2018.06.20

【ボリビア】

■チョンチョコロ、危険な事態 Correo del Surの記事
ラパスのチョンチョコロ刑務所が、危険な事態に陥った。受刑者グループ間の抗争で、1人が殺害される事態が生じた。この暴力の連鎖が所内全体に広がるおそれがあるとして、ラパス県警が大量の警察官を同刑務所に送る事態となった。政府側も、この受刑者死亡の経緯を詳細に調べる姿勢を示している。

■メルコスルの変化を指摘 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、経済ブロック「メルコスル」の変化を指摘した。左派政権が多くを占めていたメルコスルは保護主義的基調だったが、右派中心となった現在は自由貿易に舵を切ったと指摘した。ボリビアはメルコスルへの正規加盟を目指しているが、この議論は現在、停滞している。

■議会、UPEAに揺れる La Razónの記事
ボリビア議会はエルアルト公共大学(UPEA)問題に揺れている。UPEAは予算増額などを求めた社会闘争を行なっている。この闘争の途上で学生が、警官の発砲で死亡し、態度を先鋭化させた。議会ではこの予算についての審議が行なわれ、同大学への増額について賛否が大きく分かれている状況だ。

■ポルベニル事件、容疑者3人 La Razónの記事
パンド県のブラジル国境、ポルベニルで起きた事件で、容疑者3人が特定されているという。この地の軍の施設に武装強盗団が入り込んだものだ。警察はブラジルの警察と連携し、この事件の解明を進めてきたが、ブラジルの武装グループ3人の関与の疑いが強まっているという。現在両国で、この3人の追跡を進めている。

■中国との通商強化に合意 La Razónの記事
ボリビア、中国両国は、通商関係の強化に合意した。エボ・モラレス大統領はロシアに続き中国、北京を訪れた。周近平国家主席と会談し、この合意に達したものだ。この上でボリビアからは大豆や牛肉などを、新たに中国市場に輸出することなどについても、合意がなされている。

■セメント工場、100年保証 La Patríaの記事
オルーロ県に新設されるセメント工場は、100年間の操業が保証されているという。国内ではサンタクルス、チュキサカ、コチャバンバ県に工場があるが、需要増加を受け同県にもプラントが新設されている。近く本格稼働するこの工場は、今後100年にわたり国内にセメントを供給するという。

■コスタス、対話呼びかけ La Razónの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、対話を呼びかけた。同県の4つの行政地域で、公共工事の約束の履行などを求めた社会闘争が生じ、道路封鎖などが行なわれている。コスタス知事はこの事態を受け、これらの地域との対話の姿勢を示した。この封鎖で、交通や物流に大きな支障が生じている。

■オルーロ道、速度引き上げか La Razónの記事
ラパスとオルーロを結ぶ道路について、上限速度が引き上げられる可能性が高まった。同区間は全線で、4車線化の工事が進んでいる。この進展を受け、上限速度を時速90キロに引き上げる措置がとられる見通しとなった。一方、事故の多発を受け、この措置に慎重な声もある。

■サンフアン、たき火禁止 La Razónの記事
政府は、23日の「サンフアンの夜」にたき火を行なうことを、禁止する姿勢を示した。この夜には伝統的にたき火を行なう習慣があるが、環境問題などから自粛が求められてきた。しかし政府は環境対策上看過できないとして、禁止する可能性を示した。さらに花火の使用についても、規制を検討している。

■カマチョ市場に駐車場 La Razónの記事
ラパス中心部のカマチョ市場に、新たに駐車場が整備される。市側が2500万ボリビアーノを投じて整備する計画を示したものだ。この市場は金融街のカマチョ通りに面し、近く開業予定のテレフェリコ(ロープウェイ)エル・プラド駅近くにあることから、交通の要衝としての側面を強めている。


【ペルー】

■ダカール、期待と不安 Correo del Surの記事
ダカールラリー2019に対し国内では、期待と不安が同時にある。主催側はこの大会をエクアドル、ペルー、チリの3か国で行なうことを発表している。しかしペルーは、前の開催予定を直前で破棄したことがあり、国内関係者は同様の事態が繰り返される可能性があると懸念を強めている。


【エクアドル】

■コレア氏、誘拐に関与か La Razónの記事
コロンビアの検察は、前大統領のラファエル・コレア氏が、同国で発生した野党議員誘拐事件に関与した疑いがあるとした。2012年に発生したこの事件について、現在ベルギーに住むコレア氏が関与した可能性が高まっているとしたものだ。今後同氏への直接的な事情聴取が行なわれる可能性もある。


【コロンビア】

■ELN、新政権に「期待」 La Razónの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)は、17日の選挙で当選したイバン・ドゥケ政権との対話に、期待を示した。同組織と政府の間では、紆余曲折の末新たな停戦交渉が開始されたばかりだ。この途上で政権が交代するが、新政権がこの和平に積極的に取り組む姿勢であることを評価し、ELNもこの対話を尊重する姿勢を示した。


【ベネズエラ】

■カラカスで人権デモ La Patríaの記事
カラカスでは人権を訴えるデモが行なわれた。国内で活動するNGO団体が主催したものだ。経済失政による混乱が続く国内では、同時に暴力の連鎖が起きていることも指摘されている。団体は政府などに対し、こうした暴力から人権を守る取り組みを進めるよう求める、デモを実施した。

■ガイアナ政府の措置を批判 La Patríaの記事
デルシー・ロドリゲス副大統領は、ガイアナ政府の姿勢を批判した。両国はエセキボの領有をめぐり対立し、未だに国交がない状態だ。こうした中ガイアナ政府は、この問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込む姿勢を示している。同副大統領はこの裁定による解決はありえないと批判し、エセキボはベネズエラ領だと断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メルコスル、2か国に懸念 La Patríaの記事
経済ブロック「メルコスル」は、ベネズエラとニカラグアに重大な懸念を表明した。ベネズエラではニコラス・マドゥロ政権の独裁色が強まり、生活困窮から国民が難民化している。さらにニカラグアでは社会闘争に対する弾圧で、多くの死傷者が出ている。メルコスルの総会で議長国が異例の、懸念を表したものだ。

■ニカラグア、対話中断 Correo del Surの記事
ニカラグアでは対話が中断された。国内では学生らによる反政府行動が続くが、政府側は力でこれを排除し、多くの死傷者が出ている。こうした中、カトリック教会などが双方の対話を斡旋しようとしているが、暴力の連鎖が続いたためこれを中断せざるを得なくなったと明らかにした。

■メルコスル、EUとの合意目前 Correo del Surの記事
経済ブロックのメルコスルは、欧州連合(UE)との新たな貿易の枠組みづくりで、合意目前であるという。ウルグアイのタバレ・バスケス大統領が明らかにしたものだ。中南米ではアリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)による新たな枠組み作りが先行しており、メルコスルはこれへの対抗を目指している。