2018.05.01

【ボリビア】

■チュキサカ、市民闘争へ La Razónの記事
チュキサカ県は市民闘争に突入する。サンタクルス県との未確定県境をめぐる司法の裁定で、チュキサカ県に不利な内容が出された。これに反発した県議会議員や市民団体が、新たに社会闘争に突入することを明らかにし、デモや道路封鎖を準備している。国内ではオルーロ-ポトシ県間など、県境闘争が各地に残る。

■外相、Unasur立て直しに意欲 Correo del Surの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、南米諸国連合(Unasur)の立て直しに意欲を示した。国内メディアの番組に出演し、語ったものだ。Unasurは欧州連合型の統合を目指し、南米12か国が加盟する機関だ。しかし対米政策の違いなどから、6か国が離脱、停止を考えていることが伝えられた。同外相はUnasurの理念を再構築したいと述べた。

■Unasur危機はボリビアも一因 El Deberの記事
エボ・モラレス政権と対峙する元大統領、ホルヘ・キロガ氏は南米諸国連合(Unasur)の危機の一因が、ボリビアであると断じた。南米12か国によるこの機関だが、対米関係問題などから瓦解の危機にある。キロガ氏は、モラレス政権がベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を過度に擁護していることも、この原因であると断じた。

■GLPのイロ拠点化に意欲 La Razónの記事
天然ガス担当のルイス・アルベルト・サンチェス大臣は、ペルー南部のイロ港にボリビアの液化天然ガス(GLP)輸出拠点を設けるプランに、強い意欲を示した。現在GLPはパラグアイやペルーなど近隣国向けのみだが、イロ港から他大陸への輸出計画を政府が示した。同大臣によるとロシアのGazpromから、この計画への協力打診を受けているという。

■コチャバンバ、市長不在2週め La Razónの記事
コチャバンバ市は、市長不在の状態が2週めに入った。児童が使用するリュックの調達価格が過剰につり上げられていた問題が汚職と判断し、ルイス・マリア・レジェス市長は在宅逮捕の状態となった。市議会は、同市長から辞表が出されれば受理する姿勢だが、当面この市長不在の状況とすることを決めている。

■スクレでユネスコの会合 Correo del Surの記事
スクレで、ユネスコの会合が行なわれるという。メキシコで開催されたイベロアメリカの分会で明らかにされたものだ。この7月25、26日の両日、ラテンアメリカ・カリブ海地域各国のユネスコ関係者が一堂に会するという。教育文化についての意見交換が予定されている。スクレの旧市街は、ユネスコ世界遺産に登録されている。

■サンボルハ、緊張続く El Díaの記事
ベニ県サンボルハでの緊張が、続いている。地域の交通事業者らが、ラパスなどとを結ぶ道路の改善などを県や国に求め、社会闘争を行なっている。先週には、このデモ隊が行政機関が入る建物を占拠しようとし、衝突が起きていた。軍側は緊張状態が続いているとして、兵などを増員する対応を取っている。

■シペシペで火災 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市から24キロのシペシペの住宅で、火災があった。家族内で誕生日を祝うパーティを行なっていたところ、火災に至ったという。この火災で24歳の母親と、7歳と4歳のこども2人の合わせて3人が死亡した。また50歳の祖母と10歳の子は、負傷している。消防が原因などの調べを進めている。

■ポロマで局地的地震か Correo del Surの記事
チュキサカ県のポロマで28日夜、局地的な地震が起きたとみられる。22時頃に強い揺れが生じ、29日にかけて余震とみられる地震も起きたという。国内で起きた地震を観測する、ラパスのサンカリクスト地震機構は、この地震について一切のデータを示していない。チュキサカ県内には複数の活断層があることが報告されている。

■ワクチン、180万本調達へ El Díaの記事
保健省は、インフルエンザワクチン180万本を調達する。サンタクルス県内を中心に、AH1N1型の感染が相次ぎ、これまでに14人が死亡した。今後冬が本格化するにつれ、感染が広がるおそれがあることか指摘されている。パンアメリカン保健機構の協力を得て、必要なワクチンの調達を同省が進めている。


【ペルー】

■LATAM、クスコ-サンティアゴ線 Gestionの記事
LATAMペルーは新たに、クスコとチリの首都サンティアゴを結ぶ直行便を開設する。同社が明らかにしたもので、この8月15日から、週3往復の体制で運航する。使用機材は144座席のエアバスA319型機だ。クスコからの国際線は現在はラパス線のみで、LATAM航空の運航は初めてだ。クスコでは運用時間延長で、発着枠が広がったばかりだ。

