2018.08.02

【ボリビア】

■パラシオ・ケマード、仕事納めへ La Razónの記事
エボ・モラレス政権は、大統領府パラシオ・ケマードでの「仕事納め」を開始した。隣接地に22階建ての新大統領府カサ・デ・プエブロが竣工し、この9日から新庁舎で業務を開始する。これに合わせ、現大統領府での業務に区切りをつけている。モラレス大統領はこの現大統領府を今後、博物館にする計画を示した。

■違うボリビアは可能だ La Razónの記事
新たな運動団体「違いボリビアは可能だ」が結成された。2016年2月21日の国民投票結果を尊重し、エボ・モラレス大統領の次期選挙強行出馬阻止を図る運動の一環で、新たなグループが形成されたものだ。この6日の独立記念日に式典が催されるポトシで、この運動の第一声を上げる方針だという。

■メサ氏、ポトシには行かず El Deberの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、6日にはポトシには行かないという。訴追の可能性が指摘される同氏は、政府弾圧を主張している。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げる21F運動に参画する方針を示した同氏だが、この運動の焦点となる6日のポトシには混乱を避けるため、行かないことを明らかにした。

■TAM、基準満たさず El Deberの記事
ボリビア空軍航空(TAM)はまだ、基準を満たしていないという。空軍の一部門である同社は公営化され、空軍から離れて民間航空局の管轄下に入ることが決まっている。1日から、この新会社体制が発足すると発表されていたが、公営化が承認されるための基準をまだ満たしていないという。プロセスはさらに遅れる見通しだ。

■スペイン首相、来暮へ La Razónの記事
スペインのペドロ・サンチェス首相が今月28日に来暮する。フェルナンド・ワナクニ外相が、この訪問日程を正式に発表したものだ。この公式訪問ではエボ・モラレス大統領との会談が予定されており、両国の関係強化などが話し合われる予定だ。またモラレス大統領が今月、コロンビアとパラグアイを訪れることも明らかにされた。

■チュキサカの資源は膨大 La Razónの記事
政府とボリビア石油公社(YPFB)は、チュキサカ県のチャコ地方の天然ガス埋蔵量が、膨大であることを指摘した。YPFBが新たな試算量を示し、その量が4千垓(億の100万倍)立方メートルにのぼることを明らかにしたものだ。資源開発をめぐる県境闘争で司法がサンタクルス県に有利な判断をしたことから、チュキサカ県では資源をめぐる主張が大きくなっていた。

■ティティカカも魚の危機 El Díaの記事
ペルー国境の南米第2の面積の湖、ティティカカ湖でも魚が危機に瀕しつつあるという。乱獲や環境の変化などで、伝統的にこの湖で捕獲されるカラチやイスピといった魚の漁獲高が、減少しているものだ。国内第二の湖、オルーロ県ポオポ湖でも水が干上がるなどし、漁獲がゼロになるなど国内淡水漁業をめぐる環境の変化が指摘されている。

■サンアントニオでバス事故 La Razónの記事
ラパス県のサンアントニオで、バス事故が発生した。1日朝4時頃、ポトシからラパスに向かっていた「クルス・デル・ノルテ」社のバスの便が道路上で衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この事故で、乗っていた8人が負傷している。警察はこの事故は、人的なミスから生じたとの見方を示した。

■オルーロのキヌアに尿素 La Patríaの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、オルーロのキヌア生産現場での尿素の活用を検討している。国内資源を活用した尿素工場が、ブロブロで稼働中だ。主に農業肥料に使用される尿素は、その多くはブラジルに輸出されている。国内での消費拡大を図るため、オルーロの国際キヌアセンターとともに、その活用を研究する方針だという。

■二重アギナルド、10月に判断 La Razónの記事
この年末のアギナルド(クリスマス手当)倍払の是非は、10月に判断するという。マリオ・ギジェン経済相が明らかにしたものだ。労働者の生活の質向上を目的に、企業などにこの倍払を義務づける措置を発動する可能性を示している。一方、国内の財界はこの二重アギナルド義務化に、反対の姿勢だ。

