2018.08.11

【ボリビア】

■新大統領府で最初の閣議 La Raónの記事
9日に落成した新大統領府「カサ・デル・プエブロ」で10日、初めての閣議が行なわれた。エボ・モラレス大統領や閣僚らが一堂に会する閣議は、予定通り行なわれた。この22階建ての新庁舎は、前大統領府であるパラシオ・ケマードの隣接地に建設された。この建物には、複数の省庁も入る予定だ。

■新大統領府、結婚式歓迎 El Díaの記事
エボ・モラレス政権は、9日に落成した新大統領府「カサ・デル・プエブロ」を結婚式に使用することを歓迎するとした。22階建てのこの建物の屋上にはヘリポートがあり、結婚式関連でヘリコプターを使用する場合、ここを使用することを認めるという。ヒセラ・ロペス政府広報官が明らかにしたものだ。

■ラパス市長は政府に苦言 El Deberの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、政府に苦言を呈した。9日、市内中心部に22階建ての新大統領府「カサ・デル・プエブロ」が落成した。しかしこのエリアでは突出して高いこの建物に対する、市民からの批判もある。同市長は市内の歴史的建造物や景観を破壊する行為をやめるよう、国に提言した。

■ほかの容疑者はペルーに逃走か La Razónの記事
大統領メダルの盗難事件で、ほかの容疑者はペルー国内に逃げたとみられる。軍人が、歴代大統領が使用したこのメダルを持ち出し、潜伏先のエルアルトの売春宿で逮捕されたものだ。この盗難事件には、ペルーの犯罪組織の関わりが指摘されており、警察はこれらのメンバーは同国に戻った可能性があるとした。

■二重アギナルド、正規雇用に影響 La Razónの記事
財界は、二重アギナルド(クリスマス手当)は正規雇用に影響を及ぼすと警告した。政府は、賃金生活者の向上のためアギナルドの倍払を今年末、実施する予定だ。反対する財界は、この措置が発動されれば正規雇用を減らさざるを得ず、雇用市場が不安定化すると警告した。政府側は10月に実施の可否を判断するとしている。

■鉄道、スペインと覚書調印へ La Razónの記事
ボリビア、スペイン両国は大陸横断鉄道計画で覚書に調印する。ボリビアは国内鉄道網を活用した、太平洋岸と大西洋岸を結ぶ鉄道整備計画を進めている。この整備事業に積極関与の姿勢を示していたスペイン側との協議がまとまり、基本合意の覚書をいよいよ交わすという。ドイツ、スイスなどの参画も予定されている。

■ロシアとはリチウム協議 La Razónの記事
ボリビア、ロシア両国はリチウムについての協議を行なう。ポトシ県のウユニ塩湖やオルーロ県のコイパサ塩原には、豊富なリチウム資源がある。この開発や産業開拓に向け、ボリビアとロシアが協力関係構築のため、新たな協議を行なうという。ロシアはボリビアの原子力エネルギー開発計画にも深く関与している。

■アリカ、2000台が足止め La Patríaの記事
チリ北部のアリカ港では、ボリビアのトラック2000台が足止めされているという。内陸国のボリビアはこの港湾を外港として使用している。しかしアリカ港湾の通関などの手続きの遅れなどから、多くのトラックが足止めされている状態だという。政府はこの外港機能を、ペルー南部のイロに移す計画だ。

■オルーロ、レジ袋規制検討 La Patríaの記事
オルーロ市議会は、ビニール製レジ袋を規制する新たな枠組みの検討に入った。ビニールの海洋汚染への影響が指摘され、隣国チリでは今月3日に、レジ袋を全廃する法がスタートした。国内では国レベルでは議論は起きていないが、オルーロ市は環境対策の一環として規制の条例づくりを開始した。

■チャランゴ奏者ら、デモ披露 La Patríaの記事
伝統楽器チャランゴの奏者ら20人が、演奏をデモ披露した。オルーロでは12日、伝統リズム「カランペオ」の祭が行なわれる。これに合わせ、力のあるチャランギスタが、各自の技術を競い、披露したものだ。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルが開催されるオルーロは、国内の音楽の都と自負している。


