2018.09.05

【ボリビア】

■コカ葉農家、解放要求行進 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らは、農家らの団体リーダーの解放を求めデモ行進した。ラ・アスンタで起きた衝突を受け、リーダーは拘束されたままとなっている。政府と対峙する姿勢を示している団体側への「弾圧」にあたると反発を強めているもので、団体側は今後道路封鎖などの社会闘争を行なう姿勢も示している。

■外相が交代 La Razónの記事
4日、外相が交代した。フェルナンド・ワナクニ氏に代わり、新たにディエゴ・パリー氏が外相に就任したものだ。大統領府カサ・デ・プエブロで認証式が行なわれたものだ。モラレス大統領はこの交代について、山積する外交問題によりよい対処をするためとだけ理由を示している。ワナクニ氏は昨年1月から、外相を務めていた。

■2019年、皆保険制度導入 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は4日、2019年から健康保険の皆保険制度を導入することを明らかにした。国内では現在は、健康保険の適用を受けられる層は限定されている。新たに、すべての国民が加入する新たな保険制度を設けることを明らかにしたものだ。この皆保険導入は、モラレス政権が2014年から提言していた。

■エボ、メルケル氏を招待 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、ドイツのメルケル首相を招待した。政府は、国内鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ大陸横断鉄道の計画を進めている。この計画にドイツが参画を検討しており、この件について話し合うためメルケル氏を国内に招待したものだ。

■BoA、AAと提携 Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は新たに、米国のアメリカン航空と提携した。アメリカン航空はマイアミ-ラパス-サンタクルス線を三角運航していたが、この7月にサンタクルスとの単純往復に切り替えた。サンタクルスを通じたラパスなどへの乗り換え便でコードシェアを新たに、行なうことに合意したものだ。

■アルゼンチン危機、国内でも警戒感 La Razónの記事
アルゼンチンの通貨危機を受け、ボリビアでも警戒感が広がっている。同国の通貨ペソが先週、対米ドルで50%も下落した。この事態を受け同国政府は緊急事態を発令し、国際通貨基金(IMF)に緊急支援を求めている。この事態を受け、同国との間の密輸の増加などが起きるおそれがあるとして、国境地域を中心に警戒が起きている。

■ペルーと運転免許証など互換 La Razónの記事
ボリビア、ペルー両国は、運転免許証の互換性を認めた。それぞれの国の運転免許証が、自国ものと同様に扱われるもので、国際免許などを取得する必要はなくなる。また大学などの卒業認定についても、同様の互換性を持たせることとなった。3日にコビッハで行なわれた両国の共同閣議で合意されたものだ。

■ボリビア、キト宣言を批判 La Razónの記事
ボリビア政府は4日にまとめられた「キト宣言」を批判した。ベネズエラ難民問題を話し合うラテンアメリカ12か国の会合が開かれ、出された宣言だ。政府はこの会合内容や宣言が、ベネズエラを貶める内容であると批判した。またこの会合に際し、ボリビアにも参加呼びかけがあったが、謝絶したことも明らかにした。

■オルーロ、袋入りの遺体 Correo del Surの記事
オルーロ県で、ビニール袋に入れられた4人の遺体が発見された。この事態が起きたのはオルーロとポトシを結ぶ街道に近い、コンドだ。遺体はいずれも男性で、殺害された後にこの現場に遺棄されたとみられる。オルーロ県警はこの4人の身元を調べるとともに、事件として捜査を開始した。

■チリ港湾で抗議行動 El Díaの記事
チリの港湾で、ボリビアのトラック運転手らが抗議行動をとっている。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用している。しかしこの港湾側が、ボリビア産品の貨物の通関手続きを一方的に遅らせ、中には20日間待機しているケースもあるという。こうした「差別的」扱いに反発し、運転手らが抗議の声を上げているものだ。


