2018.10.23

【ボリビア】

■ウリオナ広報官が辞任 La Razónの記事
選挙法廷のカティア・ウリオナ広報官が突然辞任した。2015年7月に就任した同氏は、まさにこの機関の顔だったが、理由を述べず突然辞任発表した。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を「合法」とた同法廷の判断に、野党や多くの国民は疑問を持っており、この件が同氏のこの判断に何らかの影響を与えた可能性がある。

■ウリオナ氏辞任は「危機」 La Razónの記事
次期選挙出馬を表明した元大統領、カルロス・メサ氏は、選挙法廷のカティア・ウリオナ広報官の辞任は「危機」と述べた。同氏は司法と政界との間の、何らかの齟齬が生じた可能性が高いとの見方を示している。また政府に批判的な元大統領、ホルヘ・キロガ氏も選挙法廷そのものの解体的出直しの必要性があると述べた。

■カルデナス氏「再出馬は違憲」 Eju.tvの記事
元副大統領で、次期選挙出馬の意向を示したビクトル・ウゴ・カルデナス氏は、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬は「違憲」と断じた。オルーロで採択された現行憲法の多選規定に抵触するが、選挙法廷がこれを合法と認めている。しかし護憲の立場から出馬阻止を掲げる21F運動から出馬する同氏は、これを違憲と断じた。

■パス・サモラ氏も出馬の意向 Página Sieteの記事
元大統領で現在79歳のハイメ・パス・サモラ氏も、次期大統領選出馬の意向を示した。22日、明らかにしたもので、政党PDCの後ろ盾を得て、出馬したいとしたものだ。同選挙には野党からカルロス・メサ氏、ビクトル・ウゴ・カルデナス氏も出馬の意向で、右派層の分裂が現職を有利にさせる可能性がある。

■野党、一本化の必要性は認識 Página Sieteの記事
野党支持の国民間でも、候補一本化の必要性は認識されている。来年末の選挙では、左派の現職エボ・モラレス大統領の対抗馬として、カルロス・メサ氏やビクトル・ウゴ・カルデナス氏が出馬表明をしている。しかし右派の野党が集結し、現職に対峙する必要性があると、世論調査で多数の野党支持者が指摘した。

■イロ港移転にオルーロは懸念 La Patríaの記事
ボリビアの外港機能の、ペルー南部イロ港への移転集約計画について、オルーロ市議会は懸念を表明した。現在ボリビアは外港としてチリ北部の港湾を使用している。オルーロはチリ北部の港湾と国内を結ぶ中継地で、イロに機能が移転すればこの機能はラパスに移ることになる。市側はこの計画進展に、重大な危機感を持っている。

■トリニダ道封鎖 La Razónの記事
サンタクルスとトリニダを結ぶ道路が22日、ブロック封鎖された。チキタニアの住民らがこの幹線道路を塞いだものだ。国や県などに対し、公共工事の実施などを求めた要求行動だ。両都市を結ぶ交通や物流は途絶え、サンタクルスのビモダルターミナルからのバスの便の出発は見合されている。

■ベニ2橋が竣工 La Razónの記事
ベニ県とパンド県を結ぶ、ベニ2橋が竣工し、22日にエボ・モラレス大統領参列のもと、式典が行われた。1億8500万ドルが投じられ建設されたこの橋はベニ川にかかるもので、両県間の物流、交通の大幅改善につながると期待される。この橋は長さが481メートル、幅は7.31メートルで、片側1車線の2車線道路となっている。

■環境団体、計画を批判 El Díaの記事
環境活動家の団体は、ボリビア政府の計画を批判した。政府は国内東部、北部のアマゾン地域で、新たな水力発電計画を複数、進めている。環境団体はこれらの計画が進められれば、東部北部ボリビアの環境が激変するおそれがあると警告した。十分なアセスメントも行なわずに進められているこの計画を、批判している。

■ワヌニ、フクで3人摘発 Página Sieteの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、また「フク」により3人が摘発された。フクは、鉱山内の資源を違法に持ち出し売りさばく行為で、同鉱山で横行していることが指摘される。この3人は、資源184キロを持ち出したとして21日、拘束されたという。同鉱山は国内有数の錫鉱山だ。


