエノスアイレス首都圏は28日、悪天候に見舞われた。いわゆるゲリラ豪雨や強風などが生じ、市内では11万7千世帯で停電する事態となった。エセイサ国際空港、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)、エル・パロマール空港でも便の離着陸に影響が生じ、多くの便に遅れなどが広がった。

■音楽イベントで落雷 La Nacionの記事
ブエノスアイレスで、悪天候の中行なわれていた野外音楽イベントの最中に、落雷があった。ラ・パテルナルで行なわれていたこの会場に、29日午前3時頃、雷が落ちたものだ。この事態で現場はパニックに陥ったが、落雷による人的被害は免れたという。悪天候の予報に関わらず主催側は、この開催を強行していた。

■スブテは水浸しに Página12の記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)駅や施設の一部は、水浸しとなった。悪天候によるゲリラ豪雨の影響で、大量の水が駅構内に流れ込むなどし、リネアBとリネアDは29日朝から、運転が見合された。とくにリネアDの7月9日駅とコングレソ・デ・トゥクマン駅との間は、水没した状態とななったという。

■学校の天井が落ちる Cronicaの記事
悪天候の影響で、ブエノスアイレス近郊にも被害が出ている。モロンのエル・パロマールにある第五学校では、強風と大雨の影響で、施設の屋根の一部が倒壊する事態となった。週末で人がいなかったため人的被害はないが、週明け以降の授業に影響が残る可能性がある。学校側は3日までの正常化を目指している。

■スブテ、1日から値上げ Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運賃は、1日から値上げとなる。4月19日に決定していたもので、この日から運賃は46%上昇し、11ペソとなる。さらに6月からは、この運賃は12.50ペソとなる予定だ。マウリシオ・マクリ政権は助成漬けの体質を改めるため、公共料金や運賃などの大幅な見直しを進めている。

■フライボンディ、ポサーダスへ Misiones Onlineの記事
LCCのフライボンディは、この5月からミシオネス州都ポサーダスに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、ハブと位置づけるブエノスアイレスのエル・パロマール空港とを結ぶ便を、新たに開設するものだ。この1月に市場参入した同社だが、ハブ空港の運用規制が解かれ、今後国内線の大幅増便に踏み切る。

■マクド、サンティアゴへ Diario Panoramaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州に初めて、マクドナルドが進出する。国内でフランチャイズ展開するアルコス・ドラード社が明らかにしたものだ。この8月から9月頃に、州都に店舗をオープンさせるという。マクドナルドは国内津々浦々にあるが、サンティアゴ・デル・エステーロ州は空白域となっていた。

■この週末の観光、31億ペソ Télamの記事
連休となっているこの週末、国内の観光への経済効果は31億6100万ペソと試算された。多くの国民が国内外を旅行し、イグアスの滝やメンドサ、サルタなどの人気が高い状態だ。観光省が試算したもので、この週末だけで111万人が国内を移動するという。昨年の同じ時期に比して、39%多い計算だ。


【エクアドル】

■バーニョス-プヨ道、混乱続く El Comercioの記事
トゥングラワ県のバーニョスと、パスタサ県のプヨを結ぶ道路の混乱が続いている。バーニョスに近いリオ・ベルデで大規模土砂崩れが発生し、道路が土砂に塞がれた。すべての車輛が通過できない状態で、観光の繁忙期にあたるため多くの人が足止めされているものだ。復旧作業が続くが、まだ再開には至っていない。

■キトのメトロ、急ピッチ El Comercioの記事
キトのメトロ(地下鉄)建設工事が、急ピッチで進められている。最初に着工された5キロの区間について、間もなく竣工する見通しで、市民などによる見学会が予定されている。国内初の地下鉄となるこのメトロは全長22.4キロで、スペインのマドリードのメトロ運営会社から、全面的な協力を受けている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港は新体制に Portafolioの記事
ボゴタのエルドラード空港は29日、新体制に移行した。この日から、アビアンカ航空はターミナル1、そしてEasyFlyとサテナはターミナル2(プエンテ・アエレオ)に統合されたものだ。事前に告知され、周知徹底が図られていたため、利用客の間にも混乱は起きなかった。一方、チェックインカウンターなどは一部、混雑が見られた。

