2018.11.05

【ボリビア】

■BCB、為替レート変更を否定 Correo del Surの記事
中央銀行(BCB)は、為替レートの変更を否定した。通貨ボリビアーノは変動相場制ではなく、中央銀行が公定レートを決定している。長期間にわたり1ドルは6.96ボリビアーノに固定されており、変更局面にあるとの観測が流れたが、同行のパブロ・ラモス総裁は当面、その考えはないと否定した。

■メサ氏、「共和国」再移行の可能性 Página Sieteの記事
次期選挙出馬を表明した元大統領、カルロス・メサ氏はボリビアを再び「共和国」とする可能性を示した。オルーロで採択された現行憲法でボリビアは、それまでの共和国から「多民族国」に移行した。しかしメサ氏は、ボリビアの政治体制の民主主義の尊重などを徹底するため、共和国に戻す選択肢があると発言した。

■橋崩落、死者は6人に La Razónの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ旧道にかかる橋の崩落で、死者は6人となった。イチロ川にかかる橋が土台の地盤沈下などの影響で崩落し、走行中のトラックやワゴン車が川に投げ出されたものだ。新たに、川に流された人が遺体で発見され、死者は6人となったという。今の時点で流された1人だけが生還している。

■東西の動脈、大混乱 Página Sieteの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ交通、物流は大きく混乱している。旧道が橋の崩落事故で不通となる中、新道ではエル・シジャルで土砂災害が発生し、一部区間が片側相互通行となっている。このため多くのバスやトラックなどが列をなし、大きな渋滞が発生している。ボリビア道路管理局(ABC)は事態が混乱していることを発表した。

■複数の河川、氾濫のおそれ El Díaの記事
気象機関は、国内の複数の河川が現在、氾濫の危機にあることを明らかにした。国内は現在、乾季から雨季に移る時期だが、すでに一部地域では極端な雨が降っている。同機関はとくにラパス県北部とコチャバンバ県の熱帯地方で、川の氾濫が起きるおそれがあると警告した。

■テレフェリコ、観光開発 El Díaの記事
オルーロの観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の、さらなる観光開発が図られる。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。市内とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコの、観光利用をさらに促進するため同社は、48万5千ボリビアーノを投じるという。このテレフェリコは今年初めに運航開始したばかりだ。

■ベトナムに肉輸出 La Razónの記事
国産食肉が新たに、ベトナムに輸出される。国産の牛肉、豚肉、鶏肉について、同国に輸出するための覚書が調印されたものだ。農村開発省と食糧農業局がこの輸出に向け、対応を行なっていた。ボリビアからの輸出はすでに中国とも合意が交わされており、国産食肉のアジア市場戦略が進展することとなった。

■イロへの税関設置求める Correo del Surの記事
ペルー南部のイロ港への、ボリビアの税関事務所設置が求められた。内陸国のボリビアは現在、外港としてチリ北部の港湾を使用している。しかし関係悪化を受けこの機能を政府は、イロに移転させる方針だ。この促進のため、議会は税関の事務所をこの後背地に設けるよう、国に求める議決を行なった。

■ペルー、偽ファクトゥーラ Página Sieteの記事
ペルーで、ボリビアの偽「ファクトゥーラ」が使用されているという。ファクトゥーラは税制申告の際などに必要な領収書の一種だ。ボリビアとの正規取引を装った偽ファクトゥーラを使用し、実態のある取引であるかのように見せる「ローンダリング」行為が横行しているとペルー当局側が明らかにした。

■オルーロからロンドンへ El Deberの記事
英国ロンドンで、オルーロのカルナバルが披露される。ロンドンでは5日から7日まで、観光業の世界的イベントが開催される。この場で、ユネスコ無形文化遺産に登録されるオルーロのカルナバルがアピールのため披露されるものだ。来年のカルナバルのパレードは2月23日に開催される予定だ。


