2018.08.01

【ボリビア】

■エボ、もてなしを求める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はポトシ市民に対し、「もてなし」を求めた。ポトシでは独立記念日の6日、式典開催が予定されている。しかしポトシの市民団体は、憲法改正を問う国民投票の結果尊重を求めた「21F運動」展開の方針を示し、大規模な反政府デモを計画している。モラレス大統領は、式典が滞りなく進むよう、ポトシ市民に協力を求めた。

■21F運動、2000人の参加を目指す El Deberの記事
2016年2月21日の国民投票結果を尊重し、エボ・モラレス大統領の再選出馬阻止を目指す21F運動は、ポトシでの反政府デモに2000人規模の参加を狙う。6日の独立記念日の式典の際、もともとモラレス政権を好ましく思わない層が多いこの町で、大規模デモが計画されている。野党のほかポトシの市民団体も参加を決めている。

■副大統領、一方的終了を宣言 Correo del Surの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、県境闘争について一方的に終了を宣言した。天然資源開発が期待されるインカワシの帰属について、サンタクルス県とチュキサカ県が争っているものだ。司法がサンタクルス県の帰属を判断したが、同副大統領はこの判断を支持し闘争終了を宣言した。チュキサカ県内では反発が根強い。

■キロガ氏の訴追は断念 La Razónの記事
与党MASは、元大統領のホルヘ・キロガ氏への訴追を見送ることを判断した。資源開発をめぐり国に損失をもたらしたとして元大統領のカルロス・メサ氏が訴追される。与党は、反与党の立場を示すキロガ氏についても訴追の可能性を示していたが、起訴できる十分な証拠がないとして、これを断念することを明らかにした。

■二重アギナルド、実施に自信 La Razónの記事
マリオ・ギジェン経済相は、「二重アギナルド」(クリスマス手当)実施に自信を示した。今年第一四半期の国内総生産(GDP)の伸びが4.44%に達したという。政府はアギナルドの倍払政策を、選挙を来年に控えたこの年末に実施したい姿勢で、経済の伸びなどの数値がこの実施是非の鍵となっている。

■リチウム、9割が国外へ La Razónの記事
国産リチウム資源の90%は、国外に持ち出されている。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には豊富なリチウム資源があり、国はこの採掘や産業化を図っている。国内では一次加工の工場などが設けられているが、資源のほとんどは国外に輸出され、国内産業への二次的効果は期待できない状況だという。

■アポロ空港開港 La Razónの記事
ラパス県北部のアポロでは31日、空港が開港した。1500メートルの滑走路を持つこの空港がこの日から運用を開始したもので、ボリビア空軍航空(TAM)の特別機が同空港に降り立った。人口粗放地域ではあるが、この空港は県内を代表する国立公園、マディディへの交通の足がかりとなることが期待されている。

■トゥピサ、道路封鎖 Correo del Surの記事
ポトシ県のトゥピサでは、道路封鎖が行なわれている。アルゼンチンの陸運会社ホセ・カルテジョネ社の職員などが、アルゼンチンに至るルートをブロック封鎖しているものだ。同社の運営の安定性などに対する要求行動で、ボリビア政府に対してもこの解決に向けた協力を求めている。

■コチャバンバでも闘争 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市内南部でも、道路封鎖や路上での物燃やしなどが行なわれている。市内のアルバランチョに市側は、ゴミなどの処理施設を設ける計画だ。しかしこの用地周辺の住民がこの立地に反対し、この闘争に入ったものだ。中心部の9月14日広場に面する市庁舎前でも、デモが行なわれている。

■オルーロ国民劇場、来年完成へ La Patríaの記事
オルーロ市内に建設されている国民劇場は、来年中盤には完成するという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が見通しを示したものだ。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルが開催されるこのオルーロの、文化首都としての新たな拠点施設となるものだ。今の時点で、この建物の建設進捗率は11%となっている。


【ペルー】

■マチュピチュ列車、衝突事故 La Repúblicaの記事
国内随一の観光地マチュピチュに向かう列車が、衝突事故を起こした。31日朝9時頃、オリャンタイタンボとマチュピチュを結ぶ区間で、ペルーレイルの車輛とインカレイルの車輛が衝突したものだ。この事故で外国人観光客を含む23人が負傷している。現場はオリャンタイタンボから88.6キロの地点で、重傷者5人はクスコに救急搬送された。

■Indecopiが調査着手 Gestionの記事
マチュピチュへの列車の衝突事故を受け、消費者保護行政機関Indecopiが独自に調査を開始した。この路線はペルーレイルの独占による運賃つり上げが批判され、その後参入した企業が一本化しインカレイルとなった。Indecopiは異なる鉄道会社の同路線での運転で、安全管理上の問題がなかったか、調べを進めている。