■ベネズエラの249人、送還へ Vanguardiaの記事
違法入国のベネズエラ249人について、強制送還の措置がとられるという。移民局が明らかにしたものだ。経済失政による生活困窮で同国からの経済難民の流入が続く。コロンビア政府はその数が100万人に達したとみているが、一方で違法入国者の摘発も同時に進められている。今回送還されるのは、国境の北サンタンデール県で摘発された者らだ。

■バルディビア、150世帯避難 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のバルディビアでは、150世帯450人が避難した。この地を流れるカウカ川が、大雨の影響で著しい増水をみたためだ。この上流にあるダムの運用で、水位変化が通常よりも大きくなり、多くの流域住民が不安を抱いたという。今の時点で被害を受けた住宅などはなく、人的被害もない。


【ベネズエラ】

■ホームレスが増加 Informadorの記事
国内では、路上生活する国民も著しく増加しているという。経済失政にともなう生活困窮で、多くの国民が経済難民として国外に流出している。国内にとどまる国民の間では、住まいを維持できず、ホームレス生活を余儀なくされる者が続出しているという。非公式なデータでは、国民の8割が貧困に陥っている。

■最低賃金で肉1.14キロ El Nacionalの記事
ベネズエラの最低賃金で、市場で購入できる肉の量は、1.14キロにとどまる。各国の状況を調べた結果だ。ラテンアメリカで購入できる量がもっとも多いパナマでは103.33キロ、次ぐコロンビアは65.55キロ、アルゼンチンは64.19キロだ。下から二番めのキューバでも5.86キロだが、ベネズエラはその5分の1となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグアで行進 La Naciónの記事
ニカラグアでは29日、市民らによる大規模な行進が行なわれた。ダニエル・オルテガ政権が進める社会保障改革で増税、年金減額となることから、反対闘争が起きている。このデモに対し政権側が強権的対応を取り、多くの死傷者が出ている。この事実に抗議するためのデモ行進が、首都マナグアで平和的に行なわれ、数千人が参加した。

■オルテガ夫妻の責任を問う声 El Universoの記事
ニカラグア国民の間から、ダニエル・オルテガ大統領、妻の副大統領の責任を問う声が上がっている。社会保障改革への反対闘争で、今の時点で42人の死亡が確認され、この数は69人にのぼるとの指摘もある。政府側は過度の武器を使用するなどしてデモを抑え込み、死傷者数が大きく増えたとみられる。

■パラグアイもエルサレムへ ABC Colorの記事
パラグアイのオラシオ・コルテス大統領は、在イスラエル大使館を現行のテルアビブから、エルサレムに移す意向を示した。米国のドナルド・トランプ政権が同様の方針を示し、グアテマラとホンジュラスが追随する姿勢を示していた。パラグアイもこの移転を進める方針であるという。同国では間もなく、大統領が交代する。

■ルラ氏支持派が銃撃 El Paísの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏の支持派が、南部のクリティバで銃撃を行なったという。ルラ氏は最高裁の判断を受けて12年の刑が確定し、収監されたばかりだ。支持派の男が軍の基地を襲撃したもので、2人が負傷し、このうち1人は重篤な状態となっているという。

■グアルーリョス列車、毎日運行へ Folhaの記事
ブラジル、サンパウロのグアルーリョス国際空港への鉄道便は、30日から毎日運行となる。市内中心部とを結ぶ「13号線」はこの3月末に開業したが、土日のみの運転となっていた。運行体制が整ったとしてこの日から、平日も運転が行なわれる。運転時間はこれまでと同様に、10時から15時までだ。