■人の狂犬病、今年はゼロ El Díaの記事
国内では今年、人の狂犬病発症はゼロに抑えられている。世界保健機関(WHO)が報告書の中で触れたものだ。国内ではサンタクルス、オルーロ県などで狂犬病件数は今も多い。しかし人の発症例は今年、一件も報告されていない。狂犬病は感染し、その後発症すると致死率がほぼ100%という、危険な感染症だ。

■スクレ、チョコレート職人祭 Correo del Surの記事
スクレでは3日から、チョコレート職人祭が開催される。この町ではチョコレート生産が伝統工業で、市内には中小を含む多くのチョコレート店が立地する。こうした職人らの技術を内外に発信する祭が、初めて開催されるものだ。17時から商工議会で開幕イベントが行われ、祭は6日まで続く。


【ペルー】

■鉄道事故、過密ダイヤの影響か El Comercioの記事
マチュピチュへの鉄道便の衝突事故は、過密ダイヤが背景にあったとみられる。31日朝9時頃、オリャンタイタンボから89キロの地点でペルーレイルの便に、後続のインカレイルの便が追突した。ペルーレイルの通過直前に観光客がレール上を横断し、停止した状態からこの事故に至ったとみられる。

■マチュピチュ、列車は再開 El Comercioの記事
オリャンタイタンボとマチュピチュを結ぶ列車の運行は再開された。31日午前、ペルーレイルの便にインカレイルの便が追突する事故が発生し、一時運転が見合されていた。現場からこれらの鉄道車輛は搬送され、両社の便は運転を再開したという。しかし一時運転中止となったため、観光客に影響が広がった。

■チリ人女性、腎臓失う Correo Perúの記事
マチュピチュ列車の衝突事故で、重傷を負ったチリの女性観光客は、腎臓1つを摘出されたという。この事故では38人が負傷し、16人が入院した。このうち2人は重傷で、このうちのチリ人女性はとくに重い。この事故で負傷した人中には米国、インド、韓国、チリ、ブラジル、フランス、カナダ、アルゼンチン人が含まれる。

■ワンカネ、アルパカ窃盗 Correo Perúの記事
プーノ県のワンカネでは、アルパカが盗まれる事件が頻発しているという。標高の高い同地域では、アンデス原産のラクダ類であるこの家畜が広く飼育されている。29日夜から30日未明にかけ、同地域で飼われているアルパカ30頭が、一気に盗まれたという。背後に組織的な窃盗団がいる可能性がある。


【チリ】

■モバイク、拡充へ Biobio Chileの記事
サンティアゴの公営貸自転車モバイク(Mobike)が拡充される。運営側がウェブサイトを通じて発表したもので、新たに市内のプロビデンシア地区での展開が開始されるという。このサービスは現在中心部のほか、ラス・コンデスやラ・レイーナ、ニュニョアなどで利用可能となっている。

■タマルガル、教会復興 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州のタマルガルでは、倒壊のおそれがある教会の建物の復興計画が進められる。ラ・ティラナにあるヌエストラ・セニョーラ・デ・カンデラリア・デ・ソトカ教会は、相次ぐ地震やメンテナンス不足で、崩れ落ちる危険性があると診断された。1953年建造の重要な建物であることから、復興計画が進められることとなった。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、拘束 El Comercioの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏が1日、当局により拘束された。同氏について、在任中の巨額の汚職の可能性が指摘されている。司法が逮捕を認め、この日の未明に拘束されたものだ。この13日にも、この容疑事実などについて司法の場で抗弁するとみられる。同時に、同政権での元閣僚も拘束されている。

■航空、価格競争が激化 Cronicaの記事
航空分野の価格競争が1日、一気に激化した。政府が航空運賃の下限価格をこの日から廃止したことを受け、各社は低運賃のプロモーション価格を設定した。アルゼンチン航空は499ペソの価格を国内線各路線で提示し、LATAMは一部路線では199ペソ(7ドル相当)を提示している。国内ではLCCの展開も本格化している。

