2018.09.28

【ボリビア】

■エボ、恩赦をちらつかせる La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はハーグ行きと引き換えに、元大統領のカルロス・メサ氏、ホルヘ・キロガ氏への恩赦実施をちらつかせた。政権と距離を置く両者に対し、在任中の問題から今後起訴される可能性がある。しかし海岸線問題の裁定言い渡しに立ち会うことを条件に、恩赦を実施する可能性を示したものだ。

■ドリア・メディナ氏、内容の説明求める La Razónの記事
政権と対峙する実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏は、エボ・モラレス大統領に対し「恩赦」の内容の説明を求めた。今後起訴されるおそれがある二人の元大統領に、ハーグ参列を条件に恩赦を実施する可能性を示したものだ。同氏は、来年の選挙に向けた野党の分断工作と、この報道に強い反発を示している。

■ピニェラ、一切の接触なし Página Sieteの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領と、ボリビア側との接触はまったくなかった。国連総会参列のため同大統領はニューヨークを訪れたが、同じ目的でこの町を訪れたエボ・モラレス大統領との接触はなかった。ボリビアとチリは関係が悪化したままで、この10月1日にはハーグの国際司法裁判所で海岸線問題の裁定が言い渡される。

■副大統領「ただの選挙運動」 Correo del Surの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、国内の「21F運動」はただの選挙運動と断じた。この運動は、2016年2月21日の国民投票結果を重んじ、憲法に抵触するおそれがあるエボ・モラレス大統領の再選出馬阻止を掲げるものだ。しかし同副大統領は、この選挙の運動の一環であるだけだ、と切り捨てた。

■二重アギナルド、近く発表 Página Sieteの記事
マリオ・ギジェン経済相は、二重アギナルド(クリスマス手当)の是非について、10月初めにも結論を出すとした。賃金生活者の向上のため、アギナルドの倍払の措置をとるかどうかを決定するものだ。同大臣は、経済成長の実勢の値をもとに判断するとしている。一方財界は、この措置の発動に一貫して反対している。

■医療ストは限定的 El Díaの記事
保健省は、医療ストライキの実施は限定的との見方を示した。医師や看護師などがこの分野についての要求行動から27日、24時間のストライキに踏み切った。サンタクルスの大病院などでストが行なわれているが、全土でみると影響はきわめて限定的だという。ただし高度医療機関については50%がストップしている。

■ボリビア、結核リスク La Razónの記事
ボリビアは結核感染リスクが高い国として、名指しされた。パンアメリカン保健機構が、米州各国における結核の状況についてまとめたものだ。ボリビアは国民全体の4%に感染の疑いがあり、この割合はラテンアメリカ各国中7番めに高い。もっともこのリスクが高いブラジルは32%、次点のペルーは13%だ。

■文化観光省、15個所を示す El Díaの記事
文化観光省は、ボリビアの「おすすめ観光地」15個所を示した。27日の世界観光デーに合わせ、発表したものだ。示したのはウユニ塩湖を筆頭に、トロトロ、チャパレ地方、マディディ、ティティカカ湖といった地域だ。国内では主にアルティプラーノを通り抜ける観光客が多いが、今回は熱帯地方を強く推している。

■カラカラで清掃運動 La Patríaの記事
オルーロ県のカラカラでは、清掃運動が行なわれた。27日の世界観光デーを前に、この地の観光を内外にアピールしようと行なわれた取り組みだ。ソラカチや湖などの景観美で知られるこの地だが、国内外での知名度は低く、観光がさかんとは言い難い。一方で、オルーロ工業大学(UTO)などはこの地の観光開発の有力性を指摘している。

■タルビア、落雷で死者 El Díaの記事
チュキサカ県のタルビアでは、落雷による死者が出た。25日午後、この一帯は激しい雨に見舞われた。この際には雷も轟き、この直撃を受けた地域に住む15歳の少年が、死亡したという。この突然の悪天候により、同地域では農業被害も報告されている。


