2018.09.10

【ボリビア】

■リーダー釈放を拒絶 Correo del Surの記事
司法は、ユンガス地方のコカ葉農家団体リーダーの釈放を拒絶した。ラ・アスンタで起きた衝突を受け、フランクリン・グティエレス氏が拘束されたが、コカ葉農家側が不当逮捕と訴え、司法に解放を求めていた。しかし司法側は、不当逮捕にはあたらず、正当な行為だったとしてこの要求を却下した。

■FARC流入の有無を調査へ El Díaの記事
政府は、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の国内の流入の有無について、調査を行なう。ユンガス地方のラ・アスンタで起きた衝突の背景に、FARCの存在の可能性があるとカルロス・ロメロ大臣が指摘した。この件について政府は全力を挙げて調査し、全貌を明らかにすると断じたものだ。

■カベサス、イナゴ再発否定 El Díaの記事
サンタクルス県のカベサスで、イナゴの大群の発生は否定された。この地では昨年、この事態が発生し、農作物に甚大な被害が生じた。これらのイナゴが産みつけたタマゴが孵り、再び大群が発生しつつある状況と伝えられたが、今の時点で大群発生の事実はないという。現在、イナゴを個別に処理する作業が進められている。

■来年にも電力輸出開始 Correo del Surの記事
ボリビアは来年にも、電力の輸出を開始する。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を進めていた。ポトシ県のウユニには国内最大となるソーラー発電施設がオープンしたばかりでもある。アルゼンチンとの間に整備される送電線を通じ、来年じゅうにも同国への輸出が開始される見通しだという。

■医師の能力評価を議論へ La Razónの記事
政府は、医師の能力評価について議論を開始する。サンタクルスの病院で、医師の医療過誤により、小児癌を患う幼児の健康な腎臓が摘出される「事故」が起きた。この報道で、国内医療に対する不安が国民間に広がった状態にある。政府側は、医師らの能力を客観的に評価するシステムや、能力開発の可能性を今後審議する。

■黄色線、営業再開へ La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)黄色線は10日から、運転を再開する。同路線はメンテナンスのため、先週から運転を休止していた。運営するミ・テレフェリコによると、この作業が終了し10日朝から、通常体制での運転に戻るという。テレフェリコはこの26日に紫線が開業し、8路線体制となる。

■チャルケ工場、43個所 La Patríaの記事
オルーロ県のトゥルコには、43個所の「チャルケ」の工場があるという。チャルケはリャマの干し肉で、オルーロの伝統料理チャルケカンなどに使用される。県内だけでなく国内各地で消費され、アルゼンチンやチリにも輸出がなされている。トゥルコの行政側によると現時点で、稼働している工場は38個所だという。

■サプリ3種に注意情報 La Patríaの記事
オルーロの消費者保護行政は、市販されているサプリメント3種類に注意情報を出した。「Ensure」「Pediasure」「Glucerna」の輸入サプリ3種の衛生面に問題があり、消費者に健康被害をもたらすおそれがあるとしたものだ。消費者に対しこれら3種については、使用を控えるよう呼びかけている。


【ペルー】

■オクロス、緊急事態 El Comercioの記事
アヤクチョ県のオクロスに対し、60日間の緊急事態が発令された。この地で大規模な土砂災害があり、サンホセ・デ・ニナバンバ、クシ・バジェ・サンタクルスの集落が孤立しているものだ。土砂災害の規模は大きく、道路通行再開には時間を要する可能性もある。

■カサ・アンディーナ、3個所出店 Gestionの記事
ホテルを展開する「カサ・アンディーナ」は、新たに3個所への進出を発表した。モケグア県のイカ、ロレト県のイキートス、そしてリマ市内のサンイシドロに新ホテルを設けるという。これらのホテルはいずれも100室ほどの中規模のものとなる。インリテイルグループの同社は、国内29個所にホテルを展開している。


【チリ】

■ファラベリャで強盗事件 BioBio Chileの記事
サンティアゴ、プロビデンシアの百貨店「ファラベリャ」で強盗事件が起きた。この店舗内にある時計宝石店で、5人が強奪行為に及んだものだ。5人は破壊的行為を行ない、店舗施設にも大きな被害が生じた。今の時点で百貨店側、警察側はこの被害額、概要について明らかにしていない。

■火山性地震、6500回 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州と第14(ロス・リオス)州にまたがるビジャリカ火山の活動による地震は、この8月以降だけで6500回にのぼるという。観測機関が明らかにしたものだ。活発な状態が続くこの火山には、注意喚起が出されている。この火山は今年1月以降、とくに活発さを増している状況だ。


