2018.10.10

【ボリビア】

■議会、「恩赦」を決定 La Razónの記事
議会は賛成多数で、元大統領のカルロス・メサ氏、ホルヘ・キロガ氏への「恩赦」実施を決めた。両者は訴追される可能性があったが、これを回避することを決めたものだ。今月1日、ハーグの国際司法裁判所に同行することを条件に、エボ・モラレス大統領がこの実施を約束し、これを履行した形となった。

■メサ氏、21F運動からの支持 La Razónの記事
次期大統領選出馬を表明した元大統領、カルロス・メサ氏は「21F運動」からの支持を得た。この運動は2016年2月21日の国民投票結果を重んじ、エボ・モラレス大統領の再選出馬阻止を掲げるものだ。メサ氏は、政府側がこの21F運動を骨抜きにしたことから出馬を決意したと話している。同運動は次期選挙選に向け、勝手連としてメサ氏を応援する方針だ。

■コスタス知事、統一候補に意欲 La Razónの記事
政府と対峙するサンタクルス県のルベン・コスタス知事は、次期大統領選での右派統一候補の擁立に意欲を示した。現与党MASの「古い政治」に決別するため、右派が結集する必要があると述べたものだ。出馬表明した元大統領、カルロス・メサ氏を念頭に、政策協議などを行なうことに前向きな姿勢を示している。

■メサ氏「新大統領府は嫌い」 Correo del Surの記事
次期大統領選出馬を表明したカルロス・メサ氏は、8月に竣工した新大統領府「カサ・デル・プエブロ」は嫌い、と述べた。同氏は建設中からこの建物に批判的だったが、大統領に就任した後には大統領府としてはこの建物を使用しないと断じた。この新大統領府は旧大統領府の隣接地にある22階建ての建物で、現政府が3600万ドルを投じて建設した。

■エボ、チリに書簡か La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はチリに対し、対話を求める書簡を送ったという。有力労働組合連合COBのフアン・カルロス・ワラチ委員長が明らかにしたものだ。この1日、ハーグの裁定でボリビア側の「敗訴」となったが、政府側はチリとの対話の重要性を認識しており、この件についての書簡を送ったという。

■ラ・アスンタ、薬剤攻撃か La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方で兵らが、薬剤による攻撃を受けた可能性があるという。違法作付コカ葉の掃討展開にあたっていた兵らが中毒症状を起こし、このうち2人が死亡した。政府側は、この掃討展開に反発したコカ葉生産者の一部が、化学薬品を使用した攻撃を行なった可能性があると指摘したものだ。

■イロ、本格受け入れへ El Díaの記事
ペルー南部のイロ港は、ボリビアの貨物を本格的に受け入れる。内陸国のボリビアは外港を国外に求めるが、現在使用中のチリとの関係悪化から、この機能をイロに移す方針だ。近く、ボリビア産品の輸出入にかかる大型船が、この港湾に入ることになった。一方、港湾とアクセス道のインフラの整備には、今後時間を要するとの指摘もある。

■川イルカ20頭が座礁か El Deberの記事
サンタクルス県のラス・ピストラス湖で、川イルカ20頭が座礁しているという。アスセンシオンから40キロのこの湖の水位低下で、これらのイルカは身動きが取れない状態となっており、救助が必要と環境団体が指摘したものだ。ピンクイルカとも呼ばれるアマゾンの川イルカは、乱獲の影響で絶滅が危惧されている。

■クリスト像、「腕」の付け替えを Los Tiemposの記事
コチャバンバのクリスト像について、その両腕を付け替えることが提案されている。建造から24年が経ったこの像は、リオデジャネイロよりも大きく、南米最大となっている。しかし経年劣化などで腕の部分が崩落するおそれがあるとして、軽い素材などへの付け替えが提案された。しかしこの費用捻出などが問題となっている。

■オルーロ、LED化 La Patríaの記事
オルーロ市は、市内の街灯のLED電球化を検討し始めた。消費電力の小さなLEDに交換することで、大幅な使用電力、二酸化炭素排出削減を図れるという。しかし一般に使用される電球に比してLEDはまだ価格が高く、市側の試算では街灯すべてを交換するには1380万ドルが必要だという。


【ペルー】

■ティンゴ・マリア、車が転落 El Comercioの記事
アンカッシュ県のティンゴ・マリアで、車が谷に転落した。乗客を乗せたミニバス「コンビ」が、道路を外れてチョゴ川に転落した。この事故で車輛に乗っていた女性1人が死亡し、このほか7人が負傷している。このコンビは教員らを乗せ、パロバンバに向かう途中だった。

