2018.10.29

【速報-ブラジル】

■ボウソナロ氏が勝利 La Razónの記事
28日に投票が行われたブラジル大統領選で、極右のジャイル・ボウソナロ候補が勝利とメディアが伝えた。出口調査の結果同候補が56%を得て、左派のフェルナンド・アダジ候補の44%を上回った。ボウソナロ氏は63歳の元軍人で、汚職と無縁であるクリーンさをアピールする一方、差別的言動が物議をかもしている。

【ボリビア】

■サンアルベルト、オイル流出 Página Sieteの記事
タリハ県のサンアルベルトの天然ガス施設から、オイル流出が起きたという。カラパリにあるこの施設周辺の川が、オイルに汚染されていることが報告されたものだ。現在ボリビア石油公社(YPFB)が調査を行ない、この流出オイルの回収の準備にあたっている。環境省も、環境への影響調査を開始した。

■パス・サモラ氏、港湾政策語る Página Sieteの記事
次期大統領選出馬の意向を示した元大統領、ハイメ・パス・サモラ氏は港湾政策を語った。ハーグの国際司法裁判所の裁定でボリビアが実質敗訴したことを受け、外港が新たな選挙戦のテーマとなりつつある。同氏はチリを活用しながら、ペルー南部のイロ港と、パラグアイ川沿いの国内港湾を積極整備する必要性を指摘した。

■パラグアイ川港湾、積極整備へ La Razónの記事
エボ・モラレス政権は、パラグアイ川に面する港湾の整備を、積極的に進める姿勢を示した。ハーグの国際司法裁判所の裁定での実質敗訴後、ブッシュ港の整備計画が政府から示されていた。グラベタル、アギレ両港湾など、複数の港湾のインフラ整備を図り、大西洋側を通じた通商の拡大を図る姿勢を示したものだ。

■2か国企業体、国内視察 La Razónの記事
スイス、ドイツの企業体が国内を視察している。政府は国内鉄道網を活用し、大陸横断鉄道を整備する計画だ。同企業体はこの計画への参画を予定しており、ルートとなるサンタクルス、コチャバンバ、オルーロ、ラパス各県の現場をこの週末、精力的に視察した。

■毎日14人に癌診断 Correo del Surの記事
国内では毎日14人に、新たに癌診断が下っているという。健康保険制度に脆弱性を抱える国内では、多くの癌患者が闘病にかかるコストに苦しんでいる。癌患者向けの保険導入などの議論が行われる中、医師らの団体が癌が国民に「きわめて近い疾病」であることを説明し、この数を明らかにしたものだ。

■野犬、エキノコックス媒介も Página Sieteの記事
国内の野犬が、エキノコックスを媒介する可能性があるという。エキノコックスは人体にも寄生することがある寄生虫で、長い潜伏期を経て肝臓などにダメージを与える。野犬は狂犬病を媒介する可能性があることで知られるが、疫学の専門家はエキノコックスについても、犬が媒介する可能性があると警告した。

■小型機が不時着 El Díaの記事
サンタクルス県で、小型機が不時着する事態が生じた。県都のラ・グアルディアの道路に、突然着陸したものだ。この機は個人保有機で、飛行中に機体のトラブルが生じ、墜落を避けるためこの不時着を選んだという。機体はブラジルに向かうところだった。現在航空事故調が、調べを進めている。

■ピライ川が大増水 El Díaの記事
サンタクルスを流れるピライ川が、大増水した。この川の流域一帯各地で、およそ9時間にわたり強い雨が降り続いた。大量の水が川に流入した関係で大きく増水したもので、一部で氾濫危険が生じている。27日、河川近くで作業を行なっていた2人が川に流され、救助される事態も生じた。

■カブール氏に国民文化賞 La Razónの記事
ボリビアを代表するチャランゴ奏者、エルネスト・カブール氏に、国民文化賞が授与される。文化観光省が明らかにしたもので、同氏の長年にわたるボリビア音楽文化への貢献を評価したものだ。1966年から1971年にかけて活躍したロス・ハイラスのメンバーだった同氏は以後、ソリストとして活躍し、演奏のほか後進の育成にも関わった。


【ペルー】

■ケイコ氏拘束するべき、60% El Comercioの記事
元大統領候補者のケイコ・フヒモリ氏について、国民の60%は拘束すべきと考えている。同氏は2011年の選挙戦にからむマネーロンダリングで一時拘束され、その後司法判断で解放された。IEPが行なった世論調査で、同氏を拘束して追及するべきと答えた国民が60%に達した。

