2018.08.10

【ボリビア】

■新大統領府がオープン El Deberの記事
新大統領カサ・デル・プエブロが9日、オープンした。従来の大統領府パラシオ・ケマードの隣接地に建設された22階建ての建物の運用が開始されたものだ。新庁舎には豪華すぎるとの批判があることから、オープンセレモニーは「控えめ」に行なわれている。また21F運動の高まりを受け、厳重な体制がとられた。

■メダル盗難、男を逮捕 La Razónの記事
大統領メダルの盗難事件で、警察は軍人のフアン・デ・ディオス・オルティス容疑者を逮捕した。大統領府から盗まれたのは、1826年以来大統領が公式行事などの際に身に着けていたメダルだ。盗難が発覚し、警察はエルアルトの売春宿でこのメダルを無事発見している。男の容疑の認否については伝えられていない。

■エボ、メダルに触れる La Razónの記事
エボ・モラレス大統領自身が、ようやくメダルについて口を開いた。歴代大統領が使用してきたメダルが盗難され、警察により回収されたものだ。この件についてモラレス大統領は口を閉ざし、SNSでも一切触れていなかった。この事件経緯などについて自ら説明したものだ。野党などからこの盗難について「国の恥」との指摘がある。

■BCB、メダルは27日間戻らず El Díaの記事
中央銀行(BCB)のもとには、大統領メダルは7月12日以来、27日間戻っていなかったという。国にとって重要なこのメダルは、通常は同銀行の大金庫で保管されている。しかし長期間にわたり戻されていないことについて、銀行側も不思議に思っていたと同行のパブロ・ラモス総裁が語った。

■アリカでまた通関トラブル El Deberの記事
チリ北部のアリカ港で、また通関トラブルが起きているという。内陸国のボリビアはこの港を外港として使用している。物流業者らによると、港湾側の通関の遅れなどにより、多くのトラックが足止めされているという。中には1週間待ち続けている車輛もある。平和条約には、滞りなく通関する義務が課せらせている。

■与党議員、裸になり拘束 Correo del Surの記事
与党MASのドミンゴ・ソト・ファルファン議員が、コチャバンバの空港で泥酔し、裸になったとして逮捕された。野党のアルトゥロ・ムリーリョ上院議員がSNSを通じて報告し、発覚したものだ。ファルファン議員は前後不覚の状態でほかの乗客にからんだり、警察官を脅すなどの行為にも及んだという。

■ティキーナ、渡し船の事故 El Di´aの記事
ラパス県のティキーナ湖峡で、渡し船が沈む事故が起きた。ラパスとコパカバーナを間にあるこの湖峡には橋がなく、すべての車輛は渡し船を使用する必要がある。8日昼過ぎ、トラックを輸送していた渡し船が沈没したという。この渡し船の船頭は直前に湖に飛び込み、後に救助され無事だった。

■コイパサ、リチウム開発へ La Razónの記事
ボリビアリチウム公社(YLB)は、オルーロ県コイパサ塩原のリチウム資源開発に着手する。国内ではポトシ県のウユニ塩湖の資源開発が進められているが、コイパサにはこのウユニに次ぐ規模の資源があるとみられる。リチウムはアルゼンチン、チリとの資源競争が始まっており、YLBはこのコイパサ開発で競争力を高めたい考えだ。

■ティコナ氏、スクレへ Correo del Surの記事
ポトシの大司祭で国内唯一の枢機卿であるトリビオ・ティコナ氏が、スクレを訪れる。ティコナ氏は10日にスクレ入りし、3日間滞在するという。スクレの司祭らとの会談などが予定され、特別のミサも行なうという。同氏のスクレ入りは、6月末に枢機卿の任を受けて以来、初めてのこととなる。

■チャネ川、魚が大量死か El Díaの記事
サンタクルス県のサンペドロを流れるチャネ川で、魚が次々と死んでいるという。流域の住民や漁業者らが指摘しているものだ。死んだ魚が浮いていたり、岸に打ちあがったりする事態が相次いでいる。環境の変化によるものか、何らかの化学物質などの汚染の影響なのか、原因はまだ分からず、周辺で不安が高まっている。


