2018.10.09

【ボリビア】

■エボ「知らない」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は初めて「対抗馬」について触れた。先週、元大統領のカルロス・メサ氏が次期選挙出馬を表明した。パンド県を訪れたモラレス大統領は初めてこの出馬について触れたが、YouTubeを通じて表明した国民への呼びかけないようについては「まだ知らない」とした。選挙は来年末に行なわれる予定だ。

■出馬のきっかけは対21F運動 Correo del Surの記事
元大統領のカルロス・メサ氏に、次期選挙出馬を決意させたのは、「21F運動」の封じ込めを政府側が図ったことだった。メディアの取材に答えたものだ。2016年2月21日の国民投票結果をもとにエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を訴えるこの運動を、政府側がまさに破壊しようとした。このことが、メサ氏の出馬決意に至ったという。

■メサ氏とキロガ氏、恩赦手続き< La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏とホルヘ・キロガ氏に対する「恩赦」実施の手続きが進んでいる。両氏については汚職疑惑などで訴追される可能性があった。しかし1日にハーグの裁定言い渡しに同行することを条件に、政府側が恩赦手続きをとることを約束していた。議会内でこの手続きが着々と進んでいる。

■副大統領、合法と強調 La Razónの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、エボ・モラレス大統領の再選出馬が合法であると強調した。モラレス大統領は次期選挙に出馬強行の構えだが、憲法の多選規定に抵触する可能性があり、直近調査で国民の65%が違法と考えている。しかし同副大統領は、出馬方法を憲法法廷が認めていると断じた。

■5か国、港を申し出 Los Tiemposの記事
現在5つの国がボリビアに対し、自国の港を使用するよう申し出ている。内陸国のボリビアはチリの港湾を外港として使用してきたが、関係悪化の影響や差別的扱いなどが問題となっている。イロ港を代替港として提示するペルーのほか、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイがこの申し出を行なっている。

■イロ港に9千トン La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ペルー南部のイロ港にボリビアへの貨物9千トンが到着することを明らかにした。チリとの関係悪化を受け政府は、外港機能のこの港湾への移転を図っている。こうした中、アリカ港でまたストライキの動きがあることから、同港湾からこの貨物はイロ港に迂回することになったという。

■外貨準備が減少 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアの外貨準備が減少していることを明らかにした。2017年末の時点で準備高は102億6100万ドルだったが、9月28日時点で87億2900万ドルまで減ったという。モラレス大統領はこの原因などについての調査を行なっていることを明らかにし、この件についての「警戒警報」を出した。

■掃討展開、中毒で死者 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方の違法コカ葉掃討展開に参加している兵が、中毒で死亡したという。この展開では、コカ葉に対する薬物による掃討も行なわれているが、これが原因で合わせて17人が中毒症状を起こし、これまでに2人が死亡した。重症者はサンタクルスの医療機関に移送され、高度医療による手当が行なわれている。

■カルナバル前哨戦は成功 La Patríaの記事
この週末にオルーロで行なわれたカルナバル前哨戦は、成功したと主催者側が明らかにした。来年2月のユネスコ無形文化遺産、カルナバルのルートで学生たちの音楽、ダンスの祭典が行なわれたものだ。このパレードは予定通り、混乱もなく終了し、まさに成功したという。

■ドラゴンボールを「トバス」で La Patríaの記事
日本人4人によるフォルクローレ音楽ユニット「ワイラ・ハポン」が日本の楽曲を、ボリビアの音楽にアレンジしている。国内でも人気の高いドラゴンボールのテーマを、東部音楽の「トバス」に、またソーラン節を「ワカワカ」、聖闘士星矢のテーマを「トナーダ・ポル・ティンク」に仕上げ、発表した。


【ペルー】

■フランス人観光客、10万人に Gestionの記事
ペルーを訪れたフランス人観光客は今年、10万人を超える見通しだ。通商観光省(Mincetur)が明らかにしたものだ。昨年のフランス人観光客は過去最高となる9万6283人だったが、今年も順調に増えており、初めて10万人を超えると予想されるという。Minceturとプロム・ペルーは、同国で観光キャンペーンを行なっていた。


【チリ】

■ピニェラ、支持上昇 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領への支持率が、上昇した。Cademが行なった世論調査で、支持すると答えた人が51%と前回から3ポイント増加した。1日のハーグの国際司法裁判所での裁定で、チリが実質勝訴となったことを評価した人が増えたとみられる。一方支持しないと答えた人は34%、どちらでもないが8%、無回答が7%だ。

