2018.07.27

【ボリビア】

■メサ氏「政治的リンチだ」 Correo del Surの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、自身が今置かれている状況を「政治的リンチ」と表した。在任中の案件について、政府側は「国の利益を損なわせた」としてその責任を追及する姿勢を示し、検察は訴追の可能性を示している。同氏はこの状況について、選挙を前にしたリンチ行為に他ならないと断じた。

■メサ氏、21F運動に再度言及 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、2016年2月21日の国民投票の結果尊重を求める「21F運動」に再度言及した。エボ・モラレス大統領は次期選挙出馬の姿勢だが、憲法の多選規定に抵触するとの指摘がある。この運動は再出馬阻止を掲げるもので、「政治的弾圧」を主張するメサ氏はこの運動への参画の可能性をあらためて示した。

■エボ、コロンビアへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は8月7日、コロンビアを訪れる。外務省がこの日程を明らかにしたものだ。同国ではこの日、イバン・ドゥケ新大統領が就任する。モラレス大統領はこの就任式に参列するため、ボゴタを訪れるものだ。その後帰国し、8日にコチャバンバで行なわれる軍のパレードにも参加する。

■チュキサカ県への投資額、倍増へ La Razónの記事
政府は、天然ガス開発に向けたチュキサカ県への投資額を、倍に増やす。同県とサンタクルス、タリハ県にまたがるチャコ地方は、国産天然ガスの最大の産地だ。政府は、今季13億ドルだった開発に向けた投資額を、来期には倍に増やす方針を固めた。同県とサンタクルス県の間の県境闘争を受けた「配慮」とみられる。

■天然ガス資源量、8月に発表へ La Razónの記事
政府は、国内の天然ガス資源量についてのデータを、8月後半に発表するとした。政府とボリビア石油公社(YPFB)は毎年、この推計量を発表している。今期、新たなガス田の発見などは伝えられていないものの、既存ガス田の推計量の精査などで、埋蔵量は増えているとみられる。ボリビアは南米ではベネズエラに次ぐ天然ガス埋蔵量だ。

■これ以上の公社はいらない La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は「これ以上の公社はいらない」と語った。現政権は新たな公社を設立したり、国有化を進めたりしてきた。しかし、経営破綻した郵便会社Ecobolの再建策をめぐり、困難な状況にある。同副大統領は、「競争力のない企業をこれ以上つくる必要はない」と述べた。

■トリニダで市民闘争 El Díaの記事
ベニ県都トリニダでは26日、市民が参加して社会闘争が行なわれているという。市内では電力料金をめぐるスキャンダルがあり、市民の怒りが高まっている状態だ。電力会社が、不必要な付加料金を請求していたもので、市民らはこの報道を受け、市街で大規模なデモを繰り広げているという。

■トゥルコ、援助求める La Patríaの記事
オルーロ県のトゥルコの行政が、援助を求めている。アンデス一帯を覆った寒波の影響で、同県の広い範囲で積雪となった。リャマなどの飼育が盛んなトゥルコでは、牧草地が雪に覆われ、多くの家畜が死に瀕していると同行政は指摘している。緊急の餌の輸送など、援助を県や国に対して求めたものだ。

■オルーロ、孤立世帯も La Patríaの記事
オルーロ県では雪の影響で、多くの世帯が孤立状態となったという。ワヌニの行政側が明らかにしたものだ。広い範囲で雪が積もったが、この積雪によりハポ、モロコカラ、サンタ・フェなどの集落で、人々が家からまったく出られない状況となった。今はこの事態は解消しているが、行政側の対応も後手に回ったという。

■サラヤ・ボリビアの新譜 La Patríaの記事
フォルクローレグループ、サラヤ・ボリビアが新譜を発売した。タイトルは「私の永遠の愛…」で、2014年以来2番めのアルバムだ。オルーロのカルナバルなどで欠かせないメジャーダンス「モレナーダ」を中心に、16曲が収録されている。「サラヤ」はアイマラ語で「さらに前に進む」という意味だという。


【ペルー】

■地滑り地域、ドローンで確認 El Comercioの記事
クスコ県の「地滑り地域」について、無人航空機(ドローン)を通じた確認が行われる。チュンビビルカス郡のルット・クトゥトではこの3月、地盤に多くの亀裂が生じ、大規模地滑りが生じた。この事態は今も続いており、行政側は地質機構から協力を得て、ドローンを通じた現場確認を行なうことを明らかにした。

