2018.09.19

【ボリビア】

■エボ、チリを祝う La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は異例ながら、チリを祝った。18日は同国の独立記念日で、国内はパトリアス祭の真っ最中だ。ボリビアとチリは1978年以来国交を持たず、海岸線問題のハーグ提起を受け関係は悪化したままだ。しかしハーグの裁定が10月1日に下されるのを前に、「将来の和平」を見据えた関係を模索する祝辞とみられる。

■副大統領、チリに反論 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が、チリのロベルト・アンプロ外相に反論した。同外相は海岸線問題を、来年の選挙で再選を目指すエボ・モラレス大統領が、選挙運動に利用していると批判した。しかし副大統領は、このような運動をしなくてもモラレス大統領は勝利する、とし批判は見当違いと反論した。

■21F運動の歌を披露 Correo del Surの記事
サンタクルスでは17日、「21F運動の歌」が披露された。2016年2月16日に行なわれた国民投票で、大統領多選規定についての憲法改正が否決された。しかしエボ・モラレス政権は次期大統領選に強行出馬する姿勢で、「ボリビアはNoといった」という出馬阻止を目指す21F運動のための楽曲がつくられたものだ。

■司法、釈放を否定 Eju.tvの記事
司法は、ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcocaのフランクリン・グティエレス委員長の釈放を否定した。ラ・アスンタで起きた衝突の責任を問われ拘束されたものだが、コカ葉農家らは不当逮捕だとして釈放を求めていた。この司法判断を受け、農家らが再び道路封鎖などの社会闘争に入る可能性がある。

■家畜泥棒、厳罰化 Página Sieteの記事
今後、家畜の窃盗は厳罰化される。下院議会の経済委員会が法案を可決したものだ。牛などの家畜盗難の被害は大きく、2012年以降だけで1000万ドルの損失を出していると試算される。この法案では、家畜盗難が摘発された場合、最大で10年の刑が言い渡される可能性が生じることになる。

■アルゼンチンから7人送還 El Díaの記事
アルゼンチン当局は、同国で有罪となったボリビアの7人を送還すると発表した。同国は刑罰システム上の経費圧縮のため、外国人受刑者の大量送還を行なう。もっとも多いのはパラグアイ人で、以下ペルー、ウルグアイと続き、ボリビアは4番めに多い。チリが8月に同様措置をとった件を手本とし、この措置を決めたという。

■サンイグナシオ・デ・ベラスコ空港竣工 El Díaの記事
サンタクルス県のサンイグナシオ・デ・ベラスコ空港が完成し、エボ・モラレス大統領参列のもと竣工式が行われた。市内中心部から12キロの地点に、2000万ドルを投じて建設されたものだ。国内では2013年2月のオルーロ空港以降、多くの地方空港が建設されているが、この中には事実上使用されていないものもある。

■コチャバンバの鉄道、10.49% El Díaの記事
コチャバンバの鉄道整備の進捗率は、10.49%となっている。既存鉄道網を活用し、市内と周辺部を結ぶ都市輸送型の旅客鉄道網を整備する事業だ。スペイン企業が中心となり建設が進められており、進捗は順調だとした。全長27キロのうち、すでに12キロの区間で工事が着手されているという。

■ストリートチルドレン13人を保護 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市内で路上生活をしていたこどもや少年ら13人が、当局側により保護された。警察と児童保護機関が共同で17日朝、展開したものだ。保護されたのは男性が10人、女性が3人だという。いずれも家庭の事情などで路上などで生活せざるをえない環境となっていた。

■街路樹、自治会に委託 La Patríaの記事
オルーロ市内の街路樹の世話は、地域の町内会などに委託するという。市側が明らかにしたもので、町内会などに対し世話の仕方などのオルーロ工業大学(UTO)による講習も実施されている。市内では環境づくりの一環で街路樹の植樹が行われているが、ケアの不足で立ち枯れするケースが相次いでいた。


【ペルー】

■マチュピチュ、代替ルート検討 El Comercioの記事
通商観光省は、クスコ県のマチュピチュ遺跡への「代替ルート」の具体的検討に入る。同遺跡公園は保全のため、一日の入場者数に上限が設けられている。これを増やすために、入域の代替ルートが検討されているものだ。具体的には、遺跡公園入口とを結ぶテレフェリコ(ロープウェイ)の計画が浮上している。

