2018.10.06

【ボリビア】

■メサ氏、出馬決断か La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏が、来年末の大統領選への出馬を決断したとみられる。左派の政党FRIから出馬要請を受け、これを受諾したとみられるという。時期選挙には、エボ・モラレス大統領が網疏(法の抜け穴)をついて出馬を強行する構えで、メサ氏はこの態度を批判していた。近く、出馬を正式表明するとみられる。

■ロドリゲス氏「ほかの選択肢も」 La Razónの記事
前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏は、海岸線回帰に向けた「ほかの選択肢」があると断じた。1日にハーグの国際司法裁判所が、ボリビアの実質敗訴の裁定を出したばかりだ。元最高裁長官の同氏は、この裁定ですべての道が閉ざされたわけではなく、国際法上ほかの方法もあると述べた。

■裁定、両国にとって損 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ハーグの国際司法裁判所の裁定が、ボリビアとチリ双方にとって「損」になったと断じた。海岸線問題をめぐるこの裁定ではボリビアが実質敗訴となったが、この決定はチリ国民にとっても不幸なものだと、訪問先のパンド県で演説し語った。

■二重アギナルド会議 Correo del Surの記事
マリオ・ギジェン経済相は、二重アギナルド(クリスマス手当)の是非を検討する会議に5日、出席した。来年選挙を控える政府は、アギナルドの倍払をこの年末、企業などに義務づける措置を検討している。政府側は経済成長率などをもとに実施するかどうかを決めるとしたが、財界は強く反発している。

■空軍機が緊急着陸 El Díaの記事
空軍の小型機が、サンタクルスのエル・トロンピーリョ空港に緊急着陸した。5日14時10分頃、空軍のセスナ206型機の車輪がトラブルを起こし、同空港に胴体着陸したものだ。受け入れる空港側にも緊張が走ったが、この事態による負傷者は出なかった。この前日にはコチャバンバ県ブロブロでも、空軍小型機が事故を起こしている。

■ブッシュ港開発、資金探し Página Sieteの記事
政府は、サンタクルス県のパラグアイ川に面するブッシュ港のインフラ整備資金の確保を急いでいる。ハーグ裁定を受け、政府はこの港の重要性をあらためて認識し、インフラ整備を行なう姿勢を示している。しかしこの整備には6~8億ドルが必要と見積もられ、政府側は限られた予算内からこの確保を目指している。

■国外からの投資、16.6%減 Página Sieteの記事
国外から国内への投資は今年上半期、前年同期比で16.6%減ったという。中央銀行(BCB)が明らかにしたものだ。この期間中の総投資額は4億5770万ドルで、前年同期の5億4900万ドルから7200万ドル減った。分野別では鉱山が36.2%、工業が35.4%と大きな落ち込みで、天然ガスも4.8%のマイナスだった。

■タクシーぼったくり被害が増加 Página Sieteの記事
エルアルト国際空港からのタクシー利用で、ぼったくり請求が増えているという。空港からラパス、カラコトへの固定料金は80Bsだが、120Bs請求されるなどの事例が相次いでいる。報告を受けたエルアルトの行政は、タクシーに対する指導を開始した。テレフェリコ(ロープウェイ)紫線開業で、市内に向かう便数は減っているとみられる。

■浄水施設で遊泳か El Díaの記事
タリハ県ベルメッホの浄水施設で、職員が遊泳したという。市内などに水道水を提供するため池で職員が泳いだというもので、衛生上の重大な問題がある行為だ。この様子を撮影した動画が拡散し、このスキャンダルが表に現れた。施設側は泳いだ職員に対し、処分を行なう方針だ。

■オルーロ、黄熱病接種 La Patríaの記事
オルーロ県保健局は、黄熱病予防接種の運動を展開する。未接種の県民に対する接種のため、11万4千本のワクチンを用意した。県全体が高地にあるオルーロ県には媒介するネッタイシマカはいないが、国全体のリスク軽減のためこの運動を展開する。現在この接種は、一生のうちに一度うければ足りるとされる。


【ペルー】

■ケイコ氏、人道的扱い求める El Universoの記事
大統領選に出馬したケイコ・フヒモリ氏は、人道的扱いを求めた。父親で元大統領のアルベルト・フヒモリ氏について今週、最高裁が恩赦を取り消す決定をした。フヒモリ氏の再拘束が命じられたが、同氏は健康問題を抱え、入院中だ。ケイコ氏は人道的見地からの再判断を、各方面に求めた。

■パスポート請求、30日間停止 La Rep&aucute;blicaの記事
最高裁は、入国ベネズエラ国民にパスポート提示を義務づける措置の、30日間の停止を決めた。大量の同国からの難民が流入したことを受け、エクアドルに続きペルーは8月25日から、この提示を義務づけた。しかし最高裁は、人道的な見地からこの措置を一時解除することを決めた。

