2018.09.29

【ボリビア】

■トランプ氏に「協力」依頼か Correo del Surの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領に「協力」を求めたとみられる。訪米したピニェラ大統領はホワイトハウスでトランプ氏と会談した。10月1日にハーグの国際司法裁判所で、ボリビアが求める海岸線問題の裁定が下りることを前提に、対応協力を求めた可能性が高い。

■チリ外相も欠席 Correo del Surの記事
チリのロベルト・アンプエロ外相も、オランダのハーグには行かないという。10月1日、この地の国際司法裁判所が、ボリビアが求める海岸線問題についての裁定を下す。ボリビアのエボ・モラレス大統領が立ち会う見通しだが、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は欠席を明らかにしており、これに続き外相も姿を見せないことになる。

■アルセ法相「チリ側の焦り」 La Razónの記事
エクトル・アルセ法相は、チリ側が「焦り、神経質になっている」と指摘した。10月1日にハーグの国際司法裁判所がボリビアが求める海岸線問題の裁定を下す。同法相はチリ側が、「不利な状況に立たされている」と認識し、この裁定の効果を薄めるためのさまざまな「工作」を試みていると断じた。

■ピニェラ、北部訪問へ La Razónの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領とロベルト・アンプエロ外相は揃ってこの週末、アントファガスタとアリカを訪れるという。10月1日のハーグの国際司法裁判所の裁定の影響をもっとも受ける可能性がある2都市を前もって訪問する動きとみられる。同国の第2(アントファガスタ)州は、以前はボリビア領だった。

■75%、依然チリ経由 Página Sieteの記事
ボリビアからの輸出の実に75%は、依然としてチリ北部経由となっている。内陸国のボリビアは国外に外港を求める必要があり、伝統的にチリのアリカ、イキケ港が使用されている。しかし両国関係の悪化から、政府はこの機能をペルー南部のイロ港に移す方針だ。それでも2017年の輸出の4分の3は、チリ経由となっている。

■紫線、28日開業 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)紫線は28日夕方に開業する。この新路線は市内中心部のマリスカル・サンタクルスと、エルアルトの3月6日通りを結ぶものだ。双方の都市中心部同士を結ぶもので、さらにラパスからエルアルト国際空港に向かう時間短縮につながるとみられる。この開業で、市内のテレフェリコは8路線体制となる。

■JICA、オキナワ道協力 El Díaの記事
日本のJICAは、サンタクルス県のコロニアル・オキナワとパルケ・インドゥストリアル(産業公園)を結ぶ道路の整備に協力する。全長19.1キロの道路整備にJICAが3900万ドル規模の協力を行なうものだ。オキナワは日系人のコミュニティで、国内を代表する穀倉を抱えることで知られる。

■オルーロ、犬の禍 La Patríaの記事
オルーロ県で、犬の災禍が報告された。ソラカチのアノカリリで、7歳の女児が犬に襲われたものだ。この女児は頭に、25針を縫う重傷を負い、オルーロ市内の病院に入院している。女児を襲ったのはジャーマンシェパードではないかとみられている。国内では犬が人を襲う事故は、頻発している。

■チファ、ヘビ肉使用か El Díaの記事
ラパスのチファ(中華店)が、ヘビ肉を客に提供していた可能性があるという。ビジャ・ファティマにあるチファが当局側からの摘発を受けたものだ。このヘビ肉はほかの食肉と偽って、提供されていた可能性がある。国内でヘビ肉を提供することは違法ではないが、偽装すれば法に触れることになる。

■ラパスでOmatsuri La Razónの記事
ラパスではこの30日、Omatsuri(お祭り)が開催される。カラコトにある日本庭園で開催されるこのイベントは、2004年以来この時期に毎年、行なわれているものだ。日本文化を広く紹介するもので、寿司などの料理や着物を着る体験などができる。来年はラパス県のソラタに初めて日本人が入植し、120周年となる。


【ペルー】

■マチュピチュ、地下に広場 La Repúblicaの記事
マチュピチュ遺跡の地中に、未発見の広場がある可能性があるという。この遺跡について、地質と考古学の専門家が再調査するプロジェクトを進めている。この結果、地下4~5メートルの地点に、サグラダ(聖なる)広場という空間がある可能性があるという。また地中に埋もれた段々畑も存在する可能性がある。

■ベネズエラ人、45万6千人 El Comercioの記事
入国したベネズエラ難民の数は、45万6千人となった。移民局が発表した新たな数字だ。経済失政による生活困窮から多くの同国民が流出し、各国で難民化している。この入国ベネズエラ国民のうち、ペルー国内居住許可を受けた人は2万4千人となっている。大量流入を受けペルー政府は8月25日から、入国ベネズエラ国民にパスポート提示を義務づけた。