【ペルー】

■アヤクチョ中毒の原因特定 El Comericioの記事
アヤクチョ県の小さな村で起きた集団中毒の原因が、特定された。特定作業にあたっていたリマの保健機関が明らかにしたものだ。9人が死亡し、98人が手当てを受けたこの事態を起こしたのは、食品に含まれていた有機リン化合物だという。農薬に使用されるこの成分が、イベントで提供された食事に混入したとみられる。

■エル・ニーニョ発生確率、48% El Comercioの記事
ペルー沖の太平洋の海水温が上昇する「エル・ニーニョ現象」がこれから起きる確率は、48%だという。国内の複数の機関によるエル・ニーニョ現象調査研究委員会が見方を示したものだ。過去のデータなどから、この発生確率を算出したものだという。この現象が起きると、太平洋各地など世界的な異常気象に至ることが指摘される。


【チリ】

■バチェレ、人権高等弁務官に BioBio Chileの記事
前大統領のミチェル・バチェレ氏は、国連の人権高等弁務官になる。国連総会の場でこの人事が承認されたものだ。人権侵害への対応などについての国連機関のトップとなる。バチェレ氏は、1970年代から80年代の軍政時代に、弾圧で父親を殺害された経験を持ち、在任中にも人権問題へ積極的に取り組んだ。

■ピニェラ、脱レジ袋アピール BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領はサンティアゴの商業施設を訪れ、脱レジ袋をアピールした。今月3日、同大統領はビニール製レジ袋を禁止する法案に署名した。6か月の移行期間を経てレジ袋は全廃となり、違反した場合は370ドル相当の罰金が科せられる可能性がある。ピニェラ大統領は環境政策上、重要なものだと訴えた。


【アルゼンチン】

■マクリ、新たな中絶法制 La Nacionの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、新たな中絶の法制を探る姿勢を示した。中絶合法化議論で国民の意見が二分する中9日、上院議会は合法化法案を否決した。しかしマクリ大統領は、中絶を対象とする刑法の条文改正で、一部について合法化を図る方針を新たに示した。

■アエロパルケ、閉鎖措置 Minuto Unoの記事
国内でもっとも忙しい空港であるブエノスアイレスのアエロパルケの滑走路が10日、閉鎖された。アンデス航空の旅客機が技術的トラブルで滑走路上から動けなくなったためだ。このため多くの便がキャンセルとなり、到着便の多くもエセイサ国際空港などに迂回した。今も再開のめどが立っていない。

■長距離バスも競争激化へ La 100の記事
航空便に続き、長距離バスも競争が激化する。政府は1日、航空運賃の下限価格を撤廃したが、長距離バスについても同じ措置を発動した。このためバス会社は大幅な値引きによるプロモーションが可能となる。LCCや航空便のプロモで苦境に立たされているバス会社が、この新たな措置で巻き返しを図る。

■イグアス、流量をあえて少なく Misiones Onlineの記事
イグアス川の流量は、あえて少なく調整されるという。ミシオネス州のイグアスの滝は、その水量の多さで観光客を惹きつける。しかし、通常の流量を維持すると、一部の観光ルートを閉鎖せざるを得ず、欧州や北米からの観光客が多い今の時季、観光振興のため水量をあえて減らす措置をとるという。

■ラ・プラタ、学校に爆破予告 Infocieloの記事
ブエノスアイレス州ラ・プラタの学校に、爆破予告があった。教育省によると市内の「学校」を狙った爆破の予告電話があったという。どの学校なのか特定できないことから、多くの学校で生徒、児童らを避難させる措置がとられた。しかし結局、どこの学校でも爆発は起きず、不審物も見つからなかった。

■エセイサ、薬物摘発 Diario26の記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、コカイン15キロが摘発された。警察によると、ローマに向かおうとした乗客の荷物の中から、この薬物がX線検査で見つかったという。警察はブラジル国籍の27歳の男を拘束し、事情を聴いている。警察はこの男が、常習的に薬物輸送を行なっていた可能性があるとみている。


