2018.08.19

【ボリビア】

■エボ、アナン氏を悼む La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、元国連事務総長でノーベル平和賞受賞者のコフィ・アナン氏を悼んだ。同氏は80歳の生涯を閉じたことが伝えられている。モラレス大統領はツイッターを通じ、同氏の業績を評価したうえでその死を悼んだ。アナン氏は2003年、ガス戦争直後のラパスを訪れたことがある。

■CIDH、再選に触れず Correo del Surの記事
米州機構の人権機関CIDHは、ボリビアの大統領再選問題に触れなかった。エボ・モラレス大統領は次期選挙に出馬の意向だが、これは憲法の多選規定に抵触している。出馬阻止を目指す21F運動は、この問題をCIDHに提起したが、同機関は法に触れるかどうかには判断は示さず、事態を注視するとした。

■イシボロ・セクレ「人権蹂躙だ」 Correo del Surの記事
ベニ県のイシボロ・セクレ国立公園のインディヘナ(先住民)コミュニティは、エボ・モラレス政権が「人権蹂躙をしている」と断じた。政府はこの公園内に道路建設を強行しており、インディヘナ側がこれを強く非難している。国際的な自然保護団体も、この建設強行に疑義を掲げている状況だ。

■ワナクニ外相「チリは神経質」 La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、チリが「神経質になっている」と指摘した。エボ・モラレス大統領がボリビアへの海岸線回帰が近いとコメントしたことに、チリのロベルト・アンプエロ外相が質問状を送付した。ワナクニ外相はこの行為そのものが、チリ側が神経を尖らせている現状を映すとした。

■二重アギナルド準備を指示 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は国内に、二重アギナルド(クリスマス手当)への準備を指示した。政府は数年間にわたり、アギナルドの倍払を国内の雇用者側に義務づける措置をとった。来年選挙を控える今年、この措置を復活させる方針を政府側が示している。この二重アギナルドに、財界は強い反発を示している。

■BoA爆弾騒ぎで逮捕者 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の便で爆弾騒ぎがあり、2人が逮捕された。ラパスのエルアルト国際空港からコチャバンバに向かう便に、爆発物を仕かけたとの通報があったものだ。警察の調べで、この便に遅れそうになった乗客が、出発を後らせようとこの電話をかけたことが明らかになった。

■サンイグナシオ空港、9月開港 El Deberの記事
サンタクルス県のサンイグナシオ空港は、この9月に開港するという。サンイグナシオの町から12キロの位置に建設されたこの新空港は、2750メートルの滑走路を持つ。政府側によると、サンタクルスの記念日に近い9月15日のオープンを予定しているという。一方、この空港への旅客定期便の乗り入れ計画はとくにない。

■この週末は予防接種 La Razónの記事
この週末、国内では一斉に犬に対する狂犬病予防接種運動が行なわれている。ラパス県内では朝8時から16時まで、各地で飼い犬に対するこの接種が無料で行なわれる。国内では今も、狂犬病の発症が各地で起きていることが報告されている。一方、接種運動の効果で今期、オルーロ県では感染が大幅に減った。

■ビクーニャの毛、370万Bs La Patríaの記事
アンデス原産のラクダ類、ビクーニャの毛は370万ボリビアーノで販売されたという。ボリビアはペルーに次ぐビクーニャの飼育頭数で、主にラパス、オルーロ、ポトシの3県で飼育が盛んだ。ビクーニャの毛はカシミアよりも細かく、高級衣類などに応用されている。各県ではこの飼育頭数が増加傾向にある。

■ラケットボールで世界一に Correo del Surの記事
ボリビアの女性ペアが、ラケットボールの世界大会で優勝した。コスタリカ、サンホセで行なわれた大会でヤスミネ・サブハさんとバレリア・センテリャスさんのペアが、メキシコのペアを破り金メダルに輝いたものだ。ボリビア選手のラケットボールでの世界大会での優勝は、初めてだという。