【ペルー】

■チャンチャン、新たな発見 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県トルヒーリョのチャンチャン遺跡で、新たな発見があった。壁のくぼみの中から、70センチほどの大きさの木製偶像20体が見つかったものだ。保存状況は悪く、緊急に保全する必要があるという。この遺跡はチムー文化のもので、見つかったこれらの偶像は800年ほど前のものと推定される。

■児童のトラック輸送で波紋 Correo Perúの記事
マチュピチュで、児童がトラックで輸送されたことで波紋が広がっている。サンタ・ロサの学校の児童らが、トラックでマチュピチュ村に移動したという。トラックは旅客仕様ではなく、教育省は輸送手段として「虐待」に相当するものと批判している。学校側は、権利蹂躙の意識はなかったと回答している。


【チリ】

■バルパライソ、保健行政に不満 BioBio Chileの記事
バルパライソ都市圏の住民の間では、保健行政に対する不満が鬱積しているという。アンドレス・ベジョ大学とアディマルクが行なった世論調査の結果だ。保健システムに満足と答えた人は13%にとどまり、64%は不満と答えている。また63%の人は国内の本システムそのものを「悪い水準」と表うかしている。

■アルビノ、実態不明 BioBio Chileの記事
国内の「アルビノ」の実態は、まったく不明だという。色素異常を抱えるアルビノは、少数ながら国民の一定割合を占めるとみられる。しかしその実数や、生活実態は調査が行われることもなく、不明の状況だ。保健省は太陽光への対策などから、一定の支援を行なう必要性を認めるが、差別助長のおそれがあるとして全国的調査には及び腰だ。


【アルゼンチン】

■冬季ユース五輪誘致へ Reporturの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、2024年の冬季ユースオリンピックの国内誘致を図る姿勢を示した。ブエノスアイレスで13日間にわたりユースオリンピックが「成功」に終わり、これに続き2024年の冬季大会をウシュアイアで開催したいとした。マクリ大統領は大会期間中、サルタやイグアスなど各地で、観光面に効果が高かったことを強調した。

■フライボンディ、アスンシオンプロモ Contacto Newsの記事
LCCのフライボンディは、パラグアイの首都アスンシオン路線のプロモーションを開始した。今年1月に国内線に参入した同社は、間もなくアスンシオン線を開設する。ウェブサイトを通じ599ペソの低価格を提示しするプロモを開始した。同社はまず、最初の国際線としてウルグアイのプンタ・デル・エステに乗り入れ予定だ。

■操縦士ら、乱気流を説明 Infobaeの記事
乱気流に巻き込まれたアルゼンチン航空便の操縦士らが、メディアに対し当時の状況を説明した。18日夜にマイアミを発ちブエノスアイレスに向かった便がこの事態にあい、機体が200メートル落下する事態となった。乗客ら15人が重軽傷を負ったが、操縦士らはこの事態が「これまで遭遇したことのない規模」であったことを明らかにした。

■北部、引き続き警戒 Télamの記事
北部地域は、引き続き悪天候への警戒が必要だ。気象機関が呼びかけたもので、チャコ、フフイ、サルタ、サンティアゴ・デル・エステーロ、トゥクマンの各州が対象だ。局地的大雨や強風、雷となる可能性があるほか、地域によっては降雹や降雪の可能性もある。


【エクアドル】

■火災で動物園避難 El Comercioの記事
トゥングラワ県のバーニョスで起きた山林火災で、地域の動物園から動物たちが避難した。21日に発生したこの火災がサンマルティン動物園に迫り、職員やボランティアらが250匹の動物たちを一時避難させた。火は消火活動によりコントロールされたが、合わせて2人が負傷している。

■ハンベリ島、魚が大量死 El Universoの記事
エル・オーロ県のハンベリ島で、魚が大量死し地域の人々を不安がらせている。コスタ・リカの一帯で19日以降、死んだ魚が多く発見されているものだ。今の時点でこの事態の原因は分かっていない。地域住民は、何らかの汚染発生や、天変地異の前触れではないかと、懸念を深めている。


