2018.10.05

【ボリビア】

■野党、敗訴の説明求める Los Tiemposの記事
野党はエボ・モラレス大統領に対し、「敗訴」の説明を求める。1日、ハーグの国際司法裁判所は海岸線問題についての裁定を下し、ボリビア側の実質敗訴となった。野党側は「ボリビアの海」が実質的に絶たれたこの事態について、モラレス大統領に説明を求め、その上で責任を追及する姿勢を示した。

■21F、敗訴で勢いづく La Razónの記事
21F運動は、ハーグでのボリビアの実質敗訴を受け、勢いづいている。この運動は、2016年2月21日に行なわれた国民投票結果をもとに、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を掲げるものだ。運動側もハーグ裁定内容に配慮していたが、この実質敗訴を受けさらに大きな声を上げ始めた。運動側は近く、ゼネストを予定している。

■メサ氏「新たな関係構築を」 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、チリとの新たな関係構築を目指すよう、政府側に呼びかけた。同氏はハーグの裁定に置いて、国側の広報を務めていた。実質敗訴となった結果について同氏は不当との考えを示しているが、この結果をもとにボリビアという国家が前進する必要性を指摘し、チリとの関係改善を図るべきとの考えを示した。

■イロ港シフト、進める La Razónの記事
政府側は外港機能のイロ港シフトを、進める姿勢だ。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用している。しかし関係悪化を受けペルー南部のイロにこの機能を移し、集積する政策を示している。ハーグ裁定が実質敗訴に終わり、万が一にも海岸線が戻らないこととなり、政府は移転を推進する姿勢を明確化した。

■アリカ「嫌がらせ」続く Los Tiemposの記事
チリ北部のアリカ港では、ボリビアの貨物に対する「嫌がらせ」的対応が続いている。同港湾の税関が、ボリビア貨物の通関を遅らせ続けているものだ。港湾側は手続き上の問題としているが、チリ貨物には遅れがなく、国内から同港湾への非難が相次いでいる。この港湾は、ボリビアの主要な外港となっている。

■エボ、ラ・アスンタへ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタを訪れるという。政府広報側が明らかにしたものだ。この地ではコカ葉農家と警官隊との間の衝突が8月に発生し、死傷者が出ていた。この問題はうやむやのうちに決着がつけられた形となっている。モラレス大統領は16日にこの地を訪れるという。

■セメント工場、来年2月稼働へ La Patríaの記事
オルーロ県のカラコリョに新設されたセメント工場は、来年2月に稼働するという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにしたものだ。国内での需要増加を受け、4個所めとなるこの工場がこの地に設けられた。同知事によると、この工場建設はすでに進捗率が98%に達しているという。

■サンタクルス、麻疹警戒 La Razónの記事
サンタクルス県は、県内に麻疹(はしか)警戒警報を出した。国内では2016年に麻疹フリーが宣言されているが、隣国ブラジルでの感染拡大を受け、この警報が出されたものだ。保健局は80万本のワクチンを用意し、とくに乳幼児に対し今後接種を行なうという。現在麻疹は、欧州で猛威を振るっている。

■ブロブロ、小型機の事故 La Razónの記事
コチャバンバ県のブロブロで、小型機が墜落する事故が起きた。サンタクルスからコチャバンバに向かっていた空軍(FAB)の小型機が、この地に墜落したという。操縦士を含む乗組員は脱出して無事だった。このブロブロには尿素工場があるが、現場はこの近くだったという。

■ラミア事故犠牲者家族ら、来暮へ La Razónの記事
ラミア事故の犠牲者家族らの団体が、ボリビアを訪れる。2016年11月、シャペコエンセの選手や関係者を乗せたチャーター機がコロンビアで墜落し、その多くが死亡した。家族連絡会が、この賠償請求手続きなどのため、近く国内を訪れるという。この事故による犠牲者は71人、負傷者は6人だ。


【ペルー】

■フヒモリ氏「取り消しは死刑と同じ」 Télamの記事
最高裁により恩赦が取り消された元大統領、アルベルト・フヒモリ氏はこの事態が「死刑宣告と同じ」と表した。最高裁が昨年12月の恩赦を取り消して拘束を命じたことについて、今も入院中の同氏は「死ねと言われているのと同じ」とした。同氏は繰り返し舌癌の手術を受けるなど、同氏は健康問題を抱えている。

