2018.09.14

【ボリビア】

■10.01、新たな時代へ La Razónの記事
前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏は、10月1日にボリビアとチリの新たな時代が始まる、と断じた。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。この裁定がこの日、ボリビア時間で午前9時から言い渡されることとなった。この件の広報を務めた同氏も、新時代到来に期待を示した。

■警察犬、ラ・アスンタへ La Razónの記事
ラパス県警の警察犬が、ユンガス地方のラ・アスンタに投入された。この地では先々週の週末、コカ葉農家と警官隊の衝突があり、3人が死亡し、負傷者を出した。この捜査のため警察が警察犬を向かわせたものだ。この件についてコカ葉農家側は、警官隊が過度の武器を使用したと主張しており、警察に対する反発が強まっている。

■Adespcoca同調行進 El Díaの記事
チュキサカ県ではAdepcocaに同調する行進が予定されている。ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcocaは、ラ・アスンタで起きた衝突の責任を問われ拘束されたリーダーの解放を求めている。チュキサカ県の市民団体はこの団体の動きに同調し、スクレ市内でデモ行進を行なうという。農家らは、衝突の責任は警察にあると主張している。

■Unasur議会庁舎竣工 El Díaの記事
コチャバンバでは、南米諸国連合(Unasur)の議会庁舎が竣工した。エボ・モラレス大統領立会いのもと、県都から40キロのサンベニートで式典が開催されたものだ。4億ボリビアーノの資金が投じられ建設されたものだが、Unasurからはコロンビアが脱退表明するなど、現在は空中分解の危機に瀕しており、この建物にも疑問の声がある。

■MAS、メサ氏動向に神経尖らす Correo del Surの記事
与党MASは、元大統領のカルロス・メサ氏の動向に、神経を尖らせている。メサ氏は次期大統領選をめぐり、野党各党の代表との接触を持った。メサ氏は態度を明らかにしていないが、出馬表明すればエボ・モラレス大統領の有力な対抗馬となる。メサ氏に対するMASの圧力も増す中、メサ氏の動向から目が離せなくなりつつある。

■ルレナバケ、建設中の橋への不安 El Díaの記事
ベニ県のルレナバケで、建造中の橋に対する不安が生じているという。市内とサンブエナベントゥーラを結ぶルートに、この橋が建設されている。しかしこの橋周辺で、不可解な「揺れ」が生じ、橋の先行きに不安が生じているという。この橋は、存在が確認されている活断層をまたいでおり、安全性に地域の住民らも疑念を抱いている。

■ラパス、パンへの懸念 La Razónの記事
ラパスでは、市民の食生活に欠かせないパンに対する、懸念が生じている。国内のパン製造に使われる小麦粉の多くは、アルゼンチンからの輸入品だ。同国の小麦価格が急騰し、ラパス市内のパン生産者らが値上げの機会を探り始めたものだ。パン価格は行政により固定されている状態で、製造者や販売者は自由には決められない。

■オルーロ、独立闘争 La Patríaの記事
オルーロで、独立闘争が起きている。市内北部地域の住民らが、市内の新たな行政街区の創設を求め、声を上げているものだ。この要求のため、オルーロとラパスを結ぶ道路の、一時封鎖も実施した。同地域は市内に存在する「五区」に続き、「六区」となることをオルーロ市側に強く求めている。

■テレフェリコに栄誉 La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコに対し、栄誉だ。この交通システムに「ラテンアメリカスマートシティ賞」が贈られたものだ。継続可能な都市交通システムに贈られるもので、サンティアゴ、メデジンの機関に勝利し、受賞が決まった。同システムではこの26日、8路線めとなる紫線が開業する。

■コチャバンバ中心部で爆発 El Deberの記事
コチャバンバ中心部で13日、爆発があった。現場となったのは市の建物「ラ・プロモトラ」で、3階で爆発事故が生じたものだ。塗装や配線のミスから生じたもので、2人が負傷している。14日はコチャバンバの記念日で、周囲ではこの準備が行なわれており、爆発に驚いた人々が次々と街路に避難した。


【ペルー】

■クスコ、ミニバスが転落 El Comercioの記事
クスコ県のラ・コンベンシオン郡で、ミニバスが転落する事故があり、観光客らが負傷した。現場となったのはウイロの道路で、クスコからキジャバンバに向かうこの車輛が衝突事故を起こし、道路を外れて転落したものだ。観光客10人、ペルーの8人の合わせて18人が負傷した。

