2018.06.05

【ボリビア】

■エルアルト、16個所で封鎖 El Díaの記事
エルアルトでは、16個所で道路封鎖が行なわれている。5月末、社会闘争の現場で男子大学生のジョアナタン・キスペさんが死亡する事態が生じた。大学や住民自治会、労働組合などが事態解明などを求めた48時間のストライキを行ない、道路封鎖などが各地で行なわれたものだ。

■政府、大学抜きで対話 La Razónの記事
政府側は、大学抜きでの対話を開始した。エルアルトの社会闘争の打開に向けた対話だが、死亡した学生が通うエルアルト公共大学側を外した体制で行なわれている。同大学の学長は、政府側から参加の呼びかけがあったが、責任所在などの明確性を欠くとして参加を見合わせたという。

■メサ氏、ロメロ大臣に責任 El Díaの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、警察などを管轄するカルロス・ロメロ大臣に責任があると断じた。エルアルトの社会闘争の現場で男子大学生が死亡し、政府側に対する責任追及の声が強まっている。メサ氏は、警察を管轄するロメロ大臣にこの責任が明確に存在する、と断じた。

■ダカール、2020年復活か La Razónの記事
ダカールラリーは2020年に、ボリビア開催が復活する可能性があるという。ボリビアは国を挙げてこのラリー開催を歓迎し、今年も多くの観客を集めた。しかし2019年ルートではボリビアは外れることが決まっている。ラリー主催側はアルゼンチン、ボリビアが復活する可能性があるとした。

■コチャバンバ-オルーロ道、積雪の影響 La Razónの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路が、積雪の影響を受けた。ボリビア道路管理局(ABC)によると、この区間のラ・クンブレ付近で30センチもの積雪があり、車輛の通行が見合されたという。ABCの除雪作業の結果、4日午前11時には、通行は再開された。

■BID、電力インフラ投資 La Raónの記事
米州開発銀行(BID)は、国内とブラジルを結ぶ送電網建設に、投資を行なう。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、アルゼンチンとの間に融通開始のための送電網を整備している。これに続きブラジルとの間にも送電網を建設する計画で、BIDがこの意義を認め投資を行なう姿勢だ。

■シララ問題、2か月延期 La Razónの記事
ハーグの国際司法裁判所は、ボリビアがチリを提訴しているシララ水系問題の裁定を2か月延期することを明らかにした。同機関によるとチリ側の抗弁の都合で、この延期が決まったという。ボリビアはポトシ県のシララ水系の水利をチリが侵害しているとして、この提訴を行なっている。

■フランス、ティティカカ投資 La Razónの記事
フランス政府は、ティティカカ湖の汚染対策への投資を行なう。ボリビアとペルーの国境にあるこの湖は、鉱山廃水の流入などで汚染が進んでいることが指摘されている。フランス政府は環境対策への国際協力の一環でこの投資を行なうことを、ボリビア環境省に表明した。

■国産リチウム電池、2021年に輸出 El Díaの記事
政府は国産のリチウム電池の輸出が、2021年にも始まるとした。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には、リチウム資源がある。このリチウム資源だけでなく、この資源を活用した電池生産を政府は始める意向だ。

■ターミナル闘争、ハンストへ La Patríaの記事
オルーロのバスターミナル闘争により、ハンガーストライキが行なわれるという。市内には新バスターミナルが整備されたが、旧ターミナルで商業を営んでいた店主らが営業継続を求め、闘争を行なっている。この要求を通すため、一部がハンストに突入する方針を示した。


【ペルー】

■雪で交通に影響 Correo Perúの記事
南部シエラ(アンデス)では降雪により、交通に影響が生じた。アレキパ、プーノ、クスコ県の標高の高い地域で雪が降り、各地で道路交通に支障が生じた。この雪によるスリップ事故なども各地で発生している。アレキパ県のカイリョマ郡では、積雪は40センチに達した。

