2018.09.02

【ボリビア】

■再選にチリは利用されている La Razónの記事
チリの歴代外相3人は、エボ・モラレス政権が再選のためにチリを利用しているとの見方を示した。憲法の多選規定に関わらず、モラレス大統領は網疏(法の抜け穴)を通じ次期選挙に強行出馬しようとしている。歴史的問題を抱えるチリを攻撃することで、同政権が国民からの批判をかわそうとしていると断じたものだ。

■21F運動は全国へ Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領の次期選挙強行出馬阻止を掲げる21F運動は、今後全国で展開される。2016年2月21日に行なわれた国民投票結果を尊重することを求めたもので、10月1日にオルーロ県のカラコリョで集会を行ない、後に全国で同様の活動を展開するという。モラレス大統領の次期選挙出馬は、憲法の多選規定に抵触する。

■ラ・アスンタ、緊張続く Red Unoの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタでは緊張が続いている。先週末、この地ではコカ葉掃討展開をめぐりコカ葉農家と警官隊との間で衝突が起きた。農家の2人、警官1人の合わせて3人が死亡したが、ラ・アスンタ側は政府、警察側が過度の武力を使用したと反発を強めている。ラパスなどで、抗議デモが続いている。

■カトリック教会、調査を求める La Razónの記事
ボリビア社会に影響力を持つカトリック教会は、政府側に対し徹底した調査を求めた。ユンガス地方のラ・アスンタで衝突があり、多くの死傷者を出した問題だ。コカ葉農家側が、警官隊が過度の武力を使用したと訴えていることを受け、同教会は政府側に説明と調査を求めた。

■エボ、ルラ退場を嘆く La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ブラジル司法の決定を嘆いた。10月7日投票の大統領選について、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏の出馬が認められなかったものだ。同氏は12年の刑が確定し、この4月から収監されている。モラレス大統領は、同じく左派のルラ氏の復権に期待を示していた。

■アルカンタリ、充実へ Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港の施設はこの10月から来年3月にかけ、段階的に充実する。チュキサカ県議会議員が明らかにしたものだ。10月から新たなエスカレーター設営が始まり、12月にはスペイン製の消火用ポンプ施設が設けられる。さらに来年にかけ、安定運航のための計器着陸装置(ILS)の設置が行なわれる。

■サマイパタ、用地侵食か El Díaの記事
サンタクルス県のサマイパタ要塞遺跡の用地について、農地開発の侵食が告発された。ユネスコ世界遺産にも登録されているこの遺跡周辺で、違法な農地開発がなされようとしているという。この開発がなされれば、世界遺産登録が抹消される可能性もあるとして、警告が発せられたものだ。

■ノーカーデー、ターミナルにも影響 La Razónの記事
2日、国内のバスの便にも影響が生じる。この日、政府は「ノーカーデー」を実施する。自動車の利用を制限し、都市部の街路などを歩行者や自転車に開放するものだ。この影響で、ラパスのバスターミナルは対象時間中、営業を停止することを明らかにした。オルーロ行きの便は1日21時30分から、2日夕方まで運休する。

■チリ国境、税関一新 El Díaの記事
オルーロ県のチリ国境、タンボ・ケマードの税関施設が一新される。現在建設中の施設について、9月6日から運用が始まることが明らかにされた。この国境地域では、物品の密輸が横行していることから、税関は取り締まりの強化方針を示している。新たな施設はその拠点となるものだ。

■ウルウル、禁漁提案 La Patríaの記事
オルーロ県のウルウル湖について、禁漁が提案された。この湖に棲息するカラチなどの魚資源の保護のため、一定期間漁を見合わせることが提案されたものだ。この湖は極度の雨不足で水が干上がり、2015年12月には一時消滅が宣言されたが、その後水は戻り、漁業も奇跡的に復活している。


【ペルー】

■航空、思い切ったプロモ Correo Perúの記事
航空チケットが、思い切ったプロモーション運賃で販売される。この3、4日の両日、Atrapalo.peを通じて販売されるのはビバ・エア、LCペルー、ペルービアン航空、コパ航空のチケットだ。数量限定ながら、国内線では9.90ソルの運賃で販売されるチケットもあるという。

■ワンチャコ、水浴客40%減 La Repúblicaの記事
トルヒーリョ近郊のワンチャコのビーチでの水浴客が、40%も減っているという。トルヒーリョの行政側が明らかにした数字だ。行政側はプロモーションや宣伝が不足したことをこの理由に挙げている。このビーチの利用者の大半は若者で、こうした層をターゲットに今後、新たなプロモを展開する。


