2018.10.12

【ボリビア】

■21F運動、辞任迫る Erbolの記事
21F運動が、エボ・モラレス大統領らに辞任を迫った。この運動は2016年2月16日に行なわれた国民投票結果をもとに、モラレス大統領の次期選挙出馬阻止を訴えるものだ。10日、ラパスで大規模集会を行ない、大統領と副大統領の辞任を要求した。政府側は選挙法制の改正で、この運動の骨抜きを図り、さらなる反発を受けている。

■エボ「右派に国民は青ざめる」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、次期選挙での右派の台頭に、国民が「青ざめる」と述べた。来年の選挙に元大統領のカルロス・メサ氏が出馬表明し、右派が結集する可能性が高まっている。モラレス大統領は支持者向けの演説で、右派による社会改革は不可能で、右派の台頭は国民が困り果てる結果となると断じた。

■キロガ氏、ブラジルに働きかけ La Razónの記事
現政権と対峙する元大統領、ホルヘ・キロガ氏がブラジルのミシェル・テメル政権に働きかけを行なった。エボ・モラレス大統領は来年の選挙に、憲法の多選規定に関わらず、網疏(法の抜け穴)ついて出馬を強行する構えだ。キロガ氏はテメル政権に、この行為は憲法を蔑ろにする行為だとして米州機構の人権機関に訴えを起こすよう求めた。

■外相「海を諦めない」 Correo del Surの記事
ディエゴ・パリー外相は、海岸線を諦めないと断じた。この1日、ハーグの国際司法裁判所はチリに、ボリビアの要求交渉に応じる義務はないとの判断を下した。しかしパリー外相は、ボリビアが太平洋に「出口」を持つ国民の悲願を諦めることはできないと断じ、今後も方策を探る姿勢を示した。

■メサ氏、SNS強化 Correo del Surの記事
来年の大統領選への出馬を表明した元大統領、カルロス・メサ氏は、SNSを強化した。同氏はこれまでツイッターを通じた意見の発信を続けていたが、新たにFacebookとインスタグラムのアカウントを取得し、運用を開始した。選挙戦に向け、自身のさらなる意見の発信を図ろうとしているとみられる。

■新50Bs札、15日から Página Sieteの記事
中央銀行は、新しい50ボリビアーノ紙幣の流通がこの15日から始まることを明らかにした。同行は既存紙幣を、対偽造技術などを向上させた新紙幣への交換を進めている。10、20ボリビアーノ札に続き、この日から新50ボリビアーノ紙幣が流通し始めるという。独立闘争で活躍したホセ・マヌエル・バカの肖像が新紙幣に使用される。

■ハンタウイルス危機 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタで、ハンタウイルス拡散の危機が生じている。この地でコカ葉掃討展開を行なっていた兵らがこの症状を呈し、うち2人が死亡した。ネズミなどの齧歯目が媒介するこの感染症が原因と断定されたが、この地ではネズミが多く、この感染症が今後大流行するおそれがあるという。

■ラパス-エルアルト道、13日は閉鎖 Página Sieteの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、ラパスとエルアルトを結ぶ高速道をこの13日、閉鎖すると発表した。道路のメンテナンス工事などのための措置で、朝7時から22時にかけ、全区間で車輛の通行はできなくなるという。公共交通機関を含む車輛は迂回することになる。この道路では大規模改修が遅れに遅れている状況だ。

■テレフェリコ、41万人 La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)は、これまでに41万2471人を輸送したという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコは今年2月に開業した。この営業で得た額は160万ボリビアーノに達しているという。

■エル・トルノ、M3.9の地震 El Deberの記事
サンタクルス県のエル・トルノで10日22時25分頃、軽度の地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はアンドレス・イバニェス郡内で、震源の強さはマグニチュード3.9、震源の深さは31.8キロだ。サンタクルス県内には複数の活断層があることが分かっている。


【ペルー】

■ケイコ氏側、抗弁 Gestionの記事
大統領候補者ケイコ・フヒモリ氏の弁護士側は、逮捕に対する抗弁を行なっているという。10日、ケイコ氏は2011年選挙時のマネーロンダリング疑惑から、検察に拘束された。ケイコ氏側はこの拘束は政治的弾圧と主張しており、弁護士側は逮捕を不当とする抗弁をすでに行なっているという。

■マチュピチュ、鍵に悩む El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡も、南京錠に頭を抱えている。カップルが愛を誓うため、観光地や景勝地で南京錠をくくりつける行為が、世界的に流行している。マチュピチュ近くのアグアス・カリエンテスにかかるシンチ・ロカ橋が現在、この南京錠の侵食を受けているという。橋そのものがダメージを受けるおそれもあるという。