【ペルー】

■偽コレクティーボ強盗 La Repúblicaの記事
ランバエケ県チクラヨで、偽コレクティーボ(路線バス)による強盗事件が報告された。コレクティーボを利用した17歳の少女が、金品などを奪われ、農村部に放置される状態となったものだ。強盗を目的に、正規のコレクティーボを装い、ミニバスを運行したとみられる。

■16県に悪天候の警報 El Comercioの記事
気象機関は国内16県に、大雨や強風、雷など悪天候の警報を出した。対象となったのは北部から中部、南部にかけてのシエラ(アンデス)地方で、これらの地域では激しい雨や風などへの警戒が必要とした。国内東部のセルバ(アマゾン)地方でも、この事態に見舞われるおそれがあるという。


【チリ】

■中国人観光客が死亡 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州の海岸で救出された中国人男性が死亡した。この男性を含む男女3人は、同州ラグーナ・ベルデの岩場で、身動きがとれなくなった状態で発見された。その後救助され、男女2人は無事だったが男性1人は重度の潜水症を起こし、病院に搬送されたが、後に死亡が確認された。

■チロエ、人的被害なし BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島では、人的被害はなかったという。この島一帯は激しい悪天候に見舞われ、地域気象機関が厳重な注意を呼びかけていた。激しい雨と強風に見舞われ、この島では合わせて2万世帯で停電となったが、今の時点で負傷者などの報告は出ていない。


【アルゼンチン】

■リネアC、スト回避 Pura Ciudadの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の5日のストは、回避となった。ストを通告していた労働組合が明らかにしたものだ。賃金など待遇面での合意内容履行を求めたこの動きだが、運営側が対話姿勢を示したことからこの日の実施は回避した。しかし組合側は、交渉の行方次第ではストを行なうとも牽制している。

■G20、航空便に影響 iProfesionalの記事
今月末にブエノスアイレスで開催されるG20サミットに向けとられる厳戒態勢が、判明しつつある。安全上の理由からこの前後、とくに航空便が影響を受ける見通しだ。29日から1日までアエロパルケは首脳、高官専用となり、エル・パロマール、サンフェルナンド空港は閉鎖され、すべての便はエセイサ国際空港発着となる。

■コリエンテス、380人避難 Télamの記事
コリエンテス州のサンルイス・デ・パルマールでは、380人が避難している状況だ。地域を流れるリアチュエロ川が増水しているものだ。先週末、同地域で降った雨の影響とみられ、地域行政が市内に避難所を開設し、避難者を受け入れている。地理的に近いパラグアイでも、パラグアイ川の増水が起きている。

■ペソ上昇の効果見られず El Tribunoの記事
国内ではまだ、対米ドルでペソが上昇した効果は見られない。7月のトルコの通貨安をきっかけにペソが大幅下落したが、この10月はペソが持ち直す展開となった。ペソ下落に合わせ国内ではインフレが大きく進んだが、このペソ持ち直しによる価格の下落はまだみられていない状況にあるという。

■AR、パタゴニア大増便 El Intransigenteの記事
アルゼンチン航空は、夏の観光シーズンを迎えるパタゴニアへの路線について、大幅な増便を行なう。夏のスケジュールが発表されたもので、ブエノスアイレスやコルドバ、ロサリオなどとパタゴニア各地を結ぶ路線をこの夏、毎日58便を運航することとなった。航空市場の競争激化の中、同社は攻めの姿勢を示している。

■パトカー、多重衝突事故に Télamの記事
ブエノスアイレスとラ・プラタを結ぶ高速道で、パトロール中の警察車輛が多重衝突事故に巻き込まれた。3日昼頃、乗用車同士の衝突事故がブエノスアイレスから50キロの地点で発生し、これに警察車輛がからんだものだ。この事故で合わせて2人が負傷し、病院に搬送されている。


【エクアドル】

■難民、犯罪組織の標的に El Comercioの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民が現在、犯罪組織の標的となっているという。生活困窮から国外に流出したベネズエラ国民が、南米各国で難民化している。国内にも多くが身を寄せているが、麻薬組織などの犯罪組織がこうした難民を「手ごま」として使用するケースが急増している。

