2018.10.31

【ボリビア】

■ボウソナロ氏、鉄道計画反故か Correo del Surの記事
ブラジルの次期大統領に決まったジャイル・ボウソナロ氏は、ボリビアとブラジルが合意した大陸横断鉄道計画を反故にする可能性がある。当選後同氏はチリのセバスティアン・ピニェラ大統領と電話会談し、ボリビアを通らない鉄道計画について話をしている。同政権はボリビアではなくチリを、この計画のパートナーに選ぶ可能性が高い。

■メサ氏とレビジャ氏、連携合意 La Razónの記事
元大統領のカルロス・メサ氏と、ラパスのルイス・レビジャ市長が連携に合意した。メサ氏は来年の大統領選出馬を表明し、同じく右派の立場のレビジャ氏とレビジャ氏が率いる政党との間で政策面での協議が行われていた。この結果、メサ氏とレビジャ氏は、この選挙運動で連携することに合意したという。

■メサ氏は信用できない Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、元大統領のカルロス・メサ氏について「信用できない」と切り捨てた。メサ氏の汚職疑惑などに触れ、人間として信用がならないと語ったものだ。メサ氏は来年の大統領選出馬を表明しており、現職のエボ・モラレス大統領と正面からぶつかることになる。

■新長官にチョケ氏 La Razónの記事
選挙最高裁長官に、マリア・エウヘニア・チョケ氏が選ばれた。前任のカティア・ウリオラ氏が突然辞任したことを受け、同法廷で新しい人事について話し合われ、同氏が選出されたものだ。来年の大統領選挙を同氏が指揮することとなる。副長官にはアントニオ・コスタス氏が選ばれた。

■COB、独自候補擁立も Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、来年の選挙で独自候補を擁立する可能性を示した。フアン・カルロス・ワラチ委員長が明らかにしたものだ。与党MASとの連携を大統領選では図るが、知事選や議会議員選挙で独自の擁立を図る可能性を示したものだ。オルーロ出身の同委員長はMASとつかず離れずの距離保つことを試みている。

■エボ、8時間授業を提言 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、国内の学校での一日の授業時間を8時間まで増やすことを提言した。コチャバンバで語ったもので、ボリビアの教育や学力の向上を図る上で、授業時間を増やすことは必要だと述べたものだ。モラレス大統領は、モデルとなる町を選び、この措置を実験導入する可能性を示した。

■MAS議員、1か月資格停止 El Díaの記事
ドメスティック・バイオレンス(DV)で告発された与党MASのエンリ・カブレラ氏について、1か月の職務停止が命じられた。ガブリエラ・モンタニョ議長が明らかにしたものだ。妻に対する身体、言葉の暴力が告発され、同議員側は否定している。モンタニョ議長は、この件の裁判の行方を注視していると語った。

■ハンタウイルス、241件 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方ラ・アスンタでのハンタウイルス感染症は、241人に拡大した。この地では違法コカ葉掃討展開がなされているが、軍のキャンプでこのネズミなどが媒介するこの感染症が広がっていた。これまでに重症化した2人が死亡する事態となっている。このキャンプそのものは存続している。

■アルゼンチン、人道的判断 La Razónの記事
アルゼンチンの司法は、薬物輸送で逮捕されたボリビア女性に、人道的判断を下した。この女性は小児癌を患うこどもの医療費捻出のため、この犯罪に手を染めたことが明らかにされている。女性は人道的見地から国内に戻り、こどもと再開したが、その直後にこのこどもは死亡した。アルゼンチンはこの女性を、無罪とする判断を示した。

■国内でもハロウィーン定着 Correo del Surの記事
国内でもハロウィーンが、浸透してきている。各地で都市部を中心に31日、こどもたちが仮装をするなど、催しが開かれる。もともとこの文化は国内にはなかったが、グローバル化進展で新たな商機として国内に定着している。一方、伝統的な11月1日の万聖節、2日の万霊節は廃れることなく続いている。


【ペルー】

■難民7千人が流入 El Comercioの記事
ペルー国内にはこの数日だけで、ベネズエラ難民7千人が流入している。大量の難民流入を受けペルー政府は8月下旬から、入国ベネズエラ国民にパスポート提示を義務づけた。さらに1日からは、特別許可PTPの保持が必要となることから、国内に駆け込むベネズエラ国民がこの数日、急増しているものだ。

■先コロンビアの墓、盗掘被害 Correo Perúの記事
クスコ県カンチス郡にある先コロンビア時代の墓が、盗掘被害にあっている。文化省が明らかにしたもので、リャリクンカ山の麓にあるヘルサレン・クチュのこの墓所が荒らされたものだ。埋葬さされていた人骨がむき出しの状態にされるなどしている。同省は文化の毀損行為として、調べを開始した。


