2018.08.08

【ボリビア】

■エボ「黒幕は米国だ」 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラの大統領暗殺企図の黒幕は米国だ、と断じた。4日、カラカスでドローンを使用したこの事件が起きていた。モラレス大統領は米国が、左派政権の打倒を狙い企図したものだとの見方を示した。米国政府はこの事件関与を否定し、ベネズエラ内外のメディアは「自作自演」の可能性を報じている。

■エボ、和平継承に期待 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、コロンビアのイバン・ドゥケ新政権が和平プロセスを継承することに期待を示した。7日、モラレス大統領はドゥケ大統領の就任式参列のためボゴタを訪れている。この場で新大統領と会談し、フアン・マヌエル・サントス前政権時代に合意されたこのプロセスの進展を強く求めたという。

■21F運動、無期限ゼネストを示唆 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を目指す21F運動は、無期限ゼネストの実施の可能性を示唆した。2016年2月21日の国民投票の結果尊重を求め、モラレス大統領や与党MAS側にこの件についての質問状を送るという。モラレス大統領の次期選挙出馬は憲法に抵触するが、与党は網疏(法の抜け穴)を通じた出馬を強行しようとしている。

■新大統領府、豪華ではない La Razónの記事
アルフレド・ラダ大臣は、9日から使用される新大統領府「カサ・デル・プエブロ」は豪華なものではない、と語った。22階建てのこの建物について、野党や国民が「無駄遣いだ」との声を上げている。しかし同大臣は、仕様そのものは豪華ではなく、むしろ質素な建物だとしてこの批判にはあたらないとの考えを示した。

■グアナイで衝突 La Razónの記事
ラパス県のグアナイで、鉱山労働者の組合間での衝突が発生した。ラパス市から113キロのこの地には金鉱山があるが、この鉱山で操業する3つの組合間の「縄張り」の争いが起きた。この衝突時、刃物やダイナマイトなどが使用され、少なくとも9人が負傷しているという。

■航空レーダー、試験運用開始 La Razónの記事
フランスから調達した航空新レーダーについて、ラパスとサンタクルスで試験運用が開始される。ハビエル・サバレタ国防相が明らかにしたものだ。国内の航空運航の安全性向上などから、コチャバンバを含む3個所にこのレーダーが設置される。設営が終了したこの2都市の空港について、試験運用が開始されるという。

■ラクダ類5千頭に影響か La Razónの記事
ラパス、オルーロ、ポトシ県ではラクダ類5千頭が、積雪の被害、影響を受けたとみられる。南極からの寒波の影響で西部を中心に雪が降り、ラクダ類などの家畜のための牧草地が使用できない状態となった。各地で家畜が飢えている状態であることが報告され、中には死んだケースもあったという。

■ティキパヤでブロック封鎖 El Díaの記事
コチャバンバ県のティキパヤでは7日、道路のブロック封鎖が行なわれた。この地ではこの2月、大泥流発生で5人が死亡する被害が生じた。この自然災害からの復興などについての要求行動でこの日、市民グループなどが指導し、この封鎖が行なわれたものだ。被害を受けた市民は、復興計画が進んでいないと感じている。

■軍の施設24個所を移転へ La Razónの記事
国防省は、チリとペルーの国境の国軍施設24個所について、移転を図る方針を示した。ボリビアとチリの国境地域では密輸の横行が続いている。この管理体制強化のため、効率的な運用を図れるよう施設の移転などを検討しているという。一方チリ側からは、軍の脅威が増すとして懸念の声もある。

■携帯を止められ16歳少女が自殺 El Díaの記事
エルアルトで、親に携帯電話を止められたことから16歳の少女が自殺した。市内の第27区の住宅に住むこの少女は、携帯電話の使い過ぎを親に咎められ、罰として止められた。少女はこの状況を悲観し、自宅内でベルトを使用し首を吊って自殺したという。警察によると、虐待などの痕跡はみられないという。


【ペルー】

■アヤクチョ、集食中毒 El Comercioの記事
アヤクチョ県で大規模な集団中毒が起きた。パウカル・デル・サラサラ郡のサンホセ・デ・ウシュアのイベントで消費された酒に、メタノールが混入していたとみられる。この中毒でこれまでに9人が死亡し、52人が手当てを受けている。今も危険な状態を脱していない人も含まれているという。

