2018.10.08

【ボリビア】

■野党、候補統一に意欲 Página Sieteの記事
元大統領のカルロス・メサ氏が来年の大統領選出馬を表明したことを受け、野党各党のリーダーらは候補一本化に意欲を示している。実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏、ラパスのルイス・レビジャ市長がこの候補者一本化に向け協議を行なうことに前向きな姿勢を示した。メサ氏は右派の野党の後ろ盾を得ている。

■支持、メサ氏が上回る Página Sieteの記事
来年の大統領選に向けた世論調査で、出馬表明したばかりの元大統領カルロス・メサ氏の支持が、現職のエボ・モラレス大統領を上回った。メルカド社が行なったこの調査で、メサ氏が44%、モラレス大統領が35%、「どちらでもない」が17%となった。メサ氏に野党が候補一本化を図れば、政権交代の可能性がある数字となっている。

■65%、エボ再出馬は違法 Página Sieteの記事
国民の65%は、エボ・モラレス大統領の次期選挙再出馬は違法と考えている。この出馬は憲法の多選規定に抵触するが、政府側は網疏(法の抜け穴)を通じた再出馬を模索し、憲法法廷はこの方法を合法としている。しかし世論調査の結果、過半数は違法と考えていることが分かった。国内ではこの出馬阻止を目指す「21F運動」が続いている。

■ハーグ裁定は不当、93% Correo del Surの記事
国民の圧倒的多数は、1日のハーグの国際司法裁判所の裁定を「不当」と考えている。世論調査の結果だ。ボリビアがチリに海岸線を求める問題で、同法廷は「チリにはこの交渉に臨む義務はない」と判断された。しかし国民の実に93%は、この裁定が不当であると考えていることが分かった。

■チリは分断を図っている El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、チリ政府がボリビアの分断を図っていると断じた。1日のハーグの国際司法裁判所の裁定で、ボリビア側の実質敗訴となって以降、セバスティアン・ピニェラ大統領や歴代大統領から、ボリビアを非難するばかりのコメントが出されている。モラレス大統領はあくまで、海岸線の回帰はあきらめないと断じた。

■ロドリゲス氏「対話継続を」 La Razónの記事
前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏は、チリとの対話チャネルを常に確保する必要性を示した。ハーグの裁定に向けた大使を務めた道氏は、裁定が出された後も、政府側に冷静な対応と対話の継続を求めてきた。メディアの取材に答え、海岸線回帰のためにはまだ方法があると呼びかけ、対話の重要性を訴えている。

■ウユニ、塩化カリウム工場 La Razónの記事
ポトシ県のウユニに、塩化カリウムの工場が完成、竣工した。この竣工式が行われ、エボ・モラレス大統領も参列している。ウユニ塩湖の資源を活用し、工業上多くの需要がある塩化カリウムの抽出などを行なう工場だ。この新工場は、年間35万トンの塩化カリウムの生産が可能だという。

■ビント、パンディージャ抗争 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のビントで、ギャングメンバーであるパンディージャ間の抗争が顕著になっている。6日、市内北部で新たな衝突が発生し、1人が死亡、2人が負傷したものだ。この7月に14歳の少女が殺害される事件があったのをきっかけに、この抗争が水面下で続いている状態だという。

■5歳児、癌ではない El Díaの記事
小児癌と診断された5歳男児は、癌ではなかったとみられるという。この家族の弁護士が明らかにしたものだ。この男児は診断を受け国内病院で、健康な腎臓一対を全摘出される事態となった。現在男児は、高度医療を受けるためブラジル、サンパウロに転院している。この地の病院での調べで、癌ではなかったとみられることが分かった。

■コチャバンバも紫外線警報 Los Tiemposの記事
ラパス、オルーロ、ポトシに続き、コチャバンバにも紫外線警報が出された。標高の高い地域はもともと紫外線量が高いが、現在これがきわめて高いレベルで推移している。コチャバンバでも人の健康に影響を及ぼしかねないレベルとなっており、保健行政は市民に対し、肌の露出を控え、サングラスを着用するなどの対応を呼びかけた。


【ペルー】

■ビスカラ「議会次第」 El Comercioの記事
マルティン・ビスカラ大統領は、議会の判断にゆだねる姿勢だ。先週、最高裁は元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦を取り消す判断を示した。フヒモリ氏支持派などから強い反発が起き、また事件犠牲者家族らはこの決定を評価している。ビスカラ大統領はこの件に自身の意見を挟まず、議会に判断を仰ぐ姿勢だ。

■バス、便乗値上げか Correo Perúの記事
この週末、国内の都市を結ぶバスの運賃が、便乗値上げされたとの告発が相次いでいる。7日、国内では地方選挙の投票が行われ、この投票を行なうために地元に帰る人が増加した。これに便乗し、バス会社が一方的な値上げを行なったという。消費者保護行政が今後、この件についての調べを進める。