■ビクーニャ34頭虐殺 El Comercioの記事
アレキパ県カイリョマ郡で、ビクーニャの大量虐殺が報告された。地域の警察によると、34頭の死骸が発見されたという。アンデス原産のラクダ類であるビクーニャは、その毛が珍重され高値で取引されている。この毛を狙い、何者かがこの虐殺に及んだとみられる。


【チリ】

■ピニェラ支持、57% BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領への支持率は、57%となった。Cademが毎月行っている支持率調査の結果だ。この57%という数字は、前の月の数字と同じで、支持しないと答えた26%も水準が同じとなっている。ピニェラ大統領はこの3月11日に就任したばかりだ。

■エスパーニャ通り、一時通行制限 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マールの幹線道路、エスパーニャ通りは4日、一時通行が制限された。近隣の建物の建設現場から、建材が落下し散乱する事態が生じたためだ。この撤去のため、一時通行ができなくなったものだ。落下時、通行車輛はなく、被害は出ていない。


【アルゼンチン】

■コパウェ火山、また活発に La Nacionの記事
ネウケン州とチリの国境にあるコパウェ火山が、また活発化している。同火山はこの3月24日から、活発化と鎮静化を繰り返しているが、チリの観測機関によると再び活発化しつつあるという。噴火により火山灰が放出されれば、ブエノスアイレスなどの空港の便に影響が生じる可能性がある。

■サルタ空港、霧の影響 Informate Saltaの記事
サルタの空港は4日、濃霧の影響を受けた。空港側によると朝9時40分から10時30分にかけ、濃霧による視界不良で滑走路が閉鎖され、アルゼンチン航空の便などに影響が生じた。同空港はこの5月に、滑走路再舗装などの工事が終わったばかりだが、誘導計器などを欠いた状態となっている。

■4都市、ホテル代が上昇 Cronistaの記事
ブエノスアイレス、コルドバ、ロサリオ、メンドサの4都市では、ホテルの宿泊料金が上昇傾向にある。ホテル業の団体が明らかにしたものだ。マウリシオ・マクリ政権が進める航空市場の開放で航空便が増加し、宿泊者が増加していることが背景にあるという。

■1ドル、25ペソが望ましい Télamの記事
コリエンテス州のクリスティアン・ピリス観光局長は、1ドルは25ペソが望ましいと語った。今年に入り、1ドルは20ペソ台に突入し、現在もゆるやかなペソ下落が続いている。国内の観光にとって好ましい影響をもたらすとして、25ペソが望ましいと異例の発言をしたものだ。


【エクアドル】

■モレノ、グアテマラ支援 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は、フエゴ火山噴火で多くの人的被害を出しているグアテマラに対し、支援を行なうことを表明した。ツイッターを通じ死者への哀悼と同国民への連帯を示したものだ。エクアドルでは2006年にトゥングラワ火山噴火で、死傷者を出している。

■TAME、ボゴタ線再開へ El Espectadorの記事
公営航空会社TAMEは、コロンビアの首都ボゴタへの路線を再開する。同社は以前、ボゴタ線を運航していたが競争激化などを受け休止していた。同社はベネズエラ、カラカス線を経済問題などから休止しており、この代わりにボゴタとキト、グアヤキルを結ぶ路線を再開するという。

■タマリロ、米国市場へ El Comercioの記事
国産のタマリロが、新たに米国市場に輸出される。国内ではトマテ・デ・アルボル(木のトマト)と呼ばれるこの果物は、アンデス原産で、国内外でとくにジュースなどに消費されている。米国の検疫機関は、エクアドル産タマリロについて輸入を認める決定を出したという。


【コロンビア】

■ベネズエラ国民にみなし職業資格 Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、在留ベネズエラ国民の「みなし職業資格」を認める。議会側がこの法案準備を進めているものだ。ベネズエラで得た職業資格について、コロンビアでも手続きなく、一時的に認めるというものだ。経済失政による生活困窮から、国内には100万人を超える同国民が殺到した。

■EasyFly会長、モンポックスへ Caracol Radioの記事
航空会社EasyFlyのアルフォンソ・アビラ・ベレンディア会長が、ボリバール県のモンポックスの空港を訪れた。同社は新たにこの空港に、旅客定期便を就航させることを検討しており、この下見のため訪れたものだ。一方同社側は、開設路線や就航時期などには言及していない。