【チリ】

■大統領機でトラブル BioBio Chileの記事
大統領の専用機でトラブルが生じたという。セバスティアン・ピニェラ大統領はこのボーイング767型機で、第8(ビオビオ)州都コンセプシオンから、パスクア(イースター)島に向かおうとした。しかし空軍によるとこの機体のトラブルで、運航ができなくなったという。大統領は別の空軍機で、結局移動した。

■オソルノ、粉ミルクで中毒 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノで、粉ミルクを通じてこども14人が中毒を起こしたという。中毒の症状を起こしたこどもたちが、次々と市内の医療機関に搬送されたものだ。この原因は、ネッスル社が提供する粉ミルク「NAN」で、何らかのカビの一種が発生し、この中毒を引き起こしたとみられている。


【アルゼンチン】

■手術中に自撮りで処分 Diario Hoyの記事
ブエノスアイレスの医療機関が、保健当局側から業務停止の処分を受けた。サンホセ・デ・カピリャ・デル・セニョーレス病院で行なわれた患者の開腹手術の最中、関係者が手術室で「自撮り」を行ない、この写真をSNSに投稿していた。保健当局はこの行為が職務上、不適切と判断しこの医療機関での手術などを差し止めた。

■麻疹、ほかの州でも Diario San Rafaelの記事
麻疹(はしか)感染は、ブエノスアイレス州以外でも疑われる事例が出ている。これまでにブエノスアイレスでは6人の乳幼児の感染が明らかになっている。メンドサ州のサンラファエルでも感染が疑われる事例があり、検査の結果否定されたことが明らかになった。ベネズエラやブラジルで流行が起きつつあり、国内でも警戒が広がっている。

■エル・パロマールは安全 Clarín.comの記事
民間航空局は、ブエノスアイレスのモロンにあるエル・パロマール空港については、安全と反論した。同空港をベースとするフライボンディ機が事故を起こしたことを受け、検察が司法に対し同社の営業停止とエル・パロマールの使用差し止めを申し立てた。しかし同局は、空港の安全性には問題がないと反論した。

■AR、価格競争仕かける Ambitoの記事
アルゼンチン航空が、価格競争を仕かけた。国内ではフライボンディやアンデス航空などのLCCが一般化し、同社は危機感を強めているとみられる。こうした中、この冬のキャンペーンとして、LCC波の価格の提示を行なっているものだ。国内では8月1日から、航空運賃の下限が廃止され、自由化される。


【エクアドル】

■キト、交通混乱の朝 El Comercioの記事
キトでは31日朝、交通が大きく混乱した。朝の通学、通勤のラッシュ時間帯、中心部の幹線道路など3個所で大きな事故が発生し、通行に支障が生じた。この影響で周辺部に車が流れ、各地で大きな渋滞が発生するに至った。市内では交通の車輛への依存度が高く、現在大量輸送機関であるメトロ(地下鉄)の建設が進んでいる。


【コロンビア】

■カルタヘナ、下水問題 Caracol Radioの記事
カルタヘナでは、下水整備が問題となっている。ユネスコ世界遺産に登録される要塞都市の旧市街の一部では、未だに下水システムの工事が終了していない状況だ。こうした地域では30年前からこのシステム整備工事が行なわれているが、遅々として進んでいない状況だという。


【ベネズエラ】

■カラカスで大停電 El Universoの記事
カラカスでは31日、大きな停電が生じた。送電網のトラブルによるもので、市内の80%のエリアで電力供給が途絶えた。この影響でメトロ(地下鉄)はストップし、市内では携帯電話がつながりにくい状況となった。隣接するミランダ、バルガス州にも影響が広がり、マイケティア国際空港も50分にわたり便の発着が見合された。

■サントス「間もなく崩壊する」 El Universoの記事
任期満了による退任を控えたコロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領は、ニコラス・マドゥロ体制が「間もなく崩壊する」と断じた。同大統領はベネズエラの現状を踏まえ、政権が経済をコントロールできず、体制そのものが滅びると断じた。サントス政権はマドゥロ政権への批判を強め、一方で多くの難民を引き受けている。

■通貨の先行きは不透明 Panoramaの記事
国内の通貨の先行きは、不透明だ。ニコラス・マドゥロ政権は今月20日に、実質的なデノミ実施となる新通貨単位「ボリバール・ソベルノ」を導入することを明らかにした。5桁を切り上げるものだが、この日以降の紙幣などの通貨がどうなるか、まったく明らかにされていない。2016年12月のような、通貨切り替えの混乱も予想される。