【ペルー】

■オトゥスコで爆発 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県のオトゥスコの住宅で、爆発が起きた。ロス・ラウレレス通り沿いの住宅内で大きな爆発が起きたもので、屋内にいた1人が死亡し、1人が負傷した。この建物内では、違法な花火製造が行なわれていたとみられ、何らかの理由で火薬に引火したものとみられる。

■こどもの4割に寄生虫 El Comercioの記事
国内の2歳から5歳のこどもの、実に40%は、寄生虫を持っているという。保健省が明らかにした数字だ。とくにセルバ(アマゾン)地方に限ると、この数字は60%に跳ね上がる。寄生虫の種類はさまざまだが、清潔な水の供給が難しい地域が、国内に多く残存していることが背景にあるとみられる。


【チリ】

■ピニェラ、インサイダー疑惑 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領に、インサイダー取引の疑惑が生じている。第一次政権直前まで同大統領は、LATAM航空の前身のLAN航空の大株主だった。米国の機関が、12年前にピニェラ大統領側が、内部情報を通じてLANの株式を購入し、巨額の利益を得たと伝えた。事実と認められれば、米国から巨額の制裁金を科せられるおそれがある。

■メトロに女性専用車輛 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)に女性専用車輛が設けられる。メトロ側は、利用女性の8割が、車内で痴漢にあったことがあると答えたことを明らかにした。これを受け、下院議会はこの交通機関に女性専用車輛を設ける法案の提出を固めた。朝6時30から9時、夕方18時から20時30分の時間に限り、一部車輛を女性専用とする。


【アルゼンチン】

■IMF合意、ペソは2.7%下落 La Terceraの記事
マウリシオ・マクリ政権と国際通貨基金(IMF)の合意報道を受けたが、通貨ペソは対米ドルで2.7%下落した。トルコの通貨安をきっかけに通貨ペソは乱気流に巻き込まれている。マクリ政権は新たにIMFから71億ドル規模の支援を受けることになったが、ペソは27日、さらに下落した。

■マクリ、乱気流に言及 Télamの記事
国連総会参加のためニューヨークを訪れているマウリシオ・マクリ大統領は、経済の「乱気流」に言及した。国の統計機関が貧困率が上昇したことを質問され、答えたものだ。トルコの通貨下落をきっかけに通貨ペソが乱高下し、国内経済にも影響を及ぼしている。マクリ大統領は貧困率を含め、こうした「乱気流」の影響が大きいと言及した。

■麻疹ワクチン運動、1日から Diario el Solの記事
国内では10月1日から、麻疹(はしか)のワクチン運動が始まる。国内では今年、18年ぶりに麻疹感染者が確認された。これを受け、保健省がこのワクチン運動のプログラムを明らかにしていものだ。生後13か月から4歳までの乳幼児に、このワクチン接種を行なう。また同時に、風疹についての接種も予定されている。

■牛肉輸出、72.1%増 Télamの記事
国内からの牛肉の輸出は今年、大幅な伸びを示している。農業省によると今年輸出された総量は32万8327トンと、昨年同期の19万787トンを72.1%上回り、すでに昨年の年間総輸出量を上回っている。新たに中国への輸出の枠組みが整い、同国への輸出が激増したことが背景にあるという。

■Sapsa、参入申請 Río Negroの記事
バリロチェをベースとする新たな航空会社Sapsaが、旅客航空事業参入を申請した。同社はバリロチェの陸路交通事業者が設立したもので、州都ビエドマやネウケンとの間の便の運航を計画している。交通省は近く、参入申請や路線開設申請の審査を行なうことを明らかにしており、この場で審査がなされる見通しだ。