【ペルー】

■マチュピチュに違法入域 El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡公園内に違法に入り込んだとして、警察は外国人観光客2人を拘束した。36歳のアルゼンチンの男性と24歳のブラジルの女性が、3日の開園前に同公園内に入り込んだという。2人は地域の警察署で事情を聴かれているところだ。遺跡公園に到達するまで、警備員に止められるなどの事態はなかったという。

■マドレ・デ・ディオスにも移民殺到 La Repúublicaの記事
アマゾンのマドレ・デ・ディオス県にも、ベネズエラ移民が殺到しているという。経済失政による生活困窮で多くの同国民が国外に流出している。国内には、エクアドル国境のトゥンベス県に殺到していることが報じられているが、ブラジルを経由して国内に入ろうとする同国民が、同県の国境にも集中しているという。

■フニン県で事故 El Comercioの記事
フニン県の道路で、バスとトレーラーが正面衝突する事故が起きた。現場はハウハのパチャカヨの道路で、地域交通のアポカリプシス社の便と、対向してきたトレーラーが衝突したものだ。この事故で1人が死亡し、少なくとも10人が負傷している。

■アンデス議会、プラスチック規制案 El Comercioの記事
アンデス共同体(CAN)4か国によるアンデス議会は、プラスチック規制についての案を示した。海洋汚染の問題から世界各国で規制の動きが強まるが、同議会は加盟各国に対し、ビニール製レジ袋の使用禁止や、ペットボトルやプラスチック製ストローの使用制限などを提言した。同議会は2021年までの達成を各国に求める方針だ。


【チリ】

■アルゼンチン線、販売開始 Biobio Chileの記事
LCCのジェットスマートは、アルゼンチン線のチケット販売を開始した。同社は新たにサンティアゴ、ラ・セレーナとブエノスアイレス、コルドバ、メンドサを結ぶ路線の運航を開始する。同社の国際線としてはペルーに続く乗り入れで、最低運賃としては6000ペソが表示されている。

■キリョタで脱線事故 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のキリョタで、貨物列車の脱線事故が発生した。4日13時頃に発生したもので、一帯に積荷が散乱する状態となったが、人的被害は出ていない。この便を運行していたパシフィコ鉄道社とチリ国鉄(EFE)が、現場の復旧を進めている。今の時点で事故原因は不明だ。


【アルゼンチン】

■ドゥホブネ大臣、IMFへ Clarín.comの記事
ニコラス・ドゥホブネ経済相は4日、国際通貨基金(IMF)を訪れた。アルゼンチンは先週、通貨ペソが対米ドルで50%下落するなど、通貨危機に直面した。この事態を受けマウリシオ・マクリ政権は緊急事態を宣言しており、IMFに対し新たな支援を求めている。この協議のため、同大臣はラガルド理事長と会談した。

■観光客は「歓迎」 Río Negroの記事
国内を訪れている観光客は、通貨ペソの下落を歓迎している。スキーシーズンとなっているバリロチェを訪れているブラジル人観光客らは、米ドル換算での滞在コストが軽減し、より快適な旅になっていると語っている。対米ドルと同様の対レアルでもペソは下落し、先週初めの1レアルが6.55ペソから、現在は9.30ペソとなっている。

■リネアB、軌道に犬 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBの軌道内に、犬が入り込んだ。4日朝に起きた事態で、安全のため同路線は短時間ながら、運転を見合わせた。現場では運転上のトラブルが生じたとアナウンスされたが、トンネル内に迷子の犬が入り込んだことが原因と、目撃者らがSNSなどを通じて報告している。

■自動車販売25.2%減 La Nacionの記事
この8月の国内での自動車販売は、大幅な減少となった。自動車工業会(Acara)によるとこの月の販売台数は6万5247台で、8万7207台だった前年同月から25.2%も減ったという。トルコの通貨下落の影響で、アルゼンチンも為替相場などで深刻なダメージを受け、経済先行きの不透明感が生じたことが影響したとみられる。

