2018.07.31

【ボリビア】

■Adepcoca、21F運動参加へ La Razónの記事
反政権への姿勢を強めるユンガス地方のコカ葉農家の団体Adepcocaが、21F運動に参加する。2016年2月16日に行なわれた国民投票の結果尊重を求め、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げる運動だ。ポトシで21F運動の大規模デモが予定されており、同団体が参加する。もう一つのチャパレ地方のコカ葉農家らは、モラレス大統領の支持母体の一つだ。

■エボは好ましからざる人物 Correo del Surの記事
ポトシの市民団体は、エボ・モラレス大統領について「好ましからざる人物」と宣言した。8月6日の独立記念日、今年はこの町で式典開催予定だ。しかしそれを迎えるポトシの有力組織は、反政権の姿勢を強めている。次期選挙出馬阻止を掲げる21F運動のデモを、この団体は大規模に行なうことを計画している。

■中国、軍に車輛を寄贈 La Razónの記事
中国政府はボリビアの軍に、車輛10台を寄贈した。6日の独立記念日、7日のコチャバンバでの軍のパレードを前に、中国製の軍用車輛が贈られたものだ。米国と距離を置くボリビア政府は、とくに近年中国との関係を密にしている。中国から軍へは、車輛の寄贈が毎年のように行なわれている。

■中国大使、厳罰を支持 El Díaの記事
在ラパスの中国大使は、「プラスチック米」を通常のコメと偽って販売した中国人への厳罰を支持した。コチャバンバで摘発されたこのコメは、イモのでんぷん質などを使用し合成されたコメだ。同大使は、中国政府がこの件には一切関与しておらす、詐欺として法の追及がなされることに支持を示した。

■記念硬貨、金庫に眠る El Díaの記事
中央銀行が発行した記念硬貨の多くは、同行の金庫に眠ったままだという。2009年以来、同行は記念硬貨を5万枚発行したが、売却できたのは2万枚にとどまっている。とくにエボ・モラレス大統領がデザインされた硬貨は「不人気」で、在庫がとどまり続けている状況にある。

■空港にボリビア印 La Razónの記事
国内の30の空港に、新たに「マルカ・ボリビア」(ボリビア印)が掲げられる。ヒセラ・ロペス政府広報官と、空港を管理するAASANAとの間で覚書が交わされたものだ。ボリビアの観光や産品を国外にアピールするこのマルカ・ボリビアを、各空港に掲げるという。

■薬物機、38機を摘発 El Díaの記事
ボリビアでは昨年以来、38機の薬物輸送の小型機が摘発されているという。警察が明らかにした数字だ。南米では小型機を使用した薬物輸送が、国境を越えた問題となっている。国内でも摘発が強化されており、とくにパラグアイ、アルゼンチン国境地域での摘発が多い状態だ。

■オルーロ郵便局舎、壊れゆく La Patríaの記事
歴史的建造物であるオルーロの郵便局舎が、朽ちつつある。ボリビア郵便(Ecobol)は破綻し、今は機能停止の状態にある。この建物はこの事態を受けメンテナンスもされないまま放置され、傷みが進行していることが明らかになった。政府側は新会社設立、移行の方針を示すが、具体的な議論は先送りされている。

■プマ・カタリで衝突 La Razónの記事
ラパス市営のBRT、プマ・カタリをめぐり新たな衝突が生じた。市内のチュキアギーリョ地区で、道路封鎖をしていた既存バス会社の運転手らと、地域住民らが衝突したものだ。運転手らはこの地域へのプマ・カタリ運行を民業圧迫と批判しているが、地域住民は利便性向上からこの運行を歓迎している。

■国際線荷物から薬物 El Díaの記事
サンタクルスのビルビル国際空港で、国際線の乗客荷物から薬物が発見、摘発された。預け荷物のX線検査で明らかになったもので、複数に袋わけされたコカインとみられる薬物が見つかったという。この荷物の持ち主は、人から預けられたものであると主張している。


【ペルー】

■チョケキラオ観光振興に意欲 Portal de Turismoの記事
ペルー観光議会(Canatur)は、アプリマック県のインカの遺跡、チョケキラオの観光振興に意欲を示した。マチュピチュとの姉妹遺跡として評価が高い同遺跡だが、アクセスの悪さから観光客は多いとは言えない。同議会は、アクセス向上のためのテレフェリコ(ロープウェイ)実現のため、働きかけを強めることを明らかにした。

■ルットの地滑り、今も継続中 La Repúblicaの記事
クスコ県チュンビビルカス郡のルットで起きた地滑りは、今も緩やかに続いているという。今年に入り、この地では地面に多くの亀裂が入るなどし、住民ら47世帯が避難生活を続けている。地質機構がドローンなどを使い調べたところ、地滑りは今も進行中であることが分かった。この地滑りは1988年頃から緩やかに発生していたという。