【アルゼンチン】

■マクリ、略奪に触れる Sureñoの記事
マウリシオ・マクリ大統領も、国内で続発する略奪に憂慮を示した。ペソの下落など経済の先行き不透明感が強まる中、各地でスーパーなどが襲われる略奪が起きている。マクリ大統領はこの件に触れ、SNSなどでの呼びかけで集まった小グループによる事件が多いと断じた。この事態を受けパトリシア・ブルリッチ大臣が先週、警戒感を示していた。

■コルドバ、LCC拠点に Perfilの記事
コルドバの空港は、国内のLCCの拠点になりつつある。この年末にかけ、ノルウェージャンエアやジェットスマートが乗り入れ、同空港の乗り入れ会社は12に増える。同空港は近く24時間化される予定で、これがLCCの乗り入れの拡大につながった。競争激化を迎え、LCCは価格の「階層化」を見直し、単一にする動きを見せている。

■リチウム開発ブーム Clarín.comの記事
フフイ州やカタマルカ州では、リチウム開発ブームが起きている。電池に使用されるこの金属については、アルゼンチンはボリビアやチリと並ぶ、世界有数の産出国だ。とくにこの資源が多い両州では、新たな開発競争が起きている。両州の開発を牽引するのは、中国企業となっている。

■フットボール選手を逮捕 La Nacionの記事
アトレティコ・トゥクマンに所属するフットボール選手、ナウエル・サラテ容疑者が逮捕された。ブエノスアイレスのヘネラル・パスで運転車輛が正面衝突事故を起こし、2人を死亡させたものだ。この事故で同選手も負傷している。同選手は現在25歳のディフェンダーで、ブエノスアイレスのボカで選手としてデビューしていた。


【エクアドル】

■メトロ車輛に落書き El Universoの記事
キトのメトロ(地下鉄)車輛に、落書きされた。現在建設中のこのメトロには、スペイン製の新車輛6輛が到着したばかりだ。この車輛に、グラフィティと呼ばれるポップアートの落書きがなされた。公共物へのグラフィティは市内でも散見されるが、新車輛への落書きに関係者はショックを受けている。警察が捜査を開始した。

■被害住宅、241棟 El Comercioの記事
ボリバール県のチジャネスで、地震による被害を受けた住宅は、241棟にのぼるという。6日夜にチンボラソ県クマンダを震源に起きたM6.2の地震の被害は、震源から45キロのこのコミュニティに集中している。一部損壊となった住宅の中には、倒壊のおそれがあるものもあり、行政側が対応を急いでいる。

■乗用車が谷に落ちる El Comercioの記事
ピチンチャ県で、乗用車が谷に転落する事故が起きた。現場となったのは、プエジャロとミナスを結ぶ道路だ。9日朝、走行していた車輛が道路を外れて、谷に落ちたものだ。この事故でこの車輛に乗っていた運転手を含む2人が重傷を負い、キト市内の病院に運ばれた。警察が事故原因などを調べている。


【コロンビア】

■パナマとの関係強化へ Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、パナマとのとくに通商分野での関係強化を図る。先月7日に就任した同大統領は10日、初の国外訪問としてパナマを訪れる。同国のフアン・カルロス・バレラ大統領との会談が予定されている。この場では密輸、国境警備などについて議題が及ぶが、同大統領はとくに通商関係に重きを置きたい姿勢だ。

■ELNとの交渉進展に意欲 El Universoの記事
イバン・ドゥケ大統領は8日、ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との交渉進展に意欲を示した。コロンビア革命軍(FARC)との停戦に合意したコロンビア政府だが、ELNとの交渉は前政権からの持越しとなっている。ドゥケ大統領は、キューバで行なわれているこの交渉の前進に期待を示し、一方でELNへは人質の即時解放を求めた。


【ベネズエラ】

■ゼノフォビアの波広がる Perfilの記事
ベネズエラ難民がラテンアメリカ全体に、ゼノフォビア(外国人憎悪)の波を広げている。経済失政による生活困窮から、多くの国民が各国に移民し難民化している。大量の移民を受け入れた各国で、こうしたベネズエラ国民への憎悪感情が増し、排斥を訴える声が上がり始めている。ベネズエラ情勢が、ラテンアメリカに「分断」をもたらしつつある。

■HRW、難民調査へ Caracol Radioの記事
人権機関ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、ベネズエラ難民の実態調査を開始する。生活困窮から多くのベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している問題だ。同機関は、この「移民」には両親のみが国を離れ、こどもを国内に残すケースが多いと指摘する。ニコラス・マドゥロ政権は難民問題報道を「フェイクニュースだ」と断じている。

■メキシコへの移民も増加 La Jornada Mayaの記事
メキシコに移民するベネズエラ国民も、増加しているという。同国移民局によると、昨年には2000人ほどだったが、今年はすでに3487人に達している。生活困窮から国外に逃れるベネズエラ国民が多く、隣国コロンビアには100万人が移民したとみられる。国境を接さない中米各国でも、難民の大量流入への懸念が生じている。