■エクアドルには45万人 Teleamazonasの記事
今年、エクアドルに入国したベネズエラ国民は45万3930人に達したという。移民局が明らかにした数字だ。経済失政による生活困窮で国外に流出し、難民化する国民が相次いでいる。国境を接するコロンビア、ブラジルだけでなくほかの国々にも移民の動きが加速している状況だ。エクアドル入国者の中には、第三国に向かった者も含まれる。

■トラック略奪、8人逮捕 La Vanguardiaの記事
カラカス中心部でトラックを狙った略奪事件が発生し、8人が逮捕された。警察が明らかにしたもので、組織化されたメンバーらがこのトラック運転手を拉致し、トラックか輸送していた食料などを奪ったという。国内では経済姿勢による物資不足で、とくに食料を入手することが難しい状態となっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア難民、2万3千人に El Universoの記事
コスタリカに流出したニカラグア国民は、2万3千人に達しているという。ニカラグアではこの4月から反政府行動が激化し、政府側による弾圧で多くの死傷者が出ている。この事態を受け、安定した生活を求め国外に流出しするニカラグア国民が増加傾向で、国連難民高等弁務官事務所は難民化を懸念した。

■ニカラグアの記者らが抗議 El Universoの記事
ニカラグアの記者らが、抗議の声を上げた。国内では4月以来、反政府行動「4月19日運動」が続き、政府側の武力による弾圧も続く。こうした中、これを取材する記者らの「受難」も続いているという。政府側による軍、警察官に記者らが暴力的対応を受けるケースもあり、記者らは「報道の自由」を守るよう政府に求めた。

■ニカラグア政府、抗議の書簡 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア政府が、米州機構(OEA)に対して抗議の書簡を送った。国内で続く反政府行動に、過度の武力が使用されているとしてOEAが懸念を表し、ミッションを送るなど具体的行動を検討している。しかしニカラグア政府は、こうした検討は政治的干渉であり、受け入れられないと抗議する書簡を送ったという。

■それでもサーフィンは続く El Nuevo Heraldの記事
社会闘争が続き、不安が高まるニカラグアだが、それでも太平洋岸ではサーフィンがさかんに行われているという。同国はサーファーにとって、よい波に出会えると評価が高い地でもある。マナグアやマサヤ、レオンなど各地で反政府行動のデモが繰り広げられているが、今も海岸ではサーファーらが波を待っている。

■アビアンカ、レシフェ2路線休止へ Panrotasの記事
アビアンカ・ブラジルは、レシフェを発着する2路線の休止を発表した。運休するのはリオデジャネイロ、コロンビアのボゴタを結ぶ路線で、8月6日以降の便をキャンセルするという。需給バランスなどから判断したものだ。またサンパウロのグアルーリョス空港とボゴタを結ぶ路線も、1往復減便する。

■ヨハネスブルク線デイリー化 Hotelierの記事
LATAM航空は、サンパウロと南アフリカ共和国のヨハネスブルクを結ぶ路線を、デイリー化する。同社が明らかにしたもので、現在週5往復の運航となっている同路線について、来年4月19日以降毎日運航とするという。使用機材は現在と同じく、220座席のボーイング767型機だ。

■キューバ、観光地の不動産売買制限 El Nuevo Heraldの記事
キューバでは、観光地の不動産の売買制限が強化された。ハバナのハバナ・ビエホ(オールド・ハバナ)やマレコン通り、バラデロなどの観光地について、住宅を含めた取引への制限が強められたものだ。観光開発を阻害する動きを抑止するためとみられる。同国では憲法改正で、不動産などの個人所有が認められることになる。

■パナマのメトロ、一時休止 Prensaの記事
パナマシティのメトロ(電車)1号線は30日、一時運休した。運営側によるとこの日の夜、同路線への送電のトラブルが生じたことから、全線で運転を見合わせた。この事態は、パナマシティ一帯で強い雨が降ったことが原因とみられる。しかしその後回復し、同時夜遅くまでに運転が再開された。


【サイエンス・統計】

■HIVワクチン、臨床へ Puente Libreの記事
HIVのワクチンは、2019年にも人体についての臨床検査が行われるという。米国の国立アレルギー・感染症研究所が明らかにしたものだ。HIVに対する初のワクチンについて、人に対し使用する準備の最終段階に差しかかっているという。このワクチンはジョンソン&ジョンソン社が開発したもので、2021年の実用化が目標となっている。



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