2018.09.09

【ボリビア】

■サンペドロ前で衝突 La Razónの記事
ラパスのサンペドロ刑務所前で、小規模ながら衝突が生じた。ユンガス地方のラ・アスンタで、コカ葉掃討をめぐる警官隊との衝突があり、農家のリーダーが逮捕された。このリーダーが収監されているこの施設前でユンガスの人々が大規模なデモを行ない、警官隊との間で小競り合いが生じたという。

■コカ葉農家をFARCに例える Página Sieteの記事
ホセ・ルイス・キロガ副大臣が、ユンガス地方のコカ葉農家らの一部をコロンビア革命軍(FARC)に例えた。この農家らによる激しい抗議行動が続くが、同副大臣はこの農家らの中に、コロンビアで長年内戦を続けたこの左派ゲリラ組織に似た存在があると語ったものだ。農家らの闘争は、今も続いている。

■コカ葉、流通減るおそれ El D&iacut;eaの記事
国内ではコカ葉の流通が今後、減るおそれがある。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、コカインの原料になることからその生産や流通は規制されている。しかし国内での需要は高く、一定量は流通している。しかしユンガス地方のコカ葉農家らの社会闘争の影響で供給が減り、国内で品薄、価格上昇が起きるおそれがあるという。

■ウユニに国内最大ソーラー La Razónの記事
ポトシ県のウユニに、国内最大となる太陽光発電施設が竣工した。8日、エボ・モラレス大統領が参列し、オープニングの式典が開かれたものだ。7034枚のソーラーパネルが150ヘクタールの用地に設けられ、60メガワットの発電が可能となる。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、新たな電源開発を積極的に進めている。

■エボ、オーナーからの解放求める Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、国内メディアに対しそれぞれの「オーナー」からの解放を求めた。記者らの式典に参加し、語ったものだ。各メディアはそのオーナーの強い意向を受けるケースがあることが指摘される。モラレス大統領は各記者が、こうしたオーナーの「偏向」から独立する必要性を指摘した。

■過誤の医師、収監される La Razónの記事
重大な医療過誤を犯した医師が、サンタクルスのパルマソラ刑務所に収監されたという。市内の病院で、小児癌を患う5歳の少年の健康な腎臓が全摘出されたものだ。この少年は今後、人工透析を受け続けなければならなくなった。国内では2012年、医療過誤で12歳の男児を死なせた医師が、有罪判決を受けている。

■薬剤散布、進む El Díaの記事
サンタクルスでは、薬剤散布が進んでいる。国内はこれから夏を迎え、蚊の発生が増える。黄熱病やデング、ジカ熱、チクングニヤ熱を媒介するネッタイシマカが多いことから、市内ではこの発生を抑えるため、保健局主導のもとで薬剤散布が行なわれているものだ。

■タンクローリー火災 El Díaの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路で、走行中のタンクローリーが火災を起こした。リャビニ付近でこの車輛は衝突事故を起こし、この際に出火したという。この車輛は可燃性のアルコールを積んでおり、爆発が懸念されたが、出動した消防の消火活動によりこれは避けられた。

■非識字脱出、4万1千人 La Patríaの記事
オルーロ県では、2006年以降、4万1千人が「非識字」を脱却したという。エボ・モラレス政権は識字率100%を目指し、文字教育を強化した。それまで文字を読み書きできなかった人々への再教育を実施し、識字率向上を図った。オルーロ県ではこのプログラムの効果で、非識字率は1.54%に下がっている。

■7グループ、モレナーダを披露 La Patríaの記事
オルーロでは8日夕方、7つのグループがモレナーダを披露する。モレナーダは、ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルに欠かせないダンスの一つだ。モレナーダの国民デーに合わせ、カルナバルに例年参加している7グループが、市内でダンスを披露する。


【ペルー】

■マルカワマチュコ近くで火災 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県のマルカワマチュコ遺跡近くで、林野火災が生じた。8日未明、遺跡に近いセロ・ビエホで起きたもので、懸命の消火活動が続いている。文化省によると現在、遺跡周辺への類焼を防ぐための措置が取られているという。この遺跡は、マチュピチュに続く観光地として、大規模な観光開発が期待されているものだ。

■アレキパで大規模停電 Correo Perúの記事
アレキパで、大規模な停電が起きた。7日19時20分頃、市内のセルカドやヤナワラ、ミラフローレス、セルバ・アレグレ、カイマで送電が途切れた。電力会社の送電網工事の問題から、この事態が生じたという。20時30分までには全域で送電が再開されたが、この停電の影響を受けた人は9万5千人にのぼる。


