2018.06.19

【ボリビア】

■UPEA、最後通牒 Correo del Surの記事
エルアルト公共大学(UPEA)側は政府に対し、最後通牒を突きつけた。同大学は社会闘争を続けており、5月にこの中途で男子学生が警官の発砲で死亡したことを受け、態度を硬化させている。同大学は48時間以内に、同大学側の要求に答えを出すよう政府側に迫った。政府側との対話は、中断したままとなっている。

■負傷警官らは病院へ Página Sieteの記事
エルアルト公共大学(UPEA)のデモ行動により負傷した警官らは、今も入院しているという。ラパス市内で行なわれたデモの際、参加学生が警官隊に対し火炎瓶を投げた。この事態で警官4人が負傷したが、入院者がいる状況だという。この事態を受け、議会議員らはUPEA側と合意していた対話を打ち切った。

■ラパスでニカラグア人らがデモ Página Sieteの記事
ラパス市内で、在住のニカラグア人らがデモを行なった。同国では現在、学生らによる反政府行動に対し、政府側の力による抑え込みが続いている。すでに178人の死者が出ていることが報じられており、在留者らはニカラグアの和平と民主化の実現を訴えた。ボリビアとニカラグアは現在、政治的つながりが深い。

■YPFBに説明を求める Página Sieteの記事
環境の専門家らが、ボリビア石油公社(YPFB)に対して説明を求めている。コチャバンバの熱帯地方、ブロブロで同社施設からアンモニアが流出し、地域の土壌や河川を汚染したことが伝えられている。YPFBは環境的に問題はないとするが、専門家らはこの回答に納得せず、詳しい説明を求めているものだ。

■国内、雇用悪化のおそれ Página Sieteの記事
財界側は、今後国内の雇用が悪化する可能性があるとしている。政府はこの5月1日、賃金の引き上げ幅を発表し、さらに昨年は中止された年末のアギナルド(クリスマス手当)倍払を復活させる方針を示した。財界側はこの政府主導による賃金政策で国内企業が圧迫を受け、雇用そのものを削減せざるを得なくなると警告した。

■農薬規制の遅れを指摘 Página Sieteの記事
保健省は、農薬規制の遅れを指摘した。ラテンアメリカ各国や欧州、アジアなどですでに、人体に有害であるおそれがあるとして禁止が広がっている4種について、国内では販売されている状態と指摘したものだ。事実、国内の農業の現場ではこれらの4種は、今も使用され続けているという。

■たき火、ドローン監視 Página Sieteの記事
ラパスでは今季、ドローンでたき火の監視が行なわれる。国内では6月23日の「サンフアンの夜」にたき火をする習慣があるが、環境問題などを受け各地域行政単位で禁止の動きが広がっている。ラパス市では、このたき火抑止のため市側が無人航空機を活用する準備を進めていることが明らかになった。

■ラ・パトリア博物館 Página Sieteの記事
オルーロの新聞社「ラ・パトリア」が初めてその門戸を一般に開いた。先週末オルーロでは、「博物館の夜」が行なわれた。毎年5月にラパスで開催されているものを模したもので、夜間に博物館や文化施設、行政施設などが開放されたものだ。この際、同新聞社も本社の一部が開放され、一般の人の訪れを受けたものだ。


【ペルー】

■また教員ストライキ El Comercioの記事
国内ではまた教員ストライキが始まっている。国内の各県の教員らの労働組合が、教育行政に対する要求や待遇の改善などを求めた動きだ。組合側は、2021年には国の教育にかける予算を、国内総生産(GDP)の6%まで高めることを要求している。現在の水準3.71%では、今後の国づくりの上で不十分としている。

■タカッシュ、文化遺産に El Comercioの記事
ワヌコ県に伝わるフォルクローレのダンス「タカッシュ」が、国の文化遺産に登録された。文化省が明らかにしたものだ。このダンスはラ・フロリダなどに伝わるもので、農業の収穫に祝いなどに踊られている。しかし現在、伝承者が少なく、このままでは廃れるおそれがあるとして、同省はこの指定を決めた。


【チリ】

■サンティアゴ、スモッグ警報 BioBio Chileの記事
サンティアゴに、スモッグ警報が出された。市の環境局によると、18日にもスモッグが発生する可能性が高まっているという。冬を迎え、とくに郊外部の住宅で暖房などにまきが今も使用され、この時期になるとスモッグや大気汚染警報が出されることが多くなる。