■アンク、240億ペソ要求 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島のアンク漁港の漁業者の団体は、政府などに対し240億ペソの補償を求めた。同州ではマリン・ハーベスト社のサケ養殖施設から、大量のサケが流出する事態を招いた。この事態で海洋環境が激変した可能性があり、アンクの漁業者らは漁獲減などに対する補償を求めている。

■サンティアゴ、駐輪場整備 BioBio Chileの記事
サンティアゴでは大量の駐輪場が整備される。メトロポリターナ州側が明らかにしたもので、サンティアゴの中心部などに690台分の駐輪場を設けるという。サンティアゴでは新たな交通手段として自転車を利用する人が増加しており、この新たな需要にこたえる整備を行なうものだ。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、起訴へ Télamの記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏と、その2人の子について、汚職容疑で起訴される見通しだ。8日、議会がこの審議を行ない起訴相当と判断した。同氏とその家族については、在任中のさまざまな汚職の疑惑が浮上し、検察が捜査を続けてきた。長男のマキシモ氏は、下院議員でもある。

■1ドルは38.55ペソに Télamの記事
通貨ペソは8日は、落ち着いた値動きとなっている。この日、米国が休日であったこともあり、為替市場では1ドルは38.55ペソと、ペソは前の週からやや値を上げた。トルコの通貨安に端を発しペソは大幅な下落となり、一週間で50%も下げた時期もあったが、政府と中央銀行の施策により今は落ち着いている。

■ベネズエラ人医師受け入れか Télamの記事
国内南端のウシュアイアは、ベネズエラ人医師の受け入れを検討している。ティエラ・デル・フエゴ州の病院では医師不足の傾向が生じており、同国からの移民を正規の医師として採用することが検討されているものだ。生活困窮から国外に流出し難民化するベネズエラ国民が増加しているが、手に職のある者については「需要」が高い。

■スキー客、この10年で最高に Télamの記事
この冬のシーズン、国内でのスキー客はこの10年で最高となったという。ネウケン、リオ・ネグロ、チュブ各州のスキー場側がまとめたもので、今期のスキー客数は90万人に達したとみられるという。まだ公式な数字ではないが、バリロチェ近郊のチャペルコは25万人、ラ・アンゴストゥーラのセロ・バホは10万1千人とみられる。


【エクアドル】

■マタヘ川にオタリア El Universoの記事
エスメラルダス県ムイスネのマタヘ川に、海洋生物であるオタリアが現れた。オタリアはエクアドルの海岸にもみられるが、川に現れることは通常はない。ボランティアや地域の漁業者らが誘導し、このオタリアを一度は海に戻したが、この川に戻り再び遡上したという。

■薬局、過当競争に El Comercioの記事
国内では薬局、ドラッグストアの過当競争が起きているという。キトなど都市部のこうした店では、医薬品などの大幅値引きが継続的に行なわれている。以前は値引きは10%程度だったが、今は50%の値引きもあるほどだ。店舗の増加に合わせた競争の激化で、薬局やドラックストアは、体力勝負となっている。


【コロンビア】

■難民基金創設を検討 La Prensa Laraの記事
コロンビア政府は、難民基金の創設を検討している。カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が明らかにしたものだ。生活困窮から大量のベネズエラ国民が国内に流入し、難民化している。この数は2021年には400万人に達するとの試算があり、こうした難民の支援に向けた基金を創設することが検討されているという。

■国境閉鎖は否定 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラ国境の閉鎖の可能性を否定した。大量の移民が押し寄せ、難民化している問題を受け、国連難民高等弁務官事務所がこの国境地域を視察した。その後の会談の中で、ドゥケ大統領が明らかにしたものだ。ドゥケ大統領はニコラス・マドゥロ政権が民主主義を危機に追いやっていると批判している。


【ベネズエラ】

■9月のインフレ、233.3% Venezuela al Díaの記事
国内のこの9月の物価上昇は、233.3%だった。野党が多数を占める議会が、中央銀行に代わり発表した数字だ。国内では昨年10月からハイパーインフレに陥っているがこれで1年間継続したことになり、また月別の上昇率では過去最高となった。政府は8月20日に実質デノミを実施したが、物価上昇の抑止には至っていない。

