2018.07.30

【ボリビア】

■TAM、移行を開始 La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、公営会社への移行を開始したことを明らかにした。空軍の一部門である同社は、二重行政への批判などから公営化されることになり、そのプロセスの途上にある。このプロセスが最終段階に到達し、公営会社として運航する段階に達したという。同社は国内のコミュータ路線を中心に旅客便運航を行なっている。

■救急病院を優先整備へ La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、政府は今後、救急病院を優先的に整備すると断じた。現在49個所の新たな整備計画があるが、現政権としてこれを最優先にすると語ったものだ。先週、在ラパスのエルサルバドル大使が、救急病院のたらいまわしの末に死亡した事件が伝えられたばかりだ。

■IMF、62.3%縮小と指摘 Correo del Surの記事
国際通貨基金は2015年にボリビアは、経済が62.3%縮小したと発表した。同機関が明らかにしたもので、158か国中もっとも大きな縮小幅で、次点となるのはジンバブエの60.6%だった。この年の経済縮小については政府側も認めているが、その縮小幅は43.9%と発表している。ボリビアのこの縮小値は1991年の68.09%に次ぐ。

■アポロ空港、10年の悲願 El Díaの記事
ラパス県北部、アポロの住民にとっては10年間の悲願がかなうことになる。この31日、県などが整備を進めた空港が竣工し、運用が開始される。この空港は、マディディ国立公園を訪れる観光客向けのサービスの拠点となることが期待される。また地域住民は、急病人搬送や物資輸送の点での改善に、期待している。

■元オルーロ市長、政府に物言い Los Tiemposの記事
オルーロの元市長、ロッシオ・ピメンタル氏が、現政権に物言いをつけた。政府と距離を置く元大統領のカルロス・メサ氏などに対し、政治的弾圧と捉えられかねない「政治的嫌がらせを」政府側が加えていると同氏は断じた。同氏は、公権力をそのような方面に使用するべきではないと断じ、政府を批判した。

■エル・ニーニョ予想に戦々恐々 La Patríaの記事
気象機関が近く「エル・ニーニョ現象」が発生するとの見方を示し、各方面で懸念の声が広がっている。オルーロ県では前のこの気象現象発生時、異常渇水が生じて、ポオポ湖が干上がる事態が生じている。再びこの現象が起きることで、同じ事態が繰り返される可能性があるとして、農業、漁業方面が懸念を深めている。

■独裁政権下の死者、627人 La Razónの記事
18年にわたる独裁政権下で、政府の弾圧などにより死に追いやられた人の数は、627人だという。弾圧により死亡した社会リーダー、マルセロ・キロガ・サンタクルスの没後38年を記念し、ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)がまとめた数字だ。1964年11月2日の軍事クーデター以降、独裁体制が続いた。

■INE、アギナルドの影響なし La Razónの記事
国の統計機関INEは、二重アギナルド(クリスマス手当)の企業への影響は小さいとの見方を示した。政府は労働者の生活の質の向上を目的に、アギナルド倍払を数年間、義務づけた。来年選挙を控える中、政府側は今年も再び実施することに前向きだ。INEは、企業側がこの措置に懸念するものの、影響は小さいとの見方を示した。

■コチャバンバ、400ha焼失 Correo del Surの記事
コチャバンバ県では山林火災により、400ヘクタールを焼失したという。サンタクルス県境側のコロミで起きたもので、今もこの火はコントロールに至っていない。この焼失面積は、2年前にトゥナリ国立公園で起きた火災の面積よりも大きい。国内東部では現在、チャケオと呼ばれる野焼きが行なわれており、火災発生が頻発中だ。

■サンタクルスでラパスのダンス El Díaの記事
サンタクルスで、ラパスのフォルクローレのダンスが披露された。聖母カルメンの祭で披露されたもので、数百人がラパスからサンタクルスに出張し、踊ったものだ。国内には100を超える伝統ダンスがあり、各地の地域アイデンティティの源となっている。サンタクルスでは、ラパスの伝統ダンスを見る機会は、多くはない。