■ピウラで事故、25人負傷 El Comercioの記事
ピウラ県でバス事故があり、合わせて25人が負傷した。現場となったのはタララとスジャナを結ぶ道路のサンタルシア付近だ。リマに向かっていたトゥリスモ・カバッサ社の便が、道路を外れて崖下に転落したものだ。当時雨のため、路面がぬれていたという。乗客の多くは、国境を越えて入国したばかりのベネズエラ人だった。


【チリ】

■死刑復活を議論 BioBio Chileの記事
議会では、新たに死刑復活が議論される。この1月に第10(ロス・ラゴス)州プエルト・モントで起きた重大事件をきっかけに、この復活論が再び広がっているものだ。議会内でもこの賛否は分かれている状態で、復活の是非については今後の議論にかかってくるとみられる。同時に量刑を増やす措置についても検討がなされる。

■サンティアゴもUターンラッシュ La Terceraの記事
サンティアゴでは1日、Uターンラッシュによる道路の混雑が予想されている。1日のメーデーをからめた連休で、多くの市民が行楽を楽しんだ。警察の交通課によると、この日は16時から21時の時間帯、市内に向かう路線で激しい渋滞となる可能性が高いという。国道5号、68号の混雑が予想されている。


【アルゼンチン】

■悪天候で車が沈没 Misiones Onlineの記事
ブエノスアイレスを襲った悪天候のため、一台の乗用車が水の中に沈む事態が起きた。ラモス・メヒアのブランドセン通りを走行していたこの車輛が、悪天候で突然出現した水たまりにはまり、沈んだものだ。運転していた男性はぎりぎりのところで脱出し、無事だった。この水たまりは、大雨による地盤沈下で生じたとみられる。

■悪天候、依然1000人避難 La Nacionの記事
ブエノスアイレスを襲った悪天候の影響で、依然として1000人が避難している。29日、都市圏各地でゲリラ豪雨が発生し、雨と強風、雷の被害が各地で相次いだ。州側によるとラ・マタンサで400人近くが避難するなど、各地で1000人が避難を続けている。モロンでは、避難所となるべき学校施設にも被害が及んだ。

■フライボンディ便が欠航に Infocieloの記事
LCCのフライボンディは、ブエノスアイレスを襲った悪天候の影響で、数便を欠航とした。同社が拠点を置くモロンのエル・パロマール空港では、この悪天候で施設に損傷が生じるなどの被害が起きたという。安全上の配慮から、一部の便についてキャンセルを判断したものだ。モロンではとくに被害が多く報告されている。

■GOL、フォルタレザ線開設へ Télamの記事
ブラジルのGOL航空は、ブエノスアイレスと同国北部のフォルタレザを結ぶ路線を開設する。同社はフォルタレザをハブの一つとし、欧州便への拠点としている。この路線開設で、乗り換え需要を得ることが目的だ。ブエノスアイレス線は週4便で、さらにロサリオ、コルドバとの間にも各1往復を設ける。

■サルタ空港、やはり遅れ El Tribunoの記事
サルタ空港の工事は、やはり遅れているという。同空港は4月15日から全面閉鎖となり、滑走路補修などの工事が行なわれている。5月5日から再開する予定となっているが、工期が遅れており、閉鎖期間が延長される公算が高まった。アルゼンチン航空やアンデス航空の便は、フフイの空港に一時移管されている。

■三国国境、テレフェリコ計画 Misiones Onlineの記事
三国国境の町を、テレフェリコ(ロープウェイ)で結ぶ計画が浮上した。ミシオネス州のプエルト・イグアス、ブラジルのフォス・ド・イグアス、パラグアイのシウダー・デル・エステを結ぶものだ。パラナ川の上を通るもので、環境面にも適しているとオーストリアのDoppelmayr社が提唱している。

■ピットブル、4歳児を襲う La Nacionの記事
サンルイス州で、ピットブルが4歳の男児を襲った。州都に住むこの男児は、自宅の前で遊んでいた。この際、突然現れたピットブルに襲われ、顔などを噛まれたという。この犬は近所の家で飼われており、脱走したものだった。獰猛な性質で知られるピットブルは番犬として飼われることが多いが、人を襲う事故も多い。

■ラ・マタンサ、拘置施設が限界 La Nacionの記事
ブエノスアイレス近郊、ラ・マタンサの警察の拘置施設が、限界だという。この地では武装グループによる襲撃事件などが相次ぎ、摘発が進んだ。このためサンフストにある拘置施設が満杯、定員オーバー状態で、さらなる受け入れが難しい事態に陥っている。