■国内、禁酒令発令へ La Repúblicaの記事
国内には6日朝から、禁酒令が発令される。7日に国内各地で地方選挙の投票が行われるが、投票前後は混乱を避けるため、酒類の販売提供が禁止されるものだ。今回は6日の朝8時から、選挙翌日となる8日の朝8時までこの措置がとられ、摘発された場合最大で2790ソルの罰金が請求される。

■クスコ県でM5.2の地震 Correo Perúの記事
クスコ県で4日20時45分頃、やや強い地震が起きた。地質鉱山機構によると震源は同県のエスピナールの北西24キロで、震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは19キロだ。広い範囲で揺れは感じたものの、人や建物への被害の報告はとくに入っていないという。


【チリ】

■タバコの罰金引き上げ BioBio Chileの記事
サンティアゴのラス・コンデスでは、タバコについての罰金が引き上げられる。国内では法で、公共スペースでの喫煙は禁止されている。ラス・コンデスでは広場や公園で喫煙が摘発された場合の、罰金を引き上げる条例を設けた。摘発を受けた場合、最大で23万9千ペソが請求される可能性がある。

■薬物タクシーを摘発 BioBio Chileの記事
サンティアゴで、薬物輸送を業として行なっていたタクシーが摘発された。リナレスで摘発されたこの35歳の男性タクシー運転手は、タクシー輸送の傍ら、副業として薬物を運んでいたとみられる。このタクシー内から、コカイン20点、時価20万ペソ相当が発見、押収された。薬物のデリバリー注文に応じていたとみられる。


【アルゼンチン】

■ユースオリンピックが開幕 Télamの記事
ブエノスアイレスでは、若者の国際スポーツの祭典、ユースオリンピック2018が5日、開幕した。この日、マウリシオ・マクリ大統領も出席し、開会式が行われた。この大会は15歳から18歳までの若い世代のオリンピックで、206か国・地域から4000人の選手が参加する。

■ペソ、一週で7.09%下落 Télamの記事
通貨ペソは今週、対米ドルで7.09%の下落となった。中央銀行はこの週初めの1日から、新しい為替、両替システムを導入していた。対米ドルでのペソ下落の抑止を図ったものだが、5日には1ドルは38.91ペソとなり、9月末からさらに下落したことになる。トルコの通貨安以降、ペソはまさに「乱気流」に巻き込まれている。

■航空便に混乱 Perfilの記事
5日、国内の航空便は大きく混乱した。航空各社の労働組合の会合が急遽開かれた影響で、アルゼンチン航空、アウストラル航空、LATAMアルゼンチンの便などに広く、遅れやキャンセルが生じたものだ。影響は特に、ブエノスアイレスのアエロパルケに生じ、連鎖的に国内各地の空港に広がっている。

■航空路線の審査始まる Télamの記事
ブエノスアイレスでは5日から、新規航空路線の審査が始まった。マウリシオ・マクリ政権は航空市場の開放を進め、新規航空会社の参入が相次いでいる。今回、新規参入を含む9社が新たに開設を申請した路線数は、796にものぼる。フライボンディやアビアンカ・アルゼンチンの国際定期便もこれに含まれる。


【エクアドル】

■亀の子、123匹盗まれる El Comercioの記事
ガラパゴス諸島では、ガラパゴスオオガメの子123匹が、違法に盗まれたとみられる。同島選出の議員が明らかにしたものだ。何者かが商業目的で、持ち去った可能性があるとみられる。独特の生態系を持ち、ユネスコ世界遺産に登録されるこの島から、野生動物を持ち出す行為は、厳重に禁止されている。

■ベネズエラ人、70%は違法 El Comercioの記事
国内に居住するベネズエラ国民の実に70%は、違法な入国、滞在だという。国連機関と国際労働機関(ILO)が共同でレポートしたものだ。経済失政による生活困窮から国外に逃れ、難民化するベネズエラ国民が急増した。エクアドルも例外ではなく、各地でベネズエラ国民の目にする機会がある。


【コロンビア】

■カルタヘナ、麻疹への警戒 CaracolTVの記事
カルタヘナでは、麻疹(はしか)への警戒が強まっている。今年国内では105件の麻疹感染が報告され、カルタヘナはこのうち38件を占める。この38件のうち4件は、ベネズエラから持ち込まれたもので、これが市内で広がりを見せたとみられる。難民流入による麻疹感染は、ブラジルやアルゼンチンなどでも報告されている。

■薬物、ヘリ輸送 El Universoの記事
パナマ国境エリアで、薬物のヘリコプター輸送が摘発された。現地警察によると、コカインなど330キロを積んだヘリを摘発したという。小型機や船、潜水艦を使用した薬物輸送は現在、ラテンアメリカでは国境を越えた問題となっている。こうした中、この輸送にヘリが使用されるケースは、きわめて珍しい。


