2018.09.11

【ボリビア】

■野党、連携の動き Los Tiemposの記事
来年の大統領選に向けた、野党連携の動きが活発化している。与党MASへの対峙姿勢を示しているリーダー5人が、連携に向けた「友好的な話し合い」を始めつつある。元大統領のカルロス・メサ氏、サンタクルス県のルベン・コスタス知事、ラパス市のルイス・レビジャ市長などが、この連携の機会を模索している。

■コカ葉農家ら、封鎖開始 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らが、道路封鎖を開始した。先々週、ラ・アスンタで違法作付コカ葉掃討展開をする警官隊との衝突があり、農家らの団体のリーダーが逮捕された。農家らはこの逮捕が不当だとして、即時解放を求め10日から封鎖を行なうことを通告していた。この日、カラナビで封鎖が開始されている。

■ユンガスの交通、おおむね平常 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方の交通は、おおむね平常を保っている。地域のコカ葉農家らが、政府への要求から10日より道路封鎖を行なうことを通告していた。通告通りカラナビで封鎖が実施されているが、交通機関への影響は最小限で、ラパス市内とユンガス地方各地を結ぶ交通はおおむね、正常に運行されている。

■ラ・アスンタ、掃討展開続く La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタでは、違法作付コカ葉の掃討展開が継続されている。この地のコカ葉農家らは、政府側の差別的展開を告発している。エボ・モラレス政権の支持母体となっているコチャバンバ県チャパレに比し、ユンガスでの展開が多いと主張しているものだ。政府側は批判に関わらず、展開を続けている。

■米国大使不在、10年 La Razónの記事
ボリビアでの米国大使の不在は、10年となった。2008年9月、パンド県で起きた事件がきっかけで政府は在ラパスの米国大使の国外退去を指示した。米国がエボ・モラレス政権の転覆を図ったとの疑惑を受けたものだ。モラレス大統領はこの10年経過を受け「ボリビアはむしろよい方向に進んだ」と評価した。

■オルーロ、医療放棄への行進 La Razónの記事
オルーロでは医療放棄の責任を追及するデモ行進が行われた。8月、オルーロ工業大学の女学生が、キューバ人医師の医療放棄で死亡した疑惑がある。サンタクルスで、医療過誤で小児癌を患う少年の健康な腎臓が全摘される事態が生じ、医療過誤や医療放棄に対する、国民間の根強い不信感があらわになっている。

■レジ袋規制、調整続く La Patríaの記事
オルーロ市議会でのビニール製レジ袋の規制条例は、調整が続いている。海洋汚染の指摘から、この使用などを規制する新たな条例制定が準備されている。議員の圧倒的多数はこの必要性を認めているが、利害関係などから調整が必要な局面にあるという。議長側は、数日以内には可決されるとの見方を示した。

■通貨危機、国内金融に影響なし La Razónの記事
アルゼンチンの通貨危機による、国内の経済システムや為替への影響は、ないという。ペソ下落を受けた不安が同国で広まり、緊急事態が宣言されている。しかし銀行協会(Asoban)は、この問題の国内への影響は最小限にとどまるとの見方を示した。一方、陸路国境地域では密輸の拡大の懸念が高まっている。


【ペルー】

■ベネズエラ人、43万1966人 El Comercioの記事
ペルー国内に身を寄せるベネズエラ国民は、43万1966人となったという。移民局が明らかにしたものだ。経済失政による生活困窮で同国から国民が流出し、各国で難民化している。ペルーにも大量流入しており、8月25日からは入国する同国民にパスポート提示が義務づけられた。この措置で新たな入国は減っているが、在留者数は増加し続けている。

■テレフェリコで入園増か Andinaの記事
マチュピチュへの入園者枠は、テレフェリコ(ロープウェイ)建設で増やすことができるという。遺跡公園入口に向かうテレフェリコの建設計画が浮上している。保全の関係で入園者数が限られる同公園だが、このテレフェリコにより環境面への影響が軽減され、この枠が拡大される可能性がある。


【チリ】

■路上でクエカ、罰金 BioBio Chileの記事
サンティアゴ、エスタシオン・セントラルの路上でダンス「クエカ」を踊った男女に、罰金が科せられた。公共スペースを不当に侵害したことなどを問われたものだ。この地域の首長もこの判断を支持する考えを示した。クエカはペルーの「マリネラ」をベースとするダンスで、国内では伝統的に各地で踊られている。

