2018.08.15

【ボリビア】

■エボ、パラグアイへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は14日、パラグアイのアスンシオン入りした。同国では15日、マリオ・アブド・ベニテス新大統領が就任する。この就任式に参列するための訪問で、この機会に両者のトップ会談も行なわれる予定だ。ボリビアが計画する大陸横断鉄道に、パラグアイはいち早く賛成するなど、両国の協力関係が強まっている。

■表現の自由で一致 La Razónの記事
ボリビア政府と米州機構(OEA)の人権機関CIDHは、表現の自由や民主主義への考え方で一致した。CIDHのフランシスコ・ホセ・エギグレン・ペレイレ氏とフェルナンド・ワナクニ外相が会談したものだ。OEAではベネズエラやニカラグアで、民主主義が危機に瀕しているとの指摘があるが、ワナクニ外相もこの重要性について認識を一致させた。

■エボ、最長政権に La Razónの記事
エボ・モラレス政権はボリビアの歴史上、最長の政権となった。14日、大統領就任からの期間が12年6か月23日となり、ビクトル・パス・エステンソロ政権を上回ったものだ。モラレス大統領の任期は2020年1月までだ。モラレス大統領はオルーロ県の寒村オリノカ生まれで、コチャバンバ県でコカ葉農家として活動した。

■ムリーリョ広場、一部閉鎖へ La Razónの記事
国の政治の中心であるラパスのムリーリョ広場の一部が、閉鎖される。現在この広場に面する議会庁舎で、増築作業が続いている。この建設の工事のため、議会庁舎に面する街路の通行が一切できなくなる。この新庁舎は、2019年の末にも運用が始まる予定で、今回の閉鎖措置は「最終段階」に向けたものだという。

■上院議長が辞職 La Razónの記事
上院議会のホセ・アルベルト・ゴンサレス議長が、議員を辞職した。議会に辞職を申し入れ、認められたものだ。記者出身の同氏はブラジル大使などを務めた後に上院議員となり、2015年から議長を務めていた。この突然の辞任は、所属する与党MASにも衝撃をもたらしてるという。次期議長はリネス・グスマン氏となる見通しだ。

■大統領機の無駄遣い告発 El Díaの記事
野党UDは、大統領専用機の「無駄遣い」を告発した。公開された書類をもとに指摘したもので、この大統領機の維持運用に年間2500万ボリビアーノもの費用がかかっているという。UDは、政府がこの機体に湯水のごとく費用をかけていると批判し、この機材の処分などを政府側に求めた。

■TAMへの課税開始 La Razónの記事
国税庁は、ボリビア空軍航空(TAM)への課税を開始したという。同社は空軍の一部門で、民間航空局の管理下にないことからこれまで課税を逃れてきた。この批判から公営化されるプロセスの途上にあり、現在最終段階にある。国税庁はほかの民間航空会社と同様の課税を、同社に適用したことを明らかにした。

■パリアの寺院、改修終了 La Patríaの記事
国内でもっとも古い寺院の一つである、オルーロ県パリアの教会の改修が終了した。パリアは、ボリビアがかつてアルト・ペルー(高いペルー)と呼ばれていた時代、短期間ながら事実上の首都がおかれた町でもある。1535年に起源をもつこの建物の改修作業が、県と文化省により行なわれていたが、竣工したという。

■ラクダ類会議、準備着々 La Patríaの記事
オルーロで11月21~23日に開催されるラクダ類の国際会議の準備が、着々と進められている。世界には6種類のラクダ類がいるが、ヒトコブラクダ、フタコブラクダを除く4種類はアンデスに棲息ている。この生産者らが一堂に会し、この飼育の情報交換などを行なう国際会議が、国内で初めて開催されるものだ。

■ウルクピーニャが開幕 La Razónの記事
コチャバンバでは14日、ウルクピーニャ2018が開幕した。聖母ウルクピーニャを祝う祭りで、ハイライトはオルーロのカルナバルなどと並ぶフォルクローレの祭典だ。キジャコジョでは国内のメジャーダンスやコチャバンバ県内の古典ダンスなどが、次々と披露されている。この祭は16日までの開催だ。


【ペルー】

■チャチャポヤス線、復活へ Gestionの記事
アマソナス県都チャチャポヤスへの旅客定期便が復活する。LCペルーはこの30日から、リマとこの町を結ぶ直行便の運航を開始するという。2010年の新空港竣工後同社は、チクラヨとを結ぶ路線を運航していたが、利用低迷で休止していた。クエラップ要塞やゴクタ滝などを抱えるこの町への観光需要が多いとして、復活を決めた。

