2018.10.01

【ボリビア】

■日本時間22時に裁定 La Razónの記事
オランダ、ハーグの国際司法裁判所は海岸線問題の裁定をボリビア時間1日朝9時、日本時間22時に言い渡す。ボリビアがチリに海岸線を求めている件についての判断だ。この裁定言い渡しに立ち会うエボ・モラレス大統領は「良い結果」に期待を示し、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は対話の再開を示唆した。

■カトリック教会、新しい関係に期待 La Razónの記事
カトリック教会は、ボリビアとチリの「新しい関係」に期待を示した。ハーグの国際司法裁判所の裁定を前に、考えを示したものだ。ボリビアの海がチリにより損なわれて以来100年以上にわたり、ボリビア国民の対チリ感情は複雑なものがある。同教会はこの裁定を経て、対立から対話に転換することに大きな期待を示している。

■対チリではなく、チリとともに La Razónの記事
スペインで活躍する弁護士、レミロ・ブロトンス氏は、今後ボリビアが、チリに対する道ではなく、チリとともに歩む道を進むことに期待を示した。ハーグの裁定を前に、寄稿したものだ。ボリビア、チリ両国は1978年の断交以来、正規の外交関係を持たない状態で、この状況は地域の安全保障上も問題となっている。

■ハーグ裁定、温度差も Correo del Surの記事
海岸線問題のハーグ裁定を前に、ボリビアとチリの間には温度差もある。ボリビア側はこの裁定内容を尊重し、裁定後の対話開始への準備を進めている。一方、チリ側はこの裁定後への「警戒」を強め、裁定を理由とした要求に対する防衛策を整えようとしている。チリ側はこの裁定を前に、ラパス、オルーロ、ポトシ県に接する国境警備を強化した。

■二重アギナルド、26億Bs必要 Página Sieteの記事
この年末、二重アギナルド(クリスマス手当)政策が実施されれば、26億6300万ボリビアーノが必要になると試算された。政府は給与生活者の向上のためアギナルド倍払を義務づける措置をこの年末、とる可能性を示している。しかし財界は、巨額の資金が必要として反対している。この実施の是非は、今週中にも決定されるとみられる。

■エボ、メサ氏を上回る Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領のツイッターのフォロワー数が、元大統領のカルロス・メサ氏を上回った。30日15時40分の時点で、モラレス大統領のこの数がメサ氏を上回ったことが確認された。メサ氏は2011年3月からツイッターを使用し、モラレス大統領はこの4年後の2015年4月にサービス利用を開始していた。

■キューバ、国産牛乳輸入へ Los Tiemposの記事
キューバは新たに、ボリビア産の牛乳と木材を輸入する。ボリビア、キューバ間で新たな通商の枠組みについての協議が行われ、合意がなされたものだ。牛乳については、キューバが新たに輸入を開始するのはボリビア産の粉ミルクだという。米国と距離を置く政策の近さから両国は、関係を強めてきた。

■番号持ち運び、1日から Correo del Surの記事
国内の携帯電話の利用者が、契約会社を変更する際、この10月1日から従来の番号を使用できるようになる。交通通信監督庁が明らかにしたものだ。新たに導入したシステムを通じ、この1日からこの措置をとることが可能となるという。これまで、キャリアを変更する場合、番号も変える必要があり、キャリア間移動の阻害要因となっていた。

■避妊、理解はすれど実行せず La Patríaの記事
国内の若者の多くは、性交渉の際の避妊の必要性を理解はするものの、実際には何もしないケースが多いという。オルーロで行なわれた調査で明らかになったものだ。学生など若い世代の実に80%は、コンドームやピルしようなど避妊の必要性を認識している。しかし実際にこうした措置をとるのは、25%にとどまるという。

■カルナバル、ウェブ中継 El Díaの記事
オルーロ市は2019年から、ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのインターネット中継を行なう。シルバ・パディリャ市長代行が明らかにしたものだ。この中継は一部メディアがネット上で行なっていたが、新たに市側も参入し、この国内最大のフォルクローレの祭典を、国際社会にアピールしたいという。


【ペルー】

■観光インフラに2億5千万ソル Gestionの記事
マルティン・ビスカラ政権は、観光インフラ整備に2億5千万ソルを投じることを明らかにした。マチュピチュやティティカカ湖、クエラップ要塞などの観光資源に恵まれる国内では、観光産業のさらなる振興が期待される。これを後押しするため、複数の観光インフラ整備事業を大規模に進めることを明らかにした。