■LATAM、リマ-カリ線 La Repúbicaの記事
LATAM航空は新たに、リマとコロンビア第3の都市カリを結ぶ直行便を開設するという。同社が明らかにしたもので、来年1月から週4往復の体制でこの路線を新設する。使用機材は174座席のエアバスA320型機だ。同社は観光、ビジネス双方の需要獲得に期待を示している。


【チリ】

■性別変更が可能に News24の記事
議会は、性転換者の性別変更などを認める法案を可決した。議会ではおよそ5年にわたりこの件が協議されていた。最終的に賛成95、反対46で可決されたものだ。性同一性障害などで性転換手術を受けた14歳以上の者は、戸籍上の性別や名前を変更できるようになる。セバスティアン・ピニェラ大統領は30日以内に、この発布にサインするとみられる。

■カート事故でスーパーに賠償命令 BioBio Chileの記事
サンティアゴの司法は、スーパーの買い物カートで起きた事故を受け、スーパーの運営会社に賠償を命じた。サンミゲルの「Jumbo」でカートの車輪が原因で事故が生じ、利用者が負傷したものだ。司法はカートの管理上の問題を指摘し、親会社の流通大手Cencosudに対し、500万ペソの支払いを命じた。


【アルゼンチン】

■ARAサンフアン、発見か Clarín.comの記事
海軍の潜水艦「ARAサンフアン」が見つかった可能性がある。この潜水艦は昨年11月15日、チュブ州沖を航行中に連絡がとれなくなり、行方が分からなくなった。海軍によると、この潜水艦である可能性がある物体をこの海域の海底付近で見つけたという。現在海軍が、この潜水艦であるかどうか、確認作業を続けている。

■大幅なインフレ進行か El Paísの記事
国内はこれから、大幅なインフレに見舞われるおそれがある。先々週、通貨ペソが対米ドルで50%下落し、政府側は緊急事態を宣言した。こうした経済の「乱気流」の中、通貨安と相まって物価上昇がこれから起きるおそれがあるとの警告がアナリストから発せられた。この直近12か月間の物価上昇は34.4%となっている。

■サンフェルナンド空港で事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのサンフェルナンド空港で、小型機同士の衝突事故が起きた。離陸しようと滑走路に向かっていた2人乗りの小型機が、駐機中だった別の航空機に衝突したものだ。この事故による負傷者はないという。航空当局側は、事故を起こした小型機の操縦士のミスが原因とみている。

■アンデス、路線大幅増か El Diario de Madrynの記事
アンデス航空は、路線数を大幅に増やそうとしている。10月5日、航空各社の路線申請の審査が行われることになっている。同社はこの機に、199路線の新設を申請したという。2006年にサルタをベースに運航開始した同社は一昨年、LCCに転換し路線数を増やしている。LCC間の競争が激化する中、強気の戦略を示したことになる。


【エクアドル】

■Joon、キト就航へ El Comercioの記事
エールフランス傘下の航空会社Joon(ジューン)が、新たにキトに乗り入れるという。親会社側が明らかにしたもので、来年5月19日パリ-キト線を開設する。27路線を現在展開する同社にとって初の南米路線で、使用機材はエアバスA340型機だ。Joonはエールフランス傘下の若者向け新レーベルの位置づけで、実質的にLCCだ。

■ホテル、プラスチック減らし El Comercioの記事
キトのホテルも、プラスチックゴミの削減を試みている。プラスチックやビニールなどによる海洋汚染が指摘され、各国でこの取り組みがなされている。市内のホテルが加盟する団体によると、市内の多くのホテルでは分別化が徹底されるなど、ゴミとして排出する量を削減する取り組みを広げているという。


【コロンビア】

■メトロ建設予算が膨張 Caracol Radioの記事
ボゴタで計画されるメトロ(電車)建設コスト見積もりが、大きく膨張しているという。市議会議員が報告されたものだ。最初に整備される予定の1号線の建設コストが、1年5か月前に比して実に38%も増えている。市側に対しこの理由説明などを求めたものだ。


【ベネズエラ】

■原油生産、さらに減少 France24の記事
ベネズエラの原油生産は、さらに減少しているという。国営オイル会社PDVSAのデータによると、この8月の一日当たり生産量は144万8千バレルと、7月から2万1千バレル減った。経済失政により生産現場が生産水準を維持できず、また労働者の士気低下が起きていることが指摘されている。

■13万5千人、治療受けられず Red Masの記事
国内では13万5千人の癌患者、HIVキャリアが治療などを受けられない状況だという。こうした患者やキャリアは継続して医薬品を必要とするが、経済失政で国内では医薬品が涸渇し、治療を受けられない状態で放置されているという。医療の権利を守る活動を行なう機関が明らかにした数字で、国内の医療体制が崩壊しつつあることを訴えた。

