2018.09.22

【ボリビア】

■ピニェラ、ハーグには行かず El Díaの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は、ハーグには行かないと同国外務省が明らかにした。ボリビアがチリに海岸線を求めている件で、ハーグの国際司法裁判所は10月1日に裁定結果を示す。この場に両国大統領が揃うことが期待されたが、ピニェラ大統領側は「欠席」となることになった。

■外相同士が舌戦 La Razónの記事
ハーグの国際司法裁判所の裁定前に、ボリビアとチリの外相同士の舌戦が続いている。チリ側はこの裁定結果はどうあれ、主権については一切ふみこまないとしている。これに対しボリビア側は、裁定に基づき両国が落としどころを探るべきとの立場だ、裁定後を有利に進めるための、双方の駆け引きが続いている。

■12月5日にゼネスト El Díaの記事
サンタクルスでは12月5日に、ゼネストが行なわれるという。2016年2月16日の国民投票結果を尊重し、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げる「21F運動」によるものだ。選挙まであと1年となるこの時期に、サンタクルス市民の意思を広く示すことが目的だ。モラレス大統領の選挙出馬は、憲法に抵触する可能性が高い。

■ラ・アスンタ、17歳少年が死亡 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタでは、警官の銃撃により17歳の少年が死亡したという。この地では、違法作付コカ葉の掃討展開をめぐり、コカ葉農家団体と警官隊との間の衝突が発生するなど、緊張が続いている。こうした中、新たに死者が出たことで、コカ葉農家側の反発がさらに強まるおそれがある。

■紫線、開業は28日に変更 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)紫線の開業日は、26日から28日に変更された。運営側が明らかにたもので、営業運転にかかる調整のため、この延期を決断したという。この路線は市内中心部とエルアルトをわずか8分で結ぶもので、開業後の交通路線としての重要度はきわめて高い。この開業で市内のテレフェリコは8路線体制となる。

■サンタクルスで貸自転車 El Díaの記事
世界各地に広がる貸自転車が、サンタクルスにもお目見えする。市内のLPホテルズが、この事業を開始するものだ。市内3つのホテルを拠点に、自転車を有料で貸し出すもので、各ホテルでバウチャーを購入し、借り受けることになる。南米ではブエノスアイレスやサンパウロ、キトなどでこうした貸自転車事業が好調に推移している。

■ラ・ボニータ、市場整備を求める La Razónの記事
ラパスのラ・ボニータ市場で働く人々が、道路封鎖を行なった。ルイス・レビジャ市長に対し、市営のこの市場の施設の整備を求めた要求行動だ。市場の人々は、市内最大の金融街であるカマチョ通りを封鎖し、この要求の声を上げた。レビジャ市長側は、市場関係者側との対話の可能性に言及している。

■エクスポクルスが開幕 La Razónの記事
国内最大の見本市である、エクスポクルス2018がサンタクルスで開幕する。今回で43回めとなるこのイベントは、24日から26日まで行なわれ、今年は24か国から2300を超える企業などが参加する予定だ。この3日間の商談総額は3億ドルを超えると試算されている。期間中のホテルは、多くがすでに予約で満室となっている。

■飼育放棄、厳罰化へ La Razónの記事
ラパスではペットの飼育放棄について、厳罰化が図られる。条例や動物愛護法などにより、ペットを含む動物への虐待行為は、厳しく取り締まられている。新たにこれに加え、飼育放棄も厳罰化が図られることとなった。ラパス市議会は、この摘発があった場合の罰金を最大で1500ボリビアーノまで引き上げる法案を審議している。

■オルーロ、院内学級 La Patríaの記事
オルーロのヘネラル・サンフアン・デ・ディオス病院内に新たに、院内学級が設けられた。この病院で闘病中のこどもたちが、就学する機会を担保するため設けられたものだ。病院側と教育省、さらに院内学級運営を支援する団体が協力し、この教室を同病院内に設けた。


【ペルー】

■ロレト、雨風の影響 El Comercioの記事
ロレト県では、強風と豪雨による被害が報告されている。20日から21日にかけて同県の広い範囲は悪天候に見舞われ、最大で風速20メートルを超える風が吹いた。この影響で4つの学校の屋根が吹き飛ばされ、住宅の被害も70棟に及んでいるという。また県都イキートスでも大雨で住宅の屋根が壊れる被害が報告された。