■重症者、アレキパに搬送 El Comercioの記事
アヤクチョ県で起きた集団メタノール中毒で、重症の5人がアレキパに空輸された。この事態では9人が死亡し、手当を受ける52人の中にも重篤者がいる。搬送された5人の中には、年少者がいることが伝えられている。アヤクチョ現地の病院では対応できないことから、空軍がこの輸送の委託を受け輸送した。

■インカレイル、バス連結サービス Portal de Turismoの記事
インカレイルは、マチュピチュに至る鉄道とバスの連結サービスを開始した。7月31日、オリャンタイタンボから89キロの地点で、同社便がペルーレイルの便に追突する事故が起きた。このため使用できる車輛に制限があるため、この連結サービスで対応するという。クスコ中心部のサンタテレサ広場と遺跡を結ぶサービスを一体化する。

■アンカッシュで三重衝突 El Comercioの記事
アンカッシュ県で車三台がからむ衝突事故が起きた。7日朝5時30分頃、ワルメイ郡を通るパンアメリカン道でITTSA社のバスが停車中のトレーラーに衝突し、これに後続車輛も巻き込まれたものだ。この事故で4人が死亡し、17人が負傷している。現在警察が、事故の原因などについて調べを進めている。


【チリ】

■危険な鶏卵が流通か BioBio Chileの記事
農業酪農局は、国内の市場に危険な鶏卵が流通している可能性を示した。第1(タラパカ)州では、物質や病原菌の汚染を受けた可能性がある鶏卵5万4千個が今年、摘発されているという。食用、流通に適さないこうした危険鶏卵が、国内市場で広く流通している可能性があるとして、監視強化の方針を示した。

■オソルノ、橋が崩落 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州オソルノ近郊で、川に架かる橋が崩落した。この事態が起きたのはサンペドロのカラコルにあるピンコイ橋だ。大雨の影響で川が増水したことが原因とみられる。崩落直前、地域に住む人が木製のこの橋に亀裂が入っていることを報告していた。国内ではカンクラでも橋が崩落する事態が生じたばかりだ。


【アルゼンチン】

■ブドゥ氏に実刑判決 Ambitoの記事
クリスティナ・フェルナンデス政権時代の副大統領、アマド・ブドゥ氏に5年10か月の実刑判決が言い渡された。同氏は汚職容疑で在任中に告発され、昨年10月から裁判が行われていた。ブエノスアイレスの裁判所は容疑事実を認定して実刑を言い渡したほか、さらに9万ペソの罰金支払いも判断している。

■4空港に爆破予告 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの3つの空港とコルドバ空港に7日、爆破予告があった。空港側に対し、電子メールが送付されたもので、警察に被害届が出されている。この日の15時から22時の間に、爆発物を仕込んだ車輛を爆発させるという内容だった。この脅迫を受け、これら4つの空港ではセキュリティ体制が強化されている。

■ラ・プラタ、水道管破裂 Infobaeの記事
ラ・プラタにある高層の建物で水道管が破裂し、騒動があった。市庁舎から100メートルの位置にある「トーレ1」の15階で7日朝9時30分に起きたものだ。この破裂で、破損個所から大量の熱水が噴出する事態となった。この事態で軽度の火傷を負った者はいたものの、重傷者は出ていないという。

■中絶合法化の審議へ ABC.esの記事
8日、上院議会では中絶合法化についての審議が行われる。この6月14日、下院議会はこの法案を審議の末可決した。国内では女性の保護、権利向上から賛成する声と、保守的考えから反対する声が拮抗した状態にある。この可否について上院議会は、9日未明までに議決を行なう可能性が高い。

■パラナ川、水量減少 Ambitoの記事
国内北部を流れる大河、パラナ川の水量が著しく減少している。上流部の雨の減少が原因で起きている事態とみられ、2009年に起きた水量減少による水量を、すでに下回っている状態だ。この状況が続けばミシオネス、チャコ、コリエンテス、フォルモサ州の水道供給や、水運に影響が生じかねない。