■イグアス線、899ペソから Misiones Onlineの記事
新たに国内線に参入するLCC、ノルウェージャンはブエノスアイレス-プエルト・イグアス線の最低運賃を、899ペソとした。同社は10月16日にコルドバ-メンドサ線の運航を開始し、11月19日からイグアス線を運航する。このスケジュールと運賃を同社が明らかにしたものだ。チケットは間もなく、ウェブサイトを通じて販売される。

■サルタ、正面衝突事故 La Mañana Neuquénの記事
サルタで、車輛同士の正面衝突事故が起きた。エル・ガルポンの国道16号で起きたもので、乗用車同士が衝突したものだ。この事故で8人が死亡し、2人が重傷を負っている。現地警察によると死亡したうちの5人は、警察官だという。警察が事故原因の調べを進めている。


【エクアドル】

■モレノ、日本に到着 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は3日夜、日本に到着した。大統領は国交樹立100年を記念して訪日したもので、この滞在中に安倍晋三首相と会談するほか、今上天皇との面会も予定されている。昨年6月に就任した同大統領の訪日は初めてで、エクアドル首脳の訪日も8年ぶりだ。

■クンバヤでバス事故 El Comercioの記事
キト東部のサンフアン・デ・クンバヤで4日朝6時頃、バス事故が起きた。アソメトレビップ社が運行する便が、道路沿いのブロック塀に突っ込んだものだ。この事故で運転手や乗客など11人が負傷し、市内の病院に運ばれている。証言によるとこのバスのブレーキが突然利かなくなったという。


【コロンビア】

■コーヒー、2.8%減 Caracol Radioの記事
この8月のコロンビアのコーヒー生産は、前年同月比で2.8%のマイナスだった。この月の生産量は60キロ単位で125万8千袋で、前年同月の129万4千袋から3万6千袋減った。直近の12か月間の生産についても、3.1%のマイナスとなり、輸出については4.7%の減少となっている。

■祖母に性的暴行を加えた孫を逮捕 Caracol Radioの記事
メデジンで、祖母に性的暴行を加えた16歳の少年が、逮捕された。市内のバリオ・ポプラールに住むこの祖母が、暴行を受けたと訴え出て明るみに出たものだ。この少年の自室からはマリファナ(大麻草)70グラムも発見されており、警察が事情を聴いている。


【ベネズエラ】

■対難民、厳しいのは財政面 El Comercioの記事
ベネズエラ難民に対し、各国がもっとも頭を悩ませているのは財政問題だという。ペルーの呼びかけで、キトでラテンアメリカ12か国が参加した難民についての会合が開かれた。この場で各国が強く訴えたのは、難民を支えるための財政の問題だった。この問題についての「キト宣言」が4日にも、取りまとめられる見通しだ。

■移民は通常の体制 El Universoの記事
デルシー・ロドリゲス副大統領は、ベネズエラからの移民の体制は「通常の範疇にある」と断じた。ラテンアメリカか国が、ベネズエラからの大量移民、難民化に直面していることを表明している。しかしベネズエラ政府はこの難民報道を否定し、ニコラス・マドゥロ大統領は「フェイクニュースだ」と切り捨てていた。

■マドゥロ、空路再開を求める El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は航空各社に対し、空路の再開を求めた。同大統領は、国外に移民したベネズエラ国民が、空路運休のため帰国できないと断じた。帰国の道を確保するためにも、カラカスなど国内への空路の再開が必要と語ったものだ。同国政府はリマから帰国する97人を輸送するため、チャーター便を用意したばかりだ。

■デジタル言論統制強まる El Pitazoの記事
国内ではインターネットにおける、言論統制が強まっているという。エル・ピタソ、ラ・パティーリャ、ルンルンなどのデジタルメディアに対する、ニコラス・マドゥロ政権からの「指導」が相次いでいるものだ。政府批判や、国内の混乱を伝える記事に対する弾圧が強まっていると指摘されている。