■モケグア、国内最大望遠鏡 El Comercioの記事
モケグア県では、国内最大となる望遠鏡の設営工事が始まった。同県カンブルネの標高3300メートル地点に設けられるのはリッチー・クレチアン式望遠鏡だ。国内最大の直径を持つもので、ペルーのみならず国際的な天文研究の拠点となることが期待される。

■地震被害、数十棟か Correo Perúの記事
プーノ県で大きく家屋が、地震被害を受けている。27日朝、オクビリの集落付近でマグニチュード4.8の直下型地震が発生した。この強い揺れにより、アドベ(日干し煉瓦)で建造された家々を中心に被害が広がっている。地域行政は、少なくとも12棟が全半壊していると伝えている。

■ピスコ生産、6.5%増 Gestionの記事
国内でのピスコ生産は今年、6.5%の増加となる見込みだ。生産者の団体が明らかにした数字だ。ピスコはブドウからつくられる蒸留酒で、ペルーを代表する酒とされる。今年の国内総生産量は670万リットルに達すると試算された。近年ピスコはチリとの生産競争が激しい。


【チリ】

■ワクチン不足は世界的傾向 BioBio Chileの記事
黄熱病ワクチンの不足は世界的な傾向と、保健省が指摘した。ブラジル渡航者に接種が推奨されているこのワクチンの不足が国内で生じ、第9(ラ・アラウカニア)州では涸渇も伝えられた。保健省はこの11月から12月にかけ3万4千本を調達するものの、世界的な不足感の中、これを大きく増やすことは難しいとした。

■メトロ車輛で爆発 BioBio Chilleの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)車輛で、爆発があったという。28日午前11時30分頃、ロ・ビアル駅に到着した編成の一車輛で爆発が生じた。爆発は小規模で、周囲への影響はなく、負傷者などもない。メトロ運営によると、車輛の技術的トラブルで生じた事態だという。


【アルゼンチン】

■サンフアン、倒木で死者 Diario La Provincia San Juanの記事
サンフアン州都では強風で倒木があり、巻き込まれたこどもが死亡した。州都を含む同州の広い範囲では27日、最大風速20メートルの風が吹き荒れた。この影響でサルミエント通りの街路樹が倒れ、この下敷きになったこどもが死亡したという。気象機関は発生確率が高まるエル・ニーニョの影響で、今後異常気象が起きるおそれがあるとしている。

■国民の消費構造に変化 Los Andesの記事
国民の消費構造が、大きく変化しているという。国内では1月以降のインフレ率が32%に達し、7月のトルコの通貨安の影響で通貨ペソの下落も生じた。こうした中、消費者は購入するものの選別を強めている。基本的食料品に大きな落ち込みはないが、乳製品は8.3%、清掃用品が7.3%、個人嗜好品は5.4%のマイナスとなっている。


【エクアドル】

■アルゼンチン領事館閉鎖か El Universoの記事
アルゼンチンは、グアヤキルにある同国の領事館を閉鎖する可能性があるという。在キトの同国大使館側が明らかにしたものだ。コスト削減などを目的に、大使館、領事館網の見直しを進めており、グアヤキルがその対象の一つとして検討されているという。ただし、今の時点では決定はしていない。


【コロンビア】

■リオネグロ空港、制限 Caracol Radioの記事
メデジン、リオ・ネグロにあるホセ・マリア・コルドバ空港はこの週末から、使用制限が始まった。滑走路や施設などの補修工事が行なわれるためで、午前0時から朝8時までの時間帯、すべての便の離着陸が制限される。この状態は12月15日まで続き、クリスマス年末年始の繁忙期を過ぎた1月8日から2月19日まで再び同じ措置がとられる。


【ベネズエラ】

■差別とゼノフォビアで帰還 El Sigloの記事
一度は国外に逃れた移民が、国内に帰還する理由は差別とゼノフォビア(外国人憎悪)だという。外相が指摘したものだ。多くの国民が国外に移民しているが、政府は希望する移民の帰還事業も進めている。移民の理由は生活困窮で、国外で難民化しているとメディアは伝えるが、同国政府はこの事実を認めていない。