■中国、マドゥロ体制を支持 Infobaeの記事
中国は、ニコラス・マドゥロ体制への支持を表明した。マドゥロ大統領は突然、カラカスの空港を飛び立ち、中国に向かった。北米や欧州、さらにラテンアメリカの多くの国々からの経済的包囲網が強まる中、中国に活路を見出そうとした動きとみられる。中国政府高官との会談の中で、現体制支持の言質を引き出したという。

■教育体制も危機 Venezuela al Díaの記事
国内では教育体制も、まさに危機にある。ウゴ・チャベス政権以来国内では、教育にかかる費用が無料化されるなど、国民間では教育については多くの支持があった。しかし経済失政による混乱が続く中、生活のために教育を受けるのを諦める児童、生徒が続出している状態だ。

■司法、レケセンス氏への配慮 El Nacionalの記事
司法は初めて、野党議員フアン・レケセンス氏の健康状態への配慮を示した。先月4日に起きたとされるテロ事件関与を一方的に指摘され、同氏は拘束されたまま外部との連絡がとれない状態だ。議会側が同氏の入院などを求めていたが、司法側は同氏の健康状態が「デリケート」であるとして、これを認める判断を初めて示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■OEA、さらなる死者の可能性指摘 Net Noticiasの記事
米州機構(OEA)は、ニカラグアの社会闘争でさらなる死者が出る可能性を指摘した。ニカラグアでは4月から反政府行動が続き、これに対する政府側の武力による抑え込みも続く。OEAはこれまでに317人が死亡したと分析しているが、事態鎮静化は見えずさらに死者が増えるおそれがあるとした。NGO団体は死者が481人に達したとしている。

■マナグア、刑務所前でデモ Diario Metroの記事
ニカラグアの首都マナグアでは、女性刑務所の前でデモが行われた。北東部のティピタパにあるこの施設前で、活動家らが声を上げたものだ。4月から続く反政府行動を一方的に「テロ」と認定し、政府側は弾圧を加えている。一連の事態で35人の女性活動家や学生らが拘束されており、これらの解放を求める声を上げたものだ。

■ニカラグア難民、増加中 W Radioの記事
ニカラグア難民は、確実に増えているという。4月から続く反政府行動で社会、経済の混乱が続く中、安全や安定を求めて隣国コスタリカに向かう国民が増えている。その数はすでに2万4千人を超えているとコスタリカ政府側が明らかにした。コスタリカでこうした難民化した隣国からの移民の増加で、ゼノフォビア(外国人憎悪)感情が高まっていると指摘される。

■グアテマラで大規模デモ El Universoの記事
グアテマラで大規模なデモが行われた。デモを行なったのは同国の農業層を中心とする人々で、ジミー・モラレス大統領の辞任を求めた動きだ。2015年の大統領選の際、同大統領陣営が買収など違法な行為をした疑惑が生じている。同政権が、次期大統領選出馬に意欲を示していることを受け、辞任を求める声が高まっているものだ。

■コスタリカ、大学闘争 El Nuevo Diarioの記事
コスタリカの大学でも、闘争が生じた。現場となったのは首都サンホセの、国立コスタリカ大学だ。警官隊が大学構内に入ろうとしたことを受け、国家権力による大学自治権の侵害だとして学生らが激しい抵抗を行なったものだ。同国では現在、司法、とくに検察システムの変更議論で、混乱が生じている。

■音響攻撃で二国協議へ El Nuevo Diarioの記事
キューバ、米国は音響攻撃疑惑を受け、協議を行なう。ハバナにある米国大使館に音響攻撃が行われ、大使や大使館職員らが健康上の不調を訴える事態が生じた。米国側は診断書などを提示してキューバ側の責任を追及しているが、キューバ政府は関与を否定している。一部のメディアは、ロシアがこの犯行に及んだ可能性を伝えている。

■キューバの37人を摘発 Infobaeの記事
ホンジュラス当局は、違法入国のキューバの37人を摘発した。これらのキューバ人はニカラグアから、書類などの手続きを経ないまま国内に入り込んだという。このまま中米を北上し、米国に向かうことを目指していたとみられる。同国では今週、コンゴ民主共和国やガーナなど多くのアフリカ人が、同様の摘発を受けていた。

■パラグアイ、たばこ税議論 El Territorioの記事
パラグアイでは、たばこ税についての議論が起きている。同国ではタバコにかかる税率が10~15%と、ラテンアメリカでもっとも低い状況だ。保健政策や新たな財源探しの結果、各国でこの税率が高められており、隣国アルゼンチンでは80%に達している。国内でも、この低すぎる税率を見直すべきとの声が強まっているものだ。



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