2018.07.10

【ボリビア】

■メサ氏、起訴の可能性 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏が、起訴される可能性が高まっている。同氏に対して汚職の疑惑が生じているが、検察がこの事実を裏づけるという証拠を握ったことが明らかになった。一方、現政権と対峙する同氏に対するこの捜査そのものが、政治的弾圧ではないかとの指摘も野党などからある。

■チリ外相発言、両国関係に影響か La Razónの記事
チリ外相の発言が、両国関係に深刻な翳を投げかけた。ロベルト・アンプエロ外相が先週末、エボ・モラレス大統領とボリビア政府をあからさまに批判する発言をした。モラレス大統領側はこの発言に強い反発を示し、将来的な両国間の対話に影響を及ぼすおそれがあると警告した。両国は1978年の断交以来、正規の外交関係を持たない。

■UPEA、最後通牒 La Razónの記事
エルアルト公共大学(UPEA)は政府に対し、最後通牒を突きつけた。同大学は予算増などを求めた社会闘争を繰り広げているが、5月に男子学生が警官の発砲で命を落とし、さらに態度を先鋭化させた。同大学は48時間以内に、政府に対し対話の結論を出すように求め、納得のいく結論がない場合、さらに闘争を激化させるとした。

■16の政党が準備中 La Razónの記事
国内では現在、16の新しい政党が準備を進めている。国内では来年末、大統領選と総選挙が予定されている。強大となった与党MASに対峙する、新しい政党が次々と生まれているものだ。この中にはラパス市長らが率いる政党や、もともと政権と対峙しているサンタクルス知事が率いる政党などが含まれる。

■エボ、水色線に試乗 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領が、ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)水色線に試乗した。7路線めとなるこの路線はエル・プラドとリベルタドーレスを結ぶもので、この14日に開業予定だ。現在試運転中のこの路線にモラレス大統領が試乗したものだ。新路線には155のゴンドラが使用される。

■トルコに大使館開設へ La Razónの記事
ボリビアは、トルコに大使館を開設する準備を進めている。フェルナンド・ワナクニ外相が明らかにしたものだ。ボリビア、トルコ外務省間で現在、協力関係構築などについての協議が進められている。この一環で、同国の首都アンカラに大使館を新設する方向で、ボリビアでは準備が進められているという。

■謎のジェット機はメキシコから Correo del Surの記事
「謎の小型ジェット機」はメキシコから飛来したという。サンタクルスのエル・トロンピーリョ空港に2か月にわたり放置されていたこの機体を、税関が差し押さえた。高級仕様のこの機材がなぜこの空港にあるか、誰も説明できない状況だ。こうした中、民間航空局は記録から、この機材がメキシコから到着したものであることを明らかにした。

■鉄道、バイモード採用 La Razónの記事
政府が計画する大陸横断鉄道では、電力とディーゼルを併用する「バイモード」が活用されるという。ミルトン・クラロス公共事業相が、計画を明らかにしたものだ。このバイモードを活用することで、走行、輸送コストを大きく引き下げることが可能になるという。この鉄道は国内網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ。

■SABSA職員、パワハラ告発 Los Tiemposの記事
国内空港を管理するSABSAの職員らが、パワーハラスメントを告発した。エルアルト国際空港に勤務する職員らが、デモを行なったものだ。管理職によるパワハラで、本来の労働者の権利が脅かされているとしている。職員らは今の時点でストの予定はないが、今後について経営側の態度を見極めたいとした。

■サンタクルスで倒木 El Díaの記事
サンタクルスで、大木が倒れた。9日、アレナル公園にある木が、強風に煽られ、轟音とともに倒れた。この事態に巻き込まれた人はいなかったが、この影響で地域の道路の通行などに支障が生じている。またこの倒木で、周辺の電線、電話線などに一部、被害が及んだという。

■ポルベニル事件、4人を逮捕 Correo del Surの記事
パンド県のポルベニルで起きた事件で、警察は4人を逮捕した。軍の施設が武装グループに襲撃され、武器などを奪われる事件が6月16日に起きていた。ボリビア、ブラジル、ペルーの警察がこの捜査にあたりこの4人を特定し、また盗まれた武器については、ペルー国内で押収されたという。

■トゥピサ、スタンド強盗 El Díaの記事
ポトシ県のトゥピサで、ガソリンスタンドが強盗に襲われた。9日未明、市内の「ペトロセンテル」を武装グループが襲い、合わせて13万ボリビアーノの現金を奪って逃走した。職員の証言から、私用されたのは9ミリ口径銃で、3人組は鉛色の乗用車で逃げたという。

■アスルドゥイで降雪 Correo del Surの記事
チュキサカ県のアスルドゥイやタルビータでは、雪が降ったという。国内では東部から南東部にかけ、南極からの強い寒気が入り込んだ。この影響でこれらの地域では雪が降り、一部で積雪もあったという。農業行政は農家らに対し、農作物の管理に気をつけるよう呼びかけている。