■マドゥロ、米国に哀悼 24Horasの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国に対して哀悼の意を示した。ピッツバーグ近郊のユダヤ礼拝施設シナゴーグで銃撃があり、死傷者が出た。マドゥロ大統領はこの件に触れ、犠牲者への哀悼を示したものだ。この件にはラテンアメリカ各国政府が哀悼を示しているが、経済制裁を科す米国へ同大統領が触れるのは異例だ。

■最低賃金、90%損なわれる Aporreaの記事
最低賃金の90%は、この2か月で損なわれているという。経済失政による物価上昇が著しく、政府は頻繁に最低賃金の引き上げを実施している。こうした中、直近の引き上げ後、その新賃金額90%はインフレで機能を失っている状態だという。政府は8月20日には実質デノミを実施したが、物価上昇抑止の効果はみられていない。

■リンチ死、背後にゼノフォビアか Pulzoの記事
シウダー・ボリバールで男性がリンチを受け死亡した事件の背後に、ゼノフォビア(外国人憎悪)があるとみられる。この男性がこどもを誘拐したとのデマがWhatsAPPを通じて広がり、200人による暴行が26日に起きたものだ。死亡した23歳の男性は外国籍で、背後にゼノフォビア感情があった可能性が高いと警察が指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、開票へ Caracol Radioの記事
ブラジルでは大統領選決選の開票が、いよいよ始まる。28日、この投票が全土で行なわれ、すでに一部の投票所は締め切られている。この選挙では極右のジャイル・ボウソナロ候補がリードし、左派のフェルナンド・アダジ候補が追いかける展開となった。ブラジル在留者が多い国外都市でも、在外投票が行われている。

■メディアも戦々恐々 
El Univrsoの記事
ブラジルのメディアは、戦々恐々としている。28日の大統領選決選で、極右のジャイル・ボルソナロ候補が優勢と伝えられる。国内を代表するメディアに対し同氏は、批判的記事を掲載したことを理由に恫喝する事態が伝えられた。極右政権が誕生した場合、国内の報道、表現の自由がどうなるのか、メディア間で不安が高まっている。

■ニカラグア、教員の抵抗 Perú21の記事
ニカラグアの小さな町、カモアパで教員らが抵抗している。同国では4月以来、反政府行動が続くが、これに対する政府弾圧も続く。デモ禁止となっている中一人の教員がこの町で、国旗を掲げてバイク走行したのを警官が咎めた。教員らはこの警官の行動に強く反発し、禁止を犯してデモを行なったものだ。

■カラスコ空港、顔認証 ABC Colorの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港には、ラテンアメリカ初となる、自動で顔認証をする機械システムが導入された。パスポートなどの情報と、本人の顔との照合を自動で行なう装置だ。同国移民局によると、この導入で本人確認の制度が劇的に上昇するという。

■アビアンカ、ホンジュラス撤退 HCHの記事
アビアンカ航空は、ホンジュラス国内線から撤退した。中米をベースとするTACAを起源に持つ同社は同国国内線のテグシガルパ-サンペドロ・スーラ線を運航していたが、この路線を28日で休止したものだ。一方、サンペドロ・スーラと中米など各国を結ぶ国際線については、従来通り運航される。

■チャコ、大量マリファナ ABC Colorの記事
パラグアイのチャコ地方で、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。警察によるとこの地で押収された量は675キロだという。パラグアイは近年、マリファナの栽培地となり、違法組織の資金源となっていることが指摘されている。ウルグアイではマリファナは合法化されているが、パラグアイでは今も違法だ。

■パラグアイ、糖尿病9.7% Paraguayの記事
パラグアイ国民に占める、糖尿病患者の割合は9.7%だという。保健研究機関のエリサべス・バリノッティ博士が明らかにした数字だ。生活習慣の問題などから、新たに糖尿病を発症する国民は増加し続けているという。ラテンアメリカ全体でもこの割合は高い水準で、国内では特に2型が多いという。


【国際全般】

■トルクメニスタンが「ベネズエラ化」 Sputnik Newsの記事
中央アジアのトルクメニスタンが、ベネズエラ化しつつあるという。原油資源が豊富なベネズエラだが、経済失政の影響で国内では物資不足とハイパーインフレ、通貨暴落が起きている。世界4位の天然ガス資源国のトルクメニスタンも、公共投資の増大とガス市場の低迷で、物資不足などが顕著になりつつあるという。



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