2018.08.30

【ボリビア】

■ユンガス、さらに死者 Correo del Surの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタで起きた衝突で、コカ葉農家の2人が死亡していた。警察側があらためて発表したものだ。先週末、違法作付コカ葉掃討展開の現場で衝突が発生していた。警官1人が死亡したことが発表されていたが、コカ葉農家側も2人が、死亡したという。

■ラ・アスンタ、さらに2人逮捕 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタでは、さらに2人が逮捕された。先週末に起きた、コカ葉農家と警官隊による衝突で、死傷者ができたことを受けたものだ。警察側はコカ葉農家団体の代表を拘束したが、さらに2人を逮捕した。警察側はコカ葉農家側が、違法な武装を行なっていたと主張している。

■コカ葉農家、人権救済申し立てを検討 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らは、人権機関に救済申し立てを行なうことを検討している。先週末、コカ葉農家と警官隊との間で衝突があり、農家団体代表などが拘束されている。拘束者の家族や同団体は、この逮捕拘束が不当であると訴え、事件上の問題を扱う機関に申し立てる準備を進めている。

■サンチェス「よりよい両国関係のため」 La Razónの記事
来暮したスペインのペドロ・サンチェス首相は、この訪問がよりよい両国関係のためであると断じた。サンタクルスではエボ・モラレス大統領と会談し、計画される大陸横断鉄道へのスペインの参画などについて話し合った。一方、2016年2月21日の国民投票結果を尊重するよう、同首相がモラレス大統領に求める発言もあった。

■コスタス、意思示さず El Deberの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、来年の選挙に対する意思は表さなかっった。エボ・モラレス大統領と対峙する同知事については、大統領選出馬の噂がある。しかし今の時点で、同知事は出馬の意思は示していない。一方、ほかの有力候補との連携についても、話が進展している状況ではない。

■鉄道計画、分析遅れる La Razónの記事
大陸横断鉄道についての需要分析などが、遅れている。ボリビアは国内鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ鉄道を建設する計画だ。すでに関係各国からの協力の約束を取りつけているが、一方で需要などについての調査が遅れており、政府側も困惑しているという。

■タバコ、ばら売り禁止検討 Correo del Surの記事
ラパス市は、市内でのタバコの「ばら売り」を禁止することを検討し始めた。市内ではタバコを箱ではなく、本数単位でばら売りするケースも多い。タバコ販売の標準化を進める市側は、10本未満でのばら売りを禁じることを検討し始めた。税制と、健康対策としてのタバコ抑止がこの理由だ。

■ポストレバリェ、建物被害も El Deberの記事
サンタクルス県バジェ・グランデのポトスレバリェでは、建物にヒビが入る被害もあった。この地を震源とするM5.3の地震が28日、発生した。その後この地では、余震とみられる小さな地震も起きている。この地では、建物の被害も報告され、さらなる地震発生に対する住民の懸念が高まっているという。

■ガス、1070京立方フィート La Razónの記事
ボリビアの天然ガス埋蔵量は、1070京立方フィートとなったという。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにした数字だ。また国内の石油資源についても2億9770万バレルで、現在調査が行われている新たな油田の調査次第では、3億6000万バレルまで数字が拡大する可能性もあるという。

■ヒツジセンター、9月稼働 La Patríaの記事
オルーロに設けられるヒツジセンターは、9月にも稼働するという。同県など国内の標高の高い地域では、リャマなどのラクダ類の飼育が盛んだが、同時に多くのヒツジも飼育されている。良質のヒツジを確保するための研究を行なう新たな機関がトレドに整備されるもので、9月28日のオープンを予定しているという。


【ペルー】

■トゥンベス、衛生緊急事態 Infobaeの記事
政府は国内北端トゥンベス県の3地域に、衛生の緊急事態を発令した。エクアドルから大量のベネズエラ難民の流入が、これらの地域では起きている。一時身を寄せるベネズエラ国民の急増で、地域の衛生状態が悪化し、今後感染症などが起きるおそれかあるとして、この宣言が出されたものだ。