■フライボンディ、国際線販売 La Vozの記事
LCCのフライボンディは、初の国際定期便のチケットの販売を開始した。ハブとしているブエノスアイレスのエル・パロマール空港と、ウルグアイのプンタ・デル・エステを結ぶ路線を12月20日から、週3往復の体制で運航する。このチケットの販売を、同社のウェブサイトを通じて開始した。


【エクアドル】

■対ゼノフォビア教育強化へ El Tiempoの記事
教育省は学校教育を通して、ゼノフォビア(外国人憎悪)の抑止を図る。ゼノフォビアは世界じゅうで問題となっているが、ベネズエラ難民の大量流入を受けた国内では、とくに高まる懸念がある。こうしたゼノフォビアを抑止するため、教育省はキャンペーンを実施することを決めた。

■キト、現場の事故 El Comercioの記事
キト市内北部の工事現場で事故が起きた。ブラジル通り沿いの建物の建設現場で27日朝9時20分頃、男性作業員が5メートルの高さから転落したという。この男性は病院に運ばれたが、重傷を負っている。警察は、現場で起きた労働災害として、原因などを調べている。


【コロンビア】

■カリで50人足止め La FMの記事
国内第三の都市カリの空港で、50人の乗客が足止めされている。25日夜のアビアンカ航空のスペイン、マドリード行きの便が、機体不具合で突然キャンセルとなったものだ。ほかの便に振り替えられた乗客もいるが、50人は行き場を失ってしまったという。これら50人の多くは、ほかの欧州都市への乗り継ぎ客だった。

■メデジン空港の制限、始まる Caracol Radioの記事
メデジン、リオ・ネグロのホセ・マリア・コルドバ空港の使用制限が29日から始まる。同空港ではこの年末にかけ、滑走路改修などの工事が行われる。工事本格化は10月29日から12月15日までだが、これに先立つ準備のため、29日からは夜間の閉鎖が行なわれる。

■ベネズエラ人の犯罪が増加 Caracol Radioの記事
メデジンで、ベネズエラ人による犯罪が大きく増えているという。警察によると、2017年に犯罪で逮捕された同国民は40人だったが、今年はすでに200人を超えている。生活困窮から国内に逃れた同国民は100万人を超え、メデジンにも多く居住していることが背景にある。一方、こうした犯罪の増加で、市民間にゼノフォビア(外国人憎悪)感情が高まるおそれがある。


【ベネズエラ】

■マドゥロへの外圧強まる El Universoの記事
開催中の第73回国連総会では、ニコラス・マドゥロ政権に対する圧力の強まりが鮮明となった。米国などが名指して批判しただけでなく、コロンビアやチリなど6か国が同政権を国際刑事裁判所(ICC)に告発している。亡命した前検察長官、ルイサ・オルテガ氏は訪米した同大統領の逮捕拘束を米国に期待するコメントを出している。

■ベネズエラをイラクにしたいだけ El Paísの記事
国連総会の演説の場で、ニコラス・マドゥロ大統領は「米国はベネズエラを、イラクのようにしたいだけだ」と断じた。経済制裁など対ベネズエラ圧力を米国は強めているが、最終的には国内のオイル利権などを狙い、軍事侵攻を図る意思があるものだとマドゥロ大統領は断じ、ドナルド・トランプ政権を批判した。

■観光業、瓦解寸前に El Diarioの記事
ベネズエラ国内の観光業は、瓦解寸前の状態だ。経済失政による混乱が続く中、観光業界は外貨を稼げる有力な産業だ。しかしこれから迎えるハイシーズンでも、主な観光ホテルの予約が45%程度にとどまっている。国内旅行者が激減し、さらに混乱を嫌い、交通の問題が拍車をかけ国内への旅行を考える人が大きく減ったためとみられる。

■リマ市民、難民にNo El Nuevo Diarioの記事
ペルー、リマ市民の過半数は、ベネズエラ難民にNoを突きつけた。同国のメディアが行なった世論調査の結果だ。ベネズエラ移民の流入、難民の受け入れに対し、同市民の55%がネガティブな評価をしたものだ。生活困窮から多くの国民が国外に逃れ難民化し、ペルー国内にも多くのベネズエラ国民が身を寄せている。