■サモラ、カカオの中心 El Comercioの記事
南部、アマゾンのサモラ・チンチペ県が、国内カカオ生産の中心になりつつある。この地では2002年頃から、新たにカカオ生産が本格的に始まった。世界最大のコートジボワールの混乱で、南米各地でカカオブームが起きた時期だ。生産インフラが整い、エクアドル産カカオは現在、高品質が評価され欧州などで需要が高い。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、大量コカイン El Espectadorの記事
ボゴタのエルドラード空港で、大量のコカインが摘発された。家電に偽装され、運ばれようとしていたのは531キロのコカインだ。一度の摘発量としては、近年もっとも多い量だという。この貨物は、カリブ海のサンアンドレス島に向けられていた。クラン・デル・ゴルフォと呼ばれる麻薬組織の関与が背後にあるとみられる。

■カルタヘナに警官続々 Caracol Radioの記事
カルタヘナに、警察官が続々と到着している。この13日、市内では大きなイベントがあり、これの警備のためほかの県警から警察官が応援で入っているものだ。すでにボゴタなどから到着しており、カルタヘナ警察によると合わせて850人の応援が次々と入る予定だという。


【ベネズエラ】

■ペンス氏、ベネズエラ批判 El Paísの記事
米国のマイク・ペンス副大統領が、ベネズエラを名指しし批判した。現在中米から米国を目指し、移民の大移動が起きている。この事態について同副大統領は、ホンジュラスの左派政党とベネズエラ政府が企てた事態だ、と断じた。SNSなどを通じ、ベネズエラ政府がこの事態に関与したことは疑いない、とした。

■マドゥロは憲法を踏みにじっている El Nacionalの記事
ニコラス・マドゥロ大統領が、憲法を踏みにじっていると指摘された。ベネズエラ中央大学の憲法学の専門家、ペドロ・アフォンソ・デル・ピーノ氏が語ったものだ。憲法では人権を尊重する規定があるが、マドゥロ政権の態度、政策はこれに逆行するものだと断じた。この状況は、時を経るごとにひどくなっているとも指摘している。

■給油を待つ長い車列、全国に ABC.esの記事
国内でのガソリン不足、涸渇は、もはや拭いようのない事実となっている。ガソリンスタンドの団体は先週、国内80%で不足が生じていると発表したが、政府側はとくに反応していない。状況は悪化し、首都カラカスを含む全土で、スタンドの前に給油を待つ長い車列が常態化する状況となった。

■移民総数、230万人に La Prensaの記事
国外に移民したベネズエラ国民の数は、230万人に達した。経済失政による生活困窮から、国外に流出し難民化する国民が増加し続けている。政府側は帰還事業を推進し、8700人は国内に戻ったものの、230万人が国外に身を寄せている状況だ。政府側は難民化報道を「フェイクニュースだ」と否定している。

■国内、通信は危機に El Nacionalの記事
国内では電話やインターネットなどの通信が、危機に瀕している。経済失政による通信インフラの陳腐化と職員の士気低下で、国内のさまざまな産業の衰退が指摘される。通信分野はこれに加え、盗難が相次ぎ、インフラそのものが損なわれたり機能不全に陥るケースが続出しているという。

■史上最低のクリスマスに Caracol Radioの記事
ベネズエラ国民にとってこのクリスマスは、史上最低となる見通しだ。経済失政の影響で国内では物資不足が続き、多くのベネズエラ国民に楽しい思い出となっているこの行事を、祝うことが難しくなっている。多くの世帯はクリスマス色を排除し、質素な通常どおりの生活を送らざるを得ないとの見方が示された。

■ゼノフォビア被害、相次ぐ Venezuela al Díaの記事
ゼノフォビア(外国人憎悪)の被害にあうベネズエラ国民が急増中だ。生活困窮から国外に逃れ難民化する国民が増えているが、この移民先でゼノフォビア感情が高まり、暴力などを受けるケースも増えているものだ。とくに状況が深刻なのは、大量のベネズエラ国民が身を寄せるブラジルのロライマ州で、暴力事件が後を絶たないという。