【コロンビア】

■ドゥケ、法王と面会 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領が、ローマ法王フランシスコ1世と面会した。8月に就任したドゥケ大統領は、初の欧州訪問に臨んでいる。ローマを訪れ、法王との28分間にわたり面会を果たしたものだ。この面会は私的なもので、法王からはコロンビア国民の意思統合に期待が示されたという。

■ドゥケ、訴えへの参加求める Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権告発に加わるよう、各国に働きかける。独裁色を強める同政権の影響で、多くのベネズエラ国民の生活が困窮しているとし、コロンビアを含む米州各国が国際刑事機関に告発を行なっている。欧州訪問中のドゥケ大統領は、各国にこの告発に参加するよう促すとした。

■サンタマルタ、水浸し Caracol Radioの記事
カリブ海岸の港町、サンタマルタの市街地が水浸しとなった。市側によると局地的大雨の影響で、市内の35の地域で浸水が生じ、市街地全体の61.7%が水に浸かったという。国内では大雨への警戒が各地で呼びかけられており、政府側のまとめによると6県で土砂災害などによる道路交通への影響が生じている。

■キラキラネーム変更が増加 Caracol Radioの記事
国内では、伝統的ではないいわゆる「キラキラネーム」を変更する手続きをするケースが増えているという。支援活動をするコンサルタント機関が明らかにしたものだ。ドラゴンボール人気による男児への名前「ゴクウ」などを「安全上の理由」で変更するケースなどが多い。このほかポノポノ、カルシト、スバラなどのケースが報告されている。


【ベネズエラ】

■ベネズエラ人の死が増加 Caracol Radioの記事
コロンビア国内で死亡するベネズエラ国民の数が、増えている。法医学機関が明らかにしたもので、今年これまでに国内で、310人が死亡し、昨年同期に比して244%の増加だ。国内への移民が急増していることを受けた数字で、事件や事故による死亡だけでなく、自殺も22件と昨年同期の9件を大きく上回っている。

■アンジェリーナ・ジョリー氏、難民訪問 El Paísの記事
ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリー氏が、ペルーのベネズエラ難民のもとを訪れた。国連難民高等弁務官事務所からの要請を受け、訪問したものだ。リマ入りしており、3日間滞在し、ベネズエラ難民からの意見を聞くという。現在、ペルー国内に身を寄せるベネズエラ難民は、45万6千人と推定されている。

■マドゥロ、米国を批判 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国の移民政策を批判した。現在、ホンジュラスやエルサルバドルから数千人の難民キャラバンが、北米を目指して大移動していることが伝えられている。マドゥロ大統領は米国が移民をシャットアウトする事態について、「ラテンアメリカの人々の自由や将来を奪うものだ」と批判した。

■コカ・コーラ、生産調整へ Expansiónの記事
国内最大のコカ・コーラ製品の生産会社が、商品の生産調整を行なうことを明らかにした。Femsa社の経営側が発表したものだ。国内経済が混乱する中、同ブランドの製品についても「変化」が明らかに生じているとした。この上で生産調整を今後展開するとした。具体的内容は触れていないが、同社職員間では雇用調整への懸念が高まっている。

■停電原因はネズミか El Pitazoの記事
先週、カラカスなどで起きた大規模停電の原因が、ネズミであった可能性があるという。電力、エネルギー担当のルイス・モッタ・ドミンゲス大臣が語ったものだ。ネズミの影響で送電システム網に異常が発生し、48時間に渡る停電が起きたとの見方を示した。国内では各地で、停電が頻発している。