【ベネズエラ】

■パスポートはペトロ払いに El Deberの記事
パスポート入手時の支払いは11月以降、政府が導入した仮想通貨ペトロ払いが義務づけられるという。デルシー・ロドリゲス副大統領が5日、明らかにしたものだ。現行では7200ボリバールだが、この措置導入以降は2ペトロとなる。このペトロは米国などは、使用を禁止している状態だ。

■マドゥロ、ドゥケ批判 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領が、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領を批判した。ドゥケ大統領はマドゥロ大統領を「悪魔」と呼び、ベネズエラ政府を「危険」と表した。これに対しマドゥロ大統領は、「ドゥケ大統領こそが悪魔だ」と反論した。マドゥロ政権は、コロンビアが軍事侵攻を図ろうとしていると一方的に指摘している。

■政治犯、236人 La Prensa Laraの記事
国内で拘束されている政治犯は現在、236人だという。米州機構(OEA)の人権機関CIDHが明らかにした数字だ。ニコラス・マドゥロ政権による野党や記者への弾圧は今も続いている状態だ。2014年以来、同国で拘束された政治犯は1万2480人となっている。テロ容疑を一方的に指摘された野党議員、フアン・レケセンス氏もこの一人だ。

■ゼノフォビア増加に警鐘 El Universoの記事
ベネズエラ国民に対するゼノフォビア(外国人憎悪)の増加に、警鐘だ。国際労働機関(ILO)が指摘したものだ。経済失政による生活困窮から多くのベネズエラ国民が国外に流出し、難民化している。同機関によると、この難民に対するゼノフォビアによる暴力や排斥運動が、ラテンアメリカ各地で高まっているという。

■両足のないサーファー El Colombianoの記事
ベネズエラの、足のない25歳の男性サーファーが、コロンビアで活躍しているという。仲間内でアルカと呼ばれるこの男性は、先天性の疾患などで両足を失った。しかし逃れたバランキージャで現在、サーフィンやスケートボードの腕を磨いているという。アルカさんは13歳の時に自殺を図った経験も持つが、今はよりアクティブに動いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボルソナロ氏、リード広げる El Paísの記事
ブラジル大統領選の極右候補、ジャイル・ボルソナロ氏がリードを広げた。7日に投票が行われるが、直近の世論調査で同氏は35%の支持を得て、次点の元サンパウロ市長フェルナンド・アダジ候補の22%を13ポイント上回った。過半数候補はいない見通しで、両者による決選が28日に行なわれる公算が高い。

■ニカラグア・テロリスト Miami Diarioの記事
ニカラグアでは多くの若者たちが、テロリストとして裁きを受けようとしている。国内では4月から反政府行動が続くが、ダニエル・オルテガ政権はデモを「テロ」と一方的に断じ、過度の武力を使用した弾圧を続けている。拘束された若者らが今後、テロリストとして裁判にかけられることになるという。

■コスタリカ、スト支持46% El Diarioの記事
コスタリカ国民のうち、社会闘争によるストライキを支持する人は46%だ。新たな世論調査結果が示されたものだ。司法制度改革への反対運動が9月10日に始まり、今に至る。続くストを支持する人は46%にとどまるが、この改革そのものの凍結を望む人は68%にのぼる。道路封鎖などにより、国内ではガソリンの不足、涸渇も起きている。

■ホンジュラスで大雨被害 Diario Metroの記事
ホンジュラスは大雨に見舞われ、各地で被害が報告されている。国内では北部、カリブ海岸を中心に大雨に見舞われ、今の時点で18県で被害が報告されている。南部にある首都テグシガルパでも、増水した川に流され、男性1人が不明になっている。国内全体では現時点で、少なくとも30世帯が避難を強いられている。

■ウルグアイ鉄道スト El Paísの記事
ウルグアイでは5日、鉄道ストライキが行なわれている。24時間のストが行なわれているのは、同国のドゥラスノ駅を中心とした区間だ。この影響で、ガソリンなど燃油100万リットルと、コメ6千トンの輸送がこの日、止まった状態だ。労働組合が、鉄道会社の運営体制の刷新を求めた動きで、労働省が斡旋を試みている。

■グアラニ、75周年 ABC Colorの記事
パラグアイの通貨単位グアラニが、5日で導入から75周年を迎えた。このグアラニが国内に登場したのは1943年のこの日で、1842年から使用されてきた単位「ペソ」に代わり導入された。ラテンアメリカ各国は通貨単位の変更をよく行なっており、このグアラニは「ペソ」以外ではラテンアメリカでもっとも古い歴史となっている。


【国際全般】

■UA、サーフボード無料に Rus Tourismの記事
米国のユナイテッド航空は、サーフボード輸送時の付加料金を5日、変更した。サーフボード受託の際、150~200ドルの付加料金を徴収していたが、カリフォルニア州内空港発着の便に限り、これを無料化した。同州で活動するNGO団体と提携しこの措置をとったものだという。



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