■学校、不適切トイレを謝罪 BioBio Chileの記事
サンティアゴ、エル・ボスケのサンイグナシオ学校が、不適切トイレを謝罪した。施設内の男子トイレで、小便器の中に現職閣僚の写真が貼られていたものだ。地域のアーティストの「アート」としてとられたものだが、小便を閣僚の顔にかける形となり、不謹慎との指摘があった。


【アルゼンチン】

■ガス密輸が増える Eju.tvの記事
ボリビアから国内への、ガスの密輸が急増している。先々週、アルゼンチンの通貨ペソが対米ドルで50%もの下落を示した。この通貨危機をきっかけに、ボリビアから液化ガス(GLP)を国内に密輸するケースが急増し、摘発件数も増えている。アルゼンチン、ボリビア両国の兵らが、警備を強化している状況だ。

■ロサリオ空港、国際線利用減 Rosario Nuestroの記事
通貨ペソの大幅下落以降、ロサリオの空港からの国際線の利用者が、大きく減ったという。同空港の管理側によると、先々週の対米ドルでの下落を受け、国際線利用は17%落ち込んだ。国内線の7%に比して、大幅な減少だ。通貨安を受け国外への渡航を控える人が、増えているためとみられる。

■フライボンディ、アスンシオンへ Ultima Horaの記事
LCCのフライボンディはこの12月から、パラグアイの首都アスンシオンに乗り入れるという。同社のジュリアン・クック会長が明らかにしたものだ。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港と、シルビオ・ペティロッシ空港を結ぶ直行便を一日1往復の体制で開設するという。またウルグアイのプンタ・デル・エステ線の開設にも意欲を示した。

■エスカレーター29個所再開 Para Buenos Airesの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアC、D、Eの各駅の29個所で、エスカレーターが再開した。駅施設の陳腐化で停止するエスカレーターが続出し、訴えを受けた司法が運営側に改善を命じたものだ。この命令を重く見た運営側は8200万ペソを投じ、エスカレーターなどの再開に向けた改善作業を進めていた。


【エクアドル】

■キト、世界遺産40周年 El Universoの記事
キト市内中心部の歴史景観地区が、ユネスコ世界遺産に登録されて40年となった。スペイン統治時代からの町並みがいい保存状況で残されている中心部は、1978年9月8日に世界遺産となった。以後国内ではクエンカ旧市街やガラパゴス諸島などが、この登録を受けている。


【コロンビア】

■バチェレ、コロンビアの問題も指摘 Caracol Radioの記事
前チリ大統領で国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は、コロンビアの問題も指摘した。スイス、ジュネーブで報告したものだ。コロンビアでは左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平合意以後、人権をめぐる状況は改善したという。しかしそれでも、人権団体や活動家が安全を脅かされるケースが今もあると指摘した。

■カルタヘナで航空会議 Caracol Radioの記事
カルタヘナでは、ラテンアメリカの航空会議が開催されている。地域の航空関係者160人が参加し、航空分野についての問題や今後の展望などについて話し合うものだ。国内からはコロンビア航空局長や、カルタヘナのラファエル・ヌニェス空港の社長なども参加している。


【ベネズエラ】

■物資不足、悪化と指摘 NTN24の記事
ニコラス・マドゥロ政権による新たな価格統制で、むしろ国内では物資不足が悪化していると指摘された。野党が多数を占める議会の議員らが断じたものだ。8月20日の実質デノミ実施以後、基本的食料品などの一部に価格統制が敷かれた。しかし需要がこうした食品に集中し、不足が顕著になっているという。

■バチェレ、人権侵害と断定 El Comercioの記事
前チリ大統領で国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は、ベネズエラで「人権侵害が行われている」と断じた。ベネズエラとニカラグアからは、安定や安全を求め国外に流出する国民が多いが、両国はこうした状況を放置していると断じた。両国政府は国民の人権や自由を擁護せず、侵害しているとしたものだ。

■リマ・グループ、国連に訴える El Colombianoの記事
ラテンアメリカ14か国によるリマ・グループが、ベネズエラ難民問題を国連に訴える。経済失政による生活困窮から同国民の国外流出と難民化が続いている。周辺各国などに混乱をもたらしているこの事態について、国連で取り組むことを求める動きだ。リマ・グループは、ニコラス・マドゥロ政権に批判的立場だ。