■フヒモリ支持派、反発の声 RPPの記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ氏の支持派は、反発の声を上げた。同氏に対する恩赦を最高裁が取り消したことを受けたものだ。4日、マルティン・ビスカラ大統領が参加するイベントの場で、フヒモリ氏支持派の面々は抗議の声を上げた。議会ではフヒモリ支持派の面々が、出席を見合わせる事態となった。

■アレキパの動物虐待を非難 Correo Perúの記事
国の警察機関が、アレキパでの動物虐待の実態を非難した。アレキパでは野犬が多く、同時に現在、狂犬病の脅威が増していることが指摘される。こうした報道を受け、野犬を粗雑に扱う市民が急増しているという。警察は野犬であっても、危害を加えたりケガを追わせれば法に触れると警告した。


【チリ】

■自転車、法の適用厳格化 BioBio Chileの記事
この11月から、国内では自転車に対する交通法の適用が厳格化される。国内では自転車を日常的な交通手段とする人が増えている。一方でルールやマナーの問題があり、この措置がとられることになった。シクロビア(自転車道)がある場合はここを通ることを義務づけ、また自転車に乗る際にはヘルメット着用も義務づけられる。

■旅行業界に危機感 BioBio Chileの記事
国内の旅行業界に、危機感が広がっている。国内を訪れる外国人で、国別でもっとも多いのはアルゼンチン国民だ。しかし同国では再び経済問題が生じ、国外への渡航を控える動きが広がっている。チリの観光地はこの打撃を受けており、アルゼンチンの旅行客のキャンセルの動きも続いているという。

■コキンボ、天体ショー特需 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州は、天体ショーの特需に沸いている。来年の7月2日、この地では皆既日蝕がみられる。この機会にこの地を訪れる人が増え、今の時点で主なホテルは予約で85%、埋まっている状態だ。同州側は、この皆既日蝕を見るためこの地を訪れる人が、50万人に達すると試算している。


【アルゼンチン】

■アエロパルケが大混乱 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)が4日、大きく混乱した。管制塔のシステムトラブルが発生し、午前10時30分以後の便の多くに遅れやキャンセルが生じたものだ。この影響は国内航空網全体に波及した。エセイサ国際空港の管制塔の協力を得て16時には正常化し、今は混乱は収束に向かいつつある。

■マクリ、カタール首長を迎える Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長を大統領府に迎えた。同首長は経済関係振興を図るため、140社の経営者などともにパラグアイに次ぎ、アルゼンチンを訪れた。カタール側はネウケン州のバカ・ムエルタの資源開発への投資などに、強い関心を示している。

■フライボンディ、記録更新 HostNewsの記事
LCCのフライボンディのこの9月の利用者は、月別で最高となったという。同社によるとこの月の同社便の総利用者は9万8千人となったという。同社はこの1月に国内線に参入し、現在は17の路線を運航している。とくにこの月は、開設したばかりのコリエンテス線の好調さが目立ったという。

■1歳半女児、バケツで溺死 Misiones Onlineの記事
サンティアゴ・デル・エステーロで、1歳半の女児がバケツに落ち、溺死した。ベレン地区の住宅で、20リットルほどの水をためていたバケツの中に、この女児は転落したという。この女児は三つ子のうちの一人で、近くに両親がいたもののこの異変にはすぐには気づかなかったという。


【エクアドル】

■エスメラルダス、アフロを祝う El Comercioの記事
エスメラルダスでは「アフロエクアトリアーノ」が祝われている。スペイン統治時代、アフリカから入植した黒人奴隷労働者の末裔が、このアフロ系だ。この町ではアフロ系の団体などによる大会が5日まで開かれており、国内のアフロ系の人々が集結している。アフロ系文化を伝えるため、市内ではダンスが披露されたりしている。

■グアヤキルで盆栽 El Universoの記事
グアヤキルでは、盆栽のイベントが開催されている。4日から6日まで、市内のロス・セイボスの施設で開催されているものだ。国内の愛好家らが持ち寄った60点が展示されている。日本文化である盆栽は、国内にも熱心な愛好者が多く、グアヤキルには愛好者団体もある。


【コロンビア】

■アビアンカの変更は打撃 El Heraldoの記事
アビアンカ航空の米国マイアミ線のスケジュール変更が、旅行業界にとって打撃となったという。同社は今月29日から、ボゴタ発の便の出発時刻を早朝に切り替えた。この影響で利用者間に「利用しづらくなった」との見方が広がり、この路線チケット購入者が激減していると旅行業界側が明らかにした。