【エクアドル】

■イバラの病院で爆弾騒ぎ El Universoの記事
イバラの病院で爆弾騒ぎがあった。29日20時30分頃、市内のサンビセンテ・デ・パウル病院に爆発物を仕かけたとの電話が入った。このため同病院の入院患者112人を含む、すべての人が一時外に避難する事態となった。しかし警察の調べで、施設内から不審物は見つからず、悪質ないたずらだったとみられる。

■ルク・ピチンチャ、12人救助 El Comercioの記事
キトに隣接する山、ルク・ピチンチャでは29日、合わせて12人が救助されたという。この山は山歩きを楽しむ人などに人気が高いが、この日は午後から突然、大雨に見舞われるなどし、視界不良などで救助を求める通報が相次いだという。出動した山岳救助隊が、こうした人々を次々と保護した。


【コロンビア】

■70人、ターミナルを間違える El Tiempoの記事
ボゴタのエルドラード空港では、アビアンカ航空の利用者70人が29日、ターミナルを間違えた。この日からアビアンカ航空はすべての便がターミナル1に、サテナとEasyFlyはターミナル2(プエンテ・アエレオ)に移管された。事前通知はなされていたが、ターミナル2に到着したアビアンカの利用者が70人いたという。


【ベネズエラ】

■最低賃金、95%引き上げ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は30日、最低賃金額を95%引き上げることを発表した。この措置により最低賃金は255万5500ボリバールとなるが、米ドル換算では以前の引き上げ時と同じ37ドル相当だ。国内では昨年10月以降、ハイパーインフレが続いており、インフレにともなう引き上げだ。この引き上げでさらなる通貨下落が起きるおそれがある。

■米州機構、緊急の会合へ El Universoの記事
米州機構は、ベネズエラの問題を受け緊急の会合を開く。経済失政による生活困窮で、多くのベネズエラ国民が経済難民化している。この状況を受け、人権問題の特別会合が、ニューヨークで開かれるものだ。アルゼンチンやブラジル、チリ、カナダ、ペルーなど、ベネズエラに圧力を強める国々が参加する。

■コパ航空、本日再開 El Impulsoの記事
パナマのコパ航空は1日から、パナマシティ-カラカス線を再開する。ベネズエラとパナマの制裁応酬のため、同社は4月7日から、この路線を休止していた。大手航空会社の休止で、ベネズエラ側に大きな影響が生じ、3万人が移動できない状態となったとみられる。両国が正常化に合意し、いよいよ便再開となる。

■コンドーム、最低賃金の3倍 El Nacionalの記事
国内ではコンドームの価格が、最低賃金の3倍に達しているという。経済失政による物資不足で、国内では医薬品や医薬部外品などの涸渇が続く。コンドームも例外ではなく、国内では入手が難しい品の一つだ。この不足、涸渇により、国内では望まない妊娠をする例や性感染症の広がりが指摘されている。

■カロリー摂取、必要量の3分の1 PanamPostの記事
ベネズエラ国民の一日当たりのカロリー摂取量は、必要量の3分の1にとどまるという。飢餓に関する国際会議の場で報告されたものだ。経済失政による物資不足で、国内では食料品の入手が難しい状況となっている。平均的なカロリー摂取量が500キロカロリーと、成人男性の必要量の3分の1にとどまっているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■教会、オルテガに圧力 El Paísの記事
ニカラグアのカトリック教会が、ダニエル・オルテガ政権に圧力をかけた。オルテガ政権が進める社会保障改革で、増税や年金減額となることから国民の怒りに火がついている。社会闘争の激化で多くの死傷者を出しているが、教会側は政権に国民と対話を通して向き合うよう求め、圧力をかけた。

■アニノマス、ニカラグアを攻撃 Notimericaの記事
インターネット上の国際ネットワーク、アノニマスがニカラグアをサイバー攻撃している。社会保障改革への反対から社会闘争が激化するに合わせ、先週から同国に向けたサイバー攻撃が続いているという。このため同国の政府関係ウェブサイトへのアクセスが、一部難しくなっている。社会闘争への側面支援とみられる。

■ルラ、安全強化 El Paísの記事
ブラジル当局は、収監されている元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏について、安全面の強化を行なう。ルラ氏の支持者がクリティバ市内の軍施設を襲撃し、兵2人が負傷する事件が起きた。政治的に今も影響力を持つルラ氏をめぐり、同様の事件が起きるおそれもあるとして、安全面の対策の強化が打ち出されたものだ。

■パナマ、建設好調 La estrellaの記事
パナマの建設業は、好調さを維持している。大規模建造物を建設する前に、環境影響調査を受けた件数が昨年一年間で117件だった。この数はラテンアメリカの主要都市の中でも、とくに多い水準にあるという。パナマ経済は、ラテンアメリカ各国の中でこの年、もっとも高い成長率を示し、2018年も同様水準が維持される見通しだ。



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