2018.05.03

【ボリビア】

■チュキサカ、闘争続く La Razónの記事
チュキサカ県での社会闘争は、2日も続いた。資源開発が期待されるサンタクルス県との県境未確定地域について、司法が同県に不利な裁定を出した。このことに抗議するため、議会議員や市民団体などが1日から社会闘争に入り、デモや道路封鎖などを行なっている。この闘争については期限はなく、長期化する可能性がある。

■エボ、チュキサカに配慮も La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、社会闘争が起きているチュキサカ県への配慮を示した。天然ガス開発が期待されるインカワシの帰属について、司法がチュキサカ県に不利な裁定を下した。モラレス大統領はチュキサカ県の開発について政府としても力を入れる姿勢を示し、同県の社会闘争の鎮静化を図りたい意思を示した。

■検察、ワヌニ報告へ El Díaの記事
検察は間もなく、オルーロ県ワヌニ鉱山で起きた爆発についての、報告を示すという。先月11日未明、鉱山内で爆発があり、多くの死傷者を出した。この事件の背景には「フク」と呼ばれる鉱産物窃盗の手口があったとみられている。検察は、現時点で判明している内容について、2日じゅうに公表するという。

■クラウレ氏、CEO退任へ El Deberの記事
米国の携帯電話4位、スプリントのマルセロ・クラウレCEOは、今月末でその役職を退任する。ボリビア出身の同氏は同社を創設したが、すでに日本のソフトバンク社に売却している。以後もCEOだったが、同社と同国3位のTモバイルが合併することになり、ソフトバンクの影響力が強まることから、退任を決めたという。

■コチャバンバ、選挙準備を開始 La Razónの記事
コチャバンバの選挙法廷は、選挙実施に向けた準備を開始した。コチャバンバ市のホセ・マリア・レジェス市長は、リュックをめぐる汚職疑惑を受け在宅逮捕の状態となっている。市長不在から1週間となっているが、議会側が解任の可能性を示し、新たに市長選が行なわれる機運が高まっているものだ。

■リュック販売側にも捜査の手 La Razónの記事
リュックをめぐる汚職疑惑で、コチャバンバの検察は販売側にも捜査の手を伸ばした。市側が調達したこのリュック価格が不当に高く設定され、背後に汚職があった疑惑が高まっているものだ。すでに市長は在宅逮捕の状態だが、新たにこの中国製リュックを販売した企業側に、捜査の手が及んだという。

■ポロマ、地震続く Correo del Surの記事
チュキサカ県のポロマでは、まだ地震の揺れが続いているという。スクレから100キロのこの地では先週末、直下型とみられる地震が起きたことが報告されている。以後、余震とみられる地震が続いており、2日にも揺れを感じた。ラパスのサンカリクスト地震機構は、この地震について言及していない。

■インフルエンザ、死者18人に La Razónの記事
サンタクルス県でのインフルエンザ死者は、18人となった。保健局が2日、明らかにした数字だ。冬の本格化直前の時季だが、県内ではAH1N1型の感染の広がりが報告されている。県側はすでに県全域に、緊急事態を発令している状態だ。県内ではAH3N2型やB型の感染例も報告されており、来週から予防接種運動が展開される。

■オルーロ、透析センター La Patríaの記事
オルーロ市中心部に、人工透析を行なうことができる新たな施設がオープンした。腎臓の病などで、透析を必要とする人は、市内に200人ほどがいるとみられる。こうした人々が透析を24時間、受けることができる市の施設が、新たに設けられたものだ。民間施設と合わせ、多くの透析患者の利便性が増すという。

■スクレで自殺未遂 Correo del Surの記事
スクレの街路で、自殺未遂があった。若い女性が、マルセロ・キロガ・サンタクルス通りにかかる歩道橋から、身を投げたものだ。しかしこの女性は肩を骨折したものの、命に別状はないという。ラテンアメリカは概して自殺件数が低いが、近年はストレスや精神疾患などで、この件数の増加が報告されている。


【ペルー】

■川イルカ、10年で半減 Perú21の記事
アマゾン水系に棲息する川イルカは、10年ごとに半減し続けているという。ピンクイルカとも呼ばれるこのイルカは国内のほか、ブラジルやボリビアなどの河川に棲息する。しかしこの個体数の激減は各国で指摘されており、ペルーでは10年ごとに半分に減っている計算になるという。乱獲も今も報告されている。

■アンカッシュでバス事故 El Comercioの記事
アンカッシュ県の道路で2日未明、バス事故が起きた。現場となったのはワラスとカスマを結ぶ道路で、乗客を乗せ走行していたビア・コスタ社の便が道路を外れて、100メートル下の谷に転落したものだ。この事故で10人が死亡し、19人が負傷している。このバスはチンボテを発ち、ワラスに向かうところだった。