■ベネズエラ人、毎日5100人 El Comercioの記事
ペルーには毎日5100人のベネズエラ国民が押し寄せているという。移民局が明らかにした数字だ。経済姿勢による生活困窮から、多くのベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している。ペルーに到来する数も増加し続けている状況で、現時点で国内に身を寄せるベネズエラ国民は38万5千人と推定されている。

■LGBT、献血解禁求める La Repúblicaの記事
LGBT団体は政府や保健行政に対し、性的マイノリティの献血の解禁を求めた。輸血血液は献血に頼る一方、HIVなどの感染症のイメージから同性愛者らは国内で献血を断られている状態だ。LGBT団体は、感染症と性的マイノリティを結びつける考え方は偏見、差別であるとして、即時にこの扱いを撤廃するよう求めた。

■中毒原因は紫トウモロコシ El Comercioの記事
アンカッシュ県のサンタ郡で起きた集団中毒の原因は、紫トウモロコシだった。コルカップの集落で、食事をした60人が中毒症状を示し、64歳の女性が死亡したものだ。保健省の調べの結果、食事に使用された紫トウモロコシの品質悪化がこの事態を招いたという。国内では先週、アヤクチョ県で農薬による集団中毒が起きたばかりだ。

■インカレイル、車内サービス拡充 Portal de Turismoの記事
マチュピチュへの鉄道便を運行するインカレイルは、車内サービスを拡充した。観光客向けの観光情報提供やガイドの助言などを行なう新たなサービスを開始したものだ。マチュピチュについてより深く知ることができるよう、オーディオなども配備した。同遺跡への路線は同社とペルーレイルがそれぞれサービスを展開している。

■アレキパ、対狂犬病満了 Correo Perúの記事
アレキパでは、狂犬病ワクチンの接種運動が満了した。保健省の動物検疫課が明らかにしたもので、この運動を通じて市内で飼われる犬の84%への接種を終えたという。国内では長い間犬の狂犬病発症はなかったが、同県やプーノ県で近年、相次いで確認されている状況だ。


【チリ】

■最低賃金引き上げ法案 BioBio Chileの記事
最低賃金が引き上げを図る法案審議が続く。下院議会はこの引き上げについての法案を、賛成76、反対72で可決した。この法案は上院議会に送られており、近く議決が行われる。今月からこの最低賃金額を段階的に引き上げ、来年3月には30万ペソとする内容だ。可決に至るかは、カトリック民主党の判断次第となっている。

■チグアヤンテで火災、10人死亡 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のチグアヤンテで火災があり、女性10人が死亡した。サンタマリアにある福祉施設で起きたもので、この施設で過ごしていた高齢女性ばかりが犠牲になった。この悲劇を受け、セバスティアン・ピニェラ大統領が現地入りし、現場などを視察している。


【アルゼンチン】

■ペソは反発 20 Minutosの記事
通貨ペソは13日、反発した。トルコの通貨リラの急落を受け、12日にペソは大きく下落し1ドルは30.50ペソの過去最安値を更新した。中央銀行は通貨防衛のため、政策金利をこれまでの40%から45%に引き上げる措置を急遽、とっている。13日は反発して値を戻し、1ドルは30.10ペソとなった。

■チリへの買い物旅行が減少 ANBの記事
アルゼンチン国民の、チリへの買い物旅行が大きく減っている。国境地域を中心に週末や連休の際、サンティアゴなどに買い物に行く人が多かった。しかし5月以降のペソ下落を受け、ピーク時の半分程度まで国境通過者が減っているという。さらにブラジル渡航費用が下がったことも、この傾向に拍車をかけたとみられる。

■フランスの2社が競る Cronistaの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)や近郊鉄道の運営権入札では、フランスの2社が激しく競っているという。市営となっているスブテなどのコスト圧縮のため、外部委託が来年から行なわれることになっている。この入札の手続きがとられているが、フランスの2社が現在、激しく争っている状況にあるという。

■メッシ氏、ユニセフに寄付 La Nacionの記事
ロサリオ出身のフットボール選手、リオネル・メッシ氏がユニセフに、400万ペソの寄付を行なった。アルゼンチン代表でもある同氏は、ユニセフを通じたこどもへの支援活動に積極的な姿勢で知られる。同氏がユニセフに寄付を行なうのは7回めで、こどもの権利向上などにあてられることを希望しているという。

■フライボンディ機でまたトラブル Minuto Unoの記事
LCCのフライボンディの旅客機でまたトラブルが起きた。12日、プエルト・イグアスからメンドサに向かう便で問題が生じたもので、この便は最終的に9時間遅れで運航された。同社便はイグアスの空港で先月、機体の一部が滑走路に触れる事故を起こし、多くの便のキャンセルや遅れを生んだばかりだ。