【チリ】

■ピニェラ、支持下げる BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領への支持率が下がった。Cademが行なった世論調査の結果で、支持すると答えた人の割合は49%と前の月から5ポイント下がり、支持しないと答えた人は37%と4ポイント上がった。政治アナリストは、この3月に誕生した同政権に対する「蜜月期間」が終わったとの見方を示した。

■APECの準備始まる BioBio Chile
来年、国内で行なわれるAPEC2019の総会への準備が、始まっている。この年の総会はバルパライソ、ビーニャ・デル・マール、コンコン、カサブランカの4地点で行なわれることになっている。環太平洋各国の要人などを迎える総会は11月に予定されており、安全策などの準備対応が始まったものだ。


【アルゼンチン】

■フライボンディにまた停止要求 Diario Popularの記事
検察官が、またフライボンディの停止を司法に求めた。同社便がイグアスの空港で事故を起こし、前の週にも検察官が同様の請求を行なっている。この事故と、事故後の機材やりくりで同社便の運航体制に支障が生じていることを受け、別の検察官が要求したものだ。エル・パロマール空港の使用停止についても請求している。

■同性婚スタートから8年 Aire de Santa Feの記事
同性婚制度がアルゼンチンでスタートして、8年が経過した。南米各国の中で、初めて導入された制度だが、今はブラジルやウルグアイなどでも同様の制度がみられ、チリやコロンビアなどでは同性パートナーシップ制も導入された。国内では同性婚者同士の離婚も珍しいことではなくなっている。

■スブテスト、こんどはリネアE Página12の記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)ではこんどはリネアEで、ストライキが行なわれる。各路線の労働組合は賃上げなどを求め、闘争中だ。先々週にリネアAでストが行なわれ、以後B、C、Dと行なわれこんどはリネアEだ。30日19時から21時まで集改札ストを行ない、21時以降は全便を停止するという。

■麻疹、感染は6件に El Intransigenteの記事
ブエノスアイレスでの麻疹(はしか)感染件数はさらに増えて、6件となった。米州保健機構はアルゼンチン国内では麻疹感染が疑われるケースがこの6週間で46.7%増加していると指摘する。保健省はこの事態を受け10月から、ワクチン運動を展開予定だ。今季ベネズエラでは感染例が1613件、ブラジルは677件となっている。

■エコビシ、ブラジル企業に委託へ Para Buenos Airesの記事
ブエノスアイレス市営の貸自転車、エコビシの運営はブラジル企業に委託される。このブラジル企業は同国内やキト、サンティアゴなどの公営貸自転車を手がけている。新たにブエノスアイレスについても、同社と委託契約が結ばれることとなった。市内では400個所に自転車貸し借りの「エスタシオン」が設けられている。

■メンドサ、水不足のおそれ La Nacionの記事
メンドサでは今後、水不足が深刻化するおそれがあるという。州都を含む同州の広い範囲では、水の供給はアンデス山地からの雪解け水に依存している。この降雪量の減少がこの10年続き、今後この地では水道供給が不安定化する懸念が高まっているという。この冬の降雪量は、例年の30%にとどまっている。


【エクアドル】

■スクンビオスに5千人 El Universoの記事
コロンビア国境のスクンビオス県にはこの6月、5千人のベネズエラ国民が流入したという。経済失政による生活困窮から国外に流出し、難民化するベネズエラ国民が激増中だ。同県に流入したベネズエラ国民の数を移民局が明らかにしたものだが、この中にはペルーなどに出国した者も含まれているとみられる。

■エクアドルも少子高齢化 El Universoの記事
エクアドルでも今後、少子高齢化が起きることが予想されている。国のデータをもとにEspolが試算したものだ。現在1700万人の人口は2050年には2337万人に達する予想だが、14歳以下のこどもは6.6%減るのに対し、65歳以上は183.2%増加するという。30歳から64歳の世代も63.7%の増加と予想された。


【コロンビア】

■日本と二重課税対策で合意 Caracol Radioの記事
コロンビアと日本は、二重課税対策で合意したという。二重課税は一つの事由に対し、国の法律の違いなどから二重に課税されるものだ。これを防ぐための枠組み作りに置いて、日本と合意したことをマウリシオ・カルデナス・サンタマリア大蔵相が明らかにした。OECD加盟に向けた取り組みの一つだ。

■ビバ・コロンビアで爆弾騒ぎ Caracol Radioの記事
LCCのビバ・コロンビアの便で、爆弾騒ぎがあった。29日昼頃、サンタマリアからボゴタに向かう便で、乗客の一人が爆発物を所持していると語ったものだ。このため同便の預かり荷物をすべて調べる事態となったが、後にこの乗客の嘘であることが分かった。当局側はこの乗客を拘束している。