【チリ】

■貨物列車、駅舎を破壊 BioBio Chileの記事
貨物列車が、ビオトレンののコロネル駅の駅舎の一部を破壊した。7日16時10分頃、Fepasa社が運行する貨物列車がこの駅を通過した際、編成の一部がこの駅舎に衝突したという。駅舎の一部は大破する事態となったが、人的な被害は出ていない。この貨物列車はヌエバ・アルデアからコロネルに、セルロースを運んでいた。

■ラ・ウニオン、緊急予防接種 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州のラ・ウニオンでは、飼い犬などに対する狂犬病の予防接種が緊急実施される。この地に、狂犬病ウイルスを保菌したコウモリの出現が確認されたためだ。コウモリを介した感染拡大が起きるおそれがあるとして、地域保健省が飼い主らにこの接種を受けることを呼びかけた。


【アルゼンチン】

■接種、6日で1万2千人 Jornada Onlineの記事
国内では1~6日に、合わせて1万2千人が麻疹(はしか)、風疹の予防接種を受けた。今年18年ぶりに国内感染者が出たことを受け、麻疹の予防接種運動が1日から始まったものだ。生後13か月から4歳までの乳幼児が対象で、11月末までにその保護者は接種を受けさせる義務を負う。この接種は、無料で受けることができる。

■30個所にビットコインATM Cripto Tendenciaの記事
この年末までに、仮想通貨ビットコインの自動機(ATM)が国内30個所に設置される。すでにブエノスアイレス市内では一部が稼働しており、これが漸次増やされるものだ。トルコの通貨下落に端を発したペソの下落など、通貨不安が国内にあり、ビットコインの利用者はアルゼンチンではとくに多い。

■バイレス・フライ、参入申請 Info Merloの記事
新航空会社バイレス・フライが、国内線参入を申請中だという。5日から、航空各社の路線開設などの審査が行われている。この新会社が、ブエノスアイレスのアエロパルケと、サンルイス州のバジェ・デル・コンララを結ぶ路線の開設申請を行なっていることが明らかになった。

■ラ・キアカで降雹 Jujuy al Díaの記事
フフイ州のボリビア国境、ラ・キアカで雹が降った。7日夕方、この一帯は突然悪天候に見舞われた。強風が吹き、雷が鳴り、さらに強い雨が降ったという。この際、大量の雹が降り、広い範囲が雪が積もったように真っ白になった。この降雹による人や建物などへの被害報告はない。


【エクアドル】

■レベンタドールが小噴火 El Comercioの記事
首都キトの東90キロにあるレベンタドール火山が、また小噴火した。観測機関によると7日、この火山の火口から大量の水蒸気と火山灰が噴出されたという。火山灰は火口から900メートルの高さに立ち上った。この火山は2002年以来、断続的に噴火活動を繰り返している。

■キト、雷への注意月間 El Comercioの記事
キトではこの10月は、雷に警戒が必要だという。気象機関によると、月別でこの10月は市内でもっとも雷が発生しやすい月だ。雷をともなった強い雨が降ることもあり、天候の突然の激変が生じやすい月でもある。気象機関が出す注意、警戒警報などに十分留意するよう、市民に呼びかけがなされた。


【コロンビア】

■コロサル、試験飛行 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空の旅客機が、スクレ県のコロサルの空港に試験飛行した。シンセレホにあるこの空港に同社は、近く旅客定期便を就航予定だ。しかしこの地域では、電力問題から断水が生じており、就航した機体がこの空港で給水を受けることが難しくなっている。定期便就航が可能かどうか、試験飛行されたものだ。


【ベネズエラ】

■Ancur、国境視察 NTN24の記事
国連難民高等弁務官事務所(Ancur)のフィリッポ・グランディ氏が、コロンビアのベネズエラ国境を訪れた。生活困窮から多くのベネズエラ国民が流出し、難民化している。このククタの国境は、これら難民発生の最前線だ。ベネズエラ政府側は移民の増加は認めているが、難民発生は「フェイクニュースだ」と否定している。

■人口の7~13%が流出 El Pilónの記事
ベネズエラの人口の実に7~13%が、国外に流出した状態だという。生活困窮から多くの国民が国外に移民し、各地で難民化している。もともと3000万人の人口だった同国だが、この数年でこのうちの7~13%が流出したと試算されている。また現時点で、国内に居住する国民の40%が、移民を検討している状況だ。

■百日咳でこども12人死亡 Informe21の記事
国内では感染症の百日咳で、これまでにこども12人が命を落としているという。感染症の保健機関が新たに明らかにした数字だ。今年初めから8月末までに、2160件の発生が報告され、これらのこどもが死亡している。百日咳は百日咳菌によるもので、重症化すると発作や呼吸困難を起こし死亡することがある。

