2018.10.03

【ボリビア】

■海岸線問題で2290万ドル El D&iacue;aの記事
ボリビアは、ハーグの国際司法裁判所に海岸線問題を持ち込んだ件で、2290万ドルを投じていたという。1日に裁定が言い渡され、ボリビア側が実質敗訴した。現政権に批判的な元大統領、ハイメ・パス氏がこの費用を明らかにし、まったく無駄な支出になったと批判した。この費用を社会開発に使うべきだったと言及している。

■海岸線問題は棚上げへ La Razónの記事
ハーグの国際司法裁判所で実質「敗訴」の裁定となったことを受け、政府は海岸線問題を一時棚上げする。エボ・モラレス大統領はこの裁定後、「それでも海岸線の回帰を諦めない」としたが、チリとの関係改善など喫緊の問題に直面しており、この件は棚上げせざるを得ないと判断した。

■ピニェラ、対話の用意 Correo del Surの記事
チリのセバスティアン・ピニェラ大統領は、ボリビアと対話の用意があるとした。ハーグの国際司法裁判所の裁定で「大勝利」を収めた同大統領は、この問題に揺れたアントファガスタを訪れ、勝利宣言した。この上で、ボリビア側が主権問題などを持ち出さないことを条件に、対話に臨む姿勢を示した。

■政府、イロ移転に傾く La Razónの記事
政府は、外港機能のペルー南部、イロ港への移転にさらに傾いた。ハーグの国際司法裁判所で実質敗訴したことを受け、チリ北部の港湾の外港としての使用をさらに抑える姿勢を示した。さらにパラグアイ川に面するブッシュ港の活用や、国内鉄道網を活用した大陸横断鉄道計画のさらなる水深を図る姿勢だ。

■チリ国境問題は、喫緊 La Razónの記事
チリ国境の問題は、喫緊の課題と指摘された。税関が明らかにしたもので、今年に入ってからすでに両国をまたいだ密輸によるボリビアの損失は、15億ドル規模に達しているという。税関はラパス、オルーロ、ポトシ県のチリ国境での対応を強化しているが、チリ政府側との意思疎通の欠如で、コントロールは限定的となっている。

■ターミナルアクセス道整備へ La Razónの記事
ラパスのバスターミナルへのアクセス道が、新たに整備される。ラパス市のルイス・レビジャ市長が明らかにしたものだ。このバスを発着する多くの便はラパスとエルアルトを結ぶ高速道を通る。しかしこのアクセスが悪く、市内の渋滞を悪化させている原因と指摘されていた。市側は200万ドルを投じ、このアクセス改善を図る。

■モンテロ、ワクチン運動 El Dísの記事
サンタクルス県中部のモンテロでは、黄熱病ワクチンの運動が始まった。ネッタイシマカなどが媒介するこの感染症は、国内でも感染リスクがあることが指摘される。これから夏を迎え、蚊の活動が活発化するのに合わせ、市民に対しこのワクチン接種の運動が行なわれている。

■砂糖輸出、1200万キンタル Página Sieteの記事
今年国外に輸出される国産砂糖は、1200万キンタルにのぼるとみられる。国内では東部のサンタクルス県を中心にサトウキビが生産され、砂糖がつくられている。その多くは国内で消費されているが、輸出量も漸増している状況だ。一方、政府はこうしたサトウキビを通じたバイオエタノール事業の展開も計画している。

■ワヌニ、200万ドルの損失 El Díaの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山は今年上半期、200万ドルの経常損失となったという。同鉱山は国内最大規模の錫(スズ)鉱山だ。しかし産出量の減少などの影響から、この上半期は巨額の損失を出すこととなった。ボリビアは1980年代、錫のモノカルチャー経済に陥り、この鉱産物価格の下落でハイパーインフレを引き起こしたことがある。

■BoAのオフィスで火災 El Díaの記事
サンタクルスの、国営ボリビアーナ航空(BoA)のオフィスで2日、火災があった。現場となったのは第一環状線の裁判所近くにある建物「カサノバ」だ。同社のオフィスの一角から火が出たもので、消防が出動し消火活動を行なった。火は内部の一部を焼いたものの、対応が早かったためボヤで済んだという。

■リャフアの標準化 Página Sieteの記事
辛いソースである「リャフア」の標準化が図られる。このリャフアは国内で広く消費され、スーパーなどで市販された商品も売られている。しかし成分や保存期間などはばらつきがある状態で、この標準化が図られることとなったものだ。このリャフアは、ボリビアの食文化として国内でも再評価の動きがある。