【チリ】

■航空管制官育成に助成 BioBio Chileの記事
政府は航空管制官の育成に、新たな助成を行なう。国内では航空便の増加が著しいが、一方で管制官の不足がすでに生じ始めている。これから管制官を目指す若者を対象に、その学費などの助成を積み増しし、対応することを政府側が明らかにした。対象は30歳までの男女で、助成金は最大で190万ペソとなる。

■議員、交通費使い過ぎ BioBio Chileの記事
国会議員が、交通費を湯水のように使っていると指摘された。昨年の上院議員の実態について報告されたものだ。欧州との間を往復する議員らのうち、エコノミークラスを使用したのは2議員にとどまり、このほかはすべてファーストクラスかビジネスクラスを使用していた。これらの交通費の多くは、税金でまかなわれている。


【アルゼンチン】

■1ドルは41.88ペソに Télmaの記事
通貨ペソは28日、再び対米ドルで下落した。9月最後の取引日となったこの日、為替市場ではドルが買われ、最終的に1ドルは41.88ペソで終えた。8月31日時点の37.99ペソから、10.24%下落したことになる。トルコの通貨安を受け、アルゼチンペソもまさに「乱気流」に巻き込まれた状態にある。

■接種運動、準備進む Télamの記事
10月1日から行なわれる麻疹(はしか)、風疹の予防接種運動に向け、国内の現場では準備が進められている。今年18年ぶりに国内で麻疹感染者が確認され、保健省はこの運動を行なうことを決めた。生後13か月から4歳までの乳幼児を対象に、この接種を無料で行なうものだ。この運動期間は、11月末までの予定だ。

■ゴルフボール大の雹が降る Diario La Provincias San Juanの記事
ブエノスアイレス州のロボス、サンミゲルでは28日、ゴルフボール大の雹が降った。同州では首都圏を含む地域にこの日、悪天候の予報が出されていた。各地で大雨や強風に見舞われたが、一部のエリアで降雹も報告されている。両地域ではこの大きさの雹が降ったが、今の時点で建物や車輛の被害は報告されていない。

■スブテ、アエロパルケまで延伸 Infonewsの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の、ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)までの延伸が提言された。地域選出のマリアノ・リカルデ議員が語ったものだ。国内でもっとも利用者の多いこの空港への、大量輸送機関の整備が必要としたものだ。一方、スブテのどの路線を延伸するかなど、具体的提言はない。

■リベルタドーレスは再開 Téalamの記事
チリとの間のリベルタドーレスの国境は再開した。メンドサとロス・アンデスを結ぶこの国境道はあらゆる国境の中でもっとも、通過車輛が多い。しかし標高が高い地点を通過するため、天候の影響を受けやすい。降雪があったため、この国境道はしばらく閉鎖されていたが、除雪が進み、再開されたという。

■肥満、じわりと上昇 Télamの記事
アルゼンチン国民間でも、肥満の割合がじわりと上昇しているという。肥満人口比率が高いチリやペルーなどに比して、アルゼンチンはこの数字は低い水準だ。しかし保健省は、近年の生活習慣の変化などにより、国内の成人の肥満率が20%程度に達したとした。


【エクアドル】

■緊急事態、10月まで延長 Ecuavisaの記事
政府は国内に出されている緊急事態を、10月末まで延長した。国内へのベネズエラ難民の大量流入を受け、政府はこの8月にこの宣言を出していた。入国ベネズエラ国民の抑止などの結果、現在は落ち着きを見せているが、完全鎮静化までは達していない。政府側は、入国規制を当面、継続する構えだ。

■7割、テレビ買い替えの必要 El Comercioの記事
国内の7割の世帯は、テレビを買い替える必要が生じるという。国内の地上テレビ放送は現在のアナログ式から、デジタル放送に転換される。この変更にともない、対応テレビへの買い替えやチューナーの設置が必要となる。政府側はこの転換を2023年に終了する方針だ。エクアドルは日本-ブラジル式を採用している。


【コロンビア】

■難民にGDPの0.5%消費 France24の記事
コロンビアは、ベネズエラ難民に対し国内総生産(GDP)の0.5%相当額を投じているという。イバン・ドゥケ大統領が明らかにした数字だ。経済失政による生活困窮から多くのベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している。もっとも多く受け入れているコロンビアに身を寄せるベネズエラ人は、100万人を超えているとみられる。

■失業率、9.2%に上昇 Caracol Radioの記事
この8月時点のコロンビアの失業率は、9.2%に上昇した。国の統計機関DANEが明らかにした数字だ。失業者の実に48%は14~28歳の若い世代に集中している状態だ。地域別で失業率がもっとも高いのはキブドの18.4%で、これにアルメニア、ククタが続く。国内ではベネズエラ難民流入で、雇用市場の悪化が指摘されている。