■トルコでカポラルが優勝 La Patríaの記事
トルコのブルサで行なわれたダンスの大会で、カポラルが優勝した。カポラルはオルーロのカルナバルやラパスのグラン・ポデールに欠かせない、フォルクローレのメジャーダンスだ。世界に伝わる伝統ダンスの大会が催され、オルーロから出場したグループのダンスが、もっとも高い評価を受けたという。


【ペルー】

■プーノ-クスコ道封鎖 El Comercioの記事
プーノとクスコを結ぶ道路が9日、封鎖された。プーノ県のメルガル郡とランパ郡で新たに始まった社会闘争だ。鉱山会社アルンタニ社の運営についての要求行動を行なっているものだ。これらの封鎖は無期限となっており、状況によっては長期化するおそれがある。この封鎖で両地点間の交通や物流が麻痺している。

■チョシカでガス漏れ La Repúblicaの記事
リマのチョシカで9日、ガス漏れ事故があった。ビジャ・ソル地区で起きたもので、ガスが入ったボンベ2個から、ガスが噴出したものだ。現場のすく近くにエラマン学校があり、この校舎内にいた50人の児童らが急遽、避難する事態となった。この事故による、人的な被害は出ていない。


【チリ】

■脱走サケ、100万匹か BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のサケ養殖場から逃げ出したサケの数は、100万匹を超えるとみられる。先日の悪天候の際、マリーン・ハーベスト・チレ社が手がける養殖場から、大量のサケが逃げ出した。この数は多く、一帯海域の生態系に甚大な影響を及ぼすおそれがある。当局側は同社に、制裁金を科す方針だ。

■ブラジル社、バイクサンティアゴ買収 BioBio Chileの記事
ブラジルのTembici社が、サンティアゴの公営貸出自転車バイクサンティアゴを買収した。Tembici社はラテンアメリカ各地の、同様事業を買収し、広く経営している。サンティアゴでのサービス向上を同社は図る方針を示している。同社はサンパウロ大学で2010年に設立された企業で、330万人の利用者を抱える。


【アルゼンチン】

■サンフアンで恐竜 Diario Panoramaの記事
サンフアン州で新たに、恐竜の化石が発見された。カウセテのバルデ・デ・レジェスで見つかったもので、2億年前のものと推定されている。サンフアン大学や国の考古学博物館などが調査にあたっている。国内を含む南米各地で恐竜の化石が見つかっているが、サンフアン州では同規模のものは初めての発見だ。

■パロマール、評価上昇 La Nacionの記事
ブエノスアイレス首都圏第三空港となったエル・パロマール空港の評価が、上昇している。現在はLCCのフライボンディのみが乗り入れているが、この空港はサンマルティン線沿線で鉄道でのアクセスがよく、さらにほかの2空港よりも飲食、サービス費が安いことなどから、利用者からの評価が高まっているという。

■エル・パロマール、ターミナル新設へ La Ciudadの記事
ブエノスアイレスのエル・パロマール空港には、新たな旅客ターミナルが建設される。交通行政側が方針を固めたものだ。この2月から旅客運用がスタートしたが、ハブとして使用するフライボンディが施設増強を求め、さらにチリのLCC2社が乗り入れの方針を示している。旅客利用がさらに増えることを見込み、新たな施設の整備の必要性が指摘されていた。

■週末、100万人以上が移動 Infobaeの記事
この週末国内では、100万人以上が旅行などで移動したという。9日の独立記念日の休日を含み、この週末は連休となった。このため各地を旅行する人が増加し、航空機、バス、自家用車などで国内を移動した人は100万人を超え、国内の観光業界は28億3千万ペソの経済効果を受けたと試算された。

■ブエノスアイレスでは反政府集会 La Izquerdaの記事
独立記念日の9日、ブエノスアイレス中心部ではマウリシオ・マクリ政権に対する反政府集会も行なわれた。キルチネリストと呼ばれる、左派の前政権支持者らが中心となり、市内で現政権を批判する集会を行なったものだ。マクリ政権の経済政策に対しては国民間からの批判も起きており、左派の復権を目指そうとする動きが起きている。

■バリロチェも賑わう Río Negroの記事
冬の観光地であるリオ・ネグロ州のバリロチェもこの週末、観光客で賑わった。連休となったため多くの人が国内各地からこの町を訪れ、市内の主なホテルの客室稼働率は70%を超えたという。市側の試算では観光客は1人当り、一日に2300ペソを消費したとみられる。週末、空港には一日30便の便が到来した。


【エクアドル】

■グアヤキル、2024年に新空港 El Comercioの記事
グアヤキルでは2024年に、新空港が開港するという。ホセ・ホアキン・デ・オルメド空港に代わり、新空港が建設されるのは市内中心部から26キロのダウラールだ。4100メートルと2500メートルの2
つの滑走路を持つ新空港の建設が決まったものだ。新空港建設議論は2011年から続いていたが、計画がようやく具体化したことになる。