【ペルー】

■ベネズエラ人、38万5千人 El Comercioの記事
ペルーに入国したベネズエラ国民は、延べ38万5千人にのぼるという。移民局が明らかにした数字だ。経済失政による生活困窮で国外に逃れる同国民が、各国で難民化している。移民局が滞在を許可したベネズエラ国民は7万人だ。当局はこの25日から、入国ベネズエラ国民にパスポート提示を義務づける措置を発動する。

■マチュピチュで稀少ネズミ El Comercioの記事
クスコ県のマチュピチュで、稀少なネズミが見つかった。遺跡公園付近の自然林で発見、確認されたのはタケネズミだ。このネズミはボリビアなどに棲息するが、マチュピチュを含むクスコ県で発見されたのはおよそ10年ぶりだという。地域では、このネズミがこの付近に棲息すること自体、ほとんど知られていない。


【チリ】

■携帯電話に火山情報 BioBio Chileの記事
携帯電話に火山の緊急情報を送信するシステムを、構築するという。バルド・プロクリカ鉱山相が明らかにしたものだ。世界有数の火山国であるチリは多くの火山を抱える。噴火や警戒に関する情報を携帯電話に送信するシステムを設けるという。国内では地震関連情報を送る日本のシステムが、導入されている。

■ラ・ピンタナ、10棟を焼く火事 BioBio Chileの記事
サンティアゴ近郊のラ・ピンタナで、住宅10棟を焼く火災が起きた。18日午後、エル・プロクラドールとイネス・デ・スアレスを結ぶ道路沿い付近で起きたもので、合わせて100人がこの被害、影響を受けたが、死傷者は出ていない。この一帯は木造の住宅が多く、火の回りが早かったという。


【アルゼンチン】

■スブテ、16.50ペソに値上げか Infobaeの記事
ブエノスアイレス市は、スブテ(地下鉄)運賃を最終的に16.50ペソまで値上げすることを検討している。インフレ進行などを受け今月、運賃は12.50ペソに値上げされたが、来年3月にかけて段階的に値上げを行ない、この水準まで引き上げるという。さらに18ペソまでの値上げも選択肢として挙げられているという。

■フライボンディ、ILSを歓迎 Aviacionlineの記事
LCCのフライボンディは、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港への計器着陸装置(ILS)設置を歓迎した。この空港は2月から旅客使用が始まったばかりだが、ILSがないため悪天候時に多くの便が影響を受けていた。同空港をハブとする同社は、政府側がこの意向を示したことを歓迎するとコメントした。

■AR、8%増 Cuyo Noticiasの記事
アルゼンチン航空のこの週末の便のチケット販売は、前年同期比で8%多いという。この週末は国内は連休で、多くの人が国内外を旅行している。同社によるとこの週末の便の販売は好調で、とくに冬の観光地バリロチェ線は昨年の同じ週末に比して25%、コモドロ・リバダビア線は19%多いという。

■サンティアゴ、ピットブル禍 Misiones Onlineの記事
サンティアゴ・デル・エステーロで、ピットブルが生後1年半の幼児を襲った。市内の住宅地サンタロサ・デ・リマで起きた事故だ。幼児は頭部などを噛まれ、頭蓋骨を損傷する重傷を負っている。この犬は被害を受けた幼児の一家の近隣住民が飼っているものだ。ピットブルは獰猛な性質で知られ、人を襲う事故が相次ぐ。

■ラジオ局で火災 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのラジオ局「ラジオ・デル・プラタ」の局内で、火災があった。パレルモにある施設でボヤが起きたもので、放送中の番組関係者を含む人々が建物内から一時避難した。建物内には煙が充満する状態となったという。出火原因や経緯などについて、調べが進められている。

■リアチュエロにバイク転落 El Intransigenteの記事
ブエノスアイレス、リアチュエロにバイクが転落する事故が起きた。走行中のこのバイクは電柱に衝突し、その勢いで水の中に突っ込んだ。その後バイクは引き上げられたものの、運転していた男性はまだ見つかっていない。警察はこの運転手が、飲酒をしていた可能性を指摘している。