【ペルー】

■アレキパ、ビスカラ発言に不満 La Razónの記事
アレキパ県では、独立記念日のマルティン・ビスカラ大統領の演説に不満、失望の声が上がっている。県内では地震、土砂災害、火山など自然災害が相次いでいるが、こうした事態への対策やすでに被害を受けている地域への支援に、演説では一切触れられなかった。県内からは、政府が自分たちから目を背けているとの批判が挙がっている。

■ベネズエラ難民心中 La Repúblicaの記事
リマで、ベネズエラから来た移民の男女が、無理心中したという。40歳の男が、28歳の女性を殺害し、その後自殺を図ったものだ。女性は死亡したが、男は命をとりとめた。2人は、よりよい生活を求めてペルーに来たが、仕事や生活で行きづまり、男が無理心中を図ったとみられている。


【チリ】

■サンティアゴ、タクシー闘争 BioBio Chileの記事
サンティアゴではタクシー運転手らの闘争が顕在化している。国内でも配車アプリケーション「Uber」や「Cabify」の利用が広がり、政府側はこれらのサービスの標準化を検討している。しかしタクシー運転手らはこの標準化で仕事が損なわれることを懸念している。同様の闘争は、テムコなど地方都市でも起きている。

■ロス・リオス、おたふくかぜが増加 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州では、おたふくかぜの感染例が急増している。州保健局によると、今年に入り州内でこの感染が確認された人の数は、350件に達した。2017年の一年間に州内で確認された件数は52件で、すでにこの6倍以上に達していることになる。とくに15歳以上の男性の感染が多いという。


【アルゼンチン】

■麻疹、4件に El Ancastiの記事
国内で確認された麻疹(はしか)の感染件数はさらに1例増えて、4件となった。長期間にわたり国内発生がなかったこの感染症だが、ブエノスアイレスの乳幼児の間で感染確認が続いている。保健省はこの10月から、予防接種運動を展開する予定だ。この感染拡大の背景に、ベネズエラ難民の流入があるとの指摘がある。

■フライボンディ、33便欠航 El Esquiúの記事
LCCのフライボンディはこの週末、合わせて33便を欠航とした。イグアスの空港で事故が起きたことから、同社の機材やりくりに大きな問題が生じている。この週末だけでこの欠航の影響を受けた利用者は6300人に達し、ネウケンやメンドサの空港などで、抗議のデモも繰り広げられた。

■国産花卉、世界へ La Nacionの記事
国内の花卉生産者らが、国際市場に挑もうとしている。ブエノスアイレス州などでは花卉生産が行なわれており、500の農家が栽培に取り組んでいる。現在は国内市場向けが中心だが、世界市場に供給する取り組みを進めている。南米ではエクアドル、コロンビアが花卉生産と輸出で先行している状況だ。

■ミシオネス、大量マリファナ Diario Popularの記事
ミシオネス州では、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。プエルト・リコ港で貨物船の中から見つかったマリファナは、実に900キロにのぼる。麻薬捜査犬の「オット」がこのマリファナを感知し、発見につながった。これらのマリファナはパラグアイで生産され、持ち込まれようとしていたとみられる。


【エクアドル】

■キト、女性らが「献乳」 El Comercioの記事
キトでは女性たちが、「献乳」を行なった。献血と同様に、母乳を集めて必要な人に供給する母乳銀行が市内の医療機関に設置されている。現在、授乳が必要なくなった女性たちが、この献乳する取り組みがイベントとして行なわれた。これらの母乳は、授乳ができない母子などに供給されているという。

■キト、自転車事故47件 El Comercioの記事
キトではこの上半期、自転車の事故が47件発生したという。市内では二酸化炭素を排出しない交通機関として自転車が注目され、市営の貸自転車事業やシクロビア(自転車道)の整備が進む。一方で自転車は交通弱者の立場でもあり、事故も多いという。市内の公園では週末など、こどもを対象にした安全教室が開かれている。


【コロンビア】

■ボゴタ・ハーフマラソン2018 Caracol Radioの記事
ボゴタでは29日、ハーフマラソンが行われた。今回で19回めの開催となるイベントで、マラソン愛好家など4万人が参加した。朝8時から、市内中心部の主な街路をルートに行なわれたもので、12時頃まで続いた。この大会の影響で、市内の交通機関はこの時間帯、運転を停止するなどの措置をとった。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、ガソリン安定化宣言 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ガソリン価格の安定化を図ると宣言した。国内では経済失政による輸入の滞りなどで、産油現場の混乱が続いている。産油国でありながら、市中でガソリンが不足す事態が生じている。マドゥロ大統領は28日、この流通や供給体制を早期に安定化させると断じた。

