2018.09.06

【ボリビア】

■エボ、社会闘争を批判 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は国内で起きている2つの社会闘争を批判した。モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を図る「21F運動」と、ユンガス地方のコカ葉農家らの闘争が現在続いている。モラレス大統領は前者は法制度の曲解、後者は対コカ葉政策の原則を見失ったもので、いずれも「誤り」であると断じた。

■21F運動が結集 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げる「21F運動」が結集する。2016年2月21日の国民投票結果尊重を求める5つの団体が、この件についての包括的連携を確認した。5団体は10月10日に、国内で大規模ゼネストを行なうことも通告している。モラレス大統領の次期選挙出馬は、憲法の多選規定に抵触する。

■アルマグロ氏、パリー氏を激励 La Razónの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、新しく外相に就任したディエゴ・パリー氏を激励した。政府は4日、フェルナンド・ワナクニ氏に替えてパリー氏を新外相に就任させた。長らくOEAの大使だったパリー氏について、アルマグロ総裁とも「気心が知れた仲」でもある。同総裁は新外相に期待を示した。

■政府、ラ・アスンタ情勢に懸念 La Razónの記事
政府は、ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタの情勢に懸念を示している。この地ではコカ葉掃討展開をめぐり、コカ葉農家と警官隊との間で衝突が発生し、3人が死亡した。農家団体のリーダー逮捕に激怒している農家らは、ラパス市内でデモを繰り広げ、近く道路封鎖なども行なう方針を示している。

■国境交渉、中止へ La Razónの記事
チリ政府は、この5、6日にラパスで開催予定だったボリビアとの国境交渉への参加を見合わせることを通告した。国交を持たない両国の関係は悪化し続けたが、密輸などの問題が噴出したことから事務レベルの交渉が予定されていた。しかしハーグの国際司法裁判所でのやり取りなどから、チリ側が今回の参加を見合わせたものだ。

■ウルウル、10月から禁漁 La Patríaの記事
オルーロ県のウルウル湖では、10月1日から小魚「カラチ」は禁漁となる。この湖で漁を行なう7つの団体が、この方針を決めたものだ。一度水が干上がったこの湖では、漁は再開されているが魚資源の涸渇、絶滅の可能性が指摘されている。このため種の保護のため、禁漁期間を設けることで合意したものだ。

■ラパス-オルーロ線実験運航 La Patríaの記事
民間航空会社エコジェットはこの5日と6日、ラパスのエルアルト国際空港と、オルーロのフアン・メンドサ空港を結ぶ路線を運航する。両都市の移動はバスで3時間程度だが、航空便開設の可能性を探るため、実験的に運航するものだ。運賃は最低で225ボリビアーノと、安く抑えられている。

■痴漢シマウマ、逮捕へ El Deberの記事
5歳の女児への痴漢行為が指摘された「シマウマ」は、逮捕される。ラパスではシマウマの着ぐるみの若者たちが、市内で交通整理や指導を行なっている。16歳の男性が、5歳の女児の局部を触るなどの行為をしたことが問題となっていた。司法はこの男性について、リハビリテーション施設への入所を指示した。

■サンタクルス、薬剤散布 El Deberの記事
サンタクルスでは集中的な薬剤散布運動が行なわれる。熱帯地方のこの町では、とくに夏場にかけて蚊が増える。デングやジカ熱、黄熱病などを媒介するネッタイシマカは市民の保健衛生上の脅威となっており、これを抑止するため行なわれる運動だ。散布は市内の94のエリアで予定されている。

■BK、サンタクルスに新店舗 El Deberの記事
バーガーキングは、サンタクルス市内に新店舗を設ける。市内8店めとなるこの店は、ラ・グアルディア通りのイベリカ通りの角にオープンする。運営するボリビアン・フード社によると、この開店には90万ドルが投じられ、このオープンで40人の新規雇用が生まれるという。2002年12月のマクドナルド撤退後、この店舗跡にも同チェーンが進出している。


【ペルー】

■難民申請、受理150件 El Comercioの記事
ベネズエラ国民からの難民申請について、150件が受理された。経済失政による生活困窮で多くの同国民が国外に流出し、難民化している。ペルーはこの抑止のため8月25日から、入国ベネズエラ人にパスポート提示を義務づけた。しかしこの枠外として、難民申請により入国する道を残している。今の時点で難民申請した人の数は1万2千人にのぼるという。

■ビルカノタ、遺体発見 El Comercioの記事
クスコ県のビルカノタ川に転落して不明となっていた男性観光客が、遺体で発見された。この58歳の男性は先月30日、サンタテレサでサイクリング中にこの川に転落していた。以後不明となっていたが、捜索にあたっていた警官が遺体を発見したという。クスコ県警はこの捜索に30人を動員していた。