■トゥンベス、難民キャンプ La Repúblicaの記事
国内北端のトゥンベス県には、ベネズエラ難民向けのキャンプが新たに形成された。大量の同国からの難民が国内に押し寄せ、同県内に滞留している。こうした難民500人を一時収容するキャンプが、県側により急遽、整備されたものだ。テントなどが用意され、難民が一時身を寄せることができるようになっている。

■クスコ、麻疹の疑い RPPの記事
クスコ県で、麻疹(はしか)の感染が疑われる事例が報告された。同県保健局が明らかにしたもので、県内北西部に住む5歳の幼児が、この感染の症状を呈しているという。国内では麻疹感染は長期間報告されていなかったが、ベネズエラ難民の国内流入から感染例が報告され、感染リスクが高まっていることが指摘されている。

■Indecopi、列車衝突の調査へ El Comercioの記事
消費者保護行政機関のIndecopiは、7月31日にに起きた列車事故の調査に乗り出す。オリャンタイタンボとアグアス・カリエンテスを結ぶペルーレイルの便に、インカレイルの便が追突したものだ。この事故の背景には、同一路線に複数会社が乗り入れる際の連絡網のミスがあることが指摘されている。


【チリ】

■コレラの疑い、21例 BioBio Chileの記事
保健省は、サンティアゴでのコレラ感染の疑い例が21件に達したことを明らかにした。先週末地域保健局は、コレラの感染の疑い事例があることを指摘していた。汚染された水などを通じて広がるこのコレラは、野菜や果物を通じて市内で広がった可能性が指摘されている。コレラはもともとは南アジアの風土病で、後に世界全体に広がった。

■出国税を引き下げへ BioBio Chileの記事
政府は、航空便で出国する際に徴収される出国税について、引き下げることを明らかにした。現在の徴収額を10%引き下げ、来年と再来年にも段階的引き下げを行ない、最終的に現在から30%下がることになる。政府側はこの引き下げにより、国際航空便の市場活性化を図る姿勢だ。現在の国内空港での徴収額平均は30ドルだ。


【アルゼンチン】

■フライボンディ、機能不全か Infocieloの記事
LCCのフライボンディの運航体制が、機能不全に陥っているとの指摘がなされた。29日、フフイ発コルドバ行きの便の機体トラブルで、同社便にまた遅れなどが広がった。同社ではトラブルが相次ぐが、保有3機のうち、現在は2機しか機能していないとの指摘がなされた。同社はこの1月、国内市場に参入したばかりだ。

■エーデルワイス、11月8日から Clarín.comの記事
スイスのエーデルワイス航空は、11月8日から国内に乗り入れる。ルフトハンザグループ傘下の同社は、新たにチューリヒとブエノスアイレスのエセイサ国際空港を結ぶ路線を新設する。314座席のエアバスA340-300型機を使用し、週2往復での運航体制となる。同社はとくに観光需要の喚起に期待を示した。

■1ドル、34ペソ台に Diario Financieroの記事
アルゼンチンの通貨ペソは、さらに下落している。29日、1ドルは33.97ペソとなり、過去最安値を記録した。この日、国際通貨基金(IMF)との合意を受けたものの下げ止まらず、7.94%の下落となっている。今年初めに20ペソ台に突入し、5月以降この下落が顕著に進んでいる状態だ。

■サンティアゴ、イナゴ懸念 Cronicaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州では、イナゴについての懸念が生じている。地域メディアが、同州内のの農村部キミリで新たなイナゴの大量発生が起きたことを伝えている。同州ではイナゴの発生が繰り返されており、この食い荒らしによる農業被害額は、大きい。


【エクアドル】

■モレノ、訪日へ El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は9月3日に、日本を訪れる。昨年6月に就任した同大統領の初の訪日で、エクアドルの大統領としては8年ぶりの公式訪問だ。この訪問で安倍晋三首相と会談が予定され、両国間のとくに経済の関係強化が話し合われる。さらにこの訪問中に皇居を訪れ、今上天皇夫妻との面会も予定されている。

