2018.09.07

【ボリビア】

■コカ葉農家、10日から道路封鎖 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らは、10日から道路封鎖を行なうことを通告した。ラ・アスンタで起きた、コカ葉掃討をめぐる衝突で逮捕された農家団体のリーダーの解放を求めた動きだ。封鎖はユンガス地方のほか、ラパス市近郊の道路でも行なう方針だという。また農家らは、エボ・モラレス大統領の再選阻止を図る21F運動との協力も明らかにした。

■チャパレ優遇を否定 La Razónの記事
カルロス・ロメロ大臣は、コチャバンバ県のチャパレ地方のコカ葉農家を優遇しているとの指摘を否定した。ユンガス地方の違法コカ葉掃討展開が続き、エボ・モラレス政権支持母体のチャパレ優遇と指摘されたものだ。警察を管轄するロメロ大臣は、チャパレでの掃討展開はユンガスの7倍行なわれていると、これを否定した。

■エボ、ニューヨークへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は米国、ニューヨークを訪れる。ディエゴ・パリー外相が明らかにしたものだ。今月下旬、この地では国連総会が開かれる。これに参加し、演説するためニューヨークを訪れる予定だという。しかし演説日程が確定していないため、出発と帰国の日取りはまだ決まっていない。

■カベサス、イナゴ再燃のおそれ El Deberの記事
サンタクルス県のカベサスでは、イナゴの大群発生が再燃するおそれがあるという。この地では1年前この事態が生じ、大きな農業被害が生じた。地域の農業機関は、この大群発生時のタマゴが再び孵り、同様の事態が起きる可能性があるとした。適切な薬剤散布などで、この事態を防ぐ必要性を指摘している。

■通貨危機、直接的影響を否定 La Razónの記事
中央銀行は、アルゼンチンの通貨危機のボリビアの為替への直接的影響を否定した。ボリビアでは政策的に為替レートが決められているが、アルゼンチンペソの暴落によるこの変更はないとしたものだ。一方、同国のこの経済問題で通商への影響や、国境地域で密輸が増える可能性なども指摘されている。

■バナナ、すでに影響 El Díaの記事
国産バナナについては、アルゼンチンの通貨危機の影響をすでに受けている。コチャバンバ県チャパレ地方産のバナナの輸出のほとんどは、アルゼンチン向けだ。6月からペソが下落し、先週には対米ドルで50%もの下落となったが、こうした事態を受け同国向けの輸出が大きく落ち込みを見せつつあるという。

■皆保険、予防や相談も La Razónの記事
政府が来年から導入すると発表した皆保険制度は、予防医学や医師への相談も対象となるという。現在国内の健康保険は、適用を受けられる人が限られる状態だ。政府は以前からの提言に基づき、来年からすべての国民が加入する健康保険制度を設けることを明らかにしている。

■ミクロ15台、検査通らず La Razónの記事
ラパスのエドゥアルド・アバロア社のミクロ(路線バス)車輛15台は、検査を通らなかった。先月市内で、古いミクロ車輛が暴走する事故が起きた。この事故を受け古い車輛の使用規制が検討されており、市の担当者らが使用車輛の全調査に乗り出している。2番バスなどを運行する同社について、15台にブレーキ、電気系統の異常が見つかった。

■ソラタ、トマト指導 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方西部のソラタでは、トマト栽培についての指導が行われた。農業森林イノベーション機構の職員が、トマトのよりよい栽培方法などについて指導したものだ。アンデス原産のトマトについて、新たな栽培方法や技術により、品質向上や生産量増加を図れるとこの職員は説明した。

■サバヤでM3.6の地震 La Patríaの記事
オルーロ県のサバヤで4日11時58分頃、軽度の地震があったという。ラパスのサンカリクスト地震機構によると震源はこの中心地域から21キロの地点で、震源の強さはマグニチュード3.6、震源の深さは170.6キロだ。震源が深く地表の揺れは小さかったため、被害報告はない。今年に入りオルーロ県内で起きた地震はこれで16回となった。


【ペルー】

■米国、ペルーにも財政支援 El Comercioの記事
米国はベルにも、410万ドルの財政支援を行なう。現在、経済失政による生活困窮からベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している。米国は100万人近い難民を受け入れたコロンビアに財政支援しているが、同じく大量の難民が到来しているペルーへも支援を行なうことを決めた。とくに保健衛生面に、この投資が行なわれる。

■シカン王の仮面、返還へ El comercioの記事
国外に持ち出された文化財、シカン王の仮面が19年ぶりに、国内に返還される。ドイツの国際刑事警察機構(Interpol)の機関が明らかにしたものだ。当局許可なく持ち出されたこの文化財が摘発され、ペルーに戻されることとなったものだ。返還後はランバエケにあるシカン王博物館で保管されることになる。

■バス、谷に落ちる El Comercioの記事
クスコ県のリマック・プンクで6日未明、バスが谷に転落した。プエルト・マルドナードからクスコに向かっていたフローレス社の便が道路を外れ、50メートル下に落下したものだ。この事故で3人が死亡し、ブラジル人2人を含む19人が負傷している。重傷者はクスコ市内に緊急搬送されている。