■麻疹4500件、ジフテリア1900件 Kien y Keの記事
国内での麻疹(はしか)感染例は4500件、ジフテリアは1900件だという。感染症の保健機関が明らかにしたものだ。経済失政による物資不足で国内では医療体制の崩壊が起きており、感染症が生じやすい状況だ。このジフテリア感染者のうち、168人が命を落としている。

■レケセンス氏、母親と面会 Ultimas Noticiasの記事
野党議員のフアン・レケセンス氏が、母親と面会できたという。今年8月4日、大統領暗殺を謀ったとされるテロ未遂が起きたと報じられた。政府側が一方的に関与を指摘し、レケセンス氏は身柄を拘束された。長期間にわたり弁護士や家族とも接見できない状態だったが、ようやく母親との面会を果たせたという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、投票続く ABC Colorの記事
ブラジル大統領選挙の投票は続いている。7日、同国では全土で投票が行われている。サンパウロのメディアの出口調査では、現地時間17時時点で、極右のジャイル・ボルソナロ候補が40%、左派のフェルナンド・アダジ候補が25%の得票で、この2人が28日の決選投票に進む公算が高い。

■ボルソナロ氏「ベネズエラにならない」 El Paísの記事
ブラジル大統領選の候補者、ジャイル・ボルソナロ氏は、「ブラジルはベネズエラのようにはならない」と語った。リオデジャネイロの投票所で投票を済ませた後、メディアに語ったものだ。極右の同候補は、アダジ候補の左派の姿勢を批判し、ベネズエラを「左派のなれの果て」と表している。

■マサヤ、風船だらけ El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア、マナグア近郊のマサヤの町は、青と白の風船だらけとなった。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府による弾圧も続く。多くの死傷者、不明者が出ている事態を受け、この2色の風船が反政府行動の象徴的扱いとなっているものだ。マサヤは、とくにこの社会闘争の激戦の地とされる。

■ハイチで地震、12人死亡 El Paísの記事
ハイチで6日20時10分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はポール・ド・ぺの北西19キロのカリブ海で、震源の強さはマグニチュード5.9だ。この地震により強い揺れに見舞われたポール・ド・ぺではパニック状態が生じた。この地震の揺れは、キューバ国内でも3県で感じたという。ハイチ政府は国民に、冷静な対応を呼びかけている。

■コスタリカ、闘争継続 El Nuevo Diarioの記事
コスタリカの労働組合は、闘争継続を宣言した。政府が進める社会制度改革に対し労働組合はNoをつきつけ、9月10日から闘争に入り、17日からはゼネストも行なっている。政府側との対話も行なわれたが、この週末に議会が採決の一つを強行したことから、組合側が再び態度を硬化させた。

■パナマ国境、3日ぶりに開く La Patillaの記事
コスタリカとパナマの国境は、3日ぶりに開いた。コスタリカで続いている社会闘争によるゼネストで、この国境道が封鎖されていたものだ。通関を待つトラックなどの長い車列ができるじたいとなっていたが、徐々に解消に向かいつつある。しかしコスタリカの社会闘争は継続しており、再び同じ事態に陥るおそれがある。

■ニカラグアで雨の被害 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアでは大雨により、河川の氾濫などが起きている。カリブ海岸地方を流れるラス・ケブラダス川が増水、氾濫した。さらにボアコを流れるサカル川などで、渡ろうとした人が流されるなどの事態が報告されている。今の時点で合わせて3人の死者が確認されている。気象機関はとくに北部地域で、雨の被害が続くおそれがあると警戒を呼びかけている。

■ホンジュラス、7千人避難 El Heraldoの記事
ホンジュラスでは大雨により、7千人が避難している。同国では北部カリブ海岸地域を中心に大雨に見舞われ、各地で川の増水などが起きている。国の防災機関によるとこの雨で、少なくとも750棟の住宅が被害を受け、さらに通信が途絶えている地域が各地にあるという。南部にある首都テグシガルパでも、500人が避難している。

■アスンシオンでは停電 Paraguay.comの記事
パラグアイでも中部で大雨となり、首都アスンシオンでは停電も発生した。首都圏では強風をともなった激し雨が降り、街路の冠水などが各地で生じた。この悪天候により送電網が影響を受け、11地域で電力供給が途絶えたという。国内中部の市町村でも、停電が起きたことが報告されている。

■エルサルバドルで地震 El Diarioの記事
エルサルバドルで7日朝3時35分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると、震源はラ・ウニオンの南西15キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード3.4、震源の深さは2.9キロだ。国内の広い範囲で揺れを感じたが、被害報告はない。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。



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