2018.07.02

【ボリビア】

■政府とUPEA、対話再開 La Razónの記事
政府とエルアルト公共大学(UPEA)は1日、対話を再開した。UPEAは予算増額を求める社会闘争を行なっているが、5月に警官発砲で学生が死亡する事態が生じ、態度を先鋭化させていた。紆余曲折の末、両者は再び対話を行なうことに合意し、この日に最初の会合が行なわれた。

■法王、連帯と平和を求める Correo del Surの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、エボ・モラレス大統領に世界の連帯と平和へ力を尽くすことを求めた。30日、バチカンで両者による会談が行なわれた。この場で法王はモラレス大統領に対し、この件を要望し、モラレス大統領も重く受け止めた。またこの会談では、開催中のワールドカップにも話題が及んだ。

■新紙幣、トマス・カタリなど Correo del Surの記事
3日から流通が始まる20ボリビアーノ新紙幣には、独立のインディヘナ(先住民)の英雄、トマス・カタリなどがデザインされる。中央銀行(BCB)が明らかにしたものだ。10ボリビアーノ札に続き発行されるこの新紙幣にはこのほか、サンタクルス県のサマイパタ要塞やパンド県のラグーナ・ベイなどもデザインされる。

■サンフランシスコで国旗掲揚 El Díaの記事
ラパス中心部のサンフランシスコ広場では国旗掲揚が始まった。市内では、大統領府や議会庁舎が面するムリーリョ広場で毎日、国旗掲揚が行なわれている。今回、ラパス市側により新たな国旗掲揚が始まったもので、1日の初回にはルイス・レビジャ市長や市議会議員らが立ち会った。

■アチャカチ、首長不在15か月 Correo del Surの記事
ラパス県ティティカカ湖畔の町アチャカチでは、首長の不在がついに15か月に及んでいる。市民団体がルイス・ラモス首長の辞任を求める闘争を行ない、同首長は行政をコントロールできない状態に陥っている。今も選挙を経ない「自治組織」がこの行政を担う、異常事態が続いている。

■アリカ港でまた差別的処遇 El Díaの記事
チリ北部のアリカ港で、ボリビアの貨物がまた差別的処遇を受けているという。トラック輸送業者らが告発したものだ。内陸国のボリビアは同港を外港として使用しているが、ボリビア貨物について処理が遅らされるなどの差別的措置を受けているという。政府はこの外港機能を、ペルー南部のイロに移転させる方針だ。

■パンディージャ70人を逮捕 El Deberの記事
サンタクルス県のイスラ・デル・パンパで、組織犯罪メンバー「パンディージャ」70人が逮捕拘束された。中米などで暗躍する組織の国内流入が起きる中、国内でもパンディージャの存在が顕在化しつつある。警察による一斉摘発で、こうした犯罪組織に関わっていた若者らが摘発されたものだ。

■オルーロ、予定外のバス停 El Díaの記事
オルーロ県で、「予定外のバス停」の整備が始まった。チャカプコとリュチュを結ぶ新道建設現場で始まったものだ。ボリビア道路管理局(ABC)によると、道路沿いに屋根つきの待合スペースを設けた新たなバス停がつくられるという。予定になかったが、地元からの要望を受け急遽、整備を決めた。

■GLP密売摘発 El Díaの記事
国税庁は、液化天然ガス(GLP)の密売の摘発を開始した。国内では都市ガスの普及が遅れ、家庭用エネルギーとしてガスボンベ入りのGLPが広く使用されている。この密売により、租税の徴収を逃れる手口が国内で横行していることを受け、国税庁が新たな対策に乗り出したものだ。

■別居・離婚の原因は暴力 Correo del Surの記事
国内で夫婦の別居、離婚の主な原因は暴力だという。国立統計機構(INE)が明らかにしたものだ。別居や離婚を選択した女性に対し聞いたところ、実に88%は配偶者からの暴力を経験していた。とくにことばの暴力や精神的暴力が80%を超えるなど、身体的暴力を大きく上回る実態となっている。


【ペルー】

■被害女性、全身の90%火傷 El Comercioの記事
カハマルカでガソリンをかけられ、火を放たれた女性は、全身の90%に火傷を負っている。この31歳の女性は29日夜、市内の路上でこの災禍に見舞われた。30日には空軍機でリマの病院に搬送され手当てを受けているが、重篤な状態が続いている。犯行に及んだ男とみられる容疑者は、今も特定されていない。

■アレキパ、文化施設に活用 Correo Perúの記事
アレキパ市は、市内中心部の歴史景観地区の一部の建物について、文化施設として活用する計画を示した。古くからの建物が多く残るこの地区は、ユネスコ世界遺産にも登録されている。しかし維持費が負担できず、放置されたままの建物も残っており、こうした建物の活用策を市側は検討していた。