■オルーロ、トランペットのコンクール La Patríaの記事
オルーロでは2日、トランペット奏者のコンクールが開かれた。トランペットは伝統楽器ではないが、国内各地で開催されるダンスのイベントの際、演奏するブラスバンドの花形的な存在だ。この技術を競うコンクールがこの日、オルーロ県庁で開催された。市内に住む男性が、最優秀の評価を受けている。


【ペルー】

■メトロ、6輛編成に Gestionの記事
リマのメトロ(電車)1号線では、6輛編成による運転が始まった。編成あたりの連結車輛数を増やす措置がとられたものだ。ビジャ・エルサルバドルとサンフアン・デ・ルリガンチョを結ぶこの鉄道は、朝夕のラッシュ時には相当の混雑が生じており、この増結で混雑緩和が図られることになる。

■ビバ・エア、開設続々 Gestionの記事
LCCのビバ・エアは、新規路線の就航時期を発表した。昨年5月からペルー国内市場に参入した同社は、新路線開設を明らかにしていた。リマ-メデジン線はこの11月11日、リマ-チクラヨ線は11月15日、リマ-タララ線は11月15日、リマ-ハエン線は12月13日から、それぞれ運航するという。


【チリ】

■ムニョス氏、候補に浮上 BioBio Chileの記事
前外相のエラルド・ムニョス氏が、次期大統領の候補者に浮上している。ハーグの国際司法裁判所の裁定でチリが実質的勝利を収めたが、前政権下でこの問題に対処したムニョス氏の功績が、あらためて注目されているものだ。チリは多選規定で現大統領は次期選挙に出馬できず、次の候補者探しを各政党が行なっている。

■4か国、医薬品共同購入 BioBio Chileの記事
チリを含む4か国は、医薬品の輸入、購入を共同で行なうことに合意した。この合意をしたのはチリ、アルゼンチン、ペルー、コロンビアだ。この共同輸入、購入により、医薬品の調達コストを引き下げ、最終的な費用を20%程度抑えることが可能になるという。汎用性の高い医薬品を中心に、この共同戦線を張る。


【アルゼンチン】

■ペソはやや下落 Télamの記事
2日の為替市場では、通貨ペソは米ドルに対し、前日よりやや下落した。為替、両替の新システム稼働から2日めとなったこの日は、小幅な値動きにとどまった。1ドルは39.06ペソと、前日からわずかに下落した数値で終えている。ペソは、トルコの通貨安に連動する形で、「乱気流」に巻き込まれていた。

■AA、2路線開設へ Clarín.comの記事
アメリカン航空は、米国と国内を結ぶ2路線を新たに開設する。同社が明らかにしたもので、この12月からブエノスアイレスとロサンゼルス、来年4月からコルドバとマイアミを結ぶ直行便を開設するという。ロサンゼルスからの直行便は、およそ20年ぶりの復活となる。

■GOL、エセイサに移管 Aeroflapの記事
ブラジルのGOL航空は、ブエノスアイレスのアエロパルケ乗り入れの便を、エセイサ国際空港に移管することを発表した。現在アエロパルケに乗り入れているすべての路線を、来年4月からエセイサに完全に移す。アエロパルケは再び国内専用となることが決まっており、この決定に沿う措置だ。

■9月は暖かかった Télamの記事
ブエノスアイレスではこの9月は、1961年以来もっとも暖かかったという。気象機関が明らかにしたものだ。この月の平均気温は17.4度と、冬から春に向かう時季として高く、記録が残る1961年以来もっとも高い水準だったという。これまでこの月、もっともこの数字が高かったのは2007年の16.6度だった。


【エクアドル】

■出火原因はウサギ狩りか El Universoの記事
キト近郊のアタカソで起きている大規模林野火災の原因は、ウサギ狩りにあったとみられる。メヒア郡のこの地で、森林548.8ヘクタールを焼き、今も鎮火には至っていない火災だ。人や建物への被害は出ていないが、環境への影響は避けられないとみられる。今もキト消防などが、懸命の消火活動を続けている。


【コロンビア】

■ベネズエラ難民、400万人の可能性 Caracol Radioの記事
現在のペースで流入が続けば、2021年には国内に居住するベネズエラ難民は、400万人に達する可能性があるという。カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が明らかにした数字だ。こうした難民対策として、コロンビア政府は26兆ペソもの国費を投じる必要があるとみられる。現時点ですでに国は、100万人を超える難民を受け入れている。