■メトロカブレにWiFi Caracol Radioの記事
ボゴタの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)では、新たにWiFiが利用できるようになるという。運営する市側が明らかにしたものだ。このシステム導入で、駅やゴンドラ内で無料でWiFiが利用できることになる。また安全性向上のため、ゴンドラ内への防犯カメラ設置も進めるという。

■教室の天井が落ちる Caracol Radioの記事
カルタヘナの学校で、教室の天井が崩落する事故が起きた。この事故が生じたのはサンタマリア学校だ。教室の天井がすべて落下したが、当時この教室は無人で、巻き込まれた人はいなかった。この建物は建造50年で、メンテナンスの必要性が指摘されていたばかりだったという。国内では学校でのこうした事故が相次いでいる。


【ベネズエラ】

■紙幣工場との指摘 Informe21の記事
ベネズエラは、世界最大の「紙幣工場」だとの指摘、揶揄がなされている。国内では経済失政にともなうインフレの進行と通貨暴落が起きている。このため新たな紙幣発行が相次いでおり、この状況が「工場」と称されたものだ。国内では8月20日、5桁を切り上げる実質的なデノミの実施が予定されている。

■マラカイボの市場、現金優遇 Efecto Cocuyoの記事
マラカイボのラス・プルガス市場は、現金優遇措置が取られている。経済失政で物資不足が続くが、コロンビア国境にあるこの町はとくに物資の涸渇などはみられない。しかし市場では、現金払いの場合、カードや電子マネー決済に比して価格が安くなっているという。商品や店によっては、その価格差は10倍にもなっている。

■ライフライン根絶の町 El Carabobeñoの記事
カラカスから150キロのサンアン・デ・ロス・モロスの町では、ライフラインが「根絶」状態だ。国内では経済失政にともなうライフラインの混乱がみられるが、この町では電気、水道、ガスのいずれもが長期間にわたり使用できなくなっている。グアリコ州の州都であるこの町の人口は16万人だ。

■国連、コンドーム配布へ El Nuevo Heraldoの記事
国連はベネズエラ国民に対し、コンドームを無料配布する。経済失政による物資不足で、コンドームも国内では入手が難しくなっている。この事態を受け、望まない妊娠をするケースが増えるだけでなく、HIVなどの性感染症の増加も指摘されている。この状況の抑止のため国連は、コンドーム1千万個を配布することを決めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■米国、ニカラグアに選挙要求 América Economíaの記事
米国はニカラグアに対し、選挙の前倒し実施を要求した。ニカラグアでは4月から反政府行動が激化し、政府側の弾圧もあり、多くの死傷者を出している。米国はこの事態を受け、ニカラグア政府を強く非難し、その上でダニエル・オルテガ政権に対して事態鎮静化のために選挙を前倒し実施するよう求めた。

■マサヤ、140人拘束 Ecuavisaの記事
ニカラグアの警察は、マナグア近郊のマサヤで、140人を拘束した。国内では4月から反政府行動が続くが、このマサヤはこの行動の中心地となっている。警察はこのデモ参加者らを次々と摘発、拘束したものだ。政府側による鎮圧行動では武器が使用されており、国際社会からの非難が高まっている。

■ニカラグア、経済下方修正 América Economíaの記事
ニカラグア中央銀行(BCN)は、同国の今期の経済成長見通しを、下方修正した。昨年、同国の国内総生産(GDP)は4.9%の伸びを示し、同行は今期も同規模の成長を見込んでいた。しかし4月から続く反政府行動でこの伸びの鈍化が著しく、現時点で昨年からの伸びは1%にとどまっているという。この状況が続けば、伸びはこの水準にとどまるとの見方を示した。

■エルサルバドル、支援求める La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルは国際社会に対して、支援を求めた。同国ではこの4月以降、まとまった雨が降らず渇水が続き、一部地域では旱魃となっている。同国農業省はこの事態を受け、単独での対応は難しいとして中米の機関SICAなどに対して、支援を要請した。この渇水、旱魃で、とくに農作物の被害が大きいとみられる。

■キューバ訪問米国人が減少 El Nuevo Heraldの記事
キューバを訪れた米国人の数はこの上半期、前年同期比でマイナスとなった。バラク・オバマ政権下で米国とキューバは関係を正常化させ、キューバへの渡航は米国人の間でブームとなった。しかしドナルド・トランプ政権になり、この渡航の制限などがかけられた影響が生じた。この期の訪問者は、前年同期比で23.6%減だ。

■パナマで雷雨 La Estrellaの記事
パナマの首都は30日、激しい雷雨に見舞われた。大気の状態が不安定になり、市内や周辺部で局地的雨が降ったものだ。この影響でパナマ市内では、幹線道路を含む複数個所で大渋滞が発生し、またメトロ(電車)などの公共交通機関にも影響が及んだ。気象機関はこの前日、天候の変化への注意を呼びかけていた。



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