■LAWに制裁金 Gestionの記事
消費者保護行政のIndecopiは、チリの航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)に制裁金を科した。サンティアゴとリマを結ぶ路線が突然キャンセルされ、利用者が被害を受けたことについての制裁で、29万ソルの支払いを命じている。同社は安全上の問題を指摘され、全便の運航をすでに停止している。


【チリ】

■鉄橋修復、12月着工へ BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の鉄橋の修復工事が、12月に着工される。この6月、州都テムコとパドレ・ラス・カサスを結ぶ区間の川にかかる鉄橋が、崩落する事態となり、今も不通となっている。この鉄橋の修復工事が12月に開始されることが、公共事業省により明らかにされた。

■ロス・リオス、湿地保全 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州の湿地保全について、環境団体が評価を行なう。州の名前が「川」を指す同州では、州都バルディビア近郊に大規模な湿地が残る。しかし地球規模の気候変動の影響などを受けるおそれがあり、保全の必要性が指摘されていた。環境団体が評価を行ない、議会などに対し報告を予定しているという。


【アルゼンチン】

■エントレ・リオス、地滑りの町 Perfilの記事
エントレ・リオス州の町で、大規模な地滑りが起きている。ビジャ・ディアマンテでは地面に大きな亀裂が発生し、一部の家屋は崩落の危機にあるという。国の防災機関によると、この地には断層があることが分かっており、この影響を受けた可能性があるとした。地域の住民は、この事態への不安を強めている。

■ジェットスマート、メンドサへ La Vozの記事
チリのLCCジェットスマートはこの12月から、メンドサに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、メンドサ-サンティアゴ線を14日に運航開始し、その後ラ・セレーナ、コンセプシオンを結ぶ路線を順次開設する。同社は国内ではブエノスアイレス、コルドバに乗り入れており、これで3都市めの就航となる。

■日本に国産肉アピール Télamの記事
国内の食肉業者は、日本市場に向けて国産牛肉をアピールする。団体Ipcvaが東京で、このプロモーションのためのイベントを開催するものだ。日本国内の主なレストラン、ホテルの関係者らを招き、国産の牛肉の品質などをアピールするものだ。国産牛肉は今年、中国への新たな輸出枠組みが誕生し、同国への輸出が激増した。

■LGBT旅行、ブラジルでアピール Télamの記事
アルゼンチンへの性的マイノリティの旅行が、ブラジルでアピールされている。ブエノスアイレスなどは以前より「ゲイ・フレンドリー」を掲げ、こうした性的マイノリティの人々の渡航を誘致してきた。国内の観光業の団体によると、こうしたLGBTの旅行は今後も高い成長を期待できるという。


【エクアドル】

■ジェットブルー、グアヤキルへ El Universoの記事
米国のLCC、ジェットブルーが新たに、グアヤキルに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、来年の早い時期にもフォート・ローダーデール空港とを結ぶ路線を開設するという。同社の国内への路線はキトに続く2路線めだ。またグアヤキルへの米国LCCの乗り入れは、スピリット航空に続く。

■キトのメトロ、ロゴお目見え El Comercioの記事
キトに建設中のメトロ(地下鉄)のロゴが、お目見えしている。駅の設置予定個所などに案内表示がなされ、このロゴも使用されているものだ。この建設工事は着々と進んでおり、スペイン製の車輛も市内に届き始めている。このメトロ整備計画には、マドリードのメトロ側からの全面協力を得ている。

■レベンタドール、活発な状況続く El Comercioの記事
キトの西90キロにあるレベンタドール火山の活動が、活発な状態だ。観測機関によると9日にも火口から水蒸気と火山灰が、高さ100メートルまで立ち上っているという。標高3650メートルのこの火山は2002年11月以来、断続的に噴火活動を繰り返している。今の時点で周辺の集落や、国内航空便の運航に影響は出ていない。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、雹の被害 Excelsiorの記事
ボゴタのエルドラード空港のターミナル施設が、降雹の被害を受けた。市内は8日、悪天候に見舞われ、広い範囲で雹が降った。同ターミナル施設の一部が、この雹により破損する事態となったという。この事態での負傷者は出ていない。また悪天候による便の運航には一部影響は出たが、このターミナル被害による影響はない。


【ベネズエラ】

■野党議員変死、政権が関与か Caracol Radioの記事
国連人権高等弁務官事務所は、野党議員フェルナンド・アルバン氏の「変死」について透明性ある捜査を行なう必要性を指摘した。同氏はテロ未遂関与の疑いで拘束中に、自殺したと政府側が発表している。しかし自殺の説明に重大な疑念があることなどから、政府がこの殺害に関与した可能性があると断じたものだ。