【チリ】

■ニュブレ州誕生へ La Terceraの記事
6日午前0時、新たに第16(ニュブレ)州が誕生する。第8(ビオビオ)州から分離独立するもので、新州の誕生は第15(アリカ・パリナコタ)州以来だ。この新州誕生を受けセバスティアン・ピニェラ大統領は5日から現地入りし、6日朝の新州誕生の式典に参列予定だ。州都はチジャンに置かれる。

■民主主義の日に反対表明 BioBio Chileの記事
カトリック民主党は、10月5日を「民主主義の日」とすることに反対することを表明した。同党所属議員らが明らかにしたものだ。軍政独裁を敷いたアウグスト・ピノチェト政権下、この日に政権移譲についての国民投票が行われたことから、提言されているものだ。同党はこの日の重要性は認識したが、民主主義の日とすることに異論を唱えた。


【アルゼンチン】

■66%、マクリに投票せず Ambitoの記事
国民の実に66%は、マウリシオ・マクリ大統領に投票しないと答えた。コンサルタント会社が行なった世論調査の結果だ。二選が認められており次期選挙に同大統領が再出馬することは可能だ。しかし3分の2の国民は、経済運営などを評価せず、同大統領には投票しないと答えた。同政権はポピュリズム脱却などを掲げている。

■ペソ、落ち着く La Nacionの記事
為替相場におけるペソは5日、やや落ち着きを見せた。前の週に対米ドルで50%もの下落をみたペソだが、この日は1.3%の上昇となり、1ドルは39.28ペソで終えている。マウリシオ・マクリ政権はこの通貨の「乱気流」を受け緊急事態を発令し、税制改革や閣僚削減などの措置を発表している。

■略奪現場で13歳少年が死亡 El Patagónicoの記事
チャコ州のスーパーで略奪が発生し、流れ弾にあたった13歳の少年が死亡した。4日未明、サエンス・ペニャで起きた事態で、スーパー「Impulso」におよそ30人がなだれ込み、略奪を行なった。この事態を受け、19人が逮捕拘束されている。警察は、SNSなどを通じ組織的に略奪が試みられたとみている。

■空港用地、12ha確保へ Diario Zの記事
ブエノスアイレス市は、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)拡張用の12ヘクタールの用地を確保する。国内でもっとも混雑するこの空港の拡張を、市や政府が計画している。この計画に基づき、市側が12ヘクタールを収用する方針を示した。ターミナル、滑走路拡張や駐車場の増設などが予定されている。


【エクアドル】

■モレノ、今上天皇と面会 El Comercioの記事
訪日中のレニン・モレノ大統領は5日、皇居を訪れ、今上天皇と面会した。日本との外交関係樹立100周年を記念して、エクアドルの首脳としては8年ぶりの訪日中だ。この訪問中には安倍晋三首相との会談が行われ、さらにこの日には日本銀行総裁との会談も実施されている。

■ティラピア消費が増加 El Universoの記事
国内では淡水魚ティラピアの消費が、増加しているという。東アフリカ原産のこの魚は、養殖魚として世界各国で養殖されている。国内ではサント・ドミンゴ・デ・ツァチラスでの養殖が盛んで、身近な養殖魚として国内での認知度も上昇し、需要が一貫して伸び続けているという。


【コロンビア】

■ドゥケ、パナマへ La Opinionの記事
イバン・ドゥケ大統領は10日、パナマを訪れる。外務省が明らかにしたもので、同国のフアン・カルロス・バレラ大統領と会談が予定されているという。8月7日に就任したドゥケ大統領にとっては、就任後初の国外訪問となる。両大統領の会談ではとくに、国境地域の警備や密輸問題などについて、踏み込んだやり取りがあるとみられる。

■ビバ、メデジン-リマ線就航へ El Economistaの記事
LCCのビバ・エアーは、新たにメデジンとペルーの首都リマを結ぶ路線を運航する。11月10日から直行便を運航するもので、最低運賃を99ドルとした。同社はこの就航で、両都市間の移動にかかるコストが30%程度軽減されるとした。また同社は、ボゴタとリマを結ぶ路線について、週14便まで増やす方針を示した。

■労組、難民対策を求める Caracol Radioの記事
国内の労働組合連合は、イバン・ドゥケ政権に対してベネズエラ難民対策の強化を求めた。経済失政による生活困窮でベネズエラ難民が国内に殺到している。公式には93万人、実数では100万人を超えるベネズエラ国民が国内にいるとみられ、このために国内の労働市場が激変しつつあると組合側は指摘した。

■IVA軽減を検討 Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の軽減を検討し始めた。イバン・ドゥケ大統領が指示したもので、現行のIVAの税率を下げる可能性を探っているという。財源をほかのどの分野に求めるかなど、具体的検討にすでに入っている。ドゥケ政権はIVAの税率の高さが、とくに貧困層に影響を及ぼしていると指摘する。