■グアヤス、M5.2の地震 El Comercioの記事
グアヤス県で、9日13時14分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はナランハルから24.56キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.2、深さは10キロだ。この地震の揺れはグアヤキル中心部やダウレ、サンボロンドンなどで感じ、揺れの跡にはグアヤキルでは多くの人々が建物から街路に飛び出した。


【コロンビア】

■ドゥケ氏、Unasur脱退の意向 El Paísの記事
次期大統領のイバン・ドゥケ氏は、南米諸国連合(Unasur)からの脱退の意向を示した。欧州連合(EU)型の統合を目指すUnasurだが、現在空中分解の危機にある。ドゥケ氏はこの件にさらに踏み込み、コロンビアは将来的に脱退するとの方針を示した。また同氏はフアン・マヌエル・サントス現政権への批判も行なった。

■ユナイテッドとの提携交渉、99% El Espectadorの記事
アビアンカ航空と米国のユナイテッド航空との提携交渉は、すでに99%の進捗度だという。同社のエルナン・リンコン氏が明らかにしたものだ。アビアンカは同じ航空連合スターアライアンスに加盟するユナイテッド側と、包括的提携についての交渉を進めている。この提携がまとまれば、ラテンアメリカの航空業界へのインパクトは大きい。


【ベネズエラ】

■インフレ、毎日2.8% La Vanguardiaの記事
国内では物価は、毎日2.8%上昇しているという。中央銀行に代わり、野党が多数を占める議会がこうした数値を発表している。これによると6月の国内物価上昇は128.4%で、年間の上昇率は4万6305%だった。経済失政などの影響で国内では昨年10月以来、ハイパーインフレが起きている。

■ボリバール紙幣、価値喪失 El Paísの記事
新たに発行されたボリバール紙幣だが、その価値は急速に失われている。経済失政により国内では2016年以降、通貨ボリバールの暴落が起きている。政府は新たな高額紙幣の発行を急いだが、昨年10月以降110%を超える月間インフレが続き、現行の高額紙幣でも国内の需要を賄いきれなくなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグアの衝突、死者14人に El Universoの記事
ニカラグア南部で起きた新たな衝突による死者は、14人となった。同国では学生らによる反政府行動「4月19日運動」が続くが、政府側による弾圧も続く。こうした中この週末、ヒノテペとディリアンバでデモ隊と警官隊との激しい衝突が起きた。同国で活動する人権団体が、死者数を明らかにしたものだ。

■米国大使、銃撃戦を指摘 El Nuevo Diarioの記事
在ニカラグアの米国大使が、大使公邸近くで銃撃戦があったことを明らかにした。同国では反政府行動に対する政府側の弾圧が続くが、この鎮圧行動による銃撃が8日、首都マナグアの公邸近くで起きたという。ラウラ・ドグ大使がこの事実を明らかにしたものの、ニカラグア政府側はこの件に口をつぐんでいる。

■法王、パナマへ La Naciónの記事
ローマ法王フランシスコ1世が、パナマを訪れる。バチカン側が明らかにしたもので、法王は2019年1月24日から27日にかけ、パナマシティで開催されるワールドユースデーに合わせ同国を訪れる。法王のこのイベント参加は2013年のブラジル、2016年のポーランド以来だ。パナマの大司祭も、この決定に歓迎の意を示した。

■ホンジュラス、銃撃で3人死亡 Debateの記事
ホンジュラスで銃撃戦があり、合わせて3人が死亡した。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪のメンバーの暗躍が続く。この週末、北部のサンペドロ・スーラで、軍や警察とこうしたパンディージャとの抗争による銃撃が新たに発生し、警察官1人とパンディージャ2人が死亡したという。

■デルタの代わりに3社 CNBCの記事
キューバ、ハバナへの航空路線を休止したデルタ航空の代わりに、3社が増便を図る。デルタはニューヨークとの間の路線を利用低迷などを理由に休止した。これに代わり、アメリカン航空、サウスウェスト航空、ジェットブルーの3社が、ハバナ線を増強することが分かった。

■パラグアイ、航空の成長続く La Naciónの記事
パラグアイの航空市場の成長が続いている。同国の民間航空局が明らかにしたものだ。1月から5月までの間に、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港を利用した人は9万8959人となり、前年同期比で10.48%の増加となった。国際線ではLATAM航空が29.10%、アマスソナス・パラグアイが12.55%の利用増加を記録した。

■パナマ、電力料金抗議 PanamPostの記事
パナマシティでは、電力料金引き上げに対する抗議デモがあった。公共サービス局が、この下半期に電力料金を8.4%引き上げることを明らかにした。コスト増加にともなう措置だが、これに市民らが反対の声を上げたものだ。市民らは穏やかに、パナマシティ市内の同局の施設前でデモを行なった。

■ウルグアイ、結核感染 El Paísの記事
ウルグアイで、結核の集団感染が起きたとみられる。カサバジェにある施設で、新たに9人の結核感染が明らかになった。またこの施設にいたほかの23人に、この感染の兆候がみられているという。今の時点で感染経路などは不明だが、当局側は感染拡大抑止のための措置をとっている。



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