■ピウラ、こどもにワクチン Correo Perúの記事
ピウラ県では、こどもに対する、黄熱病ワクチンの接種運動が始まった。ネッタイシマカが媒介するこの感染症はこの夏、ブラジルで流行の兆しがみられた。国内に流入すれば同県では感染リスクがある。このワクチンは、現在は一生涯で一度受ければよく、同県保健局はこどものうちにこれを済ませる運動を行なっている。

■プーノでアラシータ開幕 Correo Perúの記事
プーノで、アラシータが開幕した。アラシータは、エケコ人形に願懸けをするためのミニチュア製品などを売る市だ。この習慣はボリビア、ラパスで盛んなもので、もともとプーノには存在しないが、近年はこの文化が定着しつつある。この市には、国内とボリビアの多くの民芸品作家が参加している。


【チリ】

■オイヒンスで停電 La Terceraの記事
第6(オイヒンス)州で2日、大規模な停電が生じた。州都ランカグアにある施設で火災が起きた影響で、州内の広い範囲で電力が使用できなくなったものだ。現在も復旧作業が続いている段階で、停電は一部地域で継続しているとみられる。今の時点で完全復旧がいつになるかは分かっていない。

■国内中部、M5.0の地震 BioBio Chileの記事
国内中部で2日13時9分頃、やや強い地震が起きた。震源はサンティアゴ首都圏が占めるメトロポリターナ州のファレジョネスの東17キロで、震源の強さはマグニチュード5.0、震源の深さは121.2キロだ。クラカビやティルティルでメルカリ震度5、サンティアゴで同4の揺れを観測したが、人や建物への被害はない。


【アルゼンチン】

■ペソ、また最安値 Télamの記事
通貨ペソは2日、対米ドルでの最安値を更新した。現在米ドル高が続いているが、連休明けのこの日は寄りつきからペソが下がり、1ドルは最終的に64センターボ安の21.52ペソとなった。終値として初めて、21ペソ台に突入したことになる。ブエノスアイレス市内の両替店の多くも、1ドルは21ペソ台となった。

■潜水艦捜索、9社が参加 Télamの記事
不明潜水艦捜索に、9つの企業が参加する見通しだ。昨年11月15日、チュブ州沖の海域で海軍のARAサンフアンが消息を絶ち、未だに行方の手がかりも見つかっていない。政府は懸賞金を出して、民間企業の捜索参入を図る方針を示している。今の時点で、国内の9つの企業が参加する姿勢を示している。

■エル・パロマールの改善を求める Infocieloの記事
LCCのフライボンディは政府に対し、ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の改善を求めた。先週末の悪天候の影響で、この空港施設に被害が生じたことを受けたものだ。同空港はこの2月から旅客運用が始まったばかりで、同社が唯一の乗り入れ航空会社となっている。政府に対し、安定運航のための施策を求めた。

■スブテ闘争も再開 Il Intransigenteの記事
連休明けの2日、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の闘争も再開された。各路線の労働組合は賃上げなどを求め、4月16日から時限ストや集改札ストなどを続けている。2日、朝の時間帯にリネアHで2時間にわたり集改札ストが行なわれ、闘争再開となった。労使間の交渉は膠着状態となっている。

■強盗殺害の警察官、拘束続く La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ベルグラノ・ノルテ線の列車内で強盗を殺害した警察官は、拘留されたままだ。1日朝、レティーロ駅到着直前の車内で、男が刃物を使用し別の乗客に強盗をはたらいた。私服警官がこの男を銃撃し、殺害したものだ。司法はこの警察官の行為が、過剰防衛にあたるとみている。

■パト・フォンタネ氏、釈放 La Nacionの記事
ポップ音楽のパト・フォンタネ氏が、エセイサの受刑施設から釈放された。2004年12月、ブエノスアイレスのナイトクラブで起きた大火災で194人が死亡する「クロマニョンの悲劇」が起きた。演奏家として参加していた同氏も責任を問われ、有罪となっている。しかし精神疾患を呈したことから、釈放となったという。

■サルタ空港、再開は26日に El Tribunoの記事
サルタの空港の再開は、26日にずれ込む。同空港は滑走路補修などの工事のため、4月15日に閉鎖されている。当初、5月5日から再開の予定だったが、工期の遅れなどから25日まで工事期間が延長された。再開は26日となる予定で、この間も同空港を発着するアルゼンチン航空などの便は、フフイに移管される。

■4月の新車販売、17.8%増 Télamの記事
4月の新車販売も、好調を維持した。自動車販売業の団体ACARAによると、この月の新車販売台数は7万6554台だった。この数は前年同月比で17.8%多く、4月としては過去最高の数字だった。1~4月の販売台数は35万2109台で、前年同期比で18.4%という高い伸びだ。新車、中古車販売ともに好調が続く。