【チリ】

■コンセプシオンのメトロ、研究会 BioBio Chileの記事
国内第二の都市、第8(ビオビオ)州都コンセプシオンへのメトロ(地下鉄)建設について、実現を探る研究会が立ち上げられる。国内の建設事業者の団体が提言しているもので、技術開発と交通システムの刷新のため必要としているものだ。有識者を交えた研究会の第一回会合が開かれる。交通省はこの可能性を否定している。

■ハロウィーン、糖分に注意 BioBio Chileの記事
保健省はハロウィーンを迎えた国内に対し、糖分取りすぎへの注意を呼びかけた。グローバル化進展でハロウィーンを祝う家庭が増えているが、とくにこども向けの菓子、飲料などで過度の糖分摂取が増えるという。同省の試算では、1000%も摂取量が増える可能性があり、保護者などに対し注意が呼びかけられた。


【アルゼンチン】

■11月30日は休日に Diario Registradoの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、11月30日を休日とすることを発表した。ブエノスアイレスではこの日、G20のサミットが開催され、世界各国から首脳、要人が訪れる。マクリ大統領はこれに合わせ、この日を今年限りの休日とすることを明らかにした。この日、空港などの使用制限がとられ、警備も厳重化される。

■コンドル死、違法農薬か La Nacionの記事
ネウケン州北部などで野生のコンドルの大量死が起きた問題は、国内では使用が禁じられている農薬の影響である可能性があるという。地域で活動するビオアンディーノ財団の指摘で発覚した問題で、原因究明が続いている。コンドルの死骸は同州のほか、サンタクルス州でも見つかっていることが明らかにされ、その数は23羽に達した。

■アマスソナス、コルドバ減便 iProfesionalの記事
ボリビアのアマスソナス航空とアマスソナス・ウルグアイは、コルドバ線を減便する。サンタクルス、モンテビデオとを結ぶ路線について、12月から本数を減らすことを明らかにしたものだ。同社は需給のバランスを考えた措置と説明している。国内ではLCC化したアンデス航空が競争激化を受け、規模縮小を発表したばかりだ。

■スブテ運営企業、11月じゅうに決定 Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運営企業は、11月じゅうに決定される。市側が見通しを示したものだ。市営のこのスブテについて、事実上の民営化が図られることになり、現在その運営候補は3社まで絞られている。市議会はこの検討を重ねており、11月じゅうに結論が出る見通しだ。


【エクアドル】

■LATAM、キト直行便 La Terceraの記事
LATAM航空は来年4月から、キトとチリの首都サンティアゴを結ぶ直行便の運航を開始する。同社が明らかにしたもので、174座席のエアバスA320ネオ機を使用し、週4往復での運航体制となるという。同社はキト線を現在も運航しているが、現行はグアヤキル経由のみとなっている。

■万聖節の伝統食、人気高まる El Universoの記事
11月1日の万聖節、2日の万霊節の伝統的な食品が、国内での人気を高めている。この時期家庭などでは人型のパン「タンタ・ワワ」が飾られ、飲料コラーダ・モラーダが飲まれる。こうした伝統文化は一時廃れかけたが、グローバル化進行で若い世代にも再評価され、需要が高まっているとみられる。


【コロンビア】

■トランプ氏、12月2日に来哥 Caracol Radioの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、この12月2日にコロンビアを訪れる。カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が30日、明らかにしたものだ。同大統領はブエノスアイレスでのG20開催の後に、ボゴタに立ち寄る。イバン・ドゥケ大統領と会談し、通商の強化やベネズエラ問題について話し合う見通しだ。

■キューバ男性、ターミナルマンに Cuba Netの記事
ボゴタのエルドラード空港で、キューバ人男性が17日間、動けずにいる。ハリウッド映画「ターミナルマン」のように、空港内で寝起きしているこの男性は、24か月間国内にいなかったことを理由に、キューバから市民権を取り消された。この男性はどこに向かうこともできず、空港内にとどまらざるを得ないという。


【ベネズエラ】

■キトで地域難民会議 El Universoの記事
キトでは、地域難民会議が11月22、23日に開催される。ベネズエラからは生活困窮から多くの国民が国外に流出し、各国で難民化している。この問題について話し合うもので中南米各国が参加する予定だ。一方ニコラス・マドゥロ政権はこの難民発生を認めておらず、「フェイクニュースだ」と断じている。