■バルボサ、川が暴れる Caracol Radioの記事
アンティオキア県北部のバルボサで、川が暴れたという。アブラ谷を流れる小川、ラ・モンテラ川が増水して氾濫したもので、流域の住宅3棟やこの小川にかかる橋が破壊された。この事態で100世帯が避難したが、人的な被害については報告されていない。


【ベネズエラ】

■中国、与信削減 Caracol Radioの記事
中国は2017年、ベネズエラへの与信を削減したという。米国と距離を置くベネズエラにとって、中国との関係は重要度を高めている。しかしベネズエラの経済状況の悪化を受け、中国はベネズエラへの融資などの凍結を進め、与信額を大きく減らした。

■ピニェラ、提訴を提言 El Universoの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は、ベネズエラを国際刑事裁判所に提訴することを提言した。同じくベネズエラ強い態度をとる米州機構のルイス・アルマグロ総裁に呼びかけたものだ。同大統領はこの理由として、独裁色を強める政権が人道、人権上の犯罪を犯していると指摘した。

■20分に1人の移民 El Nacionalの記事
アルゼンチンには現在、20分に1人の割合でベネズエラからの移民が押し寄せているという。在カラスのアルゼンチン大使が明らかにしたものだ。経済失政による生活困窮から国外に逃れるベネズエラ国民が多いが、国境を接するコロンビアやブラジルだけでなく、各国に押し寄せている現状だ。

■移民、パスポートがネック Venezuela Unidaの記事
ベネズエラの移民にとって、パスポート取得がネックとなっている。経済失政による生活困窮などから国外に移民する国民が増加し続けているが、経済的事情で国側が十分なパスポートを用意できず、この取得そのものが難しくなっているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フエゴ火山噴火、死者38人に El Paísの記事
グアテマラのフエゴ火山噴火による死者は、38人となった。同国でもっとも活発な活火山の噴火により、火山に近いサンミゲル・デ・ロス・ロテスの集落が泥流と火山灰に覆われた。この村には400人が暮らしているが、この大半は逃げることができなかったとみられる。

■フエゴ火山噴火、航空便に影響 La Prensa Gráficaの記事
グアテマラのフエゴ火山噴火を受け、同国国内空港を発着する航空便にも影響が出ている。中米にネットワークを広げるアビアンカ航空、コパ航空はこの事態を受け、グアテマラシティを発着する便を4日、欠航とした。両社ともに今の時点で、再開時期には言及していない。

■法王、ニカラグアに対話求める Le Figaroの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、ニカラグアに対し対話を求めた。同国では学生らによる「4月19日運動」が反政府デモを激化させ、警官隊との間の衝突が相次ぐなどし延べ100人以上の死者を出している。法王は暴力の連鎖ではなく、対話により解決を図るよう学生、政府双方に呼びかけた。

■LATAM、リスボン線開設へ Publiturisの記事
LATAM航空はこの9月3日から、ブラジルのサンパウロと、ポルトガルのリスボンを結ぶ直行便を開設する。片道10時間45分のフライトで、往復669ユーロの運賃を同社は提示した。両都市間はポルトガルのTAPが運航しているが、ラテンアメリカ最大の同社がこの路線に参入する。

■スリナムに航空会社が視線 Caribbean Newsの記事
スリナムに、大手航空会社が熱い視線を送っている。首都パラマリボに近く、近代的空港がオープンするのを前に、パナマのコパ航空やコロンビアのアビアンカ航空の幹部などの同国訪問が相次いでいる。各社は新空港開設に合わせ、同国への路線展開を検討しているとみられる。


【サイエンス・統計】

■IATA、空港キャパシティに警告 News24の記事
国際航空運送協会(IATA)が、世界の空港キャパシティに対し警告を発した。同機関の試算によると、2036年には航空便を利用する人の総数が年間78億人に達し、空港のキャパシティは限界を迎えるという。世界各国政府に対し、このキャパシティを増やす取り組みをするよう求めた。