【チリ】

■カウティン、警戒続く BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のカウティンでは、川の増水に対する警戒が続いている。地域で降った大雨や雪の影響で、同地域を流れる複数の河川が増水しているものだ。流域一帯には上から3番めのランクの「黄色警報」が継続されている。また地域のエルシリャでは、同じ理由による土砂災害の警戒が呼びかけられている。

■高波で港湾閉鎖 BioBio Chileの記事
国内中部では高波による、港湾閉鎖が相次いでいる。海軍は太平洋の波が高い状態があと数日続くとの予測を示している。第5(バルパライソ)州ではこの事態を受け、港湾の一時閉鎖の措置が広がっている。国内の主要港湾バルパライソ港も、今後閉鎖などの措置がとられる可能性がある。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス、また霧の影響 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの3つの空港は1日朝、濃霧の影響を受けた。市内の広い範囲が霧に包まれ、エセイサ国際空港、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)、エル・パロマール空港での離着陸が制限された。多くの航空便に遅れやキャンセルが広がり、最大手のアルゼンチン航空はスケジュールの組直しを行なっている。

■ロサリオ、着陸ラッシュ El Ciudadanoの記事
ロサリオの空港は、多くの航空便の着陸ラッシュとなった。ブエノスアイレスの3つの空港が濃霧の影響で閉鎖されたことを受け、国際線を含む多くの便がロサリオに迂回したものだ。この中には、通常ロサリオでは見られないエミレーツ航空などの便も含まれ、航空機ファンを喜ばせた。

■フライボンディ、サンティアゴへ El Liberalの記事
1月に運航を開始したLCC、フライボンディが2日から、サンティアゴ・デル・エステーロに乗り入れる。同社がハブとするブエノスアイレスのエル・パロマール空港とを結ぶ路線の運航を開始するものだ。同社はこの週末、国内有数の観光地であるプエルト・イグアスにも乗り入れたばかりだ。

■エル・パロマール、2社めの拠点化 La Teclaの記事
LCCのフライボンディが拠点とするブエノスアイレスのエル・パロマール空港について、チリのジェット・スマートも拠点化を図ろうとしている。同社は新たにアルゼンチン国内線の展開を検討しており、この空港をハブとする計画だという。モロンのこの空港は、この2月に旅客運航が開始されたばかりだ。

■イグアス、72万8千人 La Voz de Cataratasの記事
この上半期、ミシオネス州のイグアス国立公園を訪れた人の数は、72万8193人だった。公園側がこの期の実績を示したものだ。この数は前年同期比で8.2%多く、過去最高の水準だという。このペースを維持すれば、年間での来園者数が新記録となる可能性がある。6月の入園者は18万1千人だった。

■痴漢被害通報システム Perfilの記事
ブエノスアイレスでは、痴漢被害の通報システムが新たに導入される。公共交通機関などで、女性が痴漢被害にあうケースの報告が、増加傾向だ。リアルタイムにこうした被害を通報する新たなシステムが構築されるものだという。同様のシステムはラテンアメリカでは、ボゴタやキトですでに導入されている。


【エクアドル】

■シエラ・ネグラ、活発な状態続く El Universoの記事
ガラパゴス諸島イサベラ島のシエラ・ネグラ火山の活発な状態は、今も続いている。この火山の噴火活動は6月26日から始まり、火口からは溶岩の流れ出しが続く。この噴火活動による地震の観測も相次ぎ、噴火開始以来身体に感じる地震はすでに、15回発生しているという。

■国内でもゲイ・プライド El Comercioの記事
国内でも30日、キトやグアヤキルなどでゲイ・プライドの行進やイベントが行なわれた。この日、世界各地で性的マイノリティの権利擁護などを訴える行進が行なわれている。キトでは歴史的景観地区でLGBTコミュニティや支持者らが行進をした。国内では保守的考えが根強いが、一方で理解も広がりつつある。


【コロンビア】

■ドゥケ氏、マドゥロ告発に言及 El Paísの記事
次期大統領に決まったイバン・ドゥケ氏は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を告発する考えを示した。就任前の米国訪問時、明らかにしたものだ。人道に対する罪で、国際刑事裁判所に告発したいと述べた。同氏は対ベネズエラ強硬派で、選挙戦の間にも同裁判所への告発の可能性を示していた。

■ボゴタ、難民の非合法営業 RCN Radioの記事
ボゴタでは、ベネズエラ難民による非合法の「営業」が顕在化しつつある。経済失政による生活困窮からベネズエラ国民が国内に流入し難民化している。ボゴタだけで、少なくとも500人のベネズエラ人が、非合法の物売りなどをしている実態が報告された。今後、ボゴタの商業界との軋轢が生じるおそれがある。