■ボゴタでガス爆発 Caracol Radioの記事
ボゴタ市内で4日、ガス爆発事故が起きた。市内中心部のリカウルテ地区の住宅で起きた事故だ。ガス器具からガスが噴出し、引火し爆発したとみられている。この事故で、1人が死亡し、1人が重傷を負った。出動した消防が、ガス噴出と火をすぐにコントロールした。

■IVA、引き下げ検討 Caracol Radioの記事
政府は、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の税率を引き下げることを検討している。現在このIVAの一般税率は19%となっているが、これを16%とする是非を検討しているという。政府側はIVAの税率が高まれば、とくに低所得者層への影響が大きいことなどから、この検討に踏み切った。


【ベネズエラ】

■インドネシア支援に賛否 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権のインドネシア支援が、賛否の声を生んでいる。地震、津波の被害を受けた同国に対し政府は、1000万ドルの支援を表明した。しかし経済失政による影響で、ベネズエラ政府にはこうした支援を行なう余力がないとみられている。他国支援の前に国内に向けるべきとの批判が、政府に対して起きている。

■老舗新聞、また休刊 Efecto Cocuyoの記事
老舗の新聞が、また休刊に追い込まれた。ボリバール州で新聞を発行してきた「エル・ルチャドール」は4日をもって、紙媒体の新聞発行を終了した。経済問題と、発行のための紙の調達が難しくなったことから、ネット配信のみに切り替える老舗新聞社が国内で増加している。同社は創業113年を誇る。

■エクアドル人、さほど問題視せず El Nacionalの記事
エクアドル国民の多くは、ベネズエラ難民をさほど問題視していない。経済失政による生活困窮からベネズエラ国民の国外流出、難民化がラテンアメリカ全体の問題となっている。エクアドルにも64万人が流入したが、同国にとどまっているのは11万5千人と少なく、エクアドル国民のうち問題視する割合は10%にとどまる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■亀の歩みで抗議行動 Diario Metroの記事
ニカラグアでは、新たな手段での抗議行動が呼びかけられた。都市部を走る車輛に対し、時速15キロ以下のスピードとする「亀の歩み戦術」だ。国内では4月以来反政府行動が続くが、弾圧姿勢をとる政府側はすべてのデモを違法としたことを受け、新たな手段に打って出た。

■ブラジル大統領選は決選へ Caracol Radioの記事
ブラジル大統領選は、決選となる公算が高まった。7日に投票が行われるこの選挙だが、過半数候補はいない見通しだ。極右のジャイル・ボルソナロ候補と、元サンパウロ市長のフェルナンド・アダジ候補が、28日に行なわれる決選に進む可能性が高まっていると分析されている。

■ネット上ではボルソナロ氏優勢 Caracol Radioの記事
ブラジル大統領選挙で、インターネット上では極右のジャイル・ボルソナロ氏が優勢となっている。SNSなどを解析した結果が示されたものだ。従来の選挙では左派の労働党と、中道右派のPSDBの争いとなっていたが、ルラ氏の選挙戦撤収以降、この選挙をとりまく構図が大きく変わっているという。

■労働党「極右を止めろ」 El Paísの記事
ブラジル選挙戦で、左派の労働党は「極右を止めろ」というスローガンに変えてきている。この選挙では元サンパウロ市長のフェルナンド・アダジ氏を同党は支援している。しかし過激発言を続ける極右のジャイル・ボルソナロ氏のリードが伝えられ、労働党は極右候補が大統領に就任する「恐怖」を選挙運動で展開している。

■ホンジュラス、大雨警戒 Procesoの記事
ホンジュラスでは、大雨に対する警戒が呼びかけられた。同国の気象機関は、国内の北部地域、カリブ海岸地域であと数日にわたり、強い雨が降る可能性があると予報している。同地域ではこの数日、雨がちな天気が続いており、土砂災害などへの警戒も必要と同機関は指摘している。


【国際全般】

■ルーマニア、同性婚の投票 News24の記事
ルーマニアでは7日、同性婚の是非を問う国民投票が行われる。欧州では2001年に初めてオランダで同性婚が制度化され、多くの国がその後同性婚またはパートナーシップ制を導入してきた。しかし東欧各国の間では今も同性婚に対しては保守的な国が多く、ルーマニアで認められれば同性婚の「標準化」が東部に開かれることになる。



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