■マサマリへの航空便 Gestionの記事
リマと、フニン県サティポのマサマリを結ぶ直行便の運航が始まるという。通商観光省が明らかにしたもので、小型機を使用し旅客便を運航するワイラ社が、この路線運航を開始するという。同社はすでに、リマとアマソナス県のチャチャポヤスを結ぶ路線の運航を行なっている。

■ユラでまた狂犬病 Correo Perúの記事
アレキパ県のユラで、また狂犬病の発生が確認された。県保健局の動物検疫課によると、ユラ市内で4匹の狂犬病発症が、この48時間に確認されているという。国内では長期間、犬の狂犬病感染は報告されていなかったが、アレキパ、プーノ両県でこのところ、その件数が増加している。


【チリ】

■チリ、太りすぎ BioBio Chileの記事
肥満は、チリの国家的問題になりつつあるという。サンティアゴの栄養学の専門教育機関が指摘したものだ。チリ国民のうち、適切な栄養を適量とる食生活をする15歳以上の人は5.3%に過ぎず、75%は偏りがあるなどの問題を抱える。こうした生活習慣から肥満が激増し、今後国民医療費のさらなる圧迫を招くおそれがあると警告した。

■アントファガスタ、不思議な光 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州上空を飛行した航空機の操縦士らが、空に不思議な光を目撃したという。この事態は5月7日に起きたもので、LATAM航空の5便、コパ航空の1便から目撃があった。2つの光が空中に浮かんだというもので、該当する別の航空機などはなかった。民間航空局は1997年以来、800件の不思議な現象の報告を受けたが、原因解明は72%にとどまる。


【アルゼンチン】

■1ドルは37.76ペソに Télamの記事
11日の為替市場では通貨ペソは、対米ドルで値上がりした。この日米ドルは、金利上げなどの動きを受け各国通貨に対し値下がりしたが、ペソも例外ではなかった。1ドルは37.76ペソとなり、8月下旬以来初めて38ペソを割り込んだ。ペソはトルコの通貨安に引きずられ、大幅安となる「乱気流」の中にあった。

■牛肉消費、16.7%減 La Nacionの記事
この9月の国内での牛肉消費は、16.7%という大きな落ち込みとなった。ペソ下落にともなう経済先行き不透明感から、国民の間でも買い控えがこの月、各方面に現れていた。国民にとってもっとも重要な食材の一つである牛肉も例外ではなく、食肉の出荷もこの月、12.5%のマイナスとなったという。

■フフイ、医療用マリファナ栽培 Los Andesの記事
フフイ州で、医療用マリファナ(大麻草)の栽培が行なわれる。この栽培を行なう新会社の申請を、同州議会側が認めてゴーサインを出したものだ。医療用に使用される、マリファナオイルの生産を中心に行ない、医薬品会社などに供給するほか、合法化されている国への輸出も検討しているという。

■空港で14歳少女が不明 Info Fueguinaの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)で、14歳の少女が不明となっている。この少女は母親と義父とともに今月3日、リオ・グランデに戻るためこの空港を訪れた。しかし忽然と姿を消し、行方の手がかりも見つかっていない。母親によると少女は、チケットを買うのに十分な金は持っていなかったという。


【エクアドル】

■海岸鉄道、まず100キロ El Universoの記事
政府とグアヤス県が発表した海岸鉄道計画は、まず100キロの区間が第一次として着工される。同県のダウレからサンタ・エレーナ県を通り、マナビ県のマンタに至る新鉄道路線だ。全長400キロのうち、ダウレからの100キロ区間が第一次整備で、優先着工される。この完成により貨物輸送や観光需要の獲得が期待される。

■ペニペ-バーニョス道が不通 El Comercioの記事
チンボラソ県のペニペと、トゥングラワ県のバーニョスを結ぶ道路が、不通となっている。交通公共事業省によると、10日にプンガル付近で土砂災害があり、道路が土砂や岩石に覆われているという。復旧作業が行われているが、今の時点で通行再開の時期は分からない。


【コロンビア】

■ボゴタ-ヒラルド道、渋滞中 Caracol Radioの記事
ボゴタとヒラルドを結ぶ道路は、大渋滞が続いている。ボゴタから47キロの地点で土砂災害が発生し、幹線道路の一部区間で通行制限がとられている。このため両都市間を移動する多くの車輛が、列を作っている状況だ。クンディナマルカ県警は、800人の警察官を動員し、迂回路への誘導などを行なっている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「知らない」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、国際社会から批判が高まるフェルナンド・アルバン議員の変死事件について、「知らない」という態度だ。身柄が拘束された野党の同氏が、10階から飛び降り自殺したと政府側が発表している。しかし野党や多くの国民、さらに国際社会が、この死に政府が関与したとの疑いを強めている。