【エクアドル】

■入国ベネズエラ人、54万7千人 Caracol Radioの記事
今年1月以降、エクアドルに入国したベネズエラ国民は、54万7千人に達したという。国連の難民帰還が明らかにした数字だ。コロンビアのルミチャカの国境を超える同国民がほとんどを占める。計算上では毎日、5千人のベネズエラ国民が到着していることになる。しかしこの多くはペルー、チリに向かう通過のための入国とみられる。

■ルミチャカ、カウンター増強 El Universoの記事
コロンビア国境のルミチャカでは、出入国手続きを行なうカウンターが急遽、増強された。ベネズエラ難民の流入が急増し、従来の体制では対応しきれなくなったためだ。移民局によるとこの陸路国境では、カウンターを5個所追加したという。さらにこの国境とペルー国境について、対応を24時間化した。

■カルチも緊急事態 El Comercioの記事
ペルー国境のエル・オーロ県に続き、コロンビア国境のカルチ県も緊急事態を発令した。入国または通過するベネズエラ難民の数が急増していることを受けたものだ。カルチ県では国境エリアで、通過手続を待つベネズエラ人の環境が悪化し、人道的な問題となっていると指摘された。


【コロンビア】

■Unasur脱退を発表 El Universoの記事
政府は、南米諸国連合(Unasur)からの脱退を正式に発表した。10日、カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が明らかにしたものだ。7日に就任したイバン・ドゥケ大統領はこの脱退の方針を就任前から示していた。欧州連合型の統合を目指したUnasurだが、立場やイデオロギーの違いから空中分解寸前となっている。

■アビアンカ、15便欠航 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は10日にも、15便を欠航とした。同社は運航体制の問題から、今月に入り毎日、多くの便のをキャンセルしている。この事態はストライキに端を発した操縦士の絶対的な不足が原因で、同社は5千万ペソの報酬で新たな操縦士の募集を開始しているという。同社便の混乱は収束の見通しが立っていない。

■ビバ・エアー、190万人輸送 Portafolioの記事
LCCのビバ・エアーは今年上半期、190万人を輸送したという。同社はビバ・コロンビアと、ビバ・エア・ペルーを傘下に持つ。コロンビア側ではとくに、ペルーのリマへの路線利用がこの期、前期比で46%も増加するなど好調だった。同グループはさらなる国内線、国際線の拡充を図ろうとしている。


【ベネズエラ】

■政府、Interpolに訴える Caracol Radioの記事
政府は国際刑事警察機構(Interpol)に対し、野党指導者を手配した。4日、カラカスでニコラス・マドゥロ大統領を狙ったテロ未遂事件が起きたことが伝えられている。政府はこの件に、野党指導者2人が関わったと指摘し、逮捕状を取った。このうちの一人がコロンビアに出国したとみられ、手配に踏み切ったものだ。

■EU、捜査の透明性求める El Universalの記事
欧州連合(EU)はベネズエラ政府に対し、捜査の透明性を求めた。4日に起きた大統領を狙ったテロ未遂事件についてだ。政府側は野党の関与やコロンビア、米国政府の背後の動きなどを指摘し、これまでに19人を容疑者としている。しかしこの事件そのものが、弾圧強化を目的に政府が自作自演したとの見方が各方面から示されている。

■オルテガ氏「拷問が行なわれている」 NTN24の記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、ベネズエラで現在拷問が行なわれていると断じた。4日の大統領暗殺未遂事件で容疑者拘束が伝えられるが、これらの容疑者への取り調べの際、身体的または精神的な拷問が続けられていると指摘したものだ。同氏はニコラス・マドゥロ政権を追求し続けたが、弾圧を受けコロンビアに亡命した。

■ドル化しか道はない Portafolioの記事
国際的なエコノミストは、通貨政策としてもはやドル化しか道はないと指摘する。経済失政による通貨暴落が2016年から続き、国内では新たな通貨の発行が相次ぐ。2000年にエクアドルがとったような通貨のドル化しか、この暴落とインフレ対策の道はないと複数のエコノミストが指摘する。政府はこの20日、実質デノミを実施予定だ。