■ラグビー、入国にNo NTN24の記事
グアテマラの移民局は、ベネズエラのラグビーのナショナルチームメンバーの入国にNoを突きつけた。この30日、アンティグアで国際大会があり、ベネズエラのチームも参加予定だ。しかし同国の移民局は、ベネズエラ当局側に求めた手続きに重大な不備があり、現時点で入国は認められないとの判断を示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■学生リーダーを解放 El Diarioの記事
ニカラグア当局は、学生リーダーを解放した。国内では4月以来反政府行動が続いているが、この中で指導的役割を果たしていたエルサ・バジェさんは7月に当局により拘束されていた。27日、ラ・エスペランサ刑務所を後にしたバジェさんは、出迎えた学生らに「ニカラグアの自由万歳」と声を上げた。

■ニカラグア、商業危機 El Economistaの記事
ニカラグア国内の商業は、危機にさらされている。国内では4月以降、反政府行動が続き、これに対する政府側による弾圧も続いている。この混乱の中、同国内では商売が難しい状況となり、首都マナグアでも現在、銀行店舗を訪れる人も激減している状況だ。この一連の社会闘争による、同国経済への打撃は深刻とみられる。

■バレラ、ニカラグアに言及 100% Noticiasの記事
パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領は、国連総会の演説でニカラグア問題に触れた。同大統領はニカラグアで続く社会闘争で多くの死傷者、不明者が出ていることを指摘し、人道的見地からも政府と反政府行動をリードする野党、学生らとの間の対話が欠かせないと断じた。またニカラグアからの移民急増による難民化に懸念を示している。

■コスタリカ闘争、膠着化か CNNの記事
コスタリカの社会闘争は、膠着化の様相を呈している。同国では社会制度改革への反対運動がこの10日から始まり、17日からはゼネストとなり道路封鎖などが行なわれている。政府側と組合側の対話は随時行われているものの、相互に歩み寄りの姿勢が薄いまま物別れとなっている。

■LGBTイベントにNo ABC Colorの記事
パラグアイ、エンカルナシオンの住民コミュニティ側は、企画されたLGBTイベントを拒絶した。市内のサンホセビーチで、LGBTコミュニティが「ゲイ・プライド」などを実施する計画をこの18日に発表していた。しかしコミュニティ側は、公共スペースをイベントで使用する権利は認めながら、この実施に事実上のNoを突きつけた。

■ボラリス、乱気流に Debateの記事
メキシコのLCC、ボラリスの旅客機が乱気流に巻き込まれた。グアダラハラからティファナに向かっていた179人が乗ったエアバスA320型機が乱気流に飲まれ、乗客29人がティファナ到着後に病院搬送された。乱気流はシナロア州のロス・モチス付近、高度3万4千フィート付近を航行中に見舞われたという。

■イスラエル、すべてキャンセル Prensaの記事
イスラエル政府は、パラグアイとの共同事業などをすべてキャンセルした。パラグアイのオラシオ・コルテス前政権は、在イスラエルの大使館のエルサレム移転を強行した。しかし8月に就任したマリオ・アブド・ベニテス大統領がこれをテルアビブに戻すことを決めた。イスラエル政府はこの措置に強く反発している。

■グアテマラ、ヘビメタにNo El Comercioの記事
グアテマラ議会は、スイスのヘビーメタルバンド「Marduk」のメンバー入国にNoと判断した。議会内で議決が行われ、入国阻止に87人が賛成、反対が13人で、棄権が58人だった。同バンドは10月13日に国内で演奏を行なう予定だが、歌詞内容が反社会的であるとして反対の声が上がった。一方ネット上では、この入国を求める嘆願も行なわれている。



最近の記事