■AR、店舗戦略見直し La Nacionの記事
アルゼンチン航空は、店舗戦略の見直しを進めている。同社は現在、ブエノスアイレス市内の2店を閉鎖することを検討しているという。チケット販売の主力がウェブサイトに移り、店舗維持の費用を削減することを考えているためだ。しかしこの問題については、労働組合との折り合いが必要だという。


【エクアドル】

■バス事故で24人死亡 El Comercioの記事
ピフォとパパリャクタを結ぶ道路で14日午前2時半頃、バス事故が起きた。ボゴタからキトに向かっていた国際バスと4WDが衝突し、双方が大破したものだ。この事故で双方の車輛の24人が死亡し、負傷した19人は近隣の医療機関に搬送されている。事故当時、双方の車輛は相当のスピードを出していたとみられる。

■橋の復旧に3週間 El Universoの記事
グアヤス県のドゥランとサンタイ島を結ぶ、歩行者用の橋の復旧には、3週間を要するという。12日、航行していた船がこの橋に衝突し、一部が大きく損傷したものだ。この橋は地域の人々の重要な交通路となっているが、当面は渡し船で対応されることになる。昨年10月にも、同様の衝突事故が起きたばかりだった。


【コロンビア】

■モコアに緊急事態 El Colombianoの記事
政府は、プトゥマヨ県都モコアに緊急事態を発令した。この町では先週末、局地的な大雨が降り、川の増水が生じ、土砂災害の危険性が増した。この町では昨年初め、大雨により土砂災害と泥流が発生し、多くの人が死傷し、建物が損壊した。政府側はこの宣言を通じ、この町の人々への支援を本格的に展開する姿勢を示した。

■外務省、ニカラグア批判 Caracol Radioの記事
外務省は、ニカラグアを批判するコメントを出した。同国では4月から反政府行動が続くが、ダニエル・オルテガ政権はこれを力で弾圧する強権的な態度を続けている。コロンビア外務省は、多くの死傷者が出ているこの事態を非難し、ニカラグア政府が人道上の犯罪を犯している可能性を示した。


【ベネズエラ】

■テロ未遂、14人逮捕 Caracol Radioの記事
4日にカラカスで起きた、大統領暗殺を謀ったとされるテロ未遂事件で、これまでに14人が逮捕されているという。タレック・サアブ検察長官が明らかにした数字だ。このほかの容疑者27人については、Interpolを通じ国際手配しているという。逮捕者の中には野党リーダーの議員のほか、軍人2人も含まれている。

■ガソリン助成を見直しへ Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ガソリン助成を見直すことを明らかにした。同国ではこの助成により、ガソリンは「水よりも安い」水準となっている。しかし国の経済の困窮を受け、「交通センソ」による登録者だけがこの助成を受けたガソリンを購入できるようにするという。ガソリン助成は、同国のポピュリズム政治の象徴の一つだ。

■マドゥロ「経済再生に向かう」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は来週から国内経済は「再生に向かう」と断じた。20日、国内では5桁切り上げの実質デノミが実施される。また同時に、政府直営の仮想通貨「ペトロ」の具体的運用も開始されるという。経済失政により国内では昨年10月以来ハイパーインフレが続き、通貨暴落も起きている。

■ドゥケ「公正自由選挙を」 Caracol Radioの記事
7日に就任したコロンビアのイバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラに対し公正自由選挙を求めた。誕生したばかりの同政権にとって、政治経済の問題を抱えるベネズエラは頭の痛い課題となっている。同大統領は「兄弟国ベネズエラ」が早期に民主主義を回復することを願うとのメッセージを発した。

■6か国、マドゥロを告発 El Uiversoの記事
米州機構(OEA)加盟6か国は、ニコラス・マドゥロ大統領を国際司法裁判所に告発した。カナダ、チリ、アルゼンチン、ペルー、コロンビアは同政権が政治体制を保つために、国民に対し弾圧を加えていると断じた。この行為が、人権に対する重大な犯罪だとして、この告発に踏み切ったものだ。

■司祭らもマドゥロ批判 El Paísの記事
カトリック教会の司祭らも、ニコラス・マドゥロ政権を批判した。カラカスで司祭らの会議が開かれ、マドゥロ政権を非難する声明を出したものだ。同会議では、マドゥロ政権が自身の政治体制を保つため、国民に弾圧を加えていると断じた。この行為は、ベネズエラ国民の人権を踏みにじるものだ、としている。