■レケセンス氏解放を求める El Diarioの記事
野党議員らは検察に対し、議会議員のフアン・レケセンス氏の即時解放を求めた。先月4日、カラカスで起きたと伝えられているテロ未遂事件で、政府側は同氏が関わったと一方的に断じ、拘束した。以後家族や弁護士との接触もできず、同氏についての安否も不明の状態となっている。野党議員らは、健康状態を含め同氏の状況に重大な懸念を示した。

■1.5ドルに5時間の列 El Nuevo Heraldの記事
3日、国内の高齢者らは年金受け取りのため、長い時間を行列した。カラカスの銀行支店前には長い列が生じ、5時間以上待ったケースもあったという。しかしこれらの年金額は平均で、現在のレートでわずか1.5ドル相当と、ツナの缶詰の公定価格程度だ。カラカスでは年金受給者らによる、政府への要求デモもこの日行なわれた。

■カラカス空港、また停電 El Universalの記事
カラカスのマイケティア国際空港では、また停電が起きた。4日朝、同空港では電力がまったく使用できない状況に陥った。経済失政により電力会社側も、施設陳腐化に加えて職員の士気低下に見舞われ、国内各地では停電が相次いでいる。先週にはマラカイボで、変電施設の大規模な爆発も起きている。

■オリノコ流域は正常化 Globovisionの記事
オリノコ川流域地域は、ようやく正常化に向かいつつある。大雨の影響でこの大河の水位が過去最高レベルとなり、ボリバール州やデルタ・アマクロ州で氾濫が報告されていた。シウダー・ボリバールは警戒状況が続いていたが、ようやく水位が下がったことから市民生活が正常に戻りつつある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、死者481人 La Prensaの記事
ニカラグアの社会闘争による死者は、481人となった。同国で活動する人権団体が明らかにした数字だ。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府による弾圧も続いている。この死者のうち455人は闘争の中で「殺害された」数で、このほか1215人が政治犯などとして「不当に」逮捕されているという。

■拘束マラソン選手は解放 La Vanguardiaの記事
ニカラグアで拘束が伝えられていたマラソン選手は、解放された。マナグアで拘束されたのはベテラン選手のアレックス・バネガス氏だ。反政府行動の先頭に立ち、走るという行為を通じて闘争への意思を示していた。メディアによると数日前に同氏は当局側に拘束されたが、その後解放が確認されたという。

■司祭、宗教的にも懸念 El Puebloの記事
ニカラグアのカトリック教会のシルビオ・パエス司祭は、国内の状況に「宗教的な懸念」を示した。国内では4月以来反政府行動が続き、政府による力の排除もあり、多くの死傷者や不明者が出ている。ダニエル・オルテガ政権は、反政府行動を同教会が支援しているとして批判を続けており、政府と教会側との軋轢も表面化している。

■中米、新たな国境橋 La Prensa Gr´ficaの記事
エルサルバドルとグアテマラを結ぶ新たな国境橋が竣工した。サンチェス・セレン大統領参列の元竣工式が行われ、開通したものだ。サンタアナ県のメタパンのアンギアトゥの国境に、新たな橋が建造されたものだ。新橋は長さが40.40メートル、幅は20.10メートルで40トンの重さに耐えられ、50年間使用される見通しだ。

■パラグライダーが落下 El Paísの記事
ウルグアイで、飛行中のパラグライダーが落下する事故があった。ミナス山地を飛行していたパラグライダーが落ち、42歳の男性が負傷したものだ。この現場は車輛でのアクセスが困難な地域で、通信アプリWHATS APPで連絡を取った消防が陸路で現地入りし、この男性を救助している。

■日本の副外相、パナマへ Contacto Hoyの記事
日本の佐藤正久副外相が、パナマを訪れる。パナマ外務省によると同副外相は、同国のイサベル・デ・サン・マロ外相と会談する予定だ。この訪問は両国関係の強化、維持を図ることが目的となっている。パナマは昨年、台湾と断交し中国と国交を樹立して以降、同国との著しい関係強化が図られていた。



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