■OEA、ゼノフォビア抑止を La Repúblicaの記事
米州機構(OEA)はペルー政府に対し、ゼノフォビア(外国人憎悪)の抑止を求めた。現在、大量のベネズエラ難民が国内に流入し、国内では雇用に対する不安などが広がっている。こうした事態を受け、ペルー国民間でゼノフォビア感情が高まる可能性が指摘されており、この抑止をOEAが政府側に求めたものだ。


【チリ】

■チロエ島、連続陥没 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島で、連続陥没が起きている。地盤沈下によるものとみられる大穴がダルカウェで発生しているもので、すでにその数は24個所に達している。この事態を受け地質の専門家が、この現場を訪れることとなった。一部の陥没は、地域の幹線道路である国道5号に影響を及ぼすおそれがあると指摘される。

■メトロ、WiFi拡充 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅では、WiFiの体制が整いつつある。無料でWiFiが使用できるポイントが整備されているもので、運営側によると現在その数は30駅となったという。これまでにこのシステムを利用した人は、延べ8400万人にのぼる。運営側はすべての駅での整備を、計画している。


【アルゼンチン】

■ペソ、落ち着き見せる La Politicaの記事
為替相場で通貨ペソは6日、さらなる落ち着きを見せた。先週、対米ドルでペソは50%も下落するなど、完全な「乱気流」に巻き込まれていたが、政府が緊急事態を宣言し国際通貨基金(IMF)からのさらなる支援の言質をとるなどの対策が奏功し、この日は38ペソ台で落ち着いた動きとなった。

■組織化された略奪に警戒 Total Newsの記事
警察を管轄するパトリシア・ブルリッチ大臣は、組織化された略奪への警戒を口にした。チャコ州でスーパーを狙った略奪があり、巻き込まれた13歳の少年が死亡した。この略奪はSNSでの呼びかけによる組織的なものであったとの指摘がある。国内では経済問題が表出した先週以降、略奪やその未遂事件が相次いでいる。

■新車輛は12月デビューか Río Negroの記事
トレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)に導入された新車輛は、12月頃のデビューとなりそうだ。リオ・ネグロ州都のビエドマと内陸のバリロチェを結ぶこの鉄道に使用されるのは、スペイン製の新車輛で、増便や時間短縮が図られることになる。運営会社は、便としての使用について来る夏のシーズンに間に合わせたいとした。

■フライボンディ、新路線 Misiones Onlineの記事
LCCのフライボンディは、新路線の運航を開始する。新たに開設すると発表したのは、コルドバとコリエンテスを結ぶ路線だ。このの11月から運航を開始するとし、ウェブサイト上ではチケットの販売も、最低運賃199ペソで開始している。同社はこの1月、国内市場に参入し路線数を拡大している。


【エクアドル】

■日本と通商関係強化で合意 El Comercioの記事
エクアドルと日本は、通商関係の強化で合意した。国交樹立100年を記念し、レニン・モレノ大統領は訪日中だ。安倍晋三首相と会談し、通商関係の強化を図ることで合意したものだ。今後、日本との間で経済連携協定(EPA)の締結に向け、交渉を進めることにも合意している。モレノ大統領はこの滞在中、今上天皇との面会も果たした。

■メトロ車輛、キト上陸 El Comercioの記事
キトで建設中のメトロ(地下鉄)の最初の車輛が、市内に上陸した。スペイン製の最初の編成6輛は、船で運ばれマンタ港に到着していた。これらの車輛が陸路で運ばれ、キト市内に持ち込まれたものだ。この輸送は時速20キロというゆっくりとしたスピードで、慎重に行われたという。開業時、18編成の体制でスタート予定だ。


【コロンビア】

■OEA、難民視察 Caracol Radioの記事
米州機構(OEA)の実務者らが、ベネズエラ難民の現状視察のため国内を訪れる。経済失政による生活困窮から、多くのベネズエラ国民が国外に流出し、とくにコロンビアにとどまる数はすでに100万人を超えているとみられる。OEAも事態を重く見ており、この現状を確認するため、国内の国境地域、ククタなどを訪れるという。

■ドゥケ、法王と面会へ Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は10月22日にバチカンを訪れ、ローマ法王フランシスコ1世と面会するという。8月7日に就任したばかりの同大統領はこの週明け、初の国外訪問でパナマを訪れる予定だ。これに続く外遊日程を外務省が明らかにしたものだ。同法王は国内を訪れたばかりだ。


【ベネズエラ】

■難民発生はマドゥロの責任 Caracol Radioの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラ難民の発生はニコラス・マドゥロ政権の責任と断じた。経済失政による生活困窮から国外に逃れ、難民化するベネズエラ国民が急増している。各国に混乱を招いているこの事態の責任を指摘したものだ。一方マドゥロ政権は、難民報道は「フェイクニュースだ」と語っている。