■フライボンディ症候群 Infobaeの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港周辺では「フライボンディ症候群」が広がっている。この2月から旅客運用が始まった同空港は、LCCのフライボンディの拠点だ。しかし案是体制の問題や騒音などから、地域住民は同空港の旅客使用停止を求めている。空港に対する不安から、精神的抑圧を受けた状態の人が増えている。


【エクアドル】

■キト、硝酸流出事故 El Universoの記事
キトのカルセレンの工場近くで、硝酸が流出する事故が起きた。15時15分頃、この事故が起きたのはフアン・パブロ・バレスエタ通りとタデオ・ベニテス通りの角だ。消防から10人の消防士が出動し、対応にあたった。この事故で、合わせて3人がこの物質の影響を受けるなど、被害が出ている。


【コロンビア】

■ドゥケ、安全最優先 El Universoの記事
7日に就任したイバン・ドゥケ大統領は、国民の安全を最優先とする姿勢を示した。就任式で語ったもので、左翼ゲリラ組織との合意を経た和平プロセスを進展させるとともに、治安の回復に注力することを明らかにした。新政権に対しては政治的後ろ盾のウリベ氏への疑惑浮上や、ベネズエラ問題が翳を落としている。

■米国、ドゥケ発言を評価 Caracol Radioの記事
米国政府は、イバン・ドゥケ新大統領の言葉を評価した。7日の就任の際の方針演説を受け、米国の米州機構大使が語ったものだ。国民の安全を最優先とする姿勢とともに、対薬物で米国側と強調した対応をとることが期待されると語った。ドゥケ大統領は、国内の違法コカ葉の掃討についても、演説で触れていた。

■アビアンカ、7日は23便欠航 Caracol Radioの記事
国内最大手アビアンカ航空は7日、23便を欠航とした。同社は運航体制の問題からこの数日にわたり、毎日多くの便の欠航や遅れが生じている。ボゴタとカリ、ブカラマンガなどを結ぶ路線などが影響を受け、合わせて4000人の利用客に支障が生じている。同社の運航の平常化の見通しは立っていない。

■サンタンデール県でやや強い地震 Caracol Radioの記事
サンタンデール県で7日朝10時53分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源は同県のロス・サントス付近で、震源の強さはマグニチュード5.8、震源の深さは150キロだ。この地震による揺れはブカラマンガのほかボゴタやペレイラ、ククタ、メデジンなどで感じたが、人や建物への被害報告はない。


【ベネズエラ】

■野党、弾圧強化を懸念 El Universoの記事
野党は、政府による野党や活動家への弾圧が強まることを懸念している。4日、カラカスの軍事パレードの際、ドローンによるニコラス・マドゥロ大統領の暗殺未遂があったと伝えられている。しかし国内外のメディアは、政府側が求心力回復と弾圧の理由づけのため自作自演した可能性を報じている。

■ブラジル、一時国境閉鎖 El Carabobeñoの記事
ブラジルは6日、ベネズエラ国境を一時閉鎖した。同国の司法が、ベネズエラ難民の大量流入を受け、この閉鎖を命じたものだ。しかし7日朝10時、別の司法の判断で再び国境は開かれ、ベネズエラ国民の入国もできるようになっている。国境を接するロライマ州はベネズエラ人で溢れ、難民キャンプも形成されている。

■7月の物価上昇は125% La Gacetaの記事
この7月の国内の物価上昇率は、125%だった。経済データの発表を見送っている中央銀行に代わり、野党が多数を占める議会が明らかにした数字だ。今年1~7月の物価上昇は1万664%となった。国内では経済失政の影響で、昨年10月以来ハイパーインフレが続いている。この20日には、実質デノミが実施予定だ。

■水害、6州に広がる La Patillaの記事
国内では現在6つの州で、水害が起きている。南部のボリバール州で大雨の影響で、オリノコ川とカロニ川が氾濫した。この影響はアマソナス、アプレ、デルタ・アマクロ、グアリコ、タチラの各州にも波及した。今の時点で数千人が避難を強いられているとみられ、今後感染症の広がりが懸念される。