【エクアドル】

■爆弾騒ぎ相次ぐ El Universoの記事
2日、国内3個所で爆弾騒ぎが相次いだ。グアヤキルの学校、イバラの受刑施設、そしてキトの裁判所に爆発物を仕かけたとの通報が相次ぎ、それぞれ避難が行なわれたものだ。国内ではコロンビア国境のエスメラルダス県で爆弾テロがあり、緊張状態が続いている。今回のいずれのケースでも、不審物は見つかっていない。

■グアヤス-マナビ道封鎖 El Universoの記事
2日、グアヤス県とマナビ県を結ぶ幹線道路が、封鎖された。交通警察側が明らかにしたもので、グアヤキルから68キロの地点でこの封鎖があったという。この封鎖は、地域の農業層による社会闘争によるもので、要求行動のため道路を塞いだものだ。現場では農業層の面々が、デモ行進を行なった。

■クエンカ、カードのみ El Universoの記事
アスアイ県都クエンカ市内を走行するバスの運賃決済は、カードのみとなる。475台のバス車輛に、ICチップ搭載のカードの読み取り機の設置が完了した。これまでは現金払いが主だったが、今後はカード決済のみとなる。市内で建設が進むトランビア(路面電車)についても、このICカードのみの適用となる。


【コロンビア】

■センソ、すでに40万人 Caracol Radioの記事
在留ベネズエラ国民に対するセンソ(国勢調査)で、手続きを取った人の数が40万人を超えた。経済失政による生活困窮で、同国からの経済難民が国内に大量流入している。政府はこの現状把握のため、4月6日からこのセンソを実施している。フアン・マヌエル・サントス大統領は、在留者の数が100万人を超えたと発表している。


【ベネズエラ】

■IMF、評価不能 Caracol Radioの記事
国際通貨基金(IMF)は、ベネズエラ経済についての正確な評価は不能であるとした。同機関は世界各国の経済状況などについての分析を行なうが、ニコラス・マドゥロ政権が明らかにするデータの信憑性に欠け、さらに必要なデータが揃わないとして、正確な把握が難しい状況にあると、異例のコメントを出した。

■インフレ、2か月で1万8千% El Nuevo Heraldの記事
国内の物価上昇はこのわずか2か月で、1万8千%近くに達しているという。国際通貨基金(IMF)が明らかにしたものだ。経済失政による物価上昇が国内ではこの数年続いているが、昨年10月以降は、月のインフレ率が50%を超える、ハイパーインフレに陥っている。同機関は2018年のインフレ率が10万%を超えるとの見方を示した。

■レデスマ氏、ピニェラと面会 El Nacionalの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領と会談した。同氏は政府弾圧を逃れ、スペインに事実上の亡命をし、ニコラス・マドゥロ政権への包囲網構築に向け動いている。ピニェラ政権もマドゥロ政権への強い姿勢を示しており、両者はこの問題についての意見交換を行なった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロ崩落、不明44人 El Paísの記事
ブラジル、サンパウロの24階建ての建物が火災の後崩落した事件で、不明者は44人となっている。元オフィスビルだったこの建物には、多くの違法居住者がいた。事件直後には不明3人となっていたが、この数が一気に増えた。2001年時点でこの建物には、146世帯が住んでいたとのデータが残っているという。

■グアテマラ、移転開始 Israel National Newsの記事
グアテマラの在イスラエル大使館は、エルサレムへの移転を開始した。同国は米国のドナルド・トランプ政権に追随し、大使館をテルアビブからエルサレムに移転させることを明らかにしている。正式な移転日は5月16日としているが、新大使館の場所ではすでに、グアテマラの国旗掲揚が始まっている。

■ビバ2社、ウェブサイト一本化 Valora Analitikの記事
LCCのビバ・コロンビアとビバ・エア・ペルーは、ウェブサイトを一本化した。同資本下にある両社だが、これまではそれぞれにウェブサイトを運営していた。チケット購入やチェックインなどの手続きを行なうこのサイトを一本化したもので、コスト削減や事務の効率化などを図るという。

■パナマ、大量薬物摘発 ABCの記事
パナマ当局は、領海内を航行していた船から、大量の薬物を発見、押収したことを明らかにした。この船はコロンビアのブエナベントゥーラ港を発ち、スペインに向かっていたという。バルボア港で押収されたのはコカイン721包みで、数人を逮捕したという。パナマは昨年一年間で、84.7トンの薬物を押収している。

■パラグアイ、MDMA押収 ABC Colorの記事
パラグアイでは、大量の合成麻薬MDMA(エクスタシー)が摘発された。首都アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港で、オランダ国籍の男の荷物の中から見つかったものだ。この男はドイツから、スイスとブラジルを経由してこの薬物を持ち込もうとしたという。この男は拘束され、事情を聴かれている。



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