【チリ】

■地方都市からアルゼンチンへ BioBio Chileの記事
地方都市とアルゼンチンを結ぶ国際定期便が、これから続々就航する。LCCのジェットスマートとスカイ航空、さらにアルゼンチンのフライボンディやLAPAが新路線を設けるものだ。コンセプシオンやラ・セレーナから、メンドサやネウケン、コルドバに向かう路線などの運航が予定されている。

■バス、攻撃受ける BioBio Chileの記事
第7(マウレ)の幹線道路を走行していたバス車輛が相次いで、攻撃を受けたという。投石を受けガラス窓が破れるなどの被害を負ったのはETM、コンドル、EMEブス、プルマン・トゥールのバス車輛だ。若者らがこの攻撃を行なったとみられ、警察は関与した13歳の少年を補導し事情を聴いている。


【アルゼンチン】

■通貨暴落で危機感 RTVEの記事
通貨ペソの暴落を受け、国内では各方面に危機感が広がっている。先週、ペソは対米ドルで実に21%もの下落を記録した。急激なペソの下落で、国内経済や貿易、さらには観光に今後、影響が広がる可能性が高い。経済アナリスの中には、さらなる下落を予報する者もおり、週明けの市場に注目が集まる。

■ブエノスアイレス、また麻疹 Infobaeの記事
ブエノスアイレスでまた、麻疹(はしか)の感染例が報告された。保健省が明らかにしたもので、この8月に生後5か月の乳児と10歳の男児の感染が確認されたという。国内では今年、実に18年ぶりの感染者がブエノスアイレスで確認され、以後新たな感染例の報告が相次ぐ。保健省は10月から、ワクチン運動を展開予定だ。

■ネウケン、空港インフラの必要 Río Negroの記事
ネウケンの空港には、さらなるインフラ整備の投資が必要だ。同空港をハブとする新たな航空会社LAPAが就航した。この運航開始で、国内線、国際線の充実が図られることになる。しかし一方、同空港のインフラは通常の地方空港並みで、さらなる便増加や利用者の充実のために、投資の必要性があらためて指摘されている。

■リネアDに爆破予告 AIMの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアDでは31日、爆破予告があったという。運営側に電話があったもので、この事態を受け運行中の車輛から利用者が避難する事態となり、一時プラサ・イタリア駅は完全に閉鎖された。しかし安全が確認されたとして同日16時頃から、段階的に運転は正常化した。


【エクアドル】

■バス事故で11人死亡 El Comercioの記事
クエンカとロハを結ぶ道路で1日未明にバス事故が発生した。ガニャデルのカーブで、走行中のバスが曲がりきれず、衝突したものだ。この事故で乗客ら11人が死亡している。警察によるとこのバス車輛は左側が大きく損傷しており、事故当時相当のスピードを出していたとみられるという。

■メトロ車輛が到着 El Comercioの記事
キトで建設中のメトロ(地下鉄)に使用される車輛6輛が、マナビ県のマンタ港に到着した。スペイン製のこれらの車輛は、サンタンデール港から船で着いたもので、陸路でこれからキトに運ばれる。メトロの車輛は6輛編成で運行されるため、最初の1編成が上陸したことになる。

■LATAM、ニューヨーク線変更 El Universoの記事
LATAMエクアドルは1日、グアヤキルとニューヨークを結ぶ路線の機材を、急遽変更した。この路線はもともと、ボーイング787型機で運航されていたが、この日から当面767型機に変更となる。787型機では不備、トラブルが相次ぎ、緊急の点検が行われるための措置だ。


【コロンビア】

■コカイン7.4トン摘発 Caracol Radioの記事
警察は新たに、コカイン7.4トンを摘発した。国内からオランダに向かう貨物の中から、この量のコカインを発見、押収したものだ。犯罪組織「クラン・デル・ゴルフォ」の関与の可能性が高いとみられる。警察は、SNSがこうした薬物輸送に一定の役割を果たしているとみて、この方面の監視も強めている。

■刑務所で食中毒か Caracol Radioの記事
メデジンの刑務所で、集団食中毒が起きたとみられる。男性受刑者800人、女性受刑者500人が、腹痛などの症状を示しているものだ。同じ場所から供された食事をとっており、この食事を通じた中毒とみられる。今の時点で重傷者はおらず、また原因となっている細菌などもまだ特定されていない。