■アビオール、キュラソー線再開 Descifradoの記事
航空会社アビオールは、カラカスとカリブ海のキュラソーを結ぶ路線を再開した。経済失政による航空会社への支払いの影響で外国航空会社が撤退する中、同社は国内とコロンビアを直接結ぶ唯一の路線を展開するなど、孤軍奮闘状態だ。カリブ海各国へも、多くのベネズエラ国民が移民しようとしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア政府、死亡は197人 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア政府は7日、一連の社会闘争で死亡した人の数は197人とした。国内では4月から反政府行動が続き、デモに対する政府側による弾圧も続いている。米州機構の人権機関は死者数を317人、国内で活動する団体は447人としるが、政府はこの197人以外については「一般的な犯罪」などの被害者だと位置づけた。

■若者ら、闘争を継続 Infobaeの記事
ニカラグアの若者らは、社会闘争を継続する方針を確認した。国内では学生らによる反政府行動「4月19日運動」をきっかけに、ダニエル・オルテガ政権に対し退陣を迫る社会闘争が続いている。主導する学生らの若者らは、この闘争を今後も継続する方針を示した。団体は大統領選の前倒し実施などを要求している。

■ホテルの閉鎖相次ぐ El Españolの記事
ニカラグア国内では、ホテルの閉鎖が相次いでいる。4月から反政府行動が続き、社会が不安定化する中、とくにリゾートホテルでは閑古鳥が鳴く状態だ。このためこうしたホテルの多くが営業を自粛し、ホテルそのものを閉鎖しているものだ。国内観光業は、きわめて厳しい「冬」を迎えている。

■米国人ら、アエロメヒコに要求 El Universoの記事
事故を起こしたアエロメヒコ機の米国人利用客11人が、同社に補償などを要求した。7月31日、メキシコ中北部のドゥランゴで、首都に向け離陸しようとした便が墜落し炎上した。死者は出なかったが、85人が重軽傷を負っている。この便に乗っていた利用客のうち65人は米国人で、このうち11人が法的手続きに踏み切った。

■スペイン、空港整備に協力 El Heraldoの記事
スペインは、ホンジュラスの空港整備計画に協力する。フアン・オルランド・エルナンデス大統領とスペインのアナ・パストル下院議長がボゴタで会談したものだ。来年11月、ソト・カノ米軍基地が期限を迎え返還される。この跡地に大型の空港を整備する計画が進んでおり、スペインはこれに協力するという。

■H&M、ウルグアイへ Modaesの記事
ファスト・ファッションのチェーン店「H&M」が新たに、ウルグアイに進出する。スウェーデン本社側が明らかにしたものだ。この10月にモンテビデオ・ショッピング内に3000平方メートルの新店舗を設けるという。2017年6月に同国進出を発表していたが、ようやく実現する運びとなったことになる。

■ソル・デル・パラグアイ、新路線 La Naciónの記事
航空会社ソル・デル・パラグアイが、新路線就航を発表した。新たに開設するのは、首都アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港と、エルナンダリアスを結ぶ路線だ。12人乗りの小型プロペラ機を使用し、50分で両都市を結ぶ。現在エルナンだリアスには旅客定期便はなく、移動はバスが中心だ。

■ベリーズでゲイ・プライド Breaking Belizeの記事
ベリーズで、ゲイ・プライドのパレードが開催された。同国LGBT団体はこの4日から12日までを、LGBTの尊厳を示す週間と位置づけ、さまざまなイベントを行なっている。こうした中、同性愛者など性的マイノリティの権利向上などを訴えるためのパレードが、ベリーズシティで行なわれたものだ。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱ワクチンを開発 El Infosalusの記事
ジカ熱に対するワクチンの開発が進んでいる。米国オハイオ州立大学は、開発したこのワクチンのネズミでの試験を開始したことを明らかにした。今後人に対する臨床も実施する方針だという。ネッタイシマカなどが媒介するこの感染症はブラジルを震源に流行し、妊婦が感染すると小頭症のこどもが生まれるなどの事態が起きる。

■アニサキスワクチンの開発 El Confidencialの記事
スペインと日本の研究機関は共同で、魚の寄生虫であるアニサキスに対するワクチン開発を進めている。海中の魚の3匹に1匹にみられるとされるこの寄生虫で、年間8千人が苦しい思いをしていると指摘される。海産物の消費がさかんな両国では、この対応が急がれており、研究が急ピッチで進められているという。