【チリ】

■キンテロ、化学物質中毒 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のキンテロで、新たな化学物質汚染の可能性が指摘されている。地域行政によるとこどもを中心に新たに10件の、中毒の報告があったという。地域にある工場などから、何らかの化学物質が流出し、土壌や水を汚染した可能性があるとみられる。同州ではシアン(青酸)汚染事故が報告されたばかりだ。

■ベンターナス、デモに介入か BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のラス・ベンターナスで行なわれた住民らのデモに、警察が不当な介入を行なったと告発された。同州ではキンテロやプチュンカビで化学物質汚染が生じ、ラス・ベンターナスでも住民らが安全を求めた平和裏なデモを行なった。しかし警官隊がこれを不当に阻止し、暴力的対応を取ったという。


【アルゼンチン】

■マクリ不支持、59%に El Paísの記事
マウリシオ・マクリ大統領への支持が急落している。コンサルタントのアナロヒアス社が行なった世論調査の結果だ。同大統領への支持は30.8%に下がり、不支持が59.9%に上昇した。トルコの通貨急落を受け、アルゼンチンでもペソの大幅下落と経済の先行き不透明感が広がったことが強く影響したとみられる。

■国内、デモの連鎖 El Universoの記事
通貨ペソの大幅下落など、経済の先行き不透明感が増す中、国内ではデモの嵐が吹き荒れている。財政再建とポピュリズム脱却を掲げるマウリシオ・マクリ政権に対し、左派の支持者やポピュリズム政策で恩恵を受けてきた層などが、反政府デモを行なっているものだ。ブエノスアイレスでは13日、労働組合などによる大規模デモが予定されている。

■パルケ・パトリシオス、建物崩落 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのパルケ・パトリシオスで、建物が崩落した。現場はブラジル通りとアルベルティ通りの角にある、集合住宅の建物だ。経年劣化により一部が崩れたものだ。しかしこの建物は、BRTのメトロブス延伸のため取り壊されることになり、住民らはすでに退去済みで人的被害は免れた。

■フフイ、バックパッカーが不明 Infobaeの記事
フフイで、フランス人のバックパッカーが不明となっている。消息を絶っているのは32歳の男性で、8月8日以降の足取りがつかめていない。この男性はバックパッカー歴12年のベテランだが、1か月以上連絡がとれなくなったことはなく、家族や友人らがFacebookなどを通じて、情報提供を呼びかけている。

■女性タクシー運転手、環境厳しい Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは、女性タクシー運転手をめぐる環境は厳しいという。今後のタクシー業界で、女性ドライバーの割合を高める目標が示された。しかし女性の割合が低い背景には、女性ドライバーに対する差別的な見方や、暴力を受ける可能性が高いことなどがあるという。現在、女性ドライバーは全運転手のうちの1%だ。

■フフイ、観光に追い風 El Tribunoの記事
フフイでは、観光開発に追い風が吹いている。州観光局によると州都には、新たな高級ホテル2棟の進出計画があるという。さらにフフイへの航空便についてLATAM、アビアンカ・アルゼンチン、ノルウェージャン、ジェットスマートの4社が、新規就航を計画している。


【エクアドル】

■地震被害、狭い範囲に集中 El Universoの記事
6日夜、チンボラソ県のクマンダで起きたM6.2の地震被害は、局地的だ。ボリバール県のチジャネスなどで建物の倒壊、損傷などの被害が相次ぎ、合わせて1万7千人に影響が及んだが、この被害範囲は震源から50キロの範囲内にとどまっている。地質機関はこの地震が、ナスカプレートの境界で起きたことを指摘している。


【コロンビア】

■アフロ系への差別、根強く Caracol Radioの記事
国内では、「アフロ系」に対する差別意識は、依然として根強いという。スペイン統治時代、アフリカから奴隷労働力として国内に連れてこられた、アフリカの黒人の末裔だ。国内ではこうした人種差別は憲法で禁じられているが、それでもアフロ系住民が差別的扱いやいわれのない暴力を受ける事件が今も続いてるという。


【ベネズエラ】

■米国政府、クーデター企図か El Comercioの記事
米国紙ニューヨーク・タイムスが、米国政府がベネズエラでクーデターを企図したと伝えた。この内容によると、米国政府側がベネズエラの軍幹部と、この件について協議を行なっていたという。米国政府はニコラス・マドゥロ政権が独裁色を強めているとして批判し、経済制裁を科している。