■移民は単なるブーム El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ政権の意向を強く受ける制憲議会のディオスダード・カベジョ議長は、移民が単なる「ブーム」であると断じた。国民が国外に流出し、難民化していることを周辺国が問題視しているが、同議長はあくまで一過性のブームだとした。マドゥロ政権はこうした難民報道を「フェイクニュースだ」と断じている。

■レケセンス氏解放を求める NTN24の記事
野党議員のスタンリン・ロドリゲス氏は、同じく野党議員のフアン・レケセンス氏の即時解放を求めた。先月4日に発生したとされるテロ未遂の責任を一方的に指摘され、レケセンス氏は拘束された。以後、家族や弁護士とも連絡がとれない異常事態となっている。ロドリゲス氏は、この逮捕拘束は完全なる人権侵害であるとメディアに訴えた。

■チェックインはアナログ Venezuela al Díaの記事
カラカスのマイケティア国際空港では、チェックインが「アナログ化」している。経済失政による問題などで、カラカスなど国内各地で停電が相次いでいる。この空港も例外ではなく、チェックインがデジタル処理できず、職員などが紙などで確認する前時代的作業が、復活しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア国民、選挙前倒し求める Red Unoの記事
ニカラグアの国民の多くが、選挙前倒し実施を求める声を上げた。国内では4月から反政府行動が続くが、先週末に国内全土でこの運動の一環の大規模デモが行われた。ダニエル・オルテガ大統領の任期は2021年までだが、国民の多くが選挙を前倒しすることを求めた。オルテガ政権はこの要求を拒絶している。

■ニカラグア、また2人を逮捕 La Vanguardiaの記事
ニカラグア当局は、さらに野党指導者2人を逮捕した。国内では4月から反政府行動が続くが、政府側はこの動きを一方的に「テロ」と決めつけ、弾圧を続けている。首都マナグアから122キロのチチガルパで行なわれたデモの責任を問われ、この2人が拘束されたことが伝えられた。こうした政府側の態度に、外圧が強まっている。

■モンテビデオで銃撃戦 El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオで、銃撃戦があった。市内のイタリア通りとボリビア通りの角にあるガソリンスタンドで、強盗事件が起きた。数人組の強盗らと、パトロール中だった警官との間で銃撃となったものだ。この事態による負傷者などはない。同国内では現在、治安悪化に対する懸念が強まっている。

■ホンジュラス、滑走路摘発 La Tribunaの記事
ホンジュラスでは、違法につくられた滑走路がまた摘発された。今回、この滑走路が見つかったのはグラシアス・ア・ディオスだ。こうした滑走路は、コカインなどの薬物を輸送する小型機の発着に使用されたとみられる。同国は南米と、大量消費地のメキシコ、米国を結ぶ中継地となっており、こうした滑走路の摘発が相次いでいる。

■ベリーズで薬物機摘発 Breaking Belize Newsの記事
ベリーズで、薬物輸送の小型機が摘発された。同国北部のブルー・クリークで、警察が不審な小型機を発見した。調べたところこの機内に薬物があることが分かり、この機に乗っていたメキシコ国籍の男2人を拘束したという。組織的な薬物輸送が行なわれていた可能性が高いと見て、警察が調べを進めている。

■キューバ訪問ブラジル人が増加 Prensa Latinaの記事
今年、キューバを観光で訪れるブラジル人が増えているという。キューバ観光省によると、今年年始以来国内を訪れたブラジル国民は2万8千人と、昨年同期に比して13.12%増加している。キューバを昨年訪れた観光客のうち、国別でブラジルは17位だったが、この高い伸び率にキューバ観光業界が期待の目を向けている。


【国際全般】

■カタール航空、モンバサへ Buisiness Daily Africaの記事
カタール航空はこの12月から、ケニア第二の都市モンバサに乗り入れると発表した。新たに運航を開始するのは同社のハブであるドーハと、モンバサを結ぶ直行便だ。132座席のエアバスA320型機を使用し、およそ6時間のフライトとなる。首都ナイロビに続くケニア2路線めは、週4往復の運航となる。



最近の記事