【エクアドル】

■国境通過、駆け込む El Universoの記事
16日から17日にかけて、コロンビアから国内に越境するベネズエラ国民が大きく増えたという。ベネズエラ難民の国内大量流入を受け、政府は18日から、入国ベネズエラ国民にパスポート提示を求める措置を発表した。これを受け、国内やペルー、チリに移動するベネズエラ国民が大挙して国境を越えようとしたとみられる。

■グアヤス、コメ農家闘争 El Universoの記事
グアヤス県ではコメ農家が、闘争を行なった。県都グアヤキルに至る複数の幹線道路を17日、封鎖したものだ。コメ農家らは政府や県に対して、コメ生産や流通についての政策的配慮などを求めている。農家らはさらに21日、グアヤキル市内などで大規模なデモを行なうことも通告している。

■地震3件相次ぐ El Comercioの記事
17日夜から18日、国内では地震3件が相次いだ。観測機関によると17日22時16分にマナビ県ヒピハパでマグニチュード4.4の地震が起きたそして時18日午前1時56分に、首都キト近郊を震源とするM2.9の地震が起きた。午前10時18分にはアスアイ県都クエンカ近郊でM.4.2の地震が起きた。これらの地震による被害報告はない。


【コロンビア】

■政府、2か国に憂慮 El Comercioの記事
政府は、エクアドルとペルーに対し、憂慮を示した。ベネズエラ難民の大量流入を受け、エクアドルは18日から、ペルーは25日から、入国ベネズエラ国民にパスポート提示を義務づける。すでに85万人以上を受け入れているコロンビアは、この措置を批判し、暗にこの措置の見直しを両国に求めた。

■アビアンカに制裁 RCN Radioの記事
交通省は、最大手の航空会社アビアンカに対し、制裁が加えられるとの見方を示した。同社は操縦士のやりくりの問題から8月以降、多くの便が欠航し、遅れが出ている状態だ。交通省側は、この事態を受け民間航空局が、適切な指導を行ない、制裁を加える可能性が高いと語った。同社の運航の不安定さは、今も続いている。


【ベネズエラ】

■最低賃金、3300%引き上げ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、最低賃金を3300%引き上げると発表した。国内では経済失政によるハイパーインフレが起きており、今年5度めの引き上げ発表だ。この20日からは、実質的な5桁切り上げのデノミの実施も予定されている。新しい最低賃金額は、20日以降の通貨単位で1800ボリバールとなる。

■米国政府を再批判 La Red21の記事
ベネズエラ外相は、米国をあらためて批判した。在カラカスの米国大使館は、4日にカラカスで発生したとされるテロ未遂事件で、野党議員のフアン・レケセンス氏が逮捕されたことを批判した。外相はこの批判に対し、「米国は大統領暗殺を謀ったテロを過小評価しようとしている」と述べ、容疑者を逮捕した正当性を主張した。

■ルビオ氏も逮捕を批判 NTN24の記事
米国共和党の、マルコ・ルビオ上院議員もベネズエラでの「テロ犯」逮捕を批判した。4日に起きたとされるテロ未遂で、野党議員のフアン・レケセンス氏が容疑者とした逮捕された。先の大統領選にも出馬したルビオ議員は、この逮捕がテロに名を借りた単なる弾圧であると断じ、ニコラス・マドゥロ政権を厳しく批判した。

■オリノコ増水、大災害発展のおそれ Caracol Radioの記事
オリノコ川増水、氾濫は今後、大災害に発展するおそれがある。ボリバール州を中心に、大雨によりこの増水が起きているものだ。すでに各地で洪水発生が指摘され、多くの市民が避難を強いられている。経済疲弊で災害への対応力が落ちている上、衛生状態悪化で今後感染症が蔓延するおそれがある。