【ベネズエラ】

■国境地域、ガソリン値上げ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、コロンビアとブラジル国境の41の行政地域での、ガソリン価格を値上げをした。これらの地域では、両国から給油のため越境する者が多いことで知られる。ガソリン価格は政策的に安く維持されているが、政府側としてはこの維持もすでに難しい経済状況となっている。

■移民会合、12か国が参加 Gestionの記事
ベネズエラ移民をめぐる多国間会合に、12か国が参加を表明した。ペルーの呼びかけでこの3、4日にキトで開催されるものだ。急増する移民対策などについて話し合うもので、当事国のコロンビア、ブラジルのほかアルゼンチン、チリ、さらにニカラグア移民が急増するコスタリカ、パナマなども参加する。

■難民問題の存在を否定 El Sigloの記事
デルシー・ロドリゲス副大統領は、難民問題の存在を否定した。経済失政による生活困窮から、国外に逃れ難民化する国民が相次いでいる。しかし同副大統領は難民発生の事実はなく、ベネズエラ国民が人道上の危機に瀕するという指摘にはあたらないとした。ニコラス・マドゥロ大統領も難民報道を「フェイクニュースだ」と断じていた。

■赤十字、レケセンス氏に懸念 2001の記事
赤十字は、拘束されている野党議員、フアン・レケセンス氏の健康状態に懸念を表した。先月4日にカラカスで起きたと伝えられるテロ未遂事件で、政府側は同氏の関与を一方的に断定し、拘束した。以後家族や弁護士との面会、接見もできておらず、同氏の健康状態について、不安視する声が上がっている。

■マラカイボ、変電所爆発 La Repúblicaの記事
西部のマラカイボで31日夜、変電所での爆発が発生した。施設で大きな爆発が生じ、隣接施設にも連鎖した。この事態による負傷者などはないが、市内の広い範囲で停電が起きている。ニコラス・マドゥロ政権はサボタージュが原因として12人を拘束した。経済失政の影響で、こうした公共サービスについての職員の士気低下が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オルテガ、門前払い El Paísの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ政権は、国連ミッションを門前払いした。同国ではこの4月から反政府行動が続き、これに対する政権側の力による排除も続く。国連側はこの政権の態度を「弾圧」と認定し、人権高等弁務官事務所のミッションを派遣した。しかしオルテガ政権はこのミッションを門前払いした。

■OEA、対話再開を求める El Universoの記事
米州機構(OEA)はニカラグアのダニエル・オルテガ政権に対し、対話を早期に再開するよう求めた。国内で続く反政府行動に対し、政府側は弾圧の姿勢を維持している。国連ミッションが門前払いされたことを受け、OEA側は同国政府に対し対話による緊張緩和を図るよう求めた。OEAは5日、ワシントンでニカラグア情勢についての緊急会合を行なう。

■ルラ氏の出馬認めず El Paísの記事
ブラジルの司法は、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏の大統領選出馬を認めなかった。10月7日に行われる選挙に同氏は出馬しているが、在任中の汚職で12年の刑を受け服役中の同氏の出馬を認めるかどうか、最高裁が判断したものだ。この結果、判事の過半数が反対に回り、出馬は認められなかった。

■ウルグアイ、国境警戒強化 El Enteriosの記事
ウルグアイは、アルゼンチン国境での警戒態勢を強化している。先週、アルゼンチンの通貨ペソが対米ドルで暴落する事態が生じた。この事態を受け、同国はアルゼンチン国境での税関のチェックを厳格化する体制をとった。買い出しをする人が多いが、一人5キロ以上の食料など、違法な通関が増えると同国側が判断したものだ。

■ダリエン、木材開発に異論 Infobaeの記事
パナマでは、コロンビア国境のダリエン・ギャップでの木材資源開発に、異論が上がっている。同地域は手つかずの自然が残るが、この地域の木材の開発を進め、木材資源の更新を図ることが検討されている。しかしこの地には絶滅危惧種の植物も多く、こうした環境に影響を及ぼしかねないとの指摘があるものだ。

■エルサルバドル、対中輸出急増 El Economistaの記事
エルサルバドルから中国への輸出は今年、急増している。この1月から7月までの、同国からの対中輸出額は、前年同期比で197%もの増加となった。同国はこの8月、台湾との外交関係を破棄し、中国と国交を結んだ。この判断の背景に、中国への貿易依存の高まりがあった可能性がある。



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