■野党が死を「お祭り」にしている El Espectadorの記事
野党議員フェルナンド・アルバン氏の不審死事件について、与党幹部ディオサルド・カベジョ氏は「野党がお祭りにしている」と発言した。検察側は同氏が10階から飛び降り自殺したと断じているが、カベジョ氏は同氏の「自殺」を野党が政府批判の道具にしていると逆に批判した。

■マドリードでもアルバン氏のデモ NTN24の記事
スペイン、マドリードでも野党議員フェルナンド・アルバン氏の死の真実追求を求めるデモが行われた。現地在住のベネズエラ国民らが行なったもので、多くのスペイン国民もこの件に重大な関心を持っているとデモでは訴えられた。アルバン氏は8月に起きたとされるテロ未遂に関与したとして、一方的に拘束されていた。

■コロンビアへの押しつけを批判 Caracol Radioの記事
ベネズエラが「責任」をコロンビアに押しつけているとの批判が起きた。スペインの元首相、フェリペ・ゴンサレス氏が語ったものだ。経済失政による生活困窮から多くのベネズエラ国民が移民し、とくにコロンビアは多くを受け入れている。ベネズエラ政府による経済運営の失敗が、コロンビアに転嫁されていると同氏は指摘した。

■レケセンス氏の窮状を訴える Noticia al Díaの記事
ラファエラ・レケセンス氏が、兄の野党議員フアン・レケセンス氏の窮状を訴えた。同氏は8月に起きたとされるテロ未遂の容疑で一方的に拘束された。ラファエラ氏は兄が施設内で孤立させられ、外部との接触も不当に制限されていると訴えた。同氏は拘束後長い間、弁護士や家族とも接見できない状態となっていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、3千人拘束 La Vanguardiaの記事
ニカラグアでは4月以降、デモ参加者が3000人拘束されているという。国内では反政府行動が続き、これに対する政府側による弾圧も続いている。ダニエル・オルテガ政権はこうしたデモは「テロ」に相当し違法と位置づけ、拘束を続けている。今の時点でこれら拘束者のうち459人が、未だ解放されていないという。

■コスタリカ、見えぬ出口 El Conomistaの記事
コスタリカは、出口が見えない状況となっている。同国では社会制度改革に対する反対運動から、9月10日より社会闘争が続く。闘争を主導する労働組合連合と政府の間の協議は行なわれているが、これがこじれて膠着状態に陥っている。闘争開始から1か月が経過し、市民間では「闘争疲れ」が見えている。

■ボウソナロ氏優勢に懸念の声 El Universoの記事
ブラジルの大統領選で極右のジャイル・ボウソナロ氏が優勢となり、国際社会から懸念の声がある。7日の選挙で46%を得票した同氏は28日の決選で、次点のフェルナンド・アダジ氏と一騎打ちする。同氏は数々の過激発言を続けており、大統領に就任すれば国際社会からの軋轢や、経済の混乱を生む可能性があると国際社会が指摘する。

■市場、ボウソナロショック El Universoの記事
ブラジル市場は、大統領選での極右のジャイル・ボウソナロ氏優勢の報道に、ストレートに反応している。同氏が46%を得票し決選に向け優勢と伝えられ、サンパウロの株式市場は2.65%下がり、また通貨レアルは対米ドルで1.32%下落した。同氏の当選が決まれば、ブラジル経済への影響は必至とみられる。

■ディアス-カネル、ツイッター開設 Caracol Radioの記事
この4月にキューバの議長に就任したミゲル・ディアス-カネル氏が、ツイッターのアカウントを開設した。ハリケーン「マイケル」の被害を同国西部の地域が受けたことへの見舞いなど、10件ほどのツイートにとどまるが、すでに19万1千人のフォロワーを得ている状況だ。

■トランス法、署名6万件 El Paíaの記事
ウルグアイでは6万人が「トランス法」のために署名した。同国では同性婚が認められるなど、性的マイノリティの権利拡大、擁護の動きがある。この流れに沿い、性転換者などの新たな扱いを定めるこの法の制定を求める声に、6万人が賛同し署名したものだ。この署名は議会に届き、議会側は審議を開始することとなった。


【国際全般】

■SQ、世界最長路線 El Universoの記事
シンガポール航空が、世界最長の商業路線を開設した。11日、同社が新たに運航を開始したのは、シンガポールと米国ニューヨークを結ぶ直行便だ。150座席のエアバスA350-900型機を使用するこの路線は、19時間を要する。距離が長いため、操縦士や客室乗務員など17人が乗務する。

■マリョルカ水害、死者12人に El Universoの記事
スペイン、マリョルカ島での水害による死者は増えて、12人となった。この島を局地的な豪雨が襲い、川が氾濫し住宅地などが水に浸かる被害が生じた。11日、新たに男女の遺体が発見、収容され、死者数は合わせて12人となったという。島の住民らはこの日、水害からの後片づけに追われた。



最近の記事