【ベネズエラ】

■OEA、ベネズエラ難民会合 Ultimas Noticiasの記事
米州機構(OEA)は5日、米国ワシントンでベネズエラ難民についての緊急会合を開いている。経済失政による生活困窮で多くの同国民が国外に逃れ、難民化している問題だ。OEA加盟の多くの国々がニコラス・マドゥロ政権を批判しているが、この問題については人道的見地から、話し合われている。一方マドゥロ政権は難民問題の存在を否定している。

■エクアドルからも帰国便 La Vanguardiaの記事
エクアドル、キトからもベネズエラ難民の帰国チャーター便が運航された。多くの国民が国外に流出し難民化しているが、身を寄せた先で仕事を得ることも難しい状況だ。ベネズエラ政府はこうした「移民」に帰国を呼びかけており、ペルーのリマからに続き、キトからもチャーター便が運航された。

■ククタ、新ボリバール暴落 El Nacionalの記事
コロンビアのベネズエラ国境の町ククタでは、8月20日に導入された新通貨ボリバール・ソベルノが暴落しているという。当初、1ボリバールは220ペソで両替されていたが、導入からわずか2週間あまり経った今、80ペソまで下落している。新ボリバールの公定レートの下落幅は、抑えられている。

■インフレ、3万4680% El Economistaの記事
ベネズエラのこの8月の物価上昇は223.1%となり、1~8月の数字は3万680.7%となった。野党が多数を占める議会が明らかにした数字だ。国内では昨年10月以降、ハイパーインフレが続いているが、この月もこの状態を維持したことになる。ニコラス・マドゥロ政権は8月20日に実質デノミを実施し、インフレ抑止を図ろうとしていた。

■レケセンス氏家族、訴える NTN24の記事
拘束された野党議員、フアン・レケセンス氏の家族らが、「異常性」を訴えた。先月4日、カラカスで発生したと伝えられたテロ未遂への関与を一方的に指摘され、同氏は拘束された。しかしこれ以後、家族や弁護士とも連絡が取れず、レケセンス氏の安否は不明の状態だ。家族らは、通常の逮捕ではありえない対応と、政府側を批判した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグアはベネズエラ化する Caracol Radioの記事
米国のニッキ・ハレイ国連大使は、ニカラグアが今後ベネズエラ化するとの見方を示した。ニカラグアではこの4月から反政府行動が続き、これに対する政府による弾圧も続く。経済失政などの責任を問うデモを力で抑え込み、経済のコントロールがつかなくなっているベネズエラと、同じ道を今後辿るとの見方を示したものだ。

■コパ、マナグア線一部運休 The Costarica Newsの記事
コパ航空は、ニカラグアのマナグア路線の一部運休を発表した。同社は9月いっぱい、マナグアとパナマシティ、サンホセを結ぶ路線を休止するという。週3往復で運航しているマナグアと-グアテマラシティ線のみ存続する。ニカラグアでは4月から社会闘争が続き、観光やビジネスでの需要が落ち込んでいる。

■大使館、テルアビブに戻す ABC Colorの記事
パラグアイ外務省は、在イスラエル大使館をエルサレムからテルアビブに戻すことを明らかにした。オラシオ・コルテス前政権がこの移転を強行していたが、新政権がこれを元に戻すことを決めたものだ。米国が大使館移転を発表し、グアテマラなどがこれに追随していた。パラグアイは国際社会との協調を選んだ。

■イスラエル、大使館閉鎖へ ABC Colorの記事
イスラエルは、在パラグアイの大使館を閉鎖する。マリオ・アブド・ベニテス政権が、在イスラエル大使館をエルサレムから、テルアビブに戻す決定をしたことに抗議する動きだ。イスラエル政府はこの措置により、パラグアイとの関係悪化は避けられないとの警告を発した。

■焼失博物館、投稿相次ぐ El Paísの記事
インターネット上で、火災にあった博物館の「在りし日」の画像、動画の投稿が相次いでいる。ブラジル、リオデジャネイロの国立博物館の火災で、収蔵品の多くが焼失したとみられる。世界各国のユーザーがこれに心を痛め、ウィキペディアやFacebook、ツイッターなどにアーカイブ目的で投稿する動きが広がっている。

■サン・カントリー航空、ベリーズへ Star Tribuneの記事
米国のサン・カントリー航空が新たに、ベリーズに乗り入れる。同社が明らかしたもので、ハブとしていミネアポリスとベリーズシティを結ぶ直行便を開設するという。この12月のクリスマス前から、来年4月にかけて週1往復の季節運航とし、以後についてはこの期間中の利用状況を見ながら判断する。


【国際全般】

■エミレーツ機内で集団感染か El Comercioの記事
エミレーツ航空の機内で、集団感染が起きた可能性がある。5日、ドバイから米国ニューヨークに向かったEK203便の利用客の多くに、咳や発熱などの症状がみられたものだ。機内でウイルス性の感染症が広がった可能性があるとして、保健当局の担当者が到着した乗客への対応を行なった。



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