■多数救助の潜水士が死去 El Comercioの記事
昨年初め、国内北部を襲った豪雨、洪水の際に、多くの人を救助した潜水士が死去したという。訃報が伝えられたのは、トゥンベス県に居住するラファエル・バリョン・アドリンアンセン氏だ。交通事故にあい、この25日に同県で死亡が確認された。水害発生時同氏は、自らの危険を顧みず、住民らの避難にあたった。26歳の惜しまれる死だ。


【チリ】

■パスクア島、最大30日に BioBio Chileの記事
パスクア(イースター)島への観光客の滞在は、最大30日に規制される。ラパ・ヌイ側の要望で、新たな規制がなされたものだ。滞在期間の違反がないかどうか、航空便の発着時などに警察官によるチェックが行われることになる。乗り入れるLATAM航空は、チェックイン時に説明などを新たに行なう。

■中絶合法化デモで暴力 BioBio Chileの記事
中絶合法化を求めるデモの現場で、暴力が報告された。国内では女性団体などが、この合法化を求める動きを強めている。しかしこの反対派とみられる者から、デモ参加者3人が暴力を受ける事件があった。中絶をタブーとみなすカトリック教会の社会的影響力の強さから、反対の声も根強い状況だ。


【アルゼンチン】

■マクリ、中露首脳と会談 Ambitoの記事
マウリシオ・マクリ大統領は中国の周近平国家主席、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と会談した。マクリ大統領はG20の議長国としてBRICsのサミットに招かれ、南アフリカ共和国を訪れている。このサミットの場で、両首脳との会談が行なわれたものだ。世界の経済、貿易などについて意見を交わしたとみられる。

■紙幣用紙盗難、捜査開始へ Jujuy Onlineの記事
ブエノスアイレス、レティーロの造幣局で紙幣用紙が消失した事件で、検察による捜査が開始された。200ペソ札に使用される用紙26枚が消えていることが明らかになったものだ。盗まれた可能性が高いとして被害届が出され、検察による捜査が行なわれることとなった。この犯行は3月から4月頃に行なわれたとみられる。

■ラ・プラタ、痴漢厳罰化 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のラ・プラタは、痴漢行為について厳罰化を図る。市議会が条例の改正を審議しているものだ。市内でも路上や交通機関の中などで、とくに女性が痴漢被害にあうケースが報告されている。こうした行為が摘発された場合、違反者に対して40万ペソの罰金支払いを求めることなどが検討されている。

■こどもへのワクチン未了、罰金へ Diario San Rafelの記事
メンドサでは、こどもに対するワクチン接種を保護者が理由なく拒んだ場合、罰金が課される。メンドサ州知事が州議会に提案し、審議されているものだ。感染症を防ぐため、とくに乳幼児などへのワクチン接種が義務づけられているが、これを受けさせないケースがみられるという。国内では10月、麻疹(はしか)のワクチン運動が予定されている。

■パロマール、ILS設置へ Aviacion Newsの記事
ブエノスアイレス首都圏第三空港となったエル・パロマール空港に、計器着陸装置(ILS)が新たに設置される見通しだ。今月、悪天候で濃霧が発生した際、同空港は完全に停止する状態となった。今後新たなLCCの就航が見込まれる同空港の、離着陸の安定性を図るため、新たにILSが設置される計画を交通省が示した。

■フライボンディ停止、立ち消えに La Nacionの記事
LCCのフライボンディの停止議論は、立ち消えとなった。イグアスの空港で、同社の機体の一部が滑走路に接触する事故を起こした。この事故を受け検察が、安全体制に問題があるとして同社の停止を司法側に求めた。しかし司法側からこの件について具体的言及はなく、この主張は黙殺されたとみられる。


【エクアドル】

■モレノ、ビザ免除を求める El Comercioの記事
スペインを訪れているレニン・モレノ大統領は、エクアドル国民渡欧時のビザ免除導入を求めた。ペドロ・サンチェス首相に直接、訴えたものだ。スペインを含むシェンゲン協定加盟国へのビザなし渡航の実現を働きかけたものだ。またこの会談では、対組織犯罪での協力強化などが合意されている。

■3歳男児、犬の禍 El Universoの記事
トゥングラワ県都アンバトで、3歳の男児が犬に襲われ、重傷を負った。市内北部の家に住むこの男児は、自宅近くで遊んでいた。この際、近所の工場で飼われている犬2匹に、襲われたという。男児は市内の病院に搬送され手当てを受けているが、重篤な状況を脱していない。