■チリビケテ、世界遺産に El Universoの記事
チリビケテ国立公園が新たに、ユネスコ世界遺産に登録される。ユネスコ側が登録申請された案件について審査し、登録が妥当と判断されたものだ。グアビアレ、カケタ県にまたがる270万ヘクタールのこの公園は、アマゾンの自然を今に残している。この地の生態系システムの重要性を、登録に際し強調していた。


【ベネズエラ】

■南米各国、難民で連携 La Repúblicaの記事
南米各国は、ベネズエラ難民への対応での連携を模索している。経済失政による生活困窮から、ベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している。国境を接するコロンビア、ブラジルだけでなくペルーやチリ、アルゼンチンにも多くが到達した。各国は移民機関と連携し、この難民対応での連携の機会を探っている。

■LGBT、医薬品不足を訴え La Vanguardiaの記事
国内のLGBTのコミュニティは、医薬品不足の現状を指摘し、対策を求めた。30日、世界各地でゲイ・プライドのパレードが行なわれたが、国内では経済失政による医薬品不足の糾弾が行なわれた。とくにHIVキャリアが必要とする医薬品の不足で、AIDS発症者が増えるなど、喫緊の課題となっているという。

■原油生産体制が瓦解 El Paísの記事
国内では原油生産体制が、瓦解しつつある。ベネズエラといえば世界有数の原油生産国で、国の歳入の多くをこの原油が占める。しかし経済失政による国内経済の混乱で、原油の生産体制の維持が難しくなっているだけでなく、作業員やエンジニアが国外流出するなど生産現場は壊滅的事態を招きつつあるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、また暴力の連鎖 El Díaの記事
ニカラグアでまた、暴力の連鎖だ。国内では学生らによる反政府行動「4月19日運動」が続くが、首都マナグアの南西で行なわれたデモ行進への介入で銃撃が発生し、1人が死亡、11人が負傷したという。政府側による力ずくでの抑え込みで、これまでに200人以上が死亡していることが報告されている。

■マナグアで大規模行進 El Universoの記事
ニカラグアの首都マナグアでは1日、大規模な行進が行なわれた。国内では学生らによる反政府行動が続き、政府側による抑え込み対応が国際的非難を浴びている。こうした中マナグアでは、数千人が非暴力を訴えるデモに参加した。この場では「独裁者」ダニエル・オルテガ大統領の辞任を求める声も多くあがった。

■マサヤ、反オルテガの中心地 El Paísの記事
ニカラグアの首都マナグア近郊のマサヤが、ダニエル・オルテガ政権への反対運動の中心地となっている。学生らによる反政府行動が続くが、人口10万人のこの町が、反政府デモ側と政府側との力の攻防の最前線となり続けている。当初は社会保障制度改革への反対運動だったが、今は大統領の辞任を迫る内容に変化している。

■中米、ニカラグア・リスク El Universoの記事
中米各国が、ニカラグア・リスクに直面している。社会闘争が続くニカラグアでは、道路封鎖も断続的に各地で行なわれている。中米全体での陸路交通、物流がこの影響を受けており、各国がこのリスク回避を模索し続けているものだ。同時にこの混乱で、武器などの中米全域での流通が高まっていることも指摘される。

■メキシコ、左派候補が優勢か El Paísの記事
メキシコで1日に投票が行なわれている大統領選で、左派のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール氏が優勢となっているという。「麻薬戦争」が激化する同国では、国民からの既存政党への不信感が強まっている。このため新興政党から出馬した同氏に、多くの票が集まっていると分析された。

■サハラの砂、エルサルバドルに La Prensa Graficaの記事
サハラ沙漠の砂が、エルサルバドルに到達しているという。アフリカで広大な面積を占めるこの沙漠だが、その砂塵が風に乗り、世界各地に飛来する。この一部が中米にかかっており、エルサルバドルでも確認されているという。同国環境省は、砂の飛来が2日にかけて続くとの予報を示し、国民に注意を促した。

■モンテビデオ、殺人急増 El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオでは今年上半期、殺人が急増した。警察が明らかにしたもので、この上半期に市内で発生した殺人は98件と、前年同期の48件から倍増した。とくにカネロネスでは昨年8件から今期は、28件と3倍以上に増えている。またウルグアイ全体でも殺人は、62%の増加を示しているという。

■サンサルバドルでもゲイ・プライド Debateの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルでも30日、ゲイ・プライドのパレードが行なわれた。同性愛者など性的マイノリティの権利擁護などを訴える世界的な動きだ。同市内では全長4キロにわたり、LGBT団体主催によるパレードが行なわれ、性的マイノリティや支持者らが多く参加している。