■ボウソナロ氏、軍事侵攻を否定 Caracol Radioの記事
ブラジルの次期大統領に決まった極右のジャイル・ボウソナロ氏は、ベネズエラへの軍事侵攻の可能性を否定した。同氏は選挙戦の時点から、対ベネズエラでの強硬な言動を続けてきた。同氏の当選を受け、この軍事侵攻の可能性が指摘されたが、メディアのインタビューに答え、これを否定したものだ。

■国内メディア、生き残りに必死 El Comercioの記事
国内の新聞社などのメディアは、生き残りに必死だ。ニコラス・マドゥロ政権が独裁色を強める中、メディアに対する弾圧が着実に増加している。さらに経済失政による物資不足で、紙媒体での新聞発行を見合わせる動きが広がり、メディアの発信の方法そのものにも大きな転換が迫られているものだ。

■またガソリン不足が顕著に Efecto Cocuyoの記事
国内ではまたガソリン不足が顕著になりつつある。ガソリンスタンドの協会側が明らかにしたもので、現在全土の80%のスタンドで、ガソリンの不足または涸渇が起きているという。産油国のベネズエラだが、生産施設の陳腐化や労働者の士気低下などで、十分な産出ができない状態が続いている。

■コロンビア産牛肉を禁止 Analiticaの記事
ベネズエラ政府は、コロンビア産牛肉、牛の持ち込みや輸入を全面的に禁止した。コロンビアのラ・グアヒラ県で口蹄疫が発生したことを受けた措置だ。国内へのこの疫病の侵入を阻止するため、この停止措置がとられたという。一方この措置により、国内への食肉流通にさらなる支障が生じるおそれもある。

■レケセンス氏、軍病院に入院 El Diarioの記事
拘束されている野党議員、フアン・レケセンス氏はカラカスの軍病院に入院したという。同氏は8月4日に起きたとされるテロ未遂への関与を一方的に指摘され拘束され、外部との接触を不法に遮断された形となっていた。健康問題が取りざたされ、さらに歯の痛みを訴えていたことから、この入院に至ったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グエデス氏、軌道修正 El Paísの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ次期政権で経済相を務める予定のパウロ・グエデス氏は、軌道修正した。ボウソナロ氏当選直後、経済ブロック「メルコスル」を最優先とはしないと語っていたが、このトーンをやや下げ、「メルコスルを蔑ろにするわけではない」と語った。自国利益優先の立場は変わっていないとみられる。

■ウルグアイ国民、ブラジルに警戒感 El Observadorの記事
ウルグアイ国民は、隣国ブラジルに対する警戒感を強めている。次期大統領に極右のジャイル・ボウソナロ氏が決まったことについて、ウルグアイ国民の14%のみが評価すると世論調査に応えた。32%は同氏の新政権に対する拒絶感を鮮明にしている。一方、ウルグアイの次期大統領選については左派、右派支持が拮抗している。

■ニカラグア闘争、周辺国にも影響 Forbesの記事
ニカラグアで長期化している社会闘争は、周辺国にも翳を落としている。同国では4月以降、反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権によるデモへの弾圧も続く。この状態で、同国の好調だった経済は今年、マイナス成長に転落する可能性が高い。周辺国ではとくにこの経済面への影響が大きく、失業や移民の増加を招いているとの指摘がなされた。

■バレラ、ツーリストカード説明 La Estrellaの記事
キューバを訪れたパナマのフアン・カルロス・バレラ大統領は、同国のミゲル・カネル-ディアス議長に、ツーリストカードについて説明した。パナマは今後、同国に入国するキューバ国民について、ビザ取得ではなくこのカード取得を義務づけることに変更する。この措置により入国などが簡易になるとみられる。

■メタンフェタミンでブラジル人逮捕 El Paísの記事
ウルグアイ当局は、依存性薬物メタンフェタミン、大麻のハシシを保持していたブラジルの3人を摘発、逮捕した。29日夜、プンタ・デル・エステで摘発されたもので、3人はメタンフェタミンを10キロ、ハシシを1キロ保持していた。国内で売りさばこうとした可能性があるとみて、警察が調べを進めている。


【国際全般】

■ラシスモとゼノフォビアに警鐘 El Periódicoの記事
国連は、ラシスモ(民族主義)とゼノフォビア(外国人憎悪)に警鐘を鳴らした。民族差別の抑止委員会で指摘されたものだ。とくに現在、インターネットやSNSを通じ、こうした感情が高まり、ラシスモやゼノフォビアによる差別行為が世界各国で増加傾向にあるとした。これを抑止する取り組みが必要と加盟各国に呼びかけている。



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