【コロンビア】

■ウリベ氏、議員辞職 El Paísの記事
前大統領のアルバロ・ウリベ上院議員は、議員辞職する。同議員サイドが、議会側に辞表を提出したことを明らかにしたものだ。同氏に対しては、汚職などの疑惑が噴出し、これ以上議員活動を続けることは無理と判断したとみられる。間もなく就任するイバン・ドゥケ次期大統領は、ウリベ氏の「直系」とされている。


【ベネズエラ】

■デノミは8月20日から Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は実質的なデノミを、8月20日に行なうと発表した。経済失政による通貨暴落が起きており、政府側は通貨単位を5桁切り上げ、「ボリバール・ソベラノ」に切り替えることを発表していた。当初は8月4日に導入としていたが、準備遅れなどから20日に実施が延期されることとなった。

■医療ストは1か月続く La Prensaの記事
看護師など医療分野によるストライキは、開始から1か月となった。国内全土で、医療関係者らが賃上げや職場の環境改善などを求め、ストライキを続けている。経済失政の影響で物資不足、ハイパーインフレが生じており、労働者らは現行の賃金でこの仕事を続けることは難しいと主張する。現在、医師らの国外流出も報じられている。

■ブラジルへの麻疹輸出、822件に PanamPostの記事
ブラジルへの麻疹(はしか)の「輸出」件数は、822件となった。経済失政により国外に流出する国民が難民化するケースが増えている。ブラジルではこうした難民を通じた麻疹感染が急増しており、同国保健省はこの件数が822件に達したと発表した。同様の感染拡大はアルゼンチンやペルーでも報告されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、死者448人に ABC.esの記事
ニカラグアの社会闘争による死者は、448人となった。国内で活動する人権団体が明らかにした数字で、負傷者数は2千人を超えているという。国内では4月から反政府行動が激化し、100日間にわたり続いている。ダニエル・オルテガ政権はこの闘争を、力ずくで抑える姿勢を示し、各地で衝突が繰り返されている。

■米国、ニカラグアに警告 Caracol Radioの記事
米国のマイク・ペンス副大統領が、ニカラグアのダニエル・オルテガ政権を警告を発した。同国内では4月以来、反政府行動が続き、同政権はこうしたデモを「テロ」と捉えて排除を続けている。こうした中、仲介斡旋を試みているカトリック教会に対しても攻撃を加える事態がみられることから、同副大統領が警告したものだ。

■パラグアイ、閣僚が事故死 El Paísの記事
パラグアイで小型機の事故があり、ルイス・グネイティング農業相らが死亡した。25日夜、同大臣の職務などのため飛行していた小型機が、目的地のアヨラスの空港から8キロの地点に墜落した。この事故で、同乗していた副大臣を含む3人も死亡している。現在、事故の原因などの調べが続けられている。

■フエゴ火山、死者は147人に Milenioの記事
グアテマラのフエゴ火山噴火による死者は、147人となった。6月3日に発生した噴火で泥流が発生し、集落が飲み込まれるなどし被害が広がったものだ。またこの事態による不明者の数は276人となっているが、二次災害の危険性などから、現場一帯での捜索活動は中止されたままとなっている。

■マナウス空港、工事で制限 Aeroflapの記事
ブラジル北部のマナウスの空港は、滑走路再舗装などの工事のため使用制限がかけられる。2700万レアルが投じられ行なわれる工事は8月6日から12月20日までの予定で、朝4時55分から10時55分までの時間帯の離着陸が全面停止となる。LATAM、GOL、Azulなど各社が、この時間帯の便のスケジュールの組直しを進めている。

■アマスソナス・パラグアイ、売却 Contacto Newsの記事
アマスソナス・パラグアイの株式が、同国のJucar社に売却される。親会社であるボリビアのアマスソナス航空が明らかにしたものだ。売却は全株式で、同社は完全なパラグアイ企業となるという。この売却後も、アマスソナス、アマスソナス・ウルグアイとの提携関係は維持する。同社はスペイン企業との合弁で立ち上げられた。

■エルサルバドル、雨を待つ La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルは、この週末の降雨を待っている。同国の気象機関はこの週末、国内の広い範囲でまとまった雨が降る予報を示した。同国では雨不足が続き、サンミゲルなどでは高温も続いていることから、渇水から旱魃に至りつつある状況だ。この雨で、国内の状況が好転することに期待が高まっている。

■ホンジュラス、キャンセル相次ぐ La Prensaの記事
ホンジュラスを旅行するエルサルバドル人によるキャンセルが、相次いでいるという。現在同国では、社会闘争による道路封鎖が各地で行なわれている。この影響で、同国を訪れる予定だったエルサルバドル人のキャンセルがすでに1万件に達している。とくにカリブ海岸リゾート地のキャンセルが目立つ。