■第9州、雪への警戒 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州では、雪への警戒が続いている。先週、国内南部を中心に寒波に見舞われ、各地で積雪があった。同州のとくに標高の高い地域は雪の量が多く、今もなお3地域が孤立したままとなっている。防災機関は今後、同様の積雪があるおそれがあるとして、上から3番目のランクの「黄色警報」を発令したままだ。


【アルゼンチン】

■ペソ安、止められるか La Nacionの記事
今週の中央銀行の動きが、為替の鍵だという。先週、ドル高の流れを受け、ペソは対米ドルで10%も下落し、ブエノスアイレスのミクロセントロの両替店では1ドルは29ペソ台となった。中央銀行は新たな対策を示し、さらなる下落を防ぐ姿勢を強めている。政府側は一部のストックを為替対策に使用する方針を示している。

■運搬橋、未だ開かず La Nacionの記事
ブエノスアイレス、ラ・ボカにある「運搬橋」は未だに再開の目途が立たない。リアチュエロにかかるニコラス・アベジャネダ橋は、ゴンドラが移動する運搬橋と呼ばれる構造だ。世界的に有名な存在だが57年間、使用されていない。9か月前に行政側が再開の予定を示したが、未だ具体的な動きはない状態だ。


【エクアドル】

■フェルナンディーナ島、活動続く El Universoの記事
ガラパゴス諸島のフェルナンディーナ島にあるラ・クンブレ火山の活動は、今も続いている。この火山は16日に噴火した。監視をする国立公園によると、火口からは今も溶岩が流れ出し続けており、火山の専門家は鎮静化まであと5日程度はかかるとみられるという。同公園はこの噴火による環境への影響を調べている。


【コロンビア】

■次期大統領にドゥケ氏 El Mundoの記事
17日に投票が行なわれた大統領選決選で、右派のイバン・ドゥケ氏が当選した。同氏は54%を獲得し、左派のグスタボ・ペドロ候補を13ポイント上回った。ドゥケ氏は上院議員で、アルバロ・ウリベ元大統領の「直系」と言える存在だ。今回の選挙はコロンビアでは初めて、右派対左派の構図となっていた。

■歴史上もっとも安全な選挙に Caracol Radioの記事
今回の大統領選は、コロンビアの歴史の上でもっとも、安全な選挙だったという。ルイス・カルロス・ビジェガス国防相が、選挙を終えてコメントしたものだ。FARCとの停戦合意に続き、ELNもこの選挙期間中の停戦に合意していた。これまで選挙の際、国内では緊張が高まったが、今回はきわめて穏やかな状況だったという。

■FARC、和平プロセス継続を Caracol Radioの記事
左派のコロンビア革命軍(FARC)は、和平プロセスの継続と進展を、当選したイバン・ドゥケ氏に求めた。FARCと政府は現サントス政権下で、和平に合意しそのプロセスが進められている。政権が交代することになるが、FARC側はこれまで積み上げてきた政権側との信頼をもとに、和平実現に向けて協力し合う姿勢を示した。


【ベネズエラ】

■世界でもっとも危険な国に Segundo Enfoqueの記事
ベネズエラは現在、世界でもっとも危険な国となっている。Gallupが世界各国の安全状況についてランキングした。この結果142か国中、南スーダン、アフガニスタンと並び最下位となった。国内では経済状況の悪化などから、窃盗や強盗にあう国民が激増し、この一年間だけで42%が遭遇している状態だ。

■レデスマ氏、マチャラへ El Universoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏が、エクアドル南部のマチャラを訪れた。同氏は政府弾圧を受け在宅逮捕となった状態から、コロンビアに逃避し、スペインに亡命した存在だ。同氏はマチャラで講演し、自由や権利について語った。同氏は各国を精力的に回り、ニコラス・マドゥロ政権の問題点を指摘している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メルコスル、中国とロシアに関心 Clarin.comの記事
メルコスルの関心は、中国とロシアに移っている。資格停止中のベネズエラを除く4か国の首脳が一堂に会し、欧州連合と新たな貿易の枠組みが合意に至ったことを確認した。4か国は次に中国、ロシアと同様の枠組み交渉にあたる姿勢で一致している。アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領の両国訪問が、鍵になる。

■ニカラグア、死者215人か Télamの記事
ニカラグアの社会闘争による死者数は、215人に達しているという。国内では学生らの反政府行動「4月19日運動」に対する、政府側による力による封じ込めが続いている。各地で暴力的な衝突が繰り返されているが、国内で活動するNGOが、この犠牲者が215人となったと伝えたものだ。



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