■Pirelli、撤退発表 El Paísの記事
中国のタイヤメーカー「Pirelli」が、国内からの撤退を発表した。同社は28年前から、国内の工場でタイヤ生産を行なっていたが、職員に対し事実上の解雇通告を行なっていたことが伝えられていた。同社は国内で生産を維持できる体制にないとして撤収を発表した。国内では外食チェーンマクドナルドの大量閉店も伝えられている。

■人権団体、レケセンス氏の扱いを問題視 El Pitazoの記事
国際的な人権機関ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、野党議員フアン・レケセンス氏の扱いを問題視した。先月4日にカラカスで起きたと伝えられるテロ未遂への関与を一方的に断じられ、同氏は拘束された。以後家族や弁護士とも連絡がとれない状況だ。HRWはこの状況が、著しい人権侵害にあたると断じ、ベネズエラ政府側の対応を批判した。

■アレパの日、実施困難 Descifradoの記事
伝統料理「アレパの日」を祝うことは、困難だ。トウモロコシ粉を使った薄焼きのパンであるこの料理を祝う国際デーは、9月第2日曜の9日だ。例年この日には国内でも広くアレパがつくられるが、経済失政による物資不足の影響で国内ではこれが難しい状況だ。

■バルガス州、飲酒運転厳罰化 Venezuela al Díaの記事
バルガス州の議会は、飲酒運転の厳罰化への審議を進めている。飲酒運転が摘発された場合の罰金額を最大8000ボリバール・ソベルノに引き上げるという。この支払に応じない場合、銀行口座の凍結などの措置が取られる。国内各州の中で、飲酒運転に対するもっとも厳しい態度をとることになる。

■電力問題で搾乳できず América Economíaの記事
電力問題が、酪農にも甚大な影響を与えている。西部のスリア州は、国内産の牛乳の70%をカバーする国内最大の酪農地域だ。しかし経済失政の影響による電力供給の不安定さから、酪農家らが搾乳ができない事態が相次いでいるという。牛乳だけでなく、チーズやバターなどの乳製品の生産にも、支障が生じている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、経済活動停止 Yucatanの記事
ニカラグアでは7日、経済活動が全停止した。国内では4月から反政府行動が続いているが、この日は3度めとなる24時間ゼネストが行なわれた。首都マナグアや地方都市などで反政府デモが行われ、この日の国内経済は完全にストップした。こうしたデモに対する政府による力ずくでの鎮圧が続き、NGO団体のまとめでは481人が死亡している。

■米国、政治犯解放を求める La Tribunaの記事
米国はニカラグア政府に対し、政治犯らの解放を求めた。国内では4月以降、反政府デモが続くが、政府はこうしたデモを「テロ」と一方的に決めつけ、関係者らを次々と拘束している。米国政府はこうしたダニエル・オルテガ政権の姿勢を弾圧と断じ、テロ犯ではなく政治犯であり、即時解放するべきだとした。

■ボルソナロ氏、当選機運高まる El Paísの記事
ブラジル大統領選で、極右候補のジャイル・ボルソナロ氏の当選の可能性が高まっていると分析された。トップを走っていたルラ元大統領の出馬を司法が否定し、同氏がトップとなっている。先週、遊説先で刃物で刺され重傷を負った同氏だが、直近の支持率は22%に上昇している。同氏は民族主義、男性優位主義、同性愛差別発言などで物議をかもしている。

■ウルグアイ、大量コカイン El Paísの記事
ウルグアイで、大量のコカインが発見、押収された。モンテビデオ港で船積みされた40フィートコンテナの中から見つかったもので、その量は417キロにのぼる。今年同国で摘発された薬物の中で、最大量だ。このコンテナは、ベルギーの港湾に向かうところで、組織的な密輸グループの関与が疑われている。

■パナマ、亡命者の就労可に Prensaの記事
パナマの労働省は、亡命者の国内での就労を可能とすることを明らかにした。政治亡命などを果たした者も、これまでは就労許可が下りない限り、国内で働くことが認められていなかった。しかし今後、亡命者と認められた場合は、国内で就労したり、職を得たりすることが可能となるという。

■ホンジュラス、旱魃被害 La Prensaの記事
ホンジュラスでは渇水、旱魃で6万5千世帯が支援を必要としているという。国内では極端な雨不足の影響で、渇水や旱魃が生じている地域がある。この状況はすでに長期間続いており、トウモロコシ栽培など農業に、大きな影響を与えている。この状況は国内のエルサルバドル、グアテマラ国境地域と、中部地域に集中している。



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