■パームオイル生産、12%減 Caracol Radioの記事
国内でのパームオイル生産が、落ち込んでいるという。国内の生産者らがカルタヘナに集まり、この場で報告されたものだ。今年の生産量は、昨年同期比で12%のマイナスになっているという。気候、生産体制の問題だけでなく、隣国エクアドルでの生産が急増し、この圧迫を受けていることも一因だという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、バチェレを招く El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏を国内に招いた。参加した国連総会の場で会談し、ベネズエラを「好きな時に」訪れるよう求めたものだ。この上で、批判されている国内の人権状況について、視察をすることを求めた。バチェレ氏はこの3月まで、チリの大統領だった。

■マドゥロ、米国から帰国 Ultimas Noticiasの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、国連総会参加のため訪れていた米国から帰国した。ツイッターを通じ「我が国に戻った」ことを画像つきで報告している。同大統領は米国から制裁対象となっているが、この参加には支障はなかった。一方弾圧を受け亡命した前検察長官、ルイサ・オルテガ氏は米国に、マドゥロ大統領の拘束を求めていた。

■トランプ氏「片づける必要」 El Paísの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、ベネズエラについて「きれいに片づける必要がある」と述べた。同大統領はホワイトハウスでチリのセバスティアン・ピニェラ大統領と会談し、ベネズエラが現在「大災害」に直面しているとした上で、この状況を片づける必要があるとした。同大統領は軍事侵攻のオプションを否定していない。

■フットボールも経済の影響 El Universalの記事
国内のフットボールリーグも、経済失政の影響を受けている。国内で物資不足や通貨暴落などの混乱が広がる中、間もなく国内リーグが開幕の予定だ。しかし選手らへの賃金の遅配が多く報告され、さらに試合が行われるスタジアムの整備も十分に行われていない。タチラ州のチームは、この状況の打開を求めたデモを行なった。

■レケセンス氏解放求めるデモ NTN24の記事
拘束された野党議員、フアン・レケセンス氏の解放を求めるデモが行われた。先月4日、大統領暗殺を謀ったテロ未遂が起きたと伝えられるが、同氏はこの関与を一方的に指摘され拘束された。長期間にわたり家族や弁護士と接触できない異常事態となり、国民間からは野党に対する弾圧、との指摘がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■デモ隊、粛々と摘発 Infobaeの記事
ニカラグアのバルドラック・ハエンツチェケ副外相は、デモ隊の摘発を粛々と進める姿勢を示した。米国メディアの取材に答え語ったものだ。同国内ではこの4月から反政府デモが続き、政府側はこれを「テロ」と一方的に認定して弾圧を加えている。ダニエル・オルテガ政権はこの姿勢を今後も貫くとした。

■女性、反ボルソナロに動く El Universoの記事
ブラジルでは女性たちが、大統領選に向けて動いている。10月7日に投票が行われるが、極右候補のジャイル・ボルソナロ氏が28%の支持でトップを走る。同氏は過激発言を繰り返すが、この中には男性優位主義、女性蔑視を思わせるものも少なくない。同氏の当選を阻止しようと、国内の複数の女性団体が活発に行動を起こしている。

■ブラジルの学校で銃撃 El Paísの記事
ブラジル、パラナ州の学校で銃撃があった。メディアネイラの学校施設内で、15歳の少年が持ち込んだ銃を乱射したものだ。銃弾は15歳と18歳の2人の生徒にあたり、2人は重傷を負って病院に搬送され手当てを受けている。銃撃したこの少年と、煽動した1人の合わせて2人が、警察により拘束されている。

■アエロメヒコ、LCC型拡大 Reporturの記事
メキシコ最大手のアエロメヒコは、LCC型の運賃体系を拡大する。現在、一部路線で運賃の低コスト化と預け荷物、機内サービスの有料化が行なわれている。同社はこの措置を、国内線と米国、カナダとを結ぶ路線のすべてに拡大する。メキシコ国内ではLCCのインテルジェット、ボラリスの成長が目覚ましい。

■スタバ、病院に出店へ Montevideoの記事
ウルグアイ、モンテビデオの病院にコーヒーチェーン、スターバックスが出店する。同チェーンは今年4月、国内で初めての店舗をオープンさせたばかりだ。市内の医療機関アソシアシオン・エスパニョーラに新店舗を設けるという。国内チェーンはメキシコのAlseaが手がけており、2020年には10店体制にしたいと同社は語る。


【国際全般】

■アメリカン、アルコール有料化 Dallas Newsの記事
アメリカン航空は、機内でのアルコール類について有料提供に切り替える。同社はLCCと同様に、預け荷物について有料化したが、10月1日から機内サービスも変更する。ビールについては8ドル、ワインやスピリッツ類については9ドルからという料金になるという。この動きはほかのレガシーキャリアに広がる可能性がある。



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