■ロス・ウロス事業、進捗50% Correo Perúの記事
プーノ県のティティカカ湖で湖上生活をするロス・ウロスの人々の生活インフラ整備事業は、進捗が50%にとどまっている。昨年10月からこの事業が開始されているが、地域行政によると思うように進んでいない状況だ。当初この事業は8か月で終了する予定だったが、浮島へのインフラ整備は、想像以上に難しい作業だという。

■ケシ3万本を撤去 El Comercioの記事
アヤクチョ県で、植えられていたケシ3万本が、撤去された。ケシは種類により、薬物であるアヘンの材料となるため、国内では栽培が禁止されている。県警によるとカンガリョ郡のチャコリャの集落近くでこの群生が確認されたもので、警察官らがすべて撤去した。自生したものか、誰かが植えたものかは分かっていない。


【チリ】

■本日、ハーグ裁定 BioBio Chileの記事
オランダ、ハーグの国際司法裁判所は1日、裁定を下す。ボリビアがチリに対し、1904年の平和条約に基づき主権ある海岸線を求めている件についてだ。この裁定に合わせ、セバスティアン・ピニェラ大統領がハーグに向かうが、外相は国内に残る。チリ政府側は、裁定に関わらず、チリの主権についての変更は行わないとの意見が強い。


【アルゼンチン】

■麻疹ワクチン運動、1日から Río Negroの記事
国内では1日から、麻疹(はしか)と風疹のワクチン運動が始まる。保健省がこの日からの実施を通達し、準備していたものだ。ベネズエラ難民を通じ今年、国内では18年ぶりに麻疹感染が確認された。この拡大抑止を図るため、生後13か月から4歳までの乳幼児全員に、無料でワクチン接種を行なうものだ。

■国内、対LCC戦争の様相 Totalの記事
国内航空市場では、対LCC戦争の様相だ。LCCの本格参入により航空各社は立ち位置について再評価する必要に迫られている。こうした中、先週に行なわれたストの際、LCCのフライボンディのみが通常体制で運航し、あたかも「スト破り」のような状況となった。航空各社の組合は同社の単独行動に激しい怒りを示しているという。

■ロサリオ爆発裁判、11月から Télamの記事
ロサリオで起きた爆発事故の裁判が、11月12日から始まるという。2013年8月、市内のサルタ通りに面する集合住宅でガス漏れがあり、大きな爆発が生じた。22人が死亡したこの惨事の責任を問う裁判が、ロサリオの裁判所でいよいよ始まることとなった。責任が求められているのは不動産管理側とガス会社だ。

■エル・パロマール、水没か Página 12の記事
ブエノスアイレス、モロンにあるエル・パロマール空港が水没したと報告された。この2月から旅客便の運用が始まっている同空港だが、周辺住民らは騒音などを理由に旅客便停止を求めている。この住民グループが、この週末の大雨などの際、空港施設などが水に浸かったと報告し、写真を公開したものだ。


【エクアドル】

■モレノ、NYから帰国 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は30日、米国ニューヨークから帰国した。同大統領は73回めとなる国連総会に参加するため、渡米していた。演説では、ベネズエラの大量難民が発生し、ラテンアメリカを「侵食」している問題を挙げ、国際社会が一致した対応をとる必要性を強く訴えていた。

■クーデター未遂から8年 El Universoの記事
軍事クーデター未遂事件から、30日で8年となった。2010年のこの日、キトの大統領府に軍人の一部が踏み込み、当時のラファエル・コレア大統領の拘束を試みた。しかしコレア前大統領はこの動きから逃れ、クーデターは未遂となった。コレア政権が距離を置いていた米国が、この事件の背後にいたとの指摘が根強い。


【コロンビア】

■HIVとマラリアも増加 Colombiaの記事
国内では麻疹(はしか)だけでなく、HIVやマラリアの新規感染も増えているという。隣国ベネズエラからの難民の大量流入を受け、国内では麻疹感染の増加が指摘されていた。しかし同時に、HIVのキャリアの国内居住が増え、さらにマラリア感染者の流入でハマダラカを通じた感染の広がりなどが懸念されている。

■新気象レーダー網整備へ Caracol Radioの記事
政府は、国内に新たな気象レーダー網を整備する。世界的な気候変動の影響で、国内でも気候の極端化が起きていることが指摘される。こうした事例に早く対応するため、最新式のレーダー網を国内に展開するというものだ。環境省はまず最初のレーダーを、ビジャビセンシオに配備することを明らかにした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、フランスを批判 El Nuevo Heraldの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、フランス政府を批判した。米州6か国が、人道問題などを理由にマドゥロ大統領を国際刑事裁判所(ICC)に告発した。フランスのマクロン政権はこの告発を支持する表明を行なった。マドゥロ大統領はこれに反発し、フランスこそが「人種主義に侵されている」と反駁した。