■タランチュラを摘発 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港で、毒グモの「タランチュラ」23匹が摘発された。このクモは、国際郵便を使用し、韓国に送られようとしていた。この毒グモを国外に持ち出すことは違法となっている。空港側によると、郵便物のX線検査をした際に異常が感知され、この事態が発覚したという。

■サンタクルス線、11月22日から Bolivia.comの記事
最大手のアビアンカ航空は11月22日から、ボリビア東部のサンタクルスに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、ボゴタとを結ぶ路線を150座席のエアバスA320型機を使用し運航するという。同社はボゴタと同国の実質首都であるラパスを結ぶ路線を運航しており、ボリビアでは2地点めの乗り入れだ。


【ベネズエラ】

■ペトロ、ボリバールで販売へ El Carabobeñoの記事
政府は、国営の仮想通貨ペトロを、11月5日からボリバール建てで販売することを明らかにした。ニコラス・マドゥロ政権は米国などからの経済制裁の影響を避けるため、この仮想通貨を導入していた。この措置により、航空チケットやホテルの支払いなどにペトロが使用できるようになる。一方米国は、このペトロを禁止している。

■国内の衛生危機を訴える Analiticaの記事
ベネズエラの衛生危機を、人権団体が訴えた。国連の場で報告したもので、経済失政による物資不足などにより、国内の衛生環境が著しく悪化し、こどもや重病患者などの死亡が相次いでいるとしたものだ。国内ではこの衛生危機により、麻疹(はしか)やジフテリア、マラリアなどの感染症の拡大が、報告されている。

■棺ではなく袋 El Tiempo Latinoの記事
国内の葬儀の現場では、棺ではなく袋が使用されている。国内では一般的に、遺体は木製の棺に入れられ、埋葬される。しかし経済失政による物資不足で棺の入手が困難になり、袋が使用されるようになった。遺体は「納棺」ではなく、「納袋」される状況だ。

■レケセンス氏の裁判は延期に El Periódicoの記事
野党議員フアン・レケセンス氏の裁判は、延期となっている。同氏は8月4日に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され、拘束されている。ニコラス・マドゥロ政権を厳しく批判してきた同氏に対する、政治弾圧との見方が強い。同氏について、家族や弁護士とも長期間接触できない、異常事態が生じていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、クーデター企図と主張 Europa Pressの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ政権は、国内でクーデターが企図されていると主張した。4月以来続いている反政府闘争で多くの死傷者が出ていることを受け、欧州議会でこの件についての協議が行われた。この場にニカラグアの外相が出席し、こう主張したものだ。NGO団体のまとめでは、一連の闘争で521人が命を落としている。

■ゼネスト、規模縮小 El Nuevo Diarioの記事
コスタリカでのゼネストは継続されているが、規模は縮小している。制度改革への反対闘争から、労働組合が主導するストが9月10日から行なわれているものだ。4週間めとなった現在もストは継続となったものの、組合と政府の間の協議が進展していることを受け、この規模は小さくなっている。

■エルサルバドル、2月3日投票 La Vanguardiaの記事
エルサルバドル大統領選の投票は、来年2月3日となることが決まった。同国の選挙法廷がこの日程を明らかにしたものだ。今回の選挙は、内戦期(1980~1992)後の6度めの大統領選となる。今の時点で同国の有権者数は574万6800人だ。この発表を受け、与野党が選挙に向けて一斉に動き出すこととなる。

■ルラ氏、ボルソナロ氏を批判 El Comercioの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は、大統領選の極右候補者ジャイル・ボルソナロ氏を厳しく批判した。4月から収監されている同氏は、ボルソナロ氏の政策は「富めるものはより富み、貧しいものはより貧しくなる」ものとした。労働党は元サンパウロ市長のフェルナンド・アダジ氏を支持している。

■アルゼンチンからの誘客に期待 El Paísの記事
ウルグアイのリリアン・ケチチャン観光相は、アルゼンチンからの観光客の来訪に期待を示した。同国は観光客に対し、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)を還付する制度を期限つきで再開した。この措置により、ウルグアイ旅行の割安感が広がり、とくにアルゼンチンから多くの来訪客を迎えると期待されている。

■AA、サンティアゴ・デ・クーバへ Telemundo51の記事
アメリカン航空は新たに、キューバのサンティアゴ・デ・クーバに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、マイアミとを結ぶ路線を来年5月3日から、毎日1往復運航するという。夏の観光シーズンに、キューバに渡航する米国民が増えることを見越した路線開設だ。



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