■リマ、交通ストレス La Repúblicaの記事
リマ市民の実に72%は、市内交通にストレスを感じているという。市側が行なった市内交通についての調査の結果だ。これによると、とくに朝夕の混雑時など、身動きが取れないほどの状態になることがあり、身体的または精神的なストレスを抱えやすい。中には息苦しさや筋肉痛、さらに胃痛などを訴える市民もいる。


【チリ】

■アンクが水浸し BioBio Chieの記事
第10(ロス・ラゴス)州のアンクのメインストリートが、水浸しとなった。この町の排水機能を上回る大雨が降り、中心部の多くの建物では土嚢を積むなどし、屋内に水が入るのを食い止める努力が続けられた。市内では同様の事態が繰り返されており、排水システムの見直しを求める声が上がっている。

■流出サケ、回収5.5% BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州の養殖施設から流出したサケの回収は、5.5%にとどまるという。この流出を招いた施設のマリン・ハーベスト社が明らかにした数字だ。悪天候による高波の影響で、数十万匹のサケが海に流出した。しかし同社が回収したのは3万8千匹にとどまるという。この流出による海洋環境への影響は必至だ。


【アルゼンチン】

■マクリ、NYへ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は米国ニューヨークに向かう。73回めとなる国連総会が行なわれるが、マクリ大統領は25日にこの場で演説を行なうという。また国連やメルコスルなどの会合にもこの滞在中に参加するほか、経済面での協力を受けている国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事との面会も調整中だ。

■アグアド、手応えを語る Télamの記事
アグアド国防相は、潜水艦捜索についての「手応え」を示した。昨年11月15日、海軍のARAサンフアンがチュブ州沖で消息を絶った。この捜索にあたっている米国の船が、この潜水艦である可能性のある固体物の存在をつきとめた。現在確認中だが、同大臣は重要な手がかりになる可能性があると述べた。

■AA、8ドル返金 La Nacionの記事
アメリカン航空は、ブエノスアイレス線の利用者に対し8ドルを返金する方針を示した。対象となるのは、昨年1月までにチケットを購入した利用者だ。空港の使用料の徴収に誤りがあり、この返金を決断したという。対象者に対し、ウェブサイトなどを通じて申し出るよう呼びかけている。

■25日、交通スト予告 Página12の記事
ブエノスアイレスでは25日の、交通ストライキが予告された。スブテ(地下鉄)、近郊鉄道、コレクティーボ(路線バス)でこの日、ストを実施するという。交通分野の労働組合連合による、要求行動によるものだ。スト決行となれば市内交通の多くがストップし、この日の市内交通は麻痺する可能性がある。


【エクアドル】

■グアヤキル、西に延びる El Comercioの記事
グアヤキル都市圏は今、西に延びているという。市側が衛星写真などをもとに分析した結果を明らかにしたものだ。都市化が市内周辺部でも進んでいるが、とくにこの数年にわたり西に都市化が大きく進行したという。市内西部ではホセ・ホアキン・デ・オルメド空港に代わる、新空港の建設計画も進んでいる。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、ソーラー開発 America Economíaの記事
ボゴタのエルドラード空港では、ソーラーエネルギー開発がなされる。空港の敷地内に発電用パネル1万枚が新たに敷設されることになった。同空港で使用される電力の12%を、このクリーンエネルギーでまかなう計画だ。この措置により年間1375トンの二酸化炭素排出を抑止できるという。

■ボゴタ、自転車盗難が急増 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、自転車の盗難が急増している。市内では新たな移動手段として、自転車を利用する人が増加しており、この増加にともない盗難も増えているものだ。警察によると被害届の件数は196件と、昨年同期の131件から49%も増えている。また安全局によると、実質盗難件数は71%増えているとみられるという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、移民帰還協力求める Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は国連に対し、同国からの移民の国内への帰還について、協力を求めた。経済失政により多くの国民が国外に流出し、難民化している。同国政府はチャーター機などを使用し帰国を希望する移民の帰国事業を進めているが、国連側に対し資金負担を含めた協力を求めた。