■副大統領、メトロ視察 Ultima Noticiasの記事
デルシー・ロドリゲス副大統領が、カラカスのメトロ(地下鉄)を視察した。経済失政による影響で多くの公共交通車輛が使用できず、市内交通システムのメトロへの集中が起きている。さらにチケット販売の変更で、購入に数時間かかる事例も報告されている。副大統領は利用者からの声を受け、この視察を行なった。

■「カリブの海賊」が増加 Infobaeの記事
現在、「カリブの海賊」が増加しているという。武装した船が、ほかの船を襲い金品を奪うものだ。米国メディアの報道によるとホンジュラス、ニカラグア、ハイチ近海で多いが、ベネズエラ近海は群を抜いて多く、増加数が著しい。経済問題からやむにやまれず、この犯罪に手を染める「海賊」が急増しているとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、それでもデモ Subrayadoの記事
ニカラグアでは、それでも反政府デモが行われた。同国では4月から反政府行動が続くが、ダニエル・オルテガ大統領はすべてのデモ行動を「違法」と位置づけ、摘発を行なうと宣言している。しかしそれでも、政権に対しNoを突きつけるデモはこの週末も行なわれ、警官隊との衝突や逮捕劇が起きている。

■80歳女性を拘束 El Comercioの記事
ニカラグア当局は、反政府デモに参加したとして80歳の女性を拘束した。国内では4月から反政府行動が続き、政府側による弾圧による暴力などで多くの死傷者が出ている。このミリアン・デル・ソコーロ・マトゥスさんはこれ以上の死者を出すことがないよう、デモに参加し声を上げていたという。

■ニカラグアの大学が再開 El Paísの記事
ニカラグア国内の大学が、授業を再開した。再開したのは首都マナグアにある国立自治大学だ。国内では4月から反政府行動が続くが、同大学の学生グループはこの運動を主導してきた。大学側が授業再開を判断したものの、今後の先行き不透明感が強いことから、学生らも様子見のムードとなっている。

■コスタリカ、打開に前進 CNNの記事
コスタリカでは、対話が前進している。社会制度改革をめぐる反対闘争が9月10日から始まり、同月17日からはゼネストも行なわれている。しかしここにきて、政府側と闘争を主導してきた組合との間の対話がようやく進展しているものだ。妥結に至れば闘争は集結し、国内は平常に戻ることになる。

■反ボルソナロ行進 Caracol Radioの記事
ブラジル、サンパウロでは反ボルソナロ行進が行われた。この7日に行なわれる大統領選で、極右のジャイル・ボルソナロ氏がリードしている。しかし過激発言を繰り返す同候補に対し、危機感を持つ国民も少なくなく、このデモが行われたものだ。遊説中に刃物で刺された同候補は、サンパウロの病院を退院したことが伝えられた。

■アエロメヒコ、ぎりぎりの交渉 Forbesの記事
アエロメヒコの経営側と、操縦士の労働組合の間で、ぎりぎりの交渉が続けられている。国内各社の操縦士の組合は1日、賃上げなどを求めてストを行なう計画だ。とくにアエロメヒコの組合はラジカルな主張をしており、全便停止の可能性もある。経営側との間で、スト回避に向けた折衝が続けられているものだ。

■アブドに尊厳を求める La Repúblicaの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、8月に就任したばかりのマリオ・アブド・ベニテス大統領に対し、性的マイノリティの尊厳を求めるデモが行われた。保守的な考えが根強い同国だが、エンカルナシオンで計画されたゲイ・プライドが行政首長の判断で中止となり、LGBT団体などが抗議を行なっている。この動きを受け、政府に対しても尊厳を求めた。

■ホンジュラス北部で大規模停電 La Prensaの記事
ホンジュラス北部で30日、大規模な停電が発生した。この事態に見舞われたのは北部の都市サンペドロ・スーラを含むコルテス県の一部や、ヨラ県の広い範囲などだ。この停電は、送電システムのトラブルから生じたものだという。現在これらの地域への送電は、段階的に再開されている。

■プンタ・カーナ、ホテル火災 El Universoの記事
ドミニカ共和国の観光地、プンタ・カーナのリゾートホテルで火災が起きた。火が出たのはビーチ近くにあるホテル・ババロで、レセプションがある棟や一部のイベントホールなどが全焼している。この火災による、人的な被害は報告されていない。今の時点で、出火原因などは分かっていない。



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