【ペルー】

■アヤクチョ中毒、98人に La Repúblicaの記事
アヤクチョ県の小さな村、サンホセ・デ・ウシュアで起きた集団食中毒の被害を受けた人は、98人となった。先週末のイベントで飲食した人々が次々と中毒症状に陥り、これまでに9人が死亡している。一部の重傷者はアレキパ、リマに空輸され手当てを受けている。原因物質の特定作業を、リマの機関が進めている。

■列車事故の責任を否定 RPPの記事
7月31日に起きたマチュピチュへの列車の衝突事故について、地域コミュニティは責任を否定した。インカレイルの便が、ペルーレイルの便に追突し30人が負傷したものだ。ペルーレイルの便が停車に追い込まれた原因が、地域の社会闘争にあったとの指摘があるが、コミュニティ側はこの事実はないと否定した。


【チリ】

■ピニェラ、内閣改造か Biobio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領が、内閣改造に踏み切る可能性がある。この3月に就任し、現内閣がスタートしてわずか5か月だが、早くも改造の機運が高まった。現在同大統領は、環境相の交代などを検討していると伝えられたものだ。9日夕方にも、発表される観測となっている。

■テムコの市場、再建へ BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州テムコの市場が、再建される。計画が示されたのは、市内中心部の市立市場だ。この市場は2年前火災にあい、全焼したままとなっている。州政府は180億ペソを投じて、新たな市場をこの場所に建設する方針を示した。この再建で、この地域の振興が再び図られる。


【アルゼンチン】

■上院、中絶合法化を否決 Ambitoの記事
上院議会は8日、焦点となっていた中絶合法化法案を否決した。6月に下院が可決したこの法案の集中審議が行われ、賛成31、反対38で否決となった。女性の権利擁護などを訴え賛成する声と、カトリックの影響で反対する保守層との間で、この問題は国内を二分する状態となっていた。

■カトリック教会は安堵 Ambitoの記事
国内のカトリック教会は、上院議会の議決に「安堵している」とした。6月に下院が可決した中絶合法化法案が8日の集中審議の末、否決されたものだ。カトリック教会は中絶をタブー視しており、否決されたことを高く評価するコメントをブエノスアイレスの大司祭が出している。

■ブエノスアイレスで停電 Diario26の記事
ブエノスアイレスでは9日、大規模な停電が起きた。南部に電力を供給するEdesurの体制にトラブルが生じ、昼前頃にこの事態が生じたものだ。一時、30万1千世帯で電力が使用できなくなり、合わせて220万人に影響が及んだ。ラ・ボカなどでは26分で再開されたが、エステバン・エチェベリアでは13時間以上を要した。

■バリロチェでも停電 Río Negroの記事
サンカルロス・デ・バリロチェでも8日、停電が発生した。送電網のトラブルで生じたもので、この日の20時頃から市内中心部を中心に広い範囲で電力が使用できなくなった。その後段階的に送電は再開されたが、もっとも遅い地域では9日午前1時に再開がずれこんだ。

■リネアHで突然のスト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHで9日、突然のストライキがあった。13時12分に始まったこのストで、利用者らは大きく混乱した。このストは、同路線の警備員が何者かに暴力を受ける事態が生じ、安全対策を求めて始まったものだ。スブテ各路線では賃上げなどを求めたストが断続的に行なわれているが、これとは無関係だという。

■AR機が緊急着陸 Diario Norteの記事
アルゼンチン航空の旅客機が、チャコ州都レシステンシアの空港に緊急着陸した。8日午後、この事態に至ったのはブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を発ち、パラグアイのアスンシオンに行く便だ。エンジン不調でこの着陸を判断したという。乗客には15日に就任するパラグアイ新大統領のこどももいたという。

■トゥクマン空港で爆弾騒ぎ La Gacetaの記事
トゥクマンのベンハミン・マティエンソ空港で9日、爆弾騒ぎがあった。14時頃、このターミナル施設内で不審物が発見され、爆発物の可能性があるとして周囲の人々が避難したものだ。警察から爆発物処理班が出動する事態となったが、結局爆発物ではないことが確認されている。