■レデスマ氏「不足は続いている」 El Nacionalの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、国内で「物資不足が続いている」と断じた。政府は8月20日に実質デノミを実施した。この政策はインフレや物流の安定化などを目的とされたが、レデスマ氏はまったく達成されていないと断じた。同氏は政府弾圧を受け、現在はスペインに事実上の亡命を果たしている。

■カラカスでまた停電 Perú21の記事
カラカスではまた、大規模停電が発生した。今回この事態が生じたのはカラカス都市圏の一部をなす、バルガス州のラ・グアイラ付近だ。45分間にわたり広い範囲で電力が利用できなくなった。この範囲内にはマイケティア国際空港もあり、航空便の運航にも支障が生じた。カラカスでの大停電はこのひと月で、4度めだ。

■スリア州で略奪 NTN24の記事
スリア州の農場で9日未明、略奪が起きたという。マチケスのトクコにある農場に、およそ20人が押し入った。この農場で飼育されている牛60頭、ヒツジ30頭、馬10頭が奪われ、さらに管理事務所からも物品が持ち去られた。この農場では多くの牛が飼われ、主に牛乳が生産されていたという。

■レケセンス氏、自供と発表 Noticieroの記事
ホルヘ・ロドリゲス大臣は、野党議員のフアン・レケセンス氏が「自供した」と語った。先月4日にカラカスで起きたとされるテロ未遂で、政府側は同氏の関与を一方的に指摘し拘束した。以後、家族や弁護士とも連絡がとれない異常事態となっている。同大臣は自供内容は明らかにしていない。

■サンフェリクスが浸水 El Nacionalの記事
ボリバール州のサンフェリクスで、また浸水が生じた。国内を流れる大河、オリノコ川は大雨などの影響で増水が続いている。この町の、この川に面するオリノコ通りが、川からあふれ出した水に浸かっている状態だという。この川の水位は増減を繰り返しており、依然とて注意が必要な状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■風船は抗議と抵抗 Dario Metroの記事
ニカラグアでは国旗の色である青と白の風船が、抗議と抵抗の象徴となっている。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府側からの弾圧も続く。こうした中、今月初めからこの2色の風船による静かな主張が国内に広がり始めた。弾圧により逮捕された「政治犯」の釈放を求め、政府側に抵抗する象徴として使用され始めたという。

■ニカラグアは死者のことを忘れない Univisionの記事
ニカラグアの元副大統領、セルヒオ・ラミレス氏は、「国民は死者のことを忘れない」と語った。国内では反政府行動が続き、これに対する政府側の力による封じ込めも続く。NGO団体のまとめでは一連の闘争で481人が死亡しており、現政権と対峙する立場の同氏は、今回の事態が国民間に生んだ軋轢の重さを語った。

■オルテガ支持者らも行進 El Sigloの記事
ニカラグアでは、ダニエル・オルテガ政権の支持者らもデモ行進を行なった。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府側からの弾圧が続くことから国際社会からの批判を浴びている。この現政権を支持する人々が、マナグア中心部で行進し、オルテガ政権への支持を訴えた。

■ブラジル選挙、見えぬ大勢 El Paísの記事
ブラジル大統領選は、投票まで1か月を切ったが、未だに大勢が見えない。選挙戦をリードしていた元大統領のルラ氏の出馬が否定され、極右候補のジャイル・ボルソナロ氏が刃物で刺される事態も生じた。こうした中、この週明けにも選挙戦をめぐる新たな世論調査の結果が示される見通しだ。

■マリファナ使用者、14万7千人 Gestionの記事
ウルグアイでのマリファナ(大麻草)使用者は、14万7千人だという。2013年にマリファナの使用や売買、栽培が合法化された同国では、マリファナについての意識も大きく変わっている。使用者の69.0%は薬局などで購入し、自ら栽培する人は24.3%だ。年代別では18~29歳が49.1%を占め、一方で66歳以上の使用者は2.6%にとどまる。

■パカヤ火山が噴火 Debateの記事
グアテマラでは、活火山のパカヤ火山がまた噴火した。同国の災害対応機関の広報によると、エスクイントラの南にあるこの火山の噴火で、噴煙が2252メートルの高さまで立ち上ったという。この噴火による周囲のコミュニティへの影響はない。国内では同火山と、6月に多くの死傷者を出したフエゴ火山、そしてサンティアギート火山の活動が続く。

■サンサルバドル、識字宣言 El Salvadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルは、識字率100%を宣言した。国際識字デーを受け、この宣言が出されたものだ。市内中心部でこの式典が開催され、サルバドール・サンチェス・セレン大統領も参列した。エルサルバドル全体では識字率は97%と推定されているが、首都では100%を達成したという。



最近の記事