■デノミ、それでもインフレは続く El Paísの記事
8月20日にデノミが実施されても、インフレは続くとの観測が根強い。ニコラス・マドゥロ政権は、実質的に5桁を切り上げた新通貨単位「ボリバール・ソベルノ」を導入するとした。国内では経済失政により昨年10月以降ハイパーインフレが生じ、国際通貨基金は年間インフレ率が100万%に達すると試算している。

■制憲議会選挙から1年 Caracol Radioの記事
制憲議会選挙の投票から、1年が経過した。野党が圧倒的多数を占める議会対策として、政権がこの制憲議会を設け、議会から立法権の剥奪を宣言したものだ。しかしラテンアメリカ各国を中心にこの剥奪は承認されず、国内では議会が2つあり続ける状態が続いている。議会は今も独自に、活動を続けている。

■移民、高等教育機関に影響 La Vanguardiaの記事
エリアス・ハウア教育相は、移民が国内の高等教育機関に影響を及ぼしていると語った。メディアのインタビューに答えたものだ。経済失政による生活困窮から、多くの国民が国外に流出し難民化している。この事態で特に大学などの機関は、影響を受けていると同大臣は述べた。閣僚がこの問題に触れるのは、異例だ。

■ロバ、絶滅か El Nacionalの記事
国内から、ロバが絶滅しかかっているという。国内ではとくに農村部でロバが飼われることが多く、よく見かける動物の一つだ。しかし2017年以降、その姿を見ることが稀になりつつある。経済失政による食糧事情悪化で、多くのロバが食用のため屠畜されたとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オルテガ、CNNに反論 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、米国のメディアCNNに反論した。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する性側による力の制圧も続く。CNNは米州機構の人権機関の数字をもとに死者295人と伝えたが、オルテガ大統領は195人の誤りだ、と断じた。国内で活動する人権機関によると、死者数は448人に達している。

■オルテガ、死をもたらす男 El Mundoの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、「地震よりも死をもたらす男」だという。オルテガ氏とともにゲリラ活動に携わった元同志が表したものだ。国内では反政府行動で多くの死傷者、不明者が出ていることが伝えられているが、この元同志によると「不思議なことではない」という。オルテガ政権はデモ隊に対し、武力を使用し非難を浴びている。

■ニカラグア難民が発生 Euronewsの記事
ニカラグア難民が発生しているという。同国内では反政府行動「4月19日運動」が続き、政府側による弾圧も続く。多くの死傷者が出ている中、安全を求めて隣国コスタリカに越境した人が、すでに数千人に達しているという。同国に身を寄せる「難民」の一人は、「政府は抵抗する者をすべて殺そうとしている」と語った。

■ホンジュラスでゼネスト E Heraldoの記事
ホンジュラスでは30日、ゼネストが行なわれる。同国では交通、物流分野が前の週にもゼネストを実施している。上昇するガソリン価格に対する対応を政府に求めた要求行動だ。運転手らの団体は「国民を困難に陥れることは目的ではない」とするが、圧力を強めるためこの日、ゼネストを実施するとした。

■パラグアイ、寄生虫が蔓延 ABC Colorの記事
パラグアイのこどもたちの間では、寄生虫が蔓延しているという。パンアメリカン保健機構(OPS)が明らかにしたものだ。国内のこどもの3人のうち2人は、何らかの寄生虫をもっているという。OPSはこの状況について、衛生状態の悪さ、とくに飲み水の問題が国内に残存している事実を指摘している。

■ウルグアイ、A型肝炎の減少 Radio Monte Carlo
ウルグアイでは、A型肝炎に罹患する人が顕著に減少しているという。同国保健省が明らかにしたものだ。A型肝炎は水や食料を通じて感染するが、2007年からワクチン接種が推奨されたことから、新たな感染例が大きく減ったという。一方、性交渉や血液などを通じて感染するB型、C型肝炎は減少はしていない。