■教会、献金もカード払い El Espectadorの記事
カトリック教会が受け取る献金も現在、クレジットカードや電子マネー払いとなっている。ミサなどの際の献金は、教会を維持する上で重要だ。しかし国内では経済失政による混乱で現金が市中から涸渇した状態にある。このためミサの際に「献金かご」が用をなさず、カード払いを受けつけるようになっている。

■カラカス空港、密航者の死 El Carabobeñoの記事
カラカスのマイケティア国際空港で、密航者とみられる男性の遺体が滑走路付近で見つかった。ラサル航空の国内線の便の、車輪付近に隠れて密航を図ったとみられる。しかし離陸の際に滑走路上に転落し、死亡したと推測されている。どのような経緯でこの男性が、車輪部分に入ったかは分かっていない。

■野生動物の受難 El Comercioの記事
国内では野生動物が、難を受け続けている。経済失政による物資不足で、多くの国民は日々の糧を得ることが難しくなっている。こうした中、野生動物が捕獲され、食用とされるケースが増え、野生動物の生態にも影響が生じている。水場などに棲息するフラミンゴの数などが、大きく減っているという。

■水害、避難5万4千人 Panoramaの記事
ボリバール州を中心に起きている水害で、合わせて5万4千人が避難している。大雨の影響でオリノコ川などが増水し、一部で氾濫が生じているものだ。国内が混乱する中、同じ水系の川が流れるコロンビアのイバン・ドゥケ大統領が国境地域を視察し、被害状況を確認した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア政府、死者は198人 La Repúblicaの記事
ニカラグア政府は、一連の社会闘争による死者が198人になったと発表した。国内では4月以来、反政府行動が続き、これに対する政府による弾圧も続く。この週末、マタガルパで1人が死亡したことを政府側が認めた。この数字に対し、米州機構の機関は死者は317人、国内の人権団体は448人と発表している。

■ニカラグアは尋常ではない状態 La Prensaの記事
米州機構の人権機関CIDHは、現在のニカラグアについて「尋常の状態ではない」と断じた。国内では4月以降反政府行動が続き、これに対し政府は過度の武器を使用した弾圧を加え続けている。CIDHは現在の国内の状況について「人権が守られていない状態にある」と断じ、重大な憂慮を示した。

■ニカラグア危機、コスタリカに伝播 Telemundo51の記事
ニカラグア危機の影響は、コスタリカに及んでいる。4月から続く反政府行動と、これに対する政府弾圧を受け、安定や安全を求め、隣国コスタリカに流入するニカラグア国民が急増している。すでに一部は「難民化」していることが伝えられている状態で、コスタリカ国内の秩序に影響を及ぼすおそれが指摘されている。

■イベリア、マナグア就航延期 La Prensaの記事
スペインのイベリア航空は、開設予定だったマドリード-マナグア線の運航開始を延期した。同社は昨年10月、今年10月1日からこの路線を週3往復で運航すると発表していた。しかし4月から続く反政府行動とこれに対する政府弾圧で、観光需要、ビジネス需要が見込めなくなったとして、この日からの運航開始を中止することを明らかにした。

■ムヒカ氏、上院議員を辞任 Diarioの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏は、上院議員を辞職した。議員職は2020年2月まで任期を残すが、14日に自主的判断で議会に辞表を出したものだ。ウルグアイでは大統領の再選が認められておらず、この辞任は次の大統領選に向けた布石ではないかとの観測がある。同大統領は「清貧大統領」として世界に知られた。

■台湾総統がアスンシオンへ La Naciónの記事
台湾の蔡英文総統が、パラグアイの首都アスンシオンに到着した。同国では15日、マリオ・アブド・ベニテス大統領が就任する。長年にわたり国交を持つ台湾のトップが、この就任式参列のため同国を訪れたものだ。パナマ、ドミニカ共和国と台湾との断交を選択する国が相次ぐが、アブド氏は台湾との国交を維持する姿勢を示している。

■インテルジェットが緊急着陸 Procesoの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの旅客機が緊急着陸した。13日22時50分頃、この事態が起きたのは同国南部のチアパスの空港だ。メキシコシティからコロンビアの首都ボゴタに向かう2603便の機体にトラブルが生じ、機長が着陸を判断したものだ。この便には105人が乗っていたが、負傷者などはない。

■パラグアイ、悪天候へ ABC Colorの記事
パラグアイはこれから、悪天候に見舞われるという。同国の気象機関が注意を呼びかけているものだ。14日午後から15日午前にかけ、コンセプシオンやサンペドロ、アマンバイ、アイェス、アルト・パラグアイ、ボケロンの6つの県は、大雨や強風、雷などに見舞われるおそれがある。



最近の記事