■メトロで人身事故 Venezuela al Díaの記事
カラカスのメトロ3号線では18日朝、人身事故が起きた。ロス・シンボロス駅とシウダー・ウニベルシタリア駅の間で、女児が電車に轢かれたものだ。この事故で同路線は運転を見合わせ、乗客らは線路上を歩いて最寄駅まで移動した。しかしこの事故について、メトロ運営側は発生を否定している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、対話呼びかけ El Universalの記事
ニカラグアの野党はダニエル・オルテガ政権に対し、あらためて対話を呼びかけた。国内では4月から反政府行動が続き、多くの死傷者、不明者が出ている。事態打開のため、途絶えている与野党間の対話を呼びかけたものだ。この対話に向けSNSを通じて2万5千件の、市民からの署名を集め提出した。

■反政府行動は4か月に El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでの反政府行動は、開始から4か月となった。学生たちによるこの行動「4月19日運動」は、4月18日に開始された。この闘争に対する政府側の弾圧で、政府側は198人が死亡したと発表しているが、米州機構は317人、国内人権機関は448人としている。事態打開に向けた取り組みは奏功せず、膠着状態となっている。

■ニカラグア政府、弾圧強化 La Vanguardiaの記事
ニカラグア政府は、事実上の弾圧強化の姿勢だ。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府側による力の制圧も続く。ダニエル・オルテガ政権はデモなどに対し、さらなる鎮圧行動をとる方針を示した。これらの弾圧で多くの死傷者が出ており、国際社会からの批判が高まるが、政権側は批判を黙殺している。

■エクアドルとブラジルが懸念 El Nuevo Diarioの記事
エクアドル、ブラジルの外相らが揃って、ニカラグア情勢への懸念を口にした。両外相はブラジリアで会談を行ない、この場でこの件について触れたという。ニカラグア政府のデモ隊などに対する弾圧が行き過ぎ、人権問題となっていることに加え、コスタリカなどへの「ニカラグア難民」流出の事態に重大な懸念を表した。

■コスタリカ、M6.1の地震 El Universoの記事
コスタリカで18日17時22分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はパナマ国境に近い、ゴルフィートの北19キロで、震源の強さはマグニチュード6.1、震源の深さは19キロだ。この地震の揺れはコスタリカ、パナマ両国の広い範囲で感じたが、人や建物への被害報告は入っていないという。

■メキシコ、新空港で調査 El Universoの記事
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、首都に計画されている新空港計画について「国民の意見を聞く」を方針を示した。この建設の是非について、国民からの支持を得られているかどうかをふまえ、計画凍結を含めた検討をするという。このビッグプロジェクトについて、汚職の疑惑の浮上が相次いでいる。

■サンサルバドル-ボストン就航 El Salvadorの記事
アビアンカ航空は、エルサルバドルの首都サンサルバドルと、米国東部のボストンを結ぶ直行便の運航を開始した。この新路線は月、水、金、日曜の週4往復で、120座席のエアバスA319型機を使用する。同社はこの乗り入れ開始に際し、国内でも著名な野球チーム「レッドソックス」を広告に採用している。

■キューバ、正式発表未だなし El Nuevo Díaの記事
キューバ当局は、この5月に国内で起きた航空事故についての正式な報告を、未だ行なっていない。クバーナ航空の便が墜落し、1人は生存したものの112人が死亡したものだ。こうした事故が起きた場合、同国の民間航空局が事故原因などについての発表を行なうが、この件について政府側は口をつぐんだ状態にある。

■ウルグアイ、来訪240万人 Repúblicaの記事
ウルグアイを今年観光で訪れた人は、240万人に達したという。リリアン・ケチチャン観光相が明らかにしたものだ。1月以降、とくに隣国ブラジル、アルゼンチンからの観光客の来訪が好調で、8か月を待たずこの数字に達した。2017年に同国を訪れた観光客は過去最高の420万人だったが、これを上回る可能性が高いとした。

■ブラジル、接種に注力 El Telégrafoの記事
ブラジル保健省は、こどもに対する予防接種の徹底を図っている。1歳から5歳の年代のこどもに対し、麻疹(はしか)とポリオの混合ワクチンを接種しているものだ。隣国ベネズエラからの経済難民流入を受け、麻疹が増加しさらにポリオの再上陸のおそれが指摘されている。この接種運動は今月いっぱい行なわれる。



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