■オルテガ氏も政権関与の可能性指摘 El Impulsoの記事
前検察長官でコロンビアに亡命しているルイサ・オルテガ氏も、野党議員の死亡について政府が関与した可能性を指摘した。ツイッターを通じ、フェルナンド・アルバン氏の「自殺」が政府側によるものである可能性を80%とした。同氏はニコラス・マドゥロ政権を最後まで批判し続け、身の危険があるとして隣国に逃れた。

■インフレ率、1千万%の可能性 El Economistaの記事
国際通貨基金(IMF)は、2019年のベネズエラの物価上昇が1千万%に達する可能性があるとの見方を示した。経済失政により国内ではハイパーインフレが昨年10月以降続いている。IMFは2013年から2023年にかけ、国内総生産の60%が損なわれる可能性があるとした。同機関は今年の年間インフレが百万%に達するとの見方を以前示していた。

■パスポート、最低賃金の70倍 La Repúblicaの記事
ベネズエラ国民にとってパスポート取得の障壁は、さらに大きくなる。政府は11月以降、国営仮想通貨ペトロでのみこの取得費用を払える措置をとる。この措置により、パスポートの取得価格は最低賃金の実に70倍に相当することとなる。この発表を受け国内各地で、パスポート取得のため長い行列ができている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■デモ参加者に90年の刑 La Esterellaの記事
ニカラグアの司法は、反政府行動に参加したカルロス・アルベルト・ボニージャ・ロペス被告に90年の刑を言い渡した。同被告は4月から反政府行動の中で、警官が死亡した事件の責任を問われ裁判にかけられていた。この殺害で30年、このほかの容疑で60年、合わせて90年の刑が言い渡された。

■教育省、ストは違法と指摘 El Mundoの記事
コスタリカの教育省は、国内で続く社会闘争による教育分野でのストライキは違法と断じた。国内では社会制度改革に反対する動きから、9月10日より社会闘争が続いている。学校教員らもストに参加し、教育現場の空転が起きているが、同省はこの状況はスト権の濫用にあたり、違法と断じた。

■ホンジュラス、警戒域拡大 La Prensaの記事
ホンジュラス当局は、最高度の「赤色警報」の区域を拡大した。同国では北部カリブ海岸を中心に、熱帯性低気圧でその後ハリケーンとなった「マイケル」の影響を受けている。赤色警報区域を拡大し、オレンジ色、黄色警報地域を中部から南部にも拡大した。カリブ海岸地域を中心に川の氾濫や洪水、土砂災害が報告されている。

■キューバ、ハリケーン被害 Local10の記事
キューバ西部も、ハリケーンとなった「マイケル」の被害、影響を受けている。ピナール・デル・リオ県を中心にこの雨風の影響で、建物が損壊する被害などが生じているという。政府側によるとこの事態で、少なくとも300人が避難している状況だ。小さな漁村であるコロマでは多くの家屋が浸水し、漁に使用する船、ボートが沈んだという。

■ハイチ地震、死者15人に El Universoの記事
ハイチで6日に起きたマグニチュード5.9の地震による死者は増えて、15人となった。同国政府側が明らかにしたものだ。震源に近いポール・ド・ペでは食料や物資などが不足し、首都ポルトー・プランスなどほかの町に避難する動きが起きている。同国では2010年1月にM7.1の地震があり、30万人が死亡した。

■ATM爆破、62件に El Pa&iaute;sの記事
ウルグアイでは昨年9月以降の1年あまりの間に、銀行自動機(ATM)が爆破される事件が実に62件も起きている。自動機内の現金を盗み出すのが目的の犯罪だ。この手口の犯罪は国内全土で起きており、同一の組織的な犯行である可能性もある。国内では昨年以降、治安に対する国民の不安が高まっている。

■19歳男、5人殺害か ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオン中心部で5人を殺害した容疑で、19歳の男が逮捕された。警察によるとこのブルノ・ハビエル・マラベル・ラミレス容疑者は、ミクロセントロの住宅内で、25歳の交際女性とその父親など家族を殺害したとみられるという。同容疑者はアルゼンチンに逃げようとしていたところを拘束された。


【国際全般】

■エミレーツ、荷物上限緩和 Khaleej Timesの記事
ドバイのエミレーツ航空は、エコノミークラス利用者の預け荷物の重さの上限を緩和するチケットを販売する。現在は23キロまでとなっている、付加料金なしでの預け荷物について、一部路線で30キロとするという。同社は「愛する誰かのための荷物」を預けることを利用者に提案している。このチケットは今月末までの販売だ。



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