■アムネスティ、治安に警告 El Paísの記事
アムネスティ・インターナショナルは、ベネズエラ国内の治安問題にも警告を発した。同機関は政府による弾圧などを非難しているが、同時に国内で武装グループによる犯罪が多発している現状を指摘している。国内ではこうしたグループによる殺人も多発しており、国民の安全を守る努力をニコラス・マドゥロ政権に求めた。

■医薬品不足、83~85% Noticieroの記事
国内全体での医薬品不足は、83~85%となっている。国内の薬剤師の団体が明らかにした数字だ。経済失政による輸入の滞りで、現物や原材料が入手できず、国内では医薬品の不足が深刻な状態となっている。カラカス首都圏に限るとこの数字は、92%まで上昇する。国内では難病患者や血友病患者、HIVキャリアなどが生命の危機に瀕している。

■レケセンス氏にようやく接見 Periodistaの記事
野党議員フアン・レケセンス氏にようやく接見できたという。8月4日に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、同氏は拘束されている。しかし拘束後家族や弁護士と接触できない状態が続いていた。拘束から44日が経過し、家族がようやく面会を許されたという。

■難民、世界全体を侵食する El Nuevo Diarioの記事
元検察長官のルイサ・オルテガ氏は、ベネズエラ難民問題は世界全体を侵食し、影響を及ぼすと警告した。メディアの取材に応え、この難民発生はベネズエラの社会危機そのものによるもので、ラテンアメリカだけでなく世界が対応する必要があるとした。同氏はマドゥロ政権批判から弾圧を受け、コロンビアに事実上の亡命を果たしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、静かなデモ呼びかけ El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアのカモアパの町では、静かなデモが呼びかけられた。国内では4月以降、反政府デモが続き、これに対する政府側による弾圧も続く。こうした中この週末この町で、大統領選の前倒し実施などを求めるデモが予定されている。政府側の介入を避けるため、平和裏にこのデモを行なおうと主催側が呼びかけた。

■コスタリカ「欠けた状態」 Dilfinoの記事
コスタリカの社会闘争を解決するためには、すべてが「欠けた状態」だという。国内では先週から、政府側が進める制度改革への反発から大規模な闘争が起きている。しかし当事者は、解決に向けた対話の機会が不足し、さらに双方に交渉力が欠如していると分析している。道路封鎖により国内では、ガソリンの不足や涸渇が起きている。

■ボルソナロリスクに警鐘 Caracol Radioの記事
エコノミスト誌は、ブラジルの大統領選候補者ジャイル・ボルソナロ氏のリスクに警鐘を鳴らした。10月7日投票のこの選挙で同氏のリードが報じられるが、民族主義、男性優位主義、ホモフォビア(同性愛憎悪)など過激発言を繰り返す極右の同候補が当選すると、ラテンアメリカの社会や経済に重大な影響が及ぶおそれがあると指摘した。

■バスケス、アルマグロ不支持 El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス政権は、米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁の再選に「投票しない」と断じた。ベネズエラに強硬な態度をとる同総裁は、同国への軍事介入の可能性を否定していない。バスケス政権はこの点を重視し、再選挙の際に支持しないことを決めた。アルマグロ氏はウルグアイの元外相だ。

■エミレーツ、メキシコ線見直し Reporturの記事
ドバイのエミレーツ航空は、メキシコシティ線就航計画を断念した。同社はドバイ-バルセロナ線を延伸し、メキシコシティに乗り入れる方針で、路線開設の許諾を求めていた。しかしメキシコ当局側がこの運航体制を週3便としたことを不服として、計画撤回の姿勢を示した。同社は毎日運航の計画だったという。

■ホンジュラスへの旅行、自粛を La Tribunaの記事
米国政府は自国民に対し、ホンジュラスへの旅行や渡航を自粛するよう呼びかけた。同国はホンジュラスの治安の問題を挙げ、渡航についての危険度を同国の基準で「3」にこの1月、引き上げた。同国側はこの判断を継続することを明らかにし、引き続きホンジュラスへの不急の渡航を避けるよう国民に呼びかけている。



最近の記事