■パスポート、こどもは除外 El Comercioの記事
移民局は、入国ベネズエラ国民に求めているパスポート提示について、こどもは除外することを発表した。生活困窮による同国民の大量流入を受け、8月25日からこの提示義務が課されている。しかしこどもについては、同伴する親などが適切な入国手続きができる場合、この適用を除外するという。


【チリ】

■国内モアイ返還を支援 BioBio Chileの記事
国内の文化財機関は、ビーニャ・デル・マールとラ・セレーナにあるモアイ像の、パスクア(イースター)島への返還を支援する。モアイはラパ・ヌイの人々にとって神聖な存在で、コミュニティ側は持ち運ばれたこの2体の返還を求めている。同機関はこの返還を支持し、実現に向け調整を行なう姿勢を示した。

■商業施設にオーバーオールの強盗 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マールの商業施設「パセオ・ビーニャ・セントロ」で強盗事件が起きた。オーバーオールを着て、マスク、手袋をつけた男が施設の事務所に押し入り、刃物で職員を脅して5千万ペソの現金を奪って逃走したものだ。逃走に使用された車輛は、乗り捨てられているのが後に発見されている。


【アルゼンチン】

■スブテ、毎月値上げか El Intransigenteの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運賃は来年2月にかけ、毎月値上げされる可能性がある。現行は12.50ペソだが、毎月50センターボずつ値上げし、最終的に16.50ペソとしたいという。通貨ペソの大幅下落で相対的に運賃が低下しており、これを是正することも目的の一つだ。今後司法がこれを認めるかが焦点となる。

■フライボンディ、50万人達成 Impulsoの記事
LCCのフライボンディは、輸送人員が50万人に到達した。同社はこの1月から国内旅客に参入し、8か月が経過したばかりだ。50万人めの乗客は、コルドバからブエノスアイレスのエル・パロマール空港に向かった便の利用者だったという。現在同社は17路線を5機を使用して運航し、10月には6機めを受領する。

■イグアス空港、視界不良 El Territorioの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの空港は18日朝、視界不良の影響を受けた。同空港では1200メートルの視界が必要だが、霧の発生でこれが300メートルにとどまり、滑走路が一時閉鎖されたという。この影響で多くの便に影響が生じたが、午前8時10分にようやく再開された。

■ブエノスアイレス、悪天候の警報 Télamの記事
ブエノスアイレス都市圏に対し、悪天候の警報がだされた。気象機関によると18日夜、市内では局地的豪雨や雷、さらには降雹の可能性がある。同様の警報は都市圏だけでなく、コルドバ州南部やサンタ・フェ州南部、サンルイス州、ラ・パンパ州北東、エントレ・リオス州南部にも出されている。


【エクアドル】

■バスが谷に転落 El Universoの記事
エル・オーロ県のバルサスとロハ県のリオ・ピンドを結ぶ道路で、バスが道路を外れて谷に転落する事故が起きた。18日午前3時30分、ナンビハ社の便が180メートル下に落下した。この事故で乗客など12人が死亡し、20人以上が負傷している。死者の身元確認が進められているほか、事故原因の調べが行なわれている。


【コロンビア】

■国内、医療制度危機 RCN Radioの記事
国内の医療制度が危機に瀕している。経済失政による生活困窮から、隣国ベネズエラから大量の難民が国内に押し寄せている。こうした難民も保険制度を利用しており、利用者の母数が増えたため現行の医療制度の維持が厳しくなっているものだ。国内流入難民は公式には93万人、実数ではすでに100万人を超えているとみられる。

■ボゴタ空港、また天候の影響 Portafolioの記事
ボゴタのエルドラード空港はまた、悪天候の影響を受けた。17日朝、この空港一帯では強い雨が降り、雷が轟いた。この影響で同空港は日本の滑走路が一時閉鎖され、多くの便に遅れやキャンセルが出た。その後天候の回復とともに運航は再開され、現在は通常の体制に戻りつつある。


【ベネズエラ】

■マドゥロの高級外食に批判 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領の、高級レストランでの外食が批判を浴びている。中国訪問時のトランジットとしてトルコ、イスタンブールに立ち寄ったが、この際に高額で知られるステーキハウスで食事をしたことがCNNにより伝えられた。国内では経済失政による物資不足で食料不足が起きており、この報道に多くの国民が反発した。