■AR、ウェブサイトがダウン Actualidadの記事
アルゼンチン航空のウェブサイトのサーバーが1日ダウンし、一時サイトの閲覧ができなくなった。政府がこの日から運賃の下限価格を廃止し、同社も国内線で499ペソのプロモーション価格を提示した。この影響で利用者の関心が高まり、アクセスが殺到したことがこのサーバーダウンの原因とみられる。

■スカイ、ロサリオ線停止へ Info341の記事
チリのLCC、スカイ航空はロサリオ線の休止を発表した。同社はサンティアゴとロサリオを結ぶ路線を週3往復運航しているが、9月いっぱいで撤収するという。この路線は昨年10月に開設されたばかりだが、同社が期待するほど利用が伸びなかったとみられる。ロサリオにとってこれが初のLCC乗り入れだった。

■イグアス、ピットブル禍 Misiones Onlineの記事
プエルト・イグアスで、ピットブルが3歳の男児を襲った。この男児は、自宅の近所の家で飼われているこの犬が食事中に近づいたという。顔などをひどく噛まれ、市内の病院に搬送されたが、さらに大きな病院に転院され手当てを受けていた。病院側によると男児は、危険を脱した状況にあるという。

■スブテ、値上げにゴーサイン Ambitoの記事゛
司法は、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運賃値上げに、事実上のゴーサインを出した。インフレ進行などを理由に、スブテの運賃は現行の7.50ペソから、12.50ペソに値上げされることが発表されていた。異議申し立てを受け審査していた裁判所は、インフレの現状などからこの値上げを容認する判断を示した。


【エクアドル】

■バス、穴にはまる El Comercioの記事
キト近郊のピスケとサンホセ・デ・ミナスを結ぶ道路で、走行中のバスが穴にはまりこんだ。ピスケ川の増水の影響で地盤が削られ、道路に陥没が生じたものだ。31日20時頃に起きたもので、バスの乗客らに負傷などはなかった。この影響でこの道路は、1日朝にかけて通行が制限されている。


【コロンビア】

■ボゴタ、新空港着工へ Portafolioの記事
ボゴタではエルドラード空港に続く、第二の空港の建設が始まる。間もなく退任するフアン・マヌエル・サントス政権が、「置き土産」として着工を指示したものだ。マドリード、ファカタティバ地区に建設されるもので、総工費は35兆ペソと試算されている。予算圧縮のため、当初計画よりターミナルは小型となった。


【ベネズエラ】

■オルテガ氏「マドゥロは破綻する」 El Nuevo Heraldの記事
元検察長官のルイサ・オルテガ氏は、ニコラス・マドゥロ政権が間もなく「破綻する」と断じた。政権からの弾圧を受けコロンビアに亡命した同氏は、経済が事実上の破綻状態となり、同政権が政府のかじ取りができなくなっている現状を指摘し、近く政権の座から降りざるをえなくなると断じた。

■コロンビアに抗議 Caracol Radioの記事
ベネズエラ政府は、コロンビアに対し抗議の書簡を送った。コロンビア政府は現在、左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との和平交渉にあたっている。しかしベネズエラ政府によると、このゲリラ組織がベネズエラ国内に侵入、展開する実態が拡大傾向にあるという。これに抗議し、抑止を求めたものだ。

■マドゥロ「停電はサボタージュのせい」 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、30日にカラカスで発生した大規模停電について、「サボタージュのせい」と語った。市内の80%の地域で送電が途絶え、メトロ(地下鉄)が停止し、マイケティア空港の便の発着にも影響した。一方、経済危機の中送電の現場での士気低下や技術陳腐化が起きていることが指摘されている。

■価格表示はデノミ開始 Descifradoの記事
国内では1日から、価格表示が変更されている。政府は今月20日、実質的な5桁のデノミを実施するが、これを前に店の店頭での価格表示が、新たに導入される「ボリバール・ソベルノ」による表示となったものだ。国内ではこのデノミ実施で、2016年12月のような通貨の混乱が生じることに懸念が広がっている。