■メトロ車輛、25%が使用不能 Informe21の記事
カラカスのメトロ(地下鉄)車輛の実に25%は、使用不能の状態にあるという。市議会議員が明らかにしたものだ。経済失政による物資不足による部品涸渇で、バスなどの公共交通機関の機能不全が続き、メトロの重要性が高まっている。しかしこのメトロも、陳腐化などで運営体制が限界に達しつつあるとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボウソナロ氏、リード守る Caracol Radioの記事
28日投票のブラジル大統領選決選では、極右のジャイル・ボウソナロ候補がリードを守っている。この20、21日にBTGPが行なった世論調査の結果、ボウソナロ候補の支持が60%と、左派のフェルナンド・アダジ候補の40%を20ポイント上回っている。国内では2002年以来、第一ラウンドのトップが、決選で勝利している。

■ボウソナロ氏「戦争状態」 El Paísの記事
ブラジル大統領選決選に臨む極右のジャイル・ボウソナロ候補は、国内は「戦争状態」にあると断じた。国内では都市部などにあるスラム街「ファヴェラ」などで極度の治安悪化が起きていることなどが指摘されている。同氏は当選した場合、軍を総動員してこの治安対策に臨むと断じた。

■ニカラグア、ランナー拘束 El Comercioの記事
ニカラグアでは、63歳のベテランマラソンランナーが拘束された。国内では4月以来、反政府行動が続き、政府側はデモをすべて「テロ」とみなして弾圧を加えている。こうした中、アレックス・バネガス氏は「走ること」を通じて、ダニエル・オルテガ政権を批判してきたが、この行動がやはり一方的にデモとみなされた。

■コスタリカ、犠牲者は学生 El Mundoの記事
コスタリカの社会闘争の犠牲者は、学生だという。同国内では社会制度改革に対する反対闘争が9月10日から続いている。とくに現在も、教員らがこの行動によるストライキを続けている状態で、多くの学校で授業が停止している。政府側はあらためてこの行動が、教育を受ける機会を損なわせていると教員の組合を批判した。

■トランプ氏、飴と鞭 El Comercioの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は「飴と鞭」を使い分ける姿勢だ。ホンジュラス、エルサルバドルから数千人が、北米への移民を目指して大移動している。グアテマラとメキシコの国境で攻防が続くが、トランプ氏は米国国境を閉じる可能性を示し、移民の拒絶の姿勢だ。一方中米3か国に対し支援を強め、移民抑止を図る姿勢も同時に示した。

■ウィラ、メキシコに接近 El Comercioの記事
太平洋で発達しハリケーンとなった「ウィラ」が現在、メキシコに接近している。このハリケーンは米国の区分でもっとも強い「カテゴリー5」となっている。現在コリエンテス岬の南西215キロにあって北東に進んでおり、強い勢力を保ったままメキシコ本土に上陸する可能性が高まっている。

■コパ航空、スト回避 Panamá Américaの記事
コパ航空の客室乗務員の組合は、ストライキを回避した。賃金闘争を受け、組合員2300人は、この22日からストライキに入る可能性を示していた。しかし労使間交渉がぎりぎりまで続けられ、1%のベアで合意がなされたという。このことを受け組合側も、ストライキ実施を回避した。

■国境橋、3本整備へ Ñandutiの記事
パラグアイ、ブラジル両国は、新たに3個所に国境橋を建設、整備することに合意した。パラグアイ外相がブラジルを訪れ、ミシェル・テメル大統領と会談し、合意に至ったものだ。パラグアイ川にかかる橋で、プレシデンテ・フランコ-フォス・ド・イグアス間、カルメロ・ペラルタ-モウティーニョ港間、そしてチャコ地方に建設される。

■パナマ、M5.2の地震 a Vanguardiaの記事
パナマで22日朝8時28分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はコスタリカ国境に近いチリキのボルカンの南西21キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは8.9キロだ。この地震による被害報告はない。国内では先週、コロンビア国境のダリエンギャップで、軽度の地震が起きたばかりだ。

■俳優、ゼノフォビア抑止を訴え El Heraldoの記事
メキシコを代表する俳優の一人、ガエル・ガルシア・ベルナル氏が、ゼノフォビア(外国人憎悪)抑止を訴えた。モレリアで行なわれた国際映画祭に参加し、異例の呼びかけを行なったものだ。同国の国境地域では、移民に対するゼノフォビア感情の高まりから、差別的行為が報告されている。



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