■アルマグロ「ばかげたことだ」 El Paísの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、自身への退任要求について「ばかげたことだ」と一蹴した。自国であるウルグアイで述べたものだ。ベネズエラ政府が、同機構と同総裁がベネズエラへの具軍事介入を企図していると指摘し、同総裁の退任を求めた。同総裁はこの件について「過激思想による偏った主張」と断じた。

■マドゥロ「ゼノフォビア抑止を」 Noticiasの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ラテンアメリカ各国に対しゼノフォビア(外国人憎悪)の抑止を求めた。現在、国内から多くの移民が周辺国に流出している。この事態を受け、各国でベネズエラ移民に対する排斥運動や暴力が起きていることが伝えられている。一方ベネズエラ政府は、こうした移民の「難民化」についてはフェイクニュースと断じている。

■カラカス空港、銀行停止 Venezuela al Díaの記事
カラカスのマイケティア国際空港では、すべての銀行窓口が閉鎖されたという。国内では8月20日に実質デノミが実施され、その後両替にかかるシステムが大きく変更された。こうした混乱の中、空港施設内の銀行代理店すべてが閉鎖されるに至った。空港内の自動機(ATM)も紙幣涸渇が起きており、空港で両替したり、現金を得ることが難しくなっている。

■弁護士、接見を再要求 El Pitazoの記事
野党議員フアン・レケセンス氏の弁護士が、接見をあらためて要求した。同議員は先月4日に起きたと伝えられるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、拘束された。以後弁護士や家族との接触も認められない、異常事態となっている。同氏の健康問題が取りざたされており、家族らは政府側のこの態度は人権蹂躙にあたると断じている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、社会闘争5か月 Clarín.comの記事
ニカラグアの社会闘争は、18日で開始から5か月となった。同国では4月から反政府行動が続き、これに対する政府側からの弾圧も続く。この闘争により、国内で活動するNGOは死者が481人と発表し、このほか多くの負傷者、不明者も出ている。デモ隊はダニエル・オルテガ政権の退陣を求めるが、政権側は応じる気配はない。

■コスタリカ闘争は対話へ Radio La Primerisímaの記事
コスタリカで先週から起きている社会闘争では、政府側との対話が始まっている。法制度改革に対する反対運動が激化し、この週末からはゼネストが行なわれている。各地で道路封鎖が行なわれ、ガソリンの不足、涸渇が発生している。闘争を主導する組合側と政府側との対話が18日に開始されたが、双方の主張の隔たりは大きい。

■ディアス-カネル議長、同性婚支持 Aljazeeraの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル議長は、同性婚の制度化を支持した。同国では憲法改正議論が進み、この中には同性婚の制度化が含まれる。同国ではキューバ革命以後、同性愛者などに対する弾圧が強まったが、以後緩和され、政府側がこの弾圧政策の「誤り」を認めていた。

■トレーラーから100人の遺体 El Comercioの記事
メキシコ、グアダラハラで100人の遺体を積んだトレーラーが、問題となっている。市内の街路に政府側が用意した冷凍トレーラーが停車していたが、遺体のにおいが周辺住民から苦情となったという。これらの遺体は身元不明者で、輸送する必要からこのトレーラーが用意されたが、扱いが定まらずに放置されたとみられる。

■栄養不良、高いのはボリビア ABC Colorの記事
南米各国の中で、国民間の栄養不良の割合がもっとも高いのはボリビアだという。国連食糧農業機関(FAO)が2015~2017年の数字をまとめたものだ。ボリビア国民に占める栄養不良者の割合は19%ともっとも高く、次ぐのはベネズエラの11.7%、パラグアイの11.2%、ペルーの8.8%、エクアドルの7.8%となっている。

■ウルグアイ旅行者が客死 El Paísの記事
ブラジルを旅行していたウルグアイの41歳の女性が、事故で死亡した。ペルナンブコ州のレシフェで、この女性は夫、二人のこどもとタクシーで移動していた。このタクシーが走行中にコントロールを失い、衝突事故を起こした後に橋から転落したという。同行の3人も負傷し、市内の医療機関で手当てを受けている。



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