■レベンタドールが活発化 El Comercioの記事
キトの東90キロにあるレベンタドール火山が29日、再び活発な状態となった。観測機関によると火口では火山性の爆発が相次ぎ、火口から1000メートルの高さまで噴煙が立ち上ったという。標高3560メートルのこの火山はこの10年以上にわたり断続的に活動を活発化させている。

■商業施設で爆弾騒ぎ El Comercioの記事
キトの商業施設「ショッピング・キト」で爆弾騒ぎがあった。29日朝、この施設に爆発物を仕かけたとの電話があった。通報を受けた警察が、施設内をくまなく調べたが不審物は発見されなかった。同日午前11時30分に警察は、安全宣言を出している。警察は悪質ないたずらとみている。

■カルセレン・キャンプは縮小 El Comercioの記事
キトのカルセレンバスターミナル付近の、ベネズエラ難民の数は、減少している。ターミナル付近にはテント生活者が相次ぎ、あたかも難民キャンプの状況となっていた。エクアドル、ペルーが入国管理を強化し、またキト市がホームレス対策を実施したことなどから、この難民キャンプ状況は、縮小しつつある。


【コロンビア】

■外相、シリア化を語る Caracol Radioの記事
カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相は、ベネズエラが今後「シリア化」する可能性を示した。経済失政による生活困窮から、同国から多くの国民が国外に流出し、難民化している。内戦が続く中東のシリアと同様の状況に、これらの難民が陥るおそれがあると同外相は指摘した。コロンビアには100万人のベネズエラ国民が身を寄せているとみられる。

■ボゴタ、物価に変化 Caracol Radioの記事
ボゴタではやはり、物価に変化が生じている。ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路で大規模土砂災害があり、この数日間車輛通行ができなくなっている。野菜や肉類などの輸送ルートが塞がれ、ボゴタの市場にこうした食料品が入りづらくなっている。このため末端価格は現在、上昇している状況だ。この道路の通行再開は31日頃とみられる。


【ベネズエラ】

■CAN、難民会合 Caracol Radioの記事
アンデス共同体(CAN)は、ベネズエラ難民についての緊急会合を開く。加盟4か国のうちボリビアを除く3か国は、大量の難民流入を受けている。この状況の分析や対応についての会合をペルー政府が提案したもので、会合はリマで、9月の早い時期に行なわれる見通しだ。ベネズエラはCANを脱退している。

■マドゥロ、送金規制 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、新たに外国送金の規制を行なうことを明らかにした。規制を強化するのは、平行(闇)ルートでの送金で、国際送金システムを通じた通常の送金は規制の対象外だ。マドゥロ大統領は、違法な送金でとくに犯罪組織の暗躍が起きているなどと指摘している。国外からの送金は、多くの国民にとっての生命線になっている。

■マドゥロ、愛国を求める El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は国民に対し、「祖国を愛する」ことを求めた。現在国内からは多くの国民が国外に流出し、難民化している。渡航したものの仕事を得られず、97人の国民がペルーからチャーター機で帰国したことを受け、同大統領は国民に国内で生活するよう求めた。この状況を生み出したのは、同政権の経済失政だ。

■テメル、入国制限に言及 Caracol Radioの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、ベネズエラ難民の入国制限の可能性に言及した。経済失政による生活困窮を受け、ブラジルにも大量のベネズエラ難民が流入している。とくに国境を接するロライマ州の状況は深刻で、テメル大統領は状況が限界に来たと言及し、今後制限を行なう可能性があるとした。

■ブラジル、国境に軍隊 El Paísの記事
ブラジル政府はベネズエラ国境地域に、軍の部隊を向かわせた。経済失政による生活困窮で、多くのベネズエラ国民がブラジルに越境し、難民化している。国境を接するロライマ州で、この状況による治安の悪化などが起きるおそれがあるとして、この派遣を決めたものだ。ロライマ州の治安、秩序の安定を図ると政府側は断じた。

■チャカオ議会、レケセンス氏に憂慮 Informe21の記事
チャカオの地方議会は、野党の国会議員フアン・レケセンス氏の状況に憂慮を示す議決を行なった。4日、カラカスでは大統領暗殺を謀るテロ未遂が起きたと伝えられている。政府側はレケセンス氏の関与を一方的に主張し身柄を拘束し、以後3週間外部との接触が絶たれている。同議会は同氏の扱いについて重大な憂慮を示した。