■感染症輸出への警報 El Nacionalの記事
ベネズエラ難民を通じた、感染症の「輸出」への警報が出された。米州保健機構が警告したものだ。多くのベネズエラ国民が国外に流出するが、この難民を通じ麻疹(はしか)やジフテリア、マラリアなどが拡散しかねないという。また国内ではデング、ジカ熱、チクングニヤ熱が再び増加しつつあることも指摘された。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、キューバと断交か Granmaの記事
ブラジルの次期大統領、ジャイル・ボウソナロ氏は就任後、キューバと断交するとの観測が流れている。極右の同氏にとって、共産党体制が続くキューバはまさに「水と油の関係」だ。同氏はメディアの取材に対し、キューバとの関係を継続することに対する疑義を示し、断交の道を選ぶ可能性を示唆したものだ。

■ブラジル、表現の自由の危機 El Observadorの記事
ブラジルの表現、報道の自由は今後、危機に瀕するおそれがある。右派のジャイル・ボウソナロ氏が次期大統領に決まったが、同氏は既存メディアに対する高圧的な態度が、選挙戦中から伝えられた。米国のドナルド・トランプ大統領と同様に、既存メディアを「仮想の敵」としメディアへの攻撃、牽制を続ける可能性がある。

■万霊節には17人拘束 El Nuevo Diarioの記事
万霊節であったこの2日、ニカラグアでは合わせて17人が拘束された。国内では4月から反政府デモが続くが、多くの人が墓参りをするこの日、当局側は墓所などでデモや政治的主張などの封じ込めを全土で展開した。この一連の動きの中、合わせて17人が拘束されたと、同国で活動する人権団体が明らかにした。

■商業施設で静かなデモ Confidencialの記事
ニカラグアの首都マナグアの複数の商業施設では、静かなデモが行われた。国内では4月から反政府デモが続き、これに対するダニエル・オルテガ政権の弾圧も続く。野党などのデモ隊は国旗の色である白と青を掲げるデモ行動を行なっているが、この週末にはショッピングセンターなどで静かにこうした動きを見せた。

■移民キャラバン、メキシコシティに Reporte Indigoの記事
ホンジュラス、エルサルバドルから北米への移民キャラバンは、メキシコシティに到達しつつあるという。数千人が米国を目指して大移動しているものだが、グアテマラとメキシコの国境が「関所」となっていることが伝えられている。この大移動がさらに続き、メキシコ-米国国境で大きな混乱が生じる可能性がある。

■パラグアイ川、さらに増水 La Naciónの記事
大河パラグアイ川の増水は、続いている。流域での大雨などの影響でこの川の水位上昇が続き、4日には11センチもの上昇となった。首都アスンシオンでは氾濫が生じ、一部の住宅地が水に浸かった状態が続いている。市側によると浸水、冠水の影響を受けているのは3900世帯にのぼり、市側は避難所を用意している。

■パナマが漁夫の利か Postaの記事
メキシコシティの新空港建設計画が凍結となり、パナマシティの空港が「漁夫の利」を得る可能性がある。メキシコ政府が先週、この計画の凍結を発表したものだ。国際航空市場では、空港間の競争の激化が起きており、中米地域ではこの凍結で、パナマのトクメン国際空港の地位が高まるとの指摘が、航空関係者から出されている。

■パラグアイ、麻疹危機 ABC Colorの記事
パラグアイでは今後、麻疹(はしか)の大流行が起きるおそれがあるという。同国保健省が指摘したものだ。現在欧州や北米でこの感染症の局地的流行が起きており、ラテンアメリカでも散見される。パラグアイでは未感染者、未接種者が多く、40万人に感染リスクがあるとした。今後こどもなどを対象に、予防接種運動の展開が検討されている。



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