■ブラジル、ワクチン義務化検討 Descifradoの記事
ブラジル政府は、ベネズエラからの移民に麻疹(はしか)ワクチンを義務化することを検討し始めた。経済失政による生活困窮で、多くの国民が国外に流出し難民化している。この難民を通じた麻疹感染がブラジルでも広がっており、その数は7月25日時点で822件となった。感染拡大抑止のためのワクチン投与を検討し始めたものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アエロメヒコ事故、死者なし Caracol Radioの記事
メキシコのアエロメヒコが31日、同国中北部のドゥランゴで事故を起こした。首都に向け離陸した2431便が墜落したもので、機体はその後炎上した。乗客、乗務員合わせて103人はこの機体から脱出し、85人が負傷したものの死者は出なかった。事故の詳しい原因などについての調べが進められている。

■死者が出なかったのは奇跡 CNNの記事
31日に起きたアエロメヒコ機の事故で、死者が出なかったのは奇跡だという。航空の専門家であるエディ・ミセル氏が指摘したものだ。離陸時のスピードのまま墜落し、機体は炎上したもののこの状態から全員が生きて生還したことは、複数の偶然が重なったため起きた奇跡だ、としたものだ。

■アエロメヒコ事故、悪天候が影響か El Comercioの記事
31日に起きたアエロメヒコ機の事故は、悪天候の影響があったと考えられる。ドゥランゴの空港を離陸直後の便が墜落したものだが、この当時一帯では強風が吹き、雷も接近していたという。この事故にあったのは使用10年のエンブラエル190型機で、ブラジルの同社もこの原因究明に協力する姿勢を示している。

■競業2社、連帯示す El Finencieroの記事
メキシコのインテルジェット、ボラリスの2社は、31日に事故を起こしたアエロメヒコに異例の「連帯」の意を示した。ドゥランゴの空港を離陸したばかりの便が墜落したこの事故では死者は出なかったものの、85人が負傷した。2社はそれぞれ、原因究明などに協力する姿勢を示し、事故にあった乗客らに見舞いの言葉を述べた。

■SOSニカラグア、広がる El Nuevo Diarioの記事
「SOSニカラグア」というワードが、世界的に広がっているという。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府弾圧で300~400人の死者が出ているとみられる。この現状を訴えた動画投稿から、SNSでこのタグが注目されるようになった。ダニエル・オルテガ政権に対する、各国からの圧力も強まっている。

■パナマ、ニカラグアに警報 La Estrellaの記事
パナマ政府は、ニカラグアに対して「警報」を出した。イサベル・デ・サンマロ副外相が語ったものだ。4月から続く反政府行動に対する政府弾圧で、米州機構(OEA)機関は死者が295人、NGO団体は448人と発表している。同副外相はこの事態について、すでに非常事態のレベルであると警告し、在留国民に最大の警戒を呼びかけた。

■アマスソナス、新路線 Maldonadoの記事
アマスソナス・ウルグアイが新しい路線を開設する。同社が就航を発表したのは、プンタ・デル・エステとブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を結ぶ路線だ。8月17日からの運航になるという。ボリビアのアマスソナス航空傘下の同社は、運航停止したBQB航空から運航を引き継いだ。

■ホンジュラス、殺人11.2%減 El Diarioの記事
ホンジュラスでは今年上半期、2100人が事件の犠牲になったという。同国の警察機関が明らかにした数字で、この数は前年同期よりも11.2%少ない。都市別ではテグシガルパ、サンペドロ・スーラ、チョロマの3都市での発生件数が多い。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪メンバーの暗躍が続いている。

■ウルグアイ、出生数減少 Subrayadoの記事
ウルグアイでの出生数はこの上半期、前年同期比で9%減ったという。医療機関がまとめた数字だ。この期間の出生数は4万3027件で、2017年同期より4022件少ない。出産女性は20~24歳の世代でもっとも多い一方、40歳以上の出産は101件と前年同期よりも増加している。女性が生涯に産むこどもの数である合計特殊出生率は2.10だ。