■高齢者のデモ続く El Carabobeñoの記事
国内では、高齢者らによるデモが続いている。年金受給者が、年金を受け取れないとして即時支払を求めているものだ。銀行での受け取りに長時間列を作る状況が続いているものだ。政府や中央銀行に対し、円滑な支払い体制をすぐにとるよう求めるデモが、カラカスや地方都市などで続いている。

■ATM、開店休業 Economía Hoyの記事
国内の銀行自動機(ATM)の多くは、開店休業状態だ。国内では経済失政により昨年10月以降、ハイパーインフレに陥り、通貨の暴落も続く。この8月10日に実質デノミが行なわれたが事態は改善せず、現金そのものの不足、涸渇が起きている。ATMは現金が十分に装填されず、空の状態のまま放置されるケースが多い。

■記者ら、言論統制に反発 Informe21の記事
国内の記者らが、政府による言論統制に反発を強めている。ニコラス・マドゥロ政権が、政権にとって不都合な記事などについて、メディアへ「指導」と称する介入を行なっているものだ。記者らは言論や報道の自由を訴え、カラカスなどでデモを行なっている。複数のメディアが、こうした介入を受けたことを明らかにしている。

■レケセンス氏の扱いは人権侵害 NTN24の記事
野党議員フアン・レケセンス氏の扱いが「人権侵害」にあたると断じられた。その家族や野党議員らが訴えているものだ。先月4日、カラカスで発生したとされるテロ未遂で同氏の関与が一方的に指摘され拘束された。これ以後、家族や弁護士とも連絡が取れない状態にあり、人権が蹂躙されていると指摘されたものだ。

■オリノコ川、また上昇 Primiciaの記事
国内を流れる大河、オリノコ川の水位がまた上昇した。大雨などの影響でこの川が増水し、ボリバール州やデルタ・アマクロ州などで氾濫が生じている。しかしこの水位は下がる傾向で、危険のピークは過ぎたとみられていた。しかしこの水位が5日、再び上昇に転じたことが伝えられた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、7日はゼネスト Diario Metroの記事
ニカラグアでは7日、ゼネストが行なわれる。国内では4月から反政府行動が続くが、この一環で3度めとなるゼネストが実施されるものだ。このストは午前0時から24時間続けられる。国内ではこうした反政府行動に対する政府による弾圧も続き、国内で活動するNGO団体のまとめでは481人が死亡している。

■ニカラグア国民、難民化進む Infobaeの記事
コスタリカに身を寄せるニカラグア国民の、難民化が進んでいる。4月から反政府行動と、これに対する政府弾圧が続く中、安定や安全を求め少なくとも2万6千人が隣国に逃れた。しかし同国内での生活設計は難しい状況で、さらにコスタリカ国民間でのゼノフォビア(外国人憎悪)環状の高まりによる新たな問題発生リスクも生じている。

■ボルソナロ氏が負傷 El Universoの記事
10月7日投票のブラジル大統領選候補者、ジャイル・ボルソナロ氏が負傷した。選挙活動中、刃物で刺されたもので、同氏は軽傷と家族が明らかにした。元大統領のルラ氏の出馬が司法により否定され、同氏は選挙戦でトップを走るが、極右候補であり過激な発言を繰り返すことから、反発も広がっている。

■ウルグアイ議員が不適切発言 El Paísの記事
ウルグアイのベテラン上院議員の不適切発言が伝えられた。ホセ・カルロス・カルドソ議員が、同性愛について「修正可能な問題」とインタビューで語ったものだ。国内では性的マイノリティの権利が保証され、同性婚も制度化されている。同議員はこの報道を受けSNSを通じ、誤解を生じさせる発言だったと認めた。

■ブラジル、麻疹1579件に Infosalusの記事
ブラジルでの麻疹(はしか)感染数は、1579件となった。現在、欧州などで麻疹の感染拡大が起きているが、ブラジルの場合は隣国ベネズエラから持ち込まれたものが大半を占めるとみられる。とくにベネズエラ国境に近いロライマ州などで、この感染例が今も増え続けている状況にあるという。

■シリア難民、帰国を選ぶ El Paísの記事
ウルグアイに身を寄せたシリア難民の、帰国が相次いでいるという。内戦が長引き、発生したシリア難民をホセ・ムヒカ前政権が2014年、人道的見地から国内に呼び寄せた。しかし生活習慣が違うウルグアイでの生活になじめず、また生活支援も十分でないことから、帰国を選ぶ難民が増加しているという。

■薬物輸送船を摘発 El Sigloの記事
パナマの海上警備隊は、薬物輸送船を摘発した。同国西部のカピラ沖の海域で摘発したもので、会場を通じた薬物輸送に使用されていたという。この船の内部からは、総量3トンのコカインも発見、押収されている。これらの薬物はコロンビアから、中米を通じて北米に向かっていたとみられている。


【国際全般】

■インド、同性愛合法化 Caracol Radioの記事
インド司法は、同性愛行為を合法化した。同国では英国の支配下にあった150年前に、同性間の性交渉を禁じる法が成立し、今も続いていた。2013年にこの法に基づく判断が示されたことから、国内のLGBT団体がこの見直しを求めていた。司法は、個人の自由、尊厳にかかる問題としてこの法文の無効化を決めた。



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