■7月の来訪者は減少 BAE Negociosの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)、エセイサ国際空港にこの7月に到着した外国人数は、前年同月比で4.0%減少した。空港を管理するアルゼンチン2000が明らかにしたものだ。また両空港をこの月に発った外国人数も5.8%のマイナスとなっている。


【エクアドル】

■エル・オーロ県、移民の緊急事態 El Comercioの記事
エル・オーロ県は、移民の緊急事態を宣言した。ペルー国境に位置する同県だが、2つの国境の状況が破綻寸前にあるという。生活困窮から国外に逃れたベネズエラ難民の大移動で、国境通過者が激増しているためだ。ペルーやチリに向かう人の主要な流れができており、国境ポイントは現在、常時混雑した状態だ。


【コロンビア】

■アビアンカ、また20便欠航 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は9日、また20便を欠航とした。同社の運航システムの問題から先週以降、便のキャンセルが相次いでいる。8日めとなったこの日は、ボゴタとバランキージャ、ブカラマンガ、カリへの国内線や、グアテマラシティ線などが運休した。これらの事態で多くの利用客が、便変更の手続きに追われている。

■サンタマルタ、空の便に影響 Caracol Radioの記事
カリブ海岸のサンタマルタでは8日、天候の問題で航空便に影響が生じた。同空港一帯では強風が吹いたため、ビバ・コロンビアやアビアンカ航空のボゴタからの便が降りられず、カルタヘナの空港に迂回した。これらの事態で合わせて350人の利用客に影響が生じた。現在この町は、夏の観光シーズンとなっている。

■図書館、耐震性に問題 Caracol Radioの記事
カルタヘナの図書館の建物について、耐震性に問題があることが指摘された。市内のインフラについて調べている検察が明らかにしたものだ。ポプラール地区にあるエスパーニャ図書館は耐震性の基準を満たさず、大地震が発生すると倒壊するおそれがある。緊急に補修などを行なう必要性があると指摘した。


【ベネズエラ】

■野党の2人の逮捕状 El Universoの記事
野党指導者2人に対し、逮捕状が出された。この4日、カラカスでニコラス・マドゥロ大統領の暗殺を謀ったとみられるテロ未遂事件が起きた。政府側はこの2人が事件に関与したと断定し、裁判所がこれを認めて逮捕状を出したものだ。この事件について内外のメディアは、弾圧強化のため政府が自作自演した可能性を伝えている。

■米国が報酬を支払い El Paísの記事
4日にカラカスで起きた、大統領暗殺を謀ったテロ未遂事件で、この実行犯に米国が報酬を約束したと伝えられた。警察側が指摘したもので、この報酬額は5千万ドルだったという。この事件では兵7人が負傷し、これまでに19人が容疑者とされている。一方米国側は、この事件が政府による自作自演だった可能性を指摘している。

■米国、コロンビアに9百万ドル El Universalの記事
米国はコロンビアに対し、900万ドルの資金援助を行なう。ベネズエラ国境地域を訪れた同国の国連大使が明らかにしたものだ。経済失政による生活困窮からコロンビアに逃れ難民化するベネズエラ国民が続出し、その数は85万人に達していると試算される。この国境地域などへの支援のため、900万ドルの拠出を行なうという。

■3か国、難民で国境危機 Notimericaの記事
コロンビア、ブラジル、エクアドルの3か国は、ベネズエラ難民の大量流入で危機に瀕しているという。経済失政による生活困窮で、同国を脱出し国外に逃れる国民が続出している。この移動のためこれら3か国の主要国境では、通常の業務に支障が生じるほどに通行者が激増し、危機的状況にあると伝えられた。

■最低賃金、意味を失う La Razónの記事
国が定める最低賃金額は、すでにその意味を喪失している。国連側が指摘したものだ。国内ではハイパーインフレと通貨の暴落が同時に発生している。2016年10月以降、最低賃金の引き上げが続いているが、現在国が定める額は、平行(闇)市場では1ドル未満となっており、もはや生活ができるレベルではなくなっている。