■薬局の閉店が相次ぐ La Patillの記事
国内では薬局の閉店が相次いでいる。薬剤師の団体が明らかにしたもので、国内では今年だけですでに128店が閉店を選んだ。経済失政による物資不足が続くが、とくに医薬品は状況が深刻で、薬局側は必要とされる医薬品を調達、用意できないことから、閉店を決断するケースが増えているとした。

■カラカスなどでまた停電 El Nuevo Heraldの記事
カラカスなどでは29日、また停電が発生したという。この日停電となったのはカラカス都市圏の広い範囲のほか、ミランダ、ララ、ヌエバ・エスパルタ、バルガスの各州だ。経済失政による問題などで、国内ではこうした停電が各地で相次ぐ。今月19日には首都カラカス都市圏などで大規模停電が起きている。

■オリノコ川、さらに上昇 El Ciudadanoの記事
国内を流れる大河、オリノコ川の増水はさらに続いている。大雨の影響でこの川の水位は、過去最高のレベルに達し、危険水準を超えている。ボリバール州やデルタ・アマクロ州などで氾濫も発生し、各地で避難者も出ている状況だ。今後これらの水害地域では、感染症が蔓延するおそれがある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグアは人権を認めていない La Prensaの記事
国連はニカラグアの人権状況を、名指しして批判した。同国内では4月から反政府行動が続くが、これに対する政府の弾圧も続いている。国連側はこの状況が、同国政府が人権を尊重していない姿勢であると指摘し、国連安保理の人権委員会にこの問題を諮ることを明らかにした。一連の闘争では多くの死傷者、不明者が出ている。

■ニカラグア、ベネズエラ化 La Razónの記事
ニカラグアは「ベネズエラ化」の道を辿っている。ベネズエラは経済失政による混乱が続き、多くの国民が国外に流出し、難民化している状況だ。ニカラグアでも、4月から続く終わりの見えない反政府闘争と弾圧で、同様の状況が起きつつある。隣国コスタリカには、多くの同国民が流出し、周辺国でも状況への憂慮が広がっている。

■フエゴ火山、活発さ続く El Nuevo Diarioの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山の活発な状況は続いている。観測機関によると今も、一時間あたり5度の、火山性の爆発が起きているという。同火山では6月3日の噴火で泥流が発生し、多くの死傷者、不明者を出したばかりだ。現在も標高4700メートルの高さまで噴煙が立ち上り、西部、南西部方面に火山灰を降らせている。

■マリアの死者は2975人 El Comercioの記事
昨年、カリブ海を襲ったハリケーン「マリア」によるプエルトリコでの死者数は、2975人だったという。プエルトリコの行政側が明らかにした数字だ。これまで死者数は1427人とされていたが、この倍に達したことになる。建物倒壊に巻き込まれたり、増水した川などで溺れたケースが、とくに多い。

■LATAM、レイオフ実施へ Reutersの記事
LATAM航空はブラジルで、レイオフを実施する。チリのLANとブラジルのTAMが統合したラテンアメリカ最大の航空会社である同社だが、現在ブラジル市場できわめて厳しい状況に立たされていることが指摘される。このため同社は、レイオフを実施し1200人の雇用を削減することを明らかにした。

■パナマ、日立製車輛購入 France24の記事
パナマは、日立製の鉄道車輛、24輛を購入する。パナマシティでは現在、日本の技術協力によるメトロ(電車)3号線の建設が進んでいる。この新路線に使用される鉄道車輛の購入計画を、フアン・カルロス・バレラ政権が明らかにしたものだ。この調達価額は8億3900万ドルで、新路線の一日の利用者は2万人と予測されている。

■対トランスジェンダー暴力 Ñandutiの記事
パラグアイでは、トランスジェンダーに対する暴力が、コンスタントに発生しているという。国内で活動するLGBT団体が明らかにしたものだ。昨年一年間に、暴力の告発は40件発生している。しかし中には、告発されないケースもあり、暴力はさらに多いものと推測される。



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