■ブラジル国境危機 ABC.esの記事
ブラジルのベネズエラ国境も、危機的状況にある。経済失政による生活困窮から同国に逃れる国民が続出し、難民化しているものだ。国境のロライマ州には、もともとの在住者の生活に支障をきたすほどのベネズエラ国民が身を寄せている。政府側は難民キャンプを用意しているが、対応しきれない状況となっている。

■ボリバール州、避難5500人 Noticiero52の記事
ボリバール州では、水害を受け5500人が避難所に身を寄せている。大雨の影響でオリノコ川などが増水し、一部で氾濫しているものだ。水害はデルタ・アマクロ、アマソナス、アプレなどオリノコ川流域一帯に広がっている。国内経済の悪化で衛生状況が悪く、今後こうした地域で感染症が蔓延するおそれがある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、弾圧増す Ecuavisaの記事
ニカラグア政府による、デモ参加者への弾圧が増している。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府の力による抑え込みも続く。国内各地でデモが続けられているが、政府側がこのデモ参加者を拘束、逮捕する事態が急増しているという。人権団体は、不当逮捕が横行するおそれがあると警告した。

■オルテガ、OEA受け入れず América Economíaの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、米州機構(OEA)の調査チームを受け入れないと断じた。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府による弾圧も続く。多くの死傷者、不明者が出ていることから、OEAは実態調査のためのチームを派遣する方針を示していた。しかし政権側が、この受け入れを拒んだことになる。

■移民、コスタリカだけでは無理 NTN24の記事
コスタリカ政府は、ニカラグアからの移民受け入れ対応が同国単独では無理だ、と断じた。4月から反政府行動が続く同国から、安全な環境を求めてコスタリカに移民する動きが加速している。その数は2万3千人に達しているとみられ、コスタリカの副大統領はさらなる増加に懸念を示し、国際社会にこの問題へのアプローチを求めた。

■キューバ、2月24日に国民投票 TVN2の記事
キューバでは来年2月24日に、国民投票が行われる。4月に誕生した新政権は、憲法の改正を図っているが、この是非を問う投票がこの日行なわれる見通しとなった。この改正では同性婚や不動産などの個人保有、さらに大統領制への移行などが図られる。米国やスペインなどの在外キューバ人の投票も予定されているという。

■マリファナ合法化、抑止ならず El Solの記事
ウルグアイでのマリファナ(大麻草)合法化は、犯罪の抑止にはつながらなかった。同国は、犯罪組織の資金源を断つことなどを目的に、マリファナの使用や売買、栽培などを条件付きで合法化している。2013年から続くこの政策だが、実際には犯罪の抑止効果はみられず、今年上半期には殺人件数が大きく増加するに至った。

■ブラジル、殺人が「記録的」 El Universoの記事
ブラジルでは2017年、殺人事件件数が記録的となったという。国内で活動するNGO機関が明らかにしたものだ。殺人件数は6万3880件と、前年の6万18件から9%増え、一時間あたりに7件以上の殺人が起きた計算になる。人口十万人あたりの殺人件数は30.8件で、地域別ではリオ・グランデ・ド・ノルテ州が68.0件ともっとも高い。

■ブラジル、ベネズエラ批判 Info Salusの記事
ブラジル政府は、ベネズエラの保健行政を批判した。生活困窮から現在、多くのベネズエラ移民がブラジルに殺到しているが、こうした移民を通じて、麻疹(はしか)が急速に広がっている。ブラジル保健省はこどもなど110万人に対する接種運動を開始しているが、ベネズエラの対麻疹の保健行政の不備を批判した。

■メキシコ-プンタ・カーナ、11月から Travel2の記事
アエロメヒコは、メキシコシティとドミニカ共和国のプンタ・カーナを結ぶ路線を、11月2日から運航することを明らかにした。同社は6月、ハイシーズンにこの路線を季節運航する方針を示していた。同社のこの路線運航は来年3月までの予定だ。同社はメキシコシティとサント・ドミンゴを結ぶ路線をデイリー運航している。



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