■ボリバール、7千人近くが避難 El Universalの記事
ボリバール州では現在、6953人が避難しているという。大雨の影響でオリノコ、カロニ川が増水し、一部で氾濫しているものだ。州側によると今も水量が多い状態が続き、新たな氾濫発生の可能性も否定できないという。オリノコ川では大きな水害が起きた1976年の水量を、今も超えた状態にある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、あらためて対話を Confidencialの記事
ニカラグアの市民団体連合は政府に対し、あらためて対話を申し入れた。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府による弾圧も続く。この事態打開のため、こうした行動を指示してきた団体側が、ダニエル・オルテガ政権側に対話の機会を求めたものだ。団体は大統領選の前倒し実施などを求めている。

■ニカラグア、物流危機 La Prensaの記事
ニカラグア国内の物流は、危機的状況にあるという。同国では4月から反政府行動が続き、今も各地でデモが行なわれている。道路封鎖も行なわれるなどし、物流団体によると国内物流の80%が、この闘争の影響を受けているという。この状態を受け、旅行キャンセルが相次ぐなど観光業界も危機にあることを宣言している。

■コスタリカへの難民が増加 Voice of Americaの記事
コスタリカに流入するニカラグア「難民」が、急増しているという。4月からニカラグアでは反政府行動が続いているが、この国内の混乱を受け安全上の理由から、同国に逃れるニカラグア国民が増えているものだ。この闘争開始以降、同国に逃れたニカラグア国民は2万3千人に達しているという。

■航空運賃が大きく上昇 Razónの記事
ニカラグアでは、国際線の航空運賃が大きく上昇している。ユナイテッド航空が一定期間の運休を決めるなど、乗り入れ航空会社の休止、減便が続く。メキシコのLCC、ボラリスの休止以降、国内と国外を結ぶ路線の運賃が上昇し、3倍に達している例もあるという。新たな運休、減便の発表も相次いでいる。

■フエゴ火山がまた噴火 El Comercioの記事
グアテマラのフエゴ火山が、また火山性の爆発を起こした。首都の西50キロにあるこの火山は国内でもっとも活発な活火山の一つで、6月3日の噴火による泥流発生では165人が死亡し、200人以上が今も不明になっている。観測機関によると8日にまた新たな噴火が確認されたが、周囲への影響や被害はないという。

■ユナイテッドと2社、提携へ ATWの記事
米国のユナイテッド航空は、コロンビアのアビアンカ、パナマのコパ航空と新たな提携に合意した。同社が業務上の合意に至ったことを明らかにしたもので、共同運航などを今後加速させるというものだ。3社はいずれもスターアライアンスのメンバーで、デルタ航空とアエロメヒコの包括的提携などに対抗するものとみられる。

■本命なき大統領選 El Paísの記事
ブラジルの大統領選は、本命を欠いたままスタートしている。同国ではこの10月7日に、投票が予定されている。労働党の元大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏が本命視されていたが、在任中の汚職などで収監されており、選挙戦には姿を見せない。この選挙には今の時点で13人が立候補を表明している。

■コスタリカ、同性婚審議へ Caracol Radioの記事
コスタリカの議会は今後18か月をかけて、同性婚の導入の可否を審議する。家族法の第14条を改正し、同性間でも結婚できるようにするかどうかを検討するものだ。国内ではこの賛成の声と同時に、保守層の間からは反対の声もある。LGBT団体はこの可決に向け、各地で声を上げている。

■アブド氏、インディヘナ層に配慮 Radio Montecarloの記事
15日に大統領に就任するパラグアイのマリオ・アブド・ベニテス氏は、インディヘナ(先住民)層に特別の配慮をする方針を示した。国内のインディヘナ層の実に76%は、今も貧困に直面していることが指摘される。生活、社会インフラ整備などでこの層への配慮を進め、社会的地位の向上を図りたいと述べた。

■ベネズエラ移民、接種義務化 Informe21の記事
ブラジルは、入国するベネズエラ国民に、麻疹(はしか)の予防接種を義務化した。生活困窮から同国に逃れ、難民生活に入るベネズエラ国民が続出している。しかしこの難民を通じた麻疹感染が国内で広がり、すでに感染者は1100人を超えた。この事態への対応として、接種の義務化の措置をとったものだ。



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