■メキシコへの移民も増加 Analiticaの記事
ベネズエラからメキシコへの移民も、やはり増加している。メキシコの外務省によると2007年にはメキシコ国籍を取得したベネズエラ移民は325人だったが、2017年には725人となり、今年はすでに708人に達している。これまでに同国籍を取得したベネズエラ人の総数は、3113人だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、28日に決選 El Paísの記事
ブラジルでは28日に、大統領選の決選が行なわれる。7日の投票で過半数候補がいなかったためで、開票96%時点で46.66%を得た極右のジャイル・ボウソナロ候補と、28.43%を得た左派で元サンパウロ市長のフェルナンド・アダジ候補の一騎打ちとなる。

■ボウソナロ氏の息子当選 El Paísの記事
ブラジル大統領選と同日に行われた下院議員選挙で、大統領選でトップとなったジャイル・ボウソナロ候補の息子であるエドゥアルド・ボウソナロ氏が当選した。同氏は181万4443票と、ブラジルの下院議員選挙史上もっとも多い得票となった。同氏は1984年生まれの34歳、リオデジャネイロ出身だ。

■ルセフ氏は落選 El Universoの記事
7日のブラジル上院議員選挙に出馬していた前大統領、ジルマ・ルセフ氏は落選した。同氏はミナス・ジェライス州から出馬していたが、得票は15%程度にとどまり、全体の4位で落選となった。同氏は2016年、議会から罷免されて失職し、副大統領だったミシェル・テメル氏が現大統領となっている。

■ニカラグア、弁護士殺害告発 El Diarioの記事
ニカラグアでは、政府側と対峙した弁護士が殺害されたと告発があった。国内では4月から反政府行動が続き、これに対する政府側による弾圧が続く。この混乱に乗じて、オスカル・エレラ弁護士が、軍の兵らにより殺害されたと野党側が指摘したものだ。政府側は反政府デモを一方的に「テロ」と位置づけている。

■コスタリカ闘争、1か月 El Nuevo Diarioの記事
コスタリカの社会闘争は、開始から間もなく1か月となる。社会制度改革に労働組合が異議を唱え、社会闘争化しているものだ。9月10日からこの闘争が始まり、翌週の17日からはゼネストも行なわれている。組合と政府の間の協議は続くが、議会側の強行採決もあり、膠着状態に陥っている。

■ハイチ、余震に警戒 El Universoの記事
ハイチ国民間では、余震に対する恐怖感が高まっている。6日20時10分頃に起きたM5.9の地震では、12人が死亡、188人が負傷した。震源は首都から160キロのポール・デ・ぺの近海で、この町一帯では地震直後にパニックが起きた。同国では2010年1月12日にM7.1の地震が発生し、死者は30万人を超えた。

■ホンジュラス、全土で休校 La Prensaの記事
ホンジュラス全土の学校では8日、休校措置がとられた。国内ではカリブ海岸地域を中心に熱帯性低気圧「マイケル」の影響を受けており、4県について最高度の「赤色警報」が出され、このほか15県にも注意喚起に相当する緑色警報が出されている。この事態を受け、児童生徒の安全を最優先にするため教育省が、全土休校を決めた。

■エールフランス、パナマへ Caribbean newsの記事
エールフランスは、パナマシティに新たに乗り入れる。同グループのKLMに続き同社は、パリとパナマを結ぶ路線を10月29日から、デイリー運航する。使用機材はボーイング777型機で、KLMと合わせて週14便体制となることになる。同社は、ビジネス、観光双方の需要獲得に意欲を示している。

■ラテンアメリカトップはLATAM La Repúblicaの記事
ラテンアメリカでもっとも利用者が多い航空会社は、LATAM航空だ。2017年の利用実績が示されたもので、同社の総利用は6700万人だった。次点のアビアンカグループのほぼ倍となっていることになる。LAN航空とTAM航空が統合したLATAMは、6か国をベースに国内線、国際線を展開している。

■パラグアイ、ワクチン運動 ABC Colorの記事
パラグアイ保健省は、乳幼児に対するワクチン運動を行なう。同省は新たに、肺炎レンサ球菌や髄膜炎への複合ワクチン20万本を調達した。今後生後12か月までの幼児を対象に、3度にわけてこの接種を展開する